毒炎の侍女、後宮に戻り見えざる敵と戦う ~泣き虫れおなの絶叫昂国日誌・第三部~

西川 旭

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第十四章 新しい力、未だ知らぬ世界

百二十三話 興味、悪意、信頼、疑念

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 若い宦官と、官僚志望の学生さんたち。
 多くのモヤシ男に囲まれて、どっしりした体躯の馬蝋(ばろう)さんが、東庁(とうちょう)で待ってくれていた。

「ようこそ、麗女史。人数が必要な作業とおっしゃっていましたからな。声を掛けられる限りは集めてみたのですが」

 これから私たちで、濡れたまま乾いてヨレヨレになってしまった書籍の、復元作業に取り掛かるのだ。

「こんなにたくさんの方にご協力いただけるなんて、助かります」

 さすがは司礼(しれい)総太監(そうたいかん)であるな。
 私がぺこりとお辞儀すると、若い書生が前に出て、自虐するように言った。

「本がないと僕らもすることがないからね。穀潰しと思われない程度に、多少は働かないと」

 どこかで見た顔の主は、なおも馴れ馴れしく私に話しかける。

「ところで僕のこと、覚えてる? ほらきみ、よく中書堂で百憩(ひゃっけい)僧人と話してた子だよね。確か翠蝶(すいちょう)貴妃殿下のところで働いてるって」
「いえ、全然覚えてません。ごめんなさい」

 きっぱりと答えて、私は歪んだまま固まった本の山に向き合う。
 あうあう、と口をパクパクさせて、書生は肩を落とし人の群れに戻った。
 嘘だよ、ちゃんと覚えてるさ。
 中書堂で私に変に絡んできた、青びょうたん男だろ。
 こんなやつでも、元気に再会できて、少し嬉しい私である。
 それはそれとして、相手をしていると仕事が停滞するので、無視を決め込んで説明を始める。

「生乾きのまま曲がってしまった本や、歪んだまま乾いて固まってしまった本の直し方には、いくつかのやり方があります。今は冬なので冷凍するという方法もあるんですけど、多少の問題がありまして」

 など、本を実際に手に取って、ページの間に布巾を挟んだり、重し石を乗せて曲がりを強制したり、焼いた石をアイロンとして使って紙を伸ばしたり。
 色々なやり方を提示して、本の状態に合ったふさわしい方法を選択して欲しい、とお願いした。
 のは、いいのだけれど。

「そもそも紙はなぜ曲がりくねるのだ?」
「水気を含んだり乾いたりするのが繰り返されるといかんのか」
「ああ、凍らせれば紙の水気が氷の粒として表に出るから、乾きやすくなるのだな」
「温石(おんじゃく)を本に直接当てるのではなく、四角い箱に湯を入れて、それを温石で温めたものを重しに使うのはどうだ」
「なんだそれは、まだるっこしい。焼いた石板に一度、水をかけて熱を落とした方が楽だろう」

 などと、インテリ同士で議論を始めてしまった。
 いやまあ、性質を理解するために議論を深めるのは、悪いことじゃないけどさ。
 今はさっさと手を動かしてほしい、マジで。
 しかし、さすがに中書堂で学ぶ高級官僚予備生である。
 言っていることは科学的論理的にもだいたいは適っているし、何人かは自分の理論が正しいことを証明するために、すでに実験的に本を成型し直している。
 フットワークが軽いやつも、中にはいるんだね。
 言いだしっぺになるのは嫌だけれど、みんなと一緒に作業をするとなると張り切るタイプが多い、と見たぞ。

「手順さえわかれば、麗女史がいない間でも、作業は進みましょうな。ひとまず安心でございます」

 馬蝋さんがホクホク顔で言った。
 捨てるかどうか微妙だった半不良在庫の山が、立派な本にまた、復活するかもしれないのだ。
 本好きとしては嬉しい作業である。
 なんか、本を捨てたり中古屋さんに売って手放すのって、私は心理的抵抗が激しい方なんだよね。
 読み終わって、もう二度と読み返さない本だとしても。
 私を導いてくれた先生であり、私を楽しませてくれた友だちなんだから。
 なんだかんだ、神台邑(じんだいむら)が焼かれてから今までの間ずっと、私は恒教(こうきょう)と泰学(たいがく)の二冊を、手放さずに携えている。
 この場に加わってくれたみなさんも、きっと大なり小なり、本が好きな気持ちを持ってくれていることに疑いはあるまい。
 作業の指針も定まり、晴れやかな気分の私。
 その気分に反して、今日の曇り空のようにどんよりした話題を、馬蝋さんに持ちかける。

「正妃さま、お加減がよろしくないと聞きましたけど」
「ええ、その通り。臥せっているというほどでもありませぬが、気分が晴れぬようで。環家(かんけ)に関わる追及や審問で、心労が重なったのでありましょうか」

 相手の弱みに付け込むようで気が引けるけれど。
 正妃さまに元気がないこのタイミングで、環家追及の手が緩むような工作を仕掛けられないか、あとで椿珠(ちんじゅ)さんに話してみよう。
 本の修繕をこれからもよろしく、とみなさんに挨拶し、私は東庁をあとにした。
 外は心配した通りに小雨がぱらついていた。
 濡れるのを最小限にとどめるため、上着を頭にひっかぶり、小走りで朱蜂宮に戻る。

「ふふ、小賢しい田舎娘が男漁りから戻って来たわ」

 南門から入った私の耳に、ぶしつけな言葉が飛び込んできた。
 なんだぁ、テメェ!?
 って反射的にガン飛ばして言い返すところだったけれど。

「なあに? この私に、なにか文句でもあるのかしら?」

 相手の姿を見とめ、私はなにも言えずに固まる。
 昨日のお祈りに来ていた顔だから、私は彼女を知っている。
 名は欧(おう)鈴風(りんぷう)と言い。
 漣さまと並んで、南苑の「美人」の位階にある妃だった。
 要するに、かなり偉い人である。

「いえ、特になにもございません」

 私は礼を違えないように恭しく拝し、その場を去ろうとする。
 なんだこの女!?
 私になにか文句でもあるんか、あぁ!?
 たまには男漁りの一つでも、ゆっくりしてみたいっての!!

「ふん。あれだけやかましい司午(しご)貴妃の婢(はしため)だった割に、ご主人と違って意気地がないのね。つまらない」

 貴様ーッ!
 私だけでなく翠さまにも舐めた口を叩くつもりかーッ!

「面白いことをご所望でしたら、ニワトリの真似などお見せいたしましょうか。手前味噌ではございますが、なかなかの迫力と自負しております」

 私はジト目でそう答える。
 デカい声の芸なら、そんじょそこらのやつには負けねえよ。
 斜め方向から予想外の反応が来て、欧美人は面食らったのか。

「な、なによ、気持ち悪い女。頭がおかしいのじゃなくて」

 少し怯えた顔で言い捨てて、逃げて行った。
 ふん、その程度の気合いで私や翠さまにどうこう言おうとするつもりか、片腹痛いわ。
 よくそんな体たらくで、南苑の美人が務まるもんだ。
 あーあ、早く元気を取り戻した翠さまに会いたいのう。
 私たちが角州(かくしゅう)でお世話になっているときに、ニワトリ芸を披露したことがある。

「やかまし過ぎてお腹の赤ちゃんが怖がるから禁止!」

 と、笑いを噛み殺しながらおっしゃった、愛しき翠さまに、会いたい。
 なんてしょぼしょぼと思いながら、漣さまの部屋に戻ると。

「はあ……あぅン……あン……」

 塀(へい)貴妃殿下が、顔をピンクに上気させ、喘ぎ声を出していた。
 いや、漣さまが肩を揉んであげているだけなんですけどね。
 耽美、眼福、地上の楽園。
 ここに百合畑を作りましょう。

「紅(こう)ちゃんの肩と背中、凝り過ぎやろ~。ぐりぐり、うりうり」
「ンぁっ……そ、そこ、ダメッ……」

 なんだか無料で観覧してはいけない気分になり、小銭入れからお金を出すところだったよ。
 しかし漣さま、マッサージが意外と上手なのだな。
 骨の隙間、筋肉の境目、ちょうど凝りの溜まる痛気持ちいいポイントを的確に見抜いて、器用に、かつ力強く、慣れた手つきで攻めている。
 子どもの頃に、ご家族の肩を揉んであげたりした経験が、豊富なのだろうか。 

「今日からしばらく、塀貴妃も夕方のお祈りに参加いただけるそうです。ありがたいお心遣いです」

 目の前の扇情的な花園展開に動じることなく、孤氷(こひょう)さんが言った。
 先日の占いで悪い結果が出たことを、塀貴妃は気にしているのかな。
 とろーんとした目つき、弛緩しきった体で、塀貴妃は私がいることに気づき。

「……あっ。れ、麗ですか。ご、ごほん、お祈りの後で少し、話があります」

 バツが悪そうに居住まいを正し、真面目な口調で言った。
 もちろん私に断る理由はないけれど、いったいなんの話だろう。
 翼州や神台邑に関する話題だと嬉しい、そう思いながら、私は漣さまの後ろで、今日の夕陽に祈った。

「散らかっていてごめんなさい」
「いえ、そんな。お招きに与り、光栄です」

 拝礼後、私だけが塀貴妃のお部屋に呼ばれた。
 漣さまと一緒だと、話しにくいとかあるのだろうか。
 そしてこの部屋は、塀貴妃が自分で言うように、物がごちゃごちゃと多い部屋であった。
 家具や花は当然のようにあるとして、大きな棚には食器も本も楽器も、なにかのお土産らしき調度品も、果てはハサミやトンカチのような手工芸の道具も。
 置ける場所があるなら置いてしまえという勢いで並べられ、積まれている。
 片付けができない女! 片付けができない女じゃないか!
 まさか後宮にもいたとは!!
 塀貴妃の部屋に就いている侍女たちが、これらの雑品をびしっと整理整頓しないということは。

「私はこの状態が使いやすいからこうしているの! 変に触らないで!」

 とでも、言われているのかなあ。
 いや、これはうちのお母さんの読書部屋を、私が勝手に片付けようとしたときに言われた言葉なんだけれどね。
 室内をあまりじろじろ見ないように、縮こまって固まっていると。

「環貴人の紅玉は、銀月(ぎんげつ)太監から、確かに受け取りました。気を遣わせてしまったみたいですね。お礼を言います」

 ルビーの件を、まず感謝された。
 確かにこれは、漣さまのいるところではできない話だ。

「いえ、私はただ運んだだけですので。けれど喜んでいただけたのなら、私も嬉しいです」 

 こうしてじっくり話す機会も得られたからね。
 考えられる限りにおいて、今のところ、順調に物事が運んでいるぞ。
 しかし、好みの宝物が手に入ったにしては浮かない顔で、塀貴妃は私にこう尋ねた。

「それで、環貴人はどうしても、もうお戻りになられないの……? あなたは、詳しいことを知っているのでしょう?」
「ええと、それは」

 どう言ったものかと私が言葉を探していると、塀貴妃は私の手をぎゅっと両手で包む。

「絶対に他言はしません。あなたの知っていることを教えて。同じ翼州の女じゃない。信じて」

 切なく懇願する塀貴妃の掌の温もり。
 さて、この情と熱意に負け、塀貴妃を信頼して正直に話してしまうか。
 それともここはまだ腹芸を使い、誤魔化し通してやり過ごそうか。

「環貴人は」

 数秒の迷いの末に決断し、説明を始める私。
 この選択肢が、果たして正しいのか。
 それともバッドエンド直行のフラグを建ててしまったのか。
 どちらにしても、もう、取り返しはつかない。
 一度でも出してしまった言葉は、元の口に引っ込んで戻りはしないのだから。
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