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第5章 入学編
第5章ー⑪
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「おまえ…マヒロ、か?」
「おお、其方は…」
驚きのあまり声を掛けてしまった。自分の声に気づいたマヒロは、後ろを振り返り自分の方を見て同様に驚きの声を上げる。
「サダメではないでござるかー!!」
「ッ?! ちょっ…」
自分だと分かるや否や川から上がり駆け寄って抱き着こうとしてくるのだが、今の彼女はすっぽんぽんの状態で見てはいけないものまで丸見えだ。おまけに濡れてるし。
「待て待て待てっ!?」
「おろ?」
そんなことなどお構いなしに迫って来る彼女を見て、流石の自分も慌てて脱兎跳躍で距離を置く。色んな意味で危ないなこの子。まさかこんなことで脱兎跳躍使わされるとは思わんかったよ。
「まず服を着てくれ。話はそれからだ」
「? サダメも一緒に水浴びせぬのか?」
「しないから!?」
「そうなのでござるか? サダメも気持ちいいと思うでござるよ?」
「…別にいいから。他に人が来る前に早く」
「ぬぅ…」
なんとか説得して服を着させようとしていたのだが、誤解されそうな発言を聞いて周囲を警戒する。誰も来てないよな?
とりあえず、マヒロは若干テンションを下げながらも渋々言う事を聞いてくれた。テンション下げた時のしょんぼりした表情がどことなく犬っぽく見えるな。
「ぶー。折角サダメと裸の付き合いが出来ると思ったのにー」
「…はー」
またあらぬ誤解を受けそうな事を言いながら着替えようとするマヒロ。素で言ってるのかなにかしらの意図があって言ってるのかわからないが、おじさん、この子の将来が不安でため息が出るでござるよ。
「♪~」
鼻歌を歌いながらこっちに遠慮なく尻を向けてくる辺り、多分素なんだろうな。他の生徒が見ていなくて本当に幸いだった。こんな人気のない所だ。下手をすれば性的被害を受けていたかもしれない。大人として(中身)、後で注意しなければな。
「…」
にしても、彼女を見ていると色々と気になってしまう点がある。まず、彼女の身に着けている下着がサラシと褌である件。この世界にだってサラシや褌を女性が身に着けていた時代だってあったのかもしれないとは思うが、昨今身に着けている人は男性含めても彼女ぐらいなものだろう。ミオなんて今でも偶にウサギの顔が刺繍されたパンツを履いてるんだぞ。アレ? それはそれで珍しいのでは?
その話はともかく、他にも気になる所があった。
「…なあ、マヒロ」
「ん?」
どうしても目に入ってしまう為、彼女に聞いてみることにした。
「おまえのその傷って…」
艶のある美白な肌。そんな彼女の全身には、無数の傷跡が残されていた。
「おお、其方は…」
驚きのあまり声を掛けてしまった。自分の声に気づいたマヒロは、後ろを振り返り自分の方を見て同様に驚きの声を上げる。
「サダメではないでござるかー!!」
「ッ?! ちょっ…」
自分だと分かるや否や川から上がり駆け寄って抱き着こうとしてくるのだが、今の彼女はすっぽんぽんの状態で見てはいけないものまで丸見えだ。おまけに濡れてるし。
「待て待て待てっ!?」
「おろ?」
そんなことなどお構いなしに迫って来る彼女を見て、流石の自分も慌てて脱兎跳躍で距離を置く。色んな意味で危ないなこの子。まさかこんなことで脱兎跳躍使わされるとは思わんかったよ。
「まず服を着てくれ。話はそれからだ」
「? サダメも一緒に水浴びせぬのか?」
「しないから!?」
「そうなのでござるか? サダメも気持ちいいと思うでござるよ?」
「…別にいいから。他に人が来る前に早く」
「ぬぅ…」
なんとか説得して服を着させようとしていたのだが、誤解されそうな発言を聞いて周囲を警戒する。誰も来てないよな?
とりあえず、マヒロは若干テンションを下げながらも渋々言う事を聞いてくれた。テンション下げた時のしょんぼりした表情がどことなく犬っぽく見えるな。
「ぶー。折角サダメと裸の付き合いが出来ると思ったのにー」
「…はー」
またあらぬ誤解を受けそうな事を言いながら着替えようとするマヒロ。素で言ってるのかなにかしらの意図があって言ってるのかわからないが、おじさん、この子の将来が不安でため息が出るでござるよ。
「♪~」
鼻歌を歌いながらこっちに遠慮なく尻を向けてくる辺り、多分素なんだろうな。他の生徒が見ていなくて本当に幸いだった。こんな人気のない所だ。下手をすれば性的被害を受けていたかもしれない。大人として(中身)、後で注意しなければな。
「…」
にしても、彼女を見ていると色々と気になってしまう点がある。まず、彼女の身に着けている下着がサラシと褌である件。この世界にだってサラシや褌を女性が身に着けていた時代だってあったのかもしれないとは思うが、昨今身に着けている人は男性含めても彼女ぐらいなものだろう。ミオなんて今でも偶にウサギの顔が刺繍されたパンツを履いてるんだぞ。アレ? それはそれで珍しいのでは?
その話はともかく、他にも気になる所があった。
「…なあ、マヒロ」
「ん?」
どうしても目に入ってしまう為、彼女に聞いてみることにした。
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艶のある美白な肌。そんな彼女の全身には、無数の傷跡が残されていた。
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