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公爵家の女主人
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私達家族は公爵家に連行された。青ざめる両親と私はひそひそ話をしようとしたけれどケイシーに黙っているわけにいかずに話すことにした。
「実はケイシーが虐待にあっていると思って国に保護したことを話してなかったんだ。医者には被害の状況の書類を作成してもらったけれど、孤児として届を出していたんだ」
「ほら、ルビーも神聖力か治癒力か分からないけれど神殿に連れ去られてしまっては行けなかったから。神殿は神聖力を使える人を保護する役目があるから、私たちの力では守り切れなかったのよ」
「今回の場合は処罰の対象になるのかしら。でも神聖力は失われている話だから問題ないよね……。でもケイシーの件は何とかなるでしょう」
豪奢な馬車は乗り心地がよくあっという間に公爵家に到着した。白と青が基調の建物は何百年も前に建築されたが洗練されたデザインでどこから見ても美しかった。ただ、少しだけ寂しさを感じるような感じだった。
「ケイヘルを助けてくれてありがとうございます」
屋敷にやって来た私たちは歓迎された。美人な公爵夫人に感謝の言葉を言われれば我々は萎縮してしまった。座る位置も変で何故か私たち側にケイヘルは座っていた。
美味しい紅茶、美味しいお菓子。でも胃の底から冷えるのはどうしてだろう。私達は尋問されるように何度も同じ質問を答えることになった。
何時どこで何を誰が何をしたのか
話しているうちに段々女主人に対して好意が失せていってしまった。それは両親も一緒だった。
領地経営しながら出来る限りケイシーに尽くしてきた。育毛剤も虫よけもバイブの売上も。ケイシーに良いものを着せて一番美味しいところを食べさせてきた。
でもそれは無意味だと思わせる言葉だった。
本当の親元で愛を注いでいたらもっと早く元の姿に戻れたと言われてしまった。
(何で何も言い返せないんだろう)
声が喉に詰まって何も言うことが出来なかった。実の親になれなくても私たちは出来る限り愛情を注いできたが、実の親からすると不服なのだろう。手を握りしめたケイネス公爵がジッと女主人を見て、静かな声で語り掛けた。
「私はここにいたら死んでましたよ。求めるがままにあなたの理想の子供を演じていたでしょう。あなたは5年間も面倒を見てくれた僕の家族に感謝の言葉を一言も言わなかった。……今までありがとうございます。僕の家族はルビーの家族だけだ。当主のいない公爵家の財産を食いつぶして、使用人を苛め抜くのは楽しかったでしょう。さようなら、もうこの屋敷にあなたを入らせるわけにはいかない。」
小さくケイシーと呟いて手を握って抱きつけば、ケイネス公爵閣下のお母さんは公爵家の騎士に連れられてどこかに行ってしまった。両親も私も口にしなかったが、彼女と今後一生会える事はないだろう。ケイネス公爵と同じ瞳の元王姉は彼の顔に瓜二つだった。
晩餐室に案内されて憧れの公爵家の食事を皆で食べ終えた後、ケイネス公爵閣下は収支の状況を確認するために執務室に籠もると言われたので私達は家に帰ることにした。手を引かれて立ち止まると指を絡められた。
「ルビーは残って欲しいです」
「若い者二人でやることなんてたくさんあるから残りなさい」
心の声で孫を早くっていっているように聞こえた。両親を見送って公爵閣下の部屋に入ると辺りを見渡した。
部屋にいるのに寒気がする寂しい部屋だった。いなくなって5年間。掃除がされているけれど、それ以前から生活感のない部屋だったみたいだ。
「公爵家のベッドでやりたいって書いてただろ?引き出しの中の紙は僕と出会う前はケイネス公爵閣下が好きだと書いていた。忍び込んででもいいからやってみたいって」
「あわわわわ」
「引き出しは鍵が閉まってないし、たまに文字の練習で見せるからてっきり願望だと思っていたよ」
子宮に響く低音ボイスで耳元で囁かれれば帰りたい気持ちが増々強くなった。恥ずかしい。
呼吸するだけで胸が痛い。
「名前を呼んで?僕の名前、君の夫の名前は?」
この状況でエッチをすればなし崩しに結婚してしまう。喜んでいる満面の笑みの公爵閣下素敵すぎる。そうじゃない。本当は本人が希望している結婚じゃなかったら?今までのことをなかったことにされてしまったら?
他の女の人がいいって言われたらどうしよう。
でも、でも。一生に一回くらい遊びでもいいから公爵閣下と寝てみたいんだよぉぉぉぉおおおお。
「一方的過ぎる質問だったかな?」
落ち込んでいる目の前のイケメンを見ると自分が悪いことをした気持ちになってしまう。天性のたらし?ケイシーの頃に感じなかった大人の色気が感じられる。話題を変えて何とかしなければ。
「……ケイシーの顔とケイネル公爵閣下の顔は似てないですね。男の子と女の子産んだらどっちの顔に似るのか気になってました。」
口に手を当てて少し考えると目を伏せている金色の瞳と目があった。ベッドに仰向けに寝かせられて子宮の辺りのお腹に触れられた。
「産んで見る?ルビーに似た子供も僕に似た子供もどちらも愛せるよ。魔力欠乏症も完全に治ったから好きなときに子供が作れる。僕以外の男とは魔力の交換をしすぎて出来ないし性的行為もできないよ。他の男と結婚出来なくなっちゃったね」
さり気なくとんでもないことを話しだした。寝てるときに犯されて外堀を埋められている以上に厄介なことになってしまっている。
「他の人とエッチするつもりなんてありません。出会ってからケイシー一筋だったのに。どれだけアピールしてきたと思ってるのよ。いきなり別れを告げられたら慰謝料貰って実家に戻って5人の子供を育てますよ」
「……5人も子供を産んでくれるの?」
撫でる手つきがいやらしくなり下半身に手を伸ばしてきた。何やってんの自分。うっかり妄想を言葉にしてしまっているなんて。両親に土下座したい。結婚しちゃう、面倒くさいことになるから皆嫌だと言っているのに。ああ、黙っていたら水音が聞こえてきて指を入れて慣れさせている。気持ちがいい。
「やっぱり多いですか……♡貴族の子供って爵位の争いが起きないように子供を一人っ子にするって言いますからねぇ。 それだと可愛いケイシーの子供をひとりしか産めないってこと?それって何て拷問?お゙っ♡ お金持ってる人は子供をたくさん産まないと経済回らないじゃないですか。赤ちゃん、赤ちゃん……やだ、それ気持ちがいい♡ もっとして♡ それに好きな人の子供なら健康な限り何人でも産みたいって思います。エッチですかね。エッチですよね……あっ♡今まで子作りを男爵家でしていたから緊張するね……♡赤ちゃん欲しい……」
「これから沢山の時間をかけてここで子作りをするからゆっくりしよう」
「うん……♡エッチし過ぎて怒られないかなぁ……♡」
陰核を中で擦られて足がピンとしてしまう。中と外からの刺激で達するとベッドに倒れた。汚れるといけないから服をあっという間に脱がされて、口で何度も何度も下半身にキスされた。身体が疼いているのに入れてくれない。頭の中子作りでいっぱいなのに。したいと言いたいから大きくなった彼のモノにキスをしたら突き放された。この日はお風呂に入ってくつろぐだけになった。ベッドの上でガウンを着て悲しくて端で丸まっているとケイネル公爵閣下が声をかけてきた。
「神聖力失ったこと後悔してない?」
不安そうな声色だったので振り返ると彼は泣いていた。初めて彼が泣いているところを見て思わず抱きしめてしまった。
「後悔してません。初めてみたときにこの人とずっと縁があると思っていた。出会った瞬間分かるんですね。この人じゃないといけないって。愛おしくて愛おしくてたまらない気持ちが溢れて止まりませんでした。
ケイシーに出会って私は初めてルビーに産まれてよかったと思いました。この人に出会うために産まれてきたんだって。好き、大好き、最初はケイシーに言ってほしかったけれど、もう我慢できないよ。結婚したいし、赤ちゃん産みたい。産ませてほしい」
エッチなことを寝てるときにされて身体を開発されているけれど関係ない。エッチする前から大好きだったもん。
鍛えられた筋肉質な体に抱きついて、ふと思い出した。公爵閣下は女性があまり好きじゃないことを。そういえば10歳も歳が離れていて性欲が強い私は身体を持て余してしまうだろう。
落ち着いた雰囲気の公爵閣下は大人っぽくて格好いい。28歳のはずだけれど若々しい感じがする。
(大丈夫かなぁ。性欲を発散できるかなぁ)
啄むようなキスを何度も繰り返して私達の行為がはじまる。顔が美人系だから一回出したら即寝る人かな。いや、ケイシーと私が沢山し過ぎたんだ。
ケイシーのときと比較してはいけない。
耳に触れられて目を閉じると耳に唇が当たった。。
「公爵閣下に耳で生かされたいって声だけで気持ちよくなりたいって書いていたよ。僕のこと好きなんだね。ずっと大好きだから、弟とセックスした後に隠れて書いてる。どっちも僕だから怒らないよ」
耳舐め何ていつ書いたんだろう。書いている事は覚えているけれど、近衛騎士団全員とやりたいって書いていた気もする。耳に何度もキスされて耳に何度もキスされて頭がぼーっとしてくる。
「君にはもう僕しかいないんだよ」
「……はい」
「君は僕の妻だ。他の男と性行為は絶対にしないで欲しい。ルビーは絶対にしないけれど一応言わないといけなくて。あと子供は何人産んでくれてもいいからね。ルビーに似たピンクの髪の毛の可愛い女の子は可愛いだろう。」
「やだ、ケイシーそっくりな男の子も産みたい。ケイネス公爵閣下の赤ちゃんも欲しい。」
舌が中に入ってきて嬌声をあげると嬉しそうな声が聞こえてきた。胸を揉みしだかれてお尻に硬いものが当たっている。
「頑張ります。たくさん赤ちゃん作ろうね♡」
「うん」
***
「ひゃぁ♡ もう沢山達してるからぁ♡ 変なのきちゃう♡ んぁぁぁあああ♡♡」
姿が少し変わっても何も変わってなかった。性欲が強い彼がなくなるわけじゃなく、上手い事混ざったような感じだ。中に何度も吐露されて嬉しい気持ちがいっぱいになって眠ってしまい夢を見た。
初めてケイシーに出会った頃に感じた、心の奥底から愛おしい気持ちになった夢だった。
「実はケイシーが虐待にあっていると思って国に保護したことを話してなかったんだ。医者には被害の状況の書類を作成してもらったけれど、孤児として届を出していたんだ」
「ほら、ルビーも神聖力か治癒力か分からないけれど神殿に連れ去られてしまっては行けなかったから。神殿は神聖力を使える人を保護する役目があるから、私たちの力では守り切れなかったのよ」
「今回の場合は処罰の対象になるのかしら。でも神聖力は失われている話だから問題ないよね……。でもケイシーの件は何とかなるでしょう」
豪奢な馬車は乗り心地がよくあっという間に公爵家に到着した。白と青が基調の建物は何百年も前に建築されたが洗練されたデザインでどこから見ても美しかった。ただ、少しだけ寂しさを感じるような感じだった。
「ケイヘルを助けてくれてありがとうございます」
屋敷にやって来た私たちは歓迎された。美人な公爵夫人に感謝の言葉を言われれば我々は萎縮してしまった。座る位置も変で何故か私たち側にケイヘルは座っていた。
美味しい紅茶、美味しいお菓子。でも胃の底から冷えるのはどうしてだろう。私達は尋問されるように何度も同じ質問を答えることになった。
何時どこで何を誰が何をしたのか
話しているうちに段々女主人に対して好意が失せていってしまった。それは両親も一緒だった。
領地経営しながら出来る限りケイシーに尽くしてきた。育毛剤も虫よけもバイブの売上も。ケイシーに良いものを着せて一番美味しいところを食べさせてきた。
でもそれは無意味だと思わせる言葉だった。
本当の親元で愛を注いでいたらもっと早く元の姿に戻れたと言われてしまった。
(何で何も言い返せないんだろう)
声が喉に詰まって何も言うことが出来なかった。実の親になれなくても私たちは出来る限り愛情を注いできたが、実の親からすると不服なのだろう。手を握りしめたケイネス公爵がジッと女主人を見て、静かな声で語り掛けた。
「私はここにいたら死んでましたよ。求めるがままにあなたの理想の子供を演じていたでしょう。あなたは5年間も面倒を見てくれた僕の家族に感謝の言葉を一言も言わなかった。……今までありがとうございます。僕の家族はルビーの家族だけだ。当主のいない公爵家の財産を食いつぶして、使用人を苛め抜くのは楽しかったでしょう。さようなら、もうこの屋敷にあなたを入らせるわけにはいかない。」
小さくケイシーと呟いて手を握って抱きつけば、ケイネス公爵閣下のお母さんは公爵家の騎士に連れられてどこかに行ってしまった。両親も私も口にしなかったが、彼女と今後一生会える事はないだろう。ケイネス公爵と同じ瞳の元王姉は彼の顔に瓜二つだった。
晩餐室に案内されて憧れの公爵家の食事を皆で食べ終えた後、ケイネス公爵閣下は収支の状況を確認するために執務室に籠もると言われたので私達は家に帰ることにした。手を引かれて立ち止まると指を絡められた。
「ルビーは残って欲しいです」
「若い者二人でやることなんてたくさんあるから残りなさい」
心の声で孫を早くっていっているように聞こえた。両親を見送って公爵閣下の部屋に入ると辺りを見渡した。
部屋にいるのに寒気がする寂しい部屋だった。いなくなって5年間。掃除がされているけれど、それ以前から生活感のない部屋だったみたいだ。
「公爵家のベッドでやりたいって書いてただろ?引き出しの中の紙は僕と出会う前はケイネス公爵閣下が好きだと書いていた。忍び込んででもいいからやってみたいって」
「あわわわわ」
「引き出しは鍵が閉まってないし、たまに文字の練習で見せるからてっきり願望だと思っていたよ」
子宮に響く低音ボイスで耳元で囁かれれば帰りたい気持ちが増々強くなった。恥ずかしい。
呼吸するだけで胸が痛い。
「名前を呼んで?僕の名前、君の夫の名前は?」
この状況でエッチをすればなし崩しに結婚してしまう。喜んでいる満面の笑みの公爵閣下素敵すぎる。そうじゃない。本当は本人が希望している結婚じゃなかったら?今までのことをなかったことにされてしまったら?
他の女の人がいいって言われたらどうしよう。
でも、でも。一生に一回くらい遊びでもいいから公爵閣下と寝てみたいんだよぉぉぉぉおおおお。
「一方的過ぎる質問だったかな?」
落ち込んでいる目の前のイケメンを見ると自分が悪いことをした気持ちになってしまう。天性のたらし?ケイシーの頃に感じなかった大人の色気が感じられる。話題を変えて何とかしなければ。
「……ケイシーの顔とケイネル公爵閣下の顔は似てないですね。男の子と女の子産んだらどっちの顔に似るのか気になってました。」
口に手を当てて少し考えると目を伏せている金色の瞳と目があった。ベッドに仰向けに寝かせられて子宮の辺りのお腹に触れられた。
「産んで見る?ルビーに似た子供も僕に似た子供もどちらも愛せるよ。魔力欠乏症も完全に治ったから好きなときに子供が作れる。僕以外の男とは魔力の交換をしすぎて出来ないし性的行為もできないよ。他の男と結婚出来なくなっちゃったね」
さり気なくとんでもないことを話しだした。寝てるときに犯されて外堀を埋められている以上に厄介なことになってしまっている。
「他の人とエッチするつもりなんてありません。出会ってからケイシー一筋だったのに。どれだけアピールしてきたと思ってるのよ。いきなり別れを告げられたら慰謝料貰って実家に戻って5人の子供を育てますよ」
「……5人も子供を産んでくれるの?」
撫でる手つきがいやらしくなり下半身に手を伸ばしてきた。何やってんの自分。うっかり妄想を言葉にしてしまっているなんて。両親に土下座したい。結婚しちゃう、面倒くさいことになるから皆嫌だと言っているのに。ああ、黙っていたら水音が聞こえてきて指を入れて慣れさせている。気持ちがいい。
「やっぱり多いですか……♡貴族の子供って爵位の争いが起きないように子供を一人っ子にするって言いますからねぇ。 それだと可愛いケイシーの子供をひとりしか産めないってこと?それって何て拷問?お゙っ♡ お金持ってる人は子供をたくさん産まないと経済回らないじゃないですか。赤ちゃん、赤ちゃん……やだ、それ気持ちがいい♡ もっとして♡ それに好きな人の子供なら健康な限り何人でも産みたいって思います。エッチですかね。エッチですよね……あっ♡今まで子作りを男爵家でしていたから緊張するね……♡赤ちゃん欲しい……」
「これから沢山の時間をかけてここで子作りをするからゆっくりしよう」
「うん……♡エッチし過ぎて怒られないかなぁ……♡」
陰核を中で擦られて足がピンとしてしまう。中と外からの刺激で達するとベッドに倒れた。汚れるといけないから服をあっという間に脱がされて、口で何度も何度も下半身にキスされた。身体が疼いているのに入れてくれない。頭の中子作りでいっぱいなのに。したいと言いたいから大きくなった彼のモノにキスをしたら突き放された。この日はお風呂に入ってくつろぐだけになった。ベッドの上でガウンを着て悲しくて端で丸まっているとケイネル公爵閣下が声をかけてきた。
「神聖力失ったこと後悔してない?」
不安そうな声色だったので振り返ると彼は泣いていた。初めて彼が泣いているところを見て思わず抱きしめてしまった。
「後悔してません。初めてみたときにこの人とずっと縁があると思っていた。出会った瞬間分かるんですね。この人じゃないといけないって。愛おしくて愛おしくてたまらない気持ちが溢れて止まりませんでした。
ケイシーに出会って私は初めてルビーに産まれてよかったと思いました。この人に出会うために産まれてきたんだって。好き、大好き、最初はケイシーに言ってほしかったけれど、もう我慢できないよ。結婚したいし、赤ちゃん産みたい。産ませてほしい」
エッチなことを寝てるときにされて身体を開発されているけれど関係ない。エッチする前から大好きだったもん。
鍛えられた筋肉質な体に抱きついて、ふと思い出した。公爵閣下は女性があまり好きじゃないことを。そういえば10歳も歳が離れていて性欲が強い私は身体を持て余してしまうだろう。
落ち着いた雰囲気の公爵閣下は大人っぽくて格好いい。28歳のはずだけれど若々しい感じがする。
(大丈夫かなぁ。性欲を発散できるかなぁ)
啄むようなキスを何度も繰り返して私達の行為がはじまる。顔が美人系だから一回出したら即寝る人かな。いや、ケイシーと私が沢山し過ぎたんだ。
ケイシーのときと比較してはいけない。
耳に触れられて目を閉じると耳に唇が当たった。。
「公爵閣下に耳で生かされたいって声だけで気持ちよくなりたいって書いていたよ。僕のこと好きなんだね。ずっと大好きだから、弟とセックスした後に隠れて書いてる。どっちも僕だから怒らないよ」
耳舐め何ていつ書いたんだろう。書いている事は覚えているけれど、近衛騎士団全員とやりたいって書いていた気もする。耳に何度もキスされて耳に何度もキスされて頭がぼーっとしてくる。
「君にはもう僕しかいないんだよ」
「……はい」
「君は僕の妻だ。他の男と性行為は絶対にしないで欲しい。ルビーは絶対にしないけれど一応言わないといけなくて。あと子供は何人産んでくれてもいいからね。ルビーに似たピンクの髪の毛の可愛い女の子は可愛いだろう。」
「やだ、ケイシーそっくりな男の子も産みたい。ケイネス公爵閣下の赤ちゃんも欲しい。」
舌が中に入ってきて嬌声をあげると嬉しそうな声が聞こえてきた。胸を揉みしだかれてお尻に硬いものが当たっている。
「頑張ります。たくさん赤ちゃん作ろうね♡」
「うん」
***
「ひゃぁ♡ もう沢山達してるからぁ♡ 変なのきちゃう♡ んぁぁぁあああ♡♡」
姿が少し変わっても何も変わってなかった。性欲が強い彼がなくなるわけじゃなく、上手い事混ざったような感じだ。中に何度も吐露されて嬉しい気持ちがいっぱいになって眠ってしまい夢を見た。
初めてケイシーに出会った頃に感じた、心の奥底から愛おしい気持ちになった夢だった。
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