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43.相手がコイツなら、どう転んでも俺は大丈夫だ。①
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「良い顔してますね」
奥歯をぐっと一度強く噛んでからそう言った東海林も、敬語こそ抜けていないが余裕は少し失ったようだ。
しかし、祥司の方がもっと余裕がないのでそれを揶揄うゆとりはない。
「すっげぇイイ。マジで……さいっこーにイイ。吉成、全部、奥まではやく」
「ッ」
うっとりと言いながら、ただ押されたままになっている前立腺の位置を自分で意識するだけで祥司の内部は不規則にうねる。
その予測が出来ない動きが自分に与える快感に、東海林は再度奥歯を強く噛んだ。
そして祥司のこめかみにキスを落としながら、念の為もう一度奥まで入れる許可をしっかりと取ってから東海林はゆっくりと腰を進める。
ぎゅっと締め付けて来る括約筋を通過してさえしまえば、後はしっかりとペニスを受け入れてくれる。
そしてそこは悔しいことに、入って来たものが単なる異物ではなく快感を与えてくれる存在であると、既に知っている場所でもある。
「~~っ! はッ、ぁ……っ」
声にならない声を上げて、のけ反って反射的に逃げるように動いた祥司を上から力で押さえ込んでその様を眺めながら東海林が熱い息を吐く。
「本当に、嫉妬しかないですね。こんなに良く解れた奥を持っているなんて……入口のキツさがもう少し甘かったら、本気で許せませんでした」
「はッ……はーっ……ぁ、ぅーッ」
まだ今入れる最大限まで挿入しただけなのに、祥司は左右の手で自分の髪の毛を掴みながら悶えるように荒い呼吸を繰り返すことしか出来ていない。
上手に受け止めたり、受け流したりが出来ていないその様子から、東海林は祥司が今感じている快感に決して慣れてはいないことを察して、満足そうに笑った。
「痛みはないですか?」
どう見ても苦痛はなさそうだが、それでも念の為確認する。
すると、祥司からの返事はなくただただ髪の毛を掴んだまま、頷きを繰り返すだけだ。
前立腺を押す位置までの挿入時にはあった微かな余裕すら、今はどうやら手放してくれたらしい。
「さあ、ドライの練習を頑張りましょうね」
「ッ……待っ、待て」
東海林が突く動作に移ると思った祥司が、それを制するように背中に腕を回してしがみ付いてくる。
正常位で完全にベッドに背中を預けている祥司のその動作に、東海林は笑って従った。
「はい、待ちますよ」
「うわっ?!」
完全にお互いの胸が合わさるほど密着させると、挿入がどうしても甘くなってしまう。
それが気に入らなかった東海林は、一度短く断りを入れてから少し距離を作る。
そして祥司の太ももの下に自分の足を入れ、器用に身体を横に向けた後下半身全体の筋肉を使って少しだけ持ち上げクッションを祥司の腰の下に入れた。
こうすれば、必然的に祥司の下半身の位置が上がるから、肌の接地面積を増やしながら効率よく奥を可愛がってやれる。
「待ッ、俺もう! コレ以上は、入んねぇからっ」
「はい、大丈夫ですよ。ちゃんと理解しています。『今』はここまでで、お互い楽しみましょうね」
完全に覆い被さられた祥司は、自分の髪の毛を掴む自由すら奪われてしまった。
しっかりとそれぞれ押さえ込まれてしまった左右の手首と全身が、今自分を抱いている男は圧倒的に自分より上だと言外に突き付けて来る。
――でも、それがすごく気持ち良くて心地良い。
奥歯をぐっと一度強く噛んでからそう言った東海林も、敬語こそ抜けていないが余裕は少し失ったようだ。
しかし、祥司の方がもっと余裕がないのでそれを揶揄うゆとりはない。
「すっげぇイイ。マジで……さいっこーにイイ。吉成、全部、奥まではやく」
「ッ」
うっとりと言いながら、ただ押されたままになっている前立腺の位置を自分で意識するだけで祥司の内部は不規則にうねる。
その予測が出来ない動きが自分に与える快感に、東海林は再度奥歯を強く噛んだ。
そして祥司のこめかみにキスを落としながら、念の為もう一度奥まで入れる許可をしっかりと取ってから東海林はゆっくりと腰を進める。
ぎゅっと締め付けて来る括約筋を通過してさえしまえば、後はしっかりとペニスを受け入れてくれる。
そしてそこは悔しいことに、入って来たものが単なる異物ではなく快感を与えてくれる存在であると、既に知っている場所でもある。
「~~っ! はッ、ぁ……っ」
声にならない声を上げて、のけ反って反射的に逃げるように動いた祥司を上から力で押さえ込んでその様を眺めながら東海林が熱い息を吐く。
「本当に、嫉妬しかないですね。こんなに良く解れた奥を持っているなんて……入口のキツさがもう少し甘かったら、本気で許せませんでした」
「はッ……はーっ……ぁ、ぅーッ」
まだ今入れる最大限まで挿入しただけなのに、祥司は左右の手で自分の髪の毛を掴みながら悶えるように荒い呼吸を繰り返すことしか出来ていない。
上手に受け止めたり、受け流したりが出来ていないその様子から、東海林は祥司が今感じている快感に決して慣れてはいないことを察して、満足そうに笑った。
「痛みはないですか?」
どう見ても苦痛はなさそうだが、それでも念の為確認する。
すると、祥司からの返事はなくただただ髪の毛を掴んだまま、頷きを繰り返すだけだ。
前立腺を押す位置までの挿入時にはあった微かな余裕すら、今はどうやら手放してくれたらしい。
「さあ、ドライの練習を頑張りましょうね」
「ッ……待っ、待て」
東海林が突く動作に移ると思った祥司が、それを制するように背中に腕を回してしがみ付いてくる。
正常位で完全にベッドに背中を預けている祥司のその動作に、東海林は笑って従った。
「はい、待ちますよ」
「うわっ?!」
完全にお互いの胸が合わさるほど密着させると、挿入がどうしても甘くなってしまう。
それが気に入らなかった東海林は、一度短く断りを入れてから少し距離を作る。
そして祥司の太ももの下に自分の足を入れ、器用に身体を横に向けた後下半身全体の筋肉を使って少しだけ持ち上げクッションを祥司の腰の下に入れた。
こうすれば、必然的に祥司の下半身の位置が上がるから、肌の接地面積を増やしながら効率よく奥を可愛がってやれる。
「待ッ、俺もう! コレ以上は、入んねぇからっ」
「はい、大丈夫ですよ。ちゃんと理解しています。『今』はここまでで、お互い楽しみましょうね」
完全に覆い被さられた祥司は、自分の髪の毛を掴む自由すら奪われてしまった。
しっかりとそれぞれ押さえ込まれてしまった左右の手首と全身が、今自分を抱いている男は圧倒的に自分より上だと言外に突き付けて来る。
――でも、それがすごく気持ち良くて心地良い。
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