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第二章 現界の超能力者
第42話 入学決定、柴犬生
しおりを挟む味気ない灰色の空からふわふわと雪が降ってくる。
穢れを知らないやわらかい雪たちが町を染め上げる。
この町の冬はいつもこうだ。
ずっと灰色の空が広がっていて、たまに晴れてもすぐまたこの雲たちが空を隠してしまう。
息の詰まる天気だが、そんなことも夜になってしまえば気にならない。
今日は俺の人生で8回目トニースマス。
この町で過ごす最後のトニースマスだーー。
「さぁ! いくわよ!」
「はーいッ!」
「はーい!」
「ハーイ! ママ可愛い!」
「はい」
「わふわふっ」
エヴァ、エラ、アレク、大きい子供に俺とシヴァ。
家族全員そろっての出陣。
こう何年も行っていると異世界特有のこの行事にも愛着というものが沸いてくる。
今年ももう終わりかぁ、とついつい言いたくなってしまうイベントだ。
ノウ・トニーの降誕を祝う祭儀。
しかし気分は完全にクリスマスと同じだが。
「ふんふふん、ふーん」
家族でのひと時を楽しみながら町の中央区へ。
途中エラが外套の内側に入ってきてマフラーを引っ張ってきたりといたずらをしてくる。
だがまぁ子供のいたずらなんて可愛いものだ。
優しい笑顔で笑って許してやれる。
あるいは妹のいたずらだから許せるのだろうか?
うん、きっとそうだね。かつてのニュースーパーかかるブラザーズがこんなことをしてきたら「貫手」で心臓を潰しているだろうから。
「にぃにぃ!」
「にぃにぃー!」
しかし、懐かしい思い出だ。
あのガキどもにはあの児童暴行事件以来あっていないが、今頃どうしてるんだろうか?
すこしは会話できるくらいになっただろうか?
もしそうなら以前の出来事について謝罪をしたほうがいいかもしれない。
できればシコリは無くして新天地に赴きたい。
立つ鳥 後を濁さず、ってな。
-
町の中心まで来ると、エヴァとアディに了承をもらってさっそく1人行動を始める。
エヴァに友達に会いに行くと伝えたら何故かニヤニヤしていたが、面倒そうだったので無視しておいた。
今回はシヴァのボディーガードはなしだ。
シヴァは現在、下の双子ちゃんの面倒で手一杯、もとい前足一杯のはずだからな。
そんなわけで普段より外出者の多い大通りを抜けてロールベルズ2番地にやってきた。
昨日も2人と秘密の場所で決闘して「また明日!」と会う約束をしてしまったので急いできたのだ。
俺の約束を破りの常習犯みたいなイメージを払拭しなければいけないからな。
「さて」
ゲンゼの家かサテリィの家かどちらにノックすべきか一瞬迷いゲンゼの家の玄関を叩く。
ーーコンコンッ
返事がない。
もう一度玄関をノックする。
やはり返事は返ってこなかった。
いないのか?
どこかに出かけてる……?
「ぁ……」
今、気がついたぞ。俺はやっぱアホだ。
「そりゃトニースマスだもんな」
完全にミスってしまったぜ。
トニースマスの日に会おうって言われたら、必然的にボンレス広場に集合するのがこの町での常識だろうに。
ここに来て初心者プレイをかましてしまったことに若干恥ずかしい気持ちになりつつ……一応サティの家もノックしてみる。
当然、お隣さんからも返事は返ってこなかった。
「あーもう!」
俺は慌ててボンレス広場へと駆け出した。
ー
ボンレス広場に到着した時、想像以上に事態はややこしいことになっていた。
「あら! こんばんは! アークくん!」
話しかけてきたのはゲンゼママのカローラさんだ。
相変わらずまぶしい笑顔をお見舞いしてくる。
なんでこの世界のママってこんな可愛いの?
「こんばんは良い夜ですね、カローラさん。ゲンゼも一緒ですか?」
カローラさんがいるということは間違いなくゲンゼもいるだろう。
そんでもってゲンゼがいるなら当然のようにサティもいるはずだ。
芋づる式である。
「アーカムくん! うちのかわいいサテラちゃんはあっちよ!」
いきなり娘を売り込んでくるのはサティママのミネルガさんだ。
「そうですか、ありがとうございます」
ちらっとミネルガさんにいわれた方向を見れば、うちの双子とゲンゼとサティがシヴァで遊んでいた。
なんとも微笑ましい光景だ。
あんな純白の空間に中身年齢26歳の男が入っていっていいはずがないだろう。
「アークぅ! ちょっとなんで女の子の友達のこと隠してたのよー!」
「うぅうぅ」
最後にエヴァがニヤニヤした顔で、ひじを使って俺の頬を小突いていてきた。
なるほど、これはママ友の集まりだったらしい。
エヴァの言葉の意味もなんとなく察しがつく。
なので俺は努めて冷静に切り返ねばなるまい。
「別に隠してたわけじゃないですよ」
「ふふ、またまた! ミネから聞いたわよ。アークとサティちゃんが付き合ってるって!」
「なんでッ!?」
「ふふ! アークったらぁおませさんなんだから!」
完全にデマ情報だ。
ミネルガめ、スキャンダルが欲しくて捏造記事を書き始めやがったか。
「ふふ、『なんでばれちゃったんだー!』って顔ね!」
「してねぇ!」
エヴァがどんどんややこしい方向へ向かってゆく。
これはマジで厄介だ、手に負えなくなる前に誤解は解いておかなければ。
「あの母さんーー」
「君がアーカム君かね?」
エヴァの誤解を解くつもりだったが、新たな会話への侵入者の登場により試みは強制中断させられる。
「お、ぉぉ」
「ふん!」
割り込んできたその男はデカかった。
となりにちょこんとたたずんでいる身長180センチあるアディが小さく見えるほどデカイ。
これは2メートルはありそうだな。タングしいさんといい勝負しそうだ。
「ぇ、えぇまぁ」
男は腰を折って若干姿勢を低くする。
だがまだまだデカイ。
てか怖い、デカイ、怖い、デカイ、怖いよ?
「はっはっ怖がらせてしまったねぇ。これは失礼!」
男はしゃがみ、目線を俺と同じ高さまで持ってくると自己紹介を始めた。
「私は世界一可愛い娘サテラのパパンであり! クルクマ冒険者ギルド支部長のドッドナイン・エルトレットである」
「あ、僕はアーカム・アルドレアです」
なんだサティのお父さんか。
「アーカム君、私は君に決闘を申し込む!」
なんだただの通り魔か。
「お断りします」
「な、なに!?」
大男の見事なズッコケ。
「貴様! 怖気づいて決闘を断るような男に娘はやれんぞ!」
「ちょっと! ドッドやめてよ! もうぉ!」
「ママンは黙っててくれ! 私にはサテラを不埒な男供から守る義務がある!」
ドッドナインと名乗った不審者をミネルガさんが赤い顔をして引きずっていく。
「離せ! ミネルガ! 私は認めんぞッ! あんな小僧にッ、サテぁぁぁ……」
「あなたは寝てなさい! もう!」
ドッドナインなる不審者は最後まで何か言おうともがいていたが、結局ミネルガさんが杖を一振りすることで静かされてしまった。
「…………今のはなんだったんですか?」
棒立ちして苦笑いを浮かべるアディを見上げる。
「まぁ気にしないでやってくれ。ドッドはただ娘思いなだけなんだ」
発言から何があったのか予想はつくので、あとでミネルガさんを問いただすことにしよう。
「ほらアーク、彼女のところ行ってやれよ」
「……それもういいよ」
アディがサムズアップしウィンクをかましてくる。
どうやらミネルガさんの書いた捏造記事はかなりの読者を楽しませてしまったらしい。
なんか疲れたので、とりあえず今はほうっておこ。
子供たちが遊んでいる場所へ黙って歩き出す。
「あ、アーク! また来ないかと思ったよ!」
「またってのやめろて、これからは気をつけるから」
人聞き悪いこと言わないでほしい。
エラとアレクが「にぃにぃ!」と可愛く寄ってきたが、軽くあしらってエヴァに預ける。
「にぃにぃー!」
「にぃにぃっ!」
「はーい、今にぃにぃはお楽しみ中だから邪魔しちゃダメよー、ふふ!」
背後から不本意な解釈をされる。
実に遺憾である。見せもんじゃねぞ。
「ゲンゼ、サティ付いてきて」
「ちょ、何アーク?」
ゲンゼとサティを強引にシヴァに搭乗させる。手が滑ってちっぱいを握ってしまったがセーフだろう。
「あ! ちょ、ちょっとどこ触ってんのよ!」
「ぁミスった、痛っ!」
セーフじゃなかった。
その後持ち直したのにお腹さわってるだけで理不尽にサティ叩かれながら、ボンレス広場の反対側まで走ってきた。
なんかママ友たちがきゃーきゃー騒いでいたが、いちいち相手するのも疲れるので今は放置だ。
とにかく距離を取る。
「もう! あ、アークってば、だ、大胆なことするんだから……」
小脇に抱えたゲンゼを広場に落とす。
「いてっ!」
「悪いな、ゲンゼ」
サティはシヴァにしっかりと座って乗っていたので特に落とされることもなく、軽やかにタクシーシヴァから降車した。
「わふわふ!」
「あ、アーク、悪かったわね、うちのママたちがうざくって」
「まったくいい迷惑だよ。子供を昼ドラ代わりに楽しむのはやめてほしいよな」
サティにはまったくわからない愚痴をこぼす。
「ほ、本当よね!」
寒さのせいか赤く頬を染めて「なに言ってんだこいつ」という顔で元気よく同意してくれる。
嬉しいけどちょっと後悔。
「ところでアーク、話ってなによ?」
「ほらこれ、遂に俺にもレトレシアの入学許可証が届いたって報告しようと思ってさ」
懐から一枚の封蝋(ロウで手紙の封筒や文書を封印する際に使われるもの)のされた封筒を取り出す。
エヴァたちの前で取り出したら、間違いなく「ラブレターッ!?」などと中学生並みの騒がれ方をするので、わざわざ広場の逆側まで走ってきたのだ。
「ずいぶん早いのね。まだ2週間も経ってないのに」
「うわぁ! なんか僕のより大きいかも!」
「そんなことないだろ。みんな一緒だよ」
ゲンゼがどうしても俺を持ち上げようとするのを冷たく切り捨てる。
「あれ? でもこの封蝋印私のと一緒よ?」
「いや、だからみんな一緒だって」
サティまでなんかわけのわからないことを言い出した。
「そうじゃなくて、これ柴犬学生の入学許可証なんじゃない? ってことよ」
「え? 柴……どういうこと?」
サティがガチで訳わからんこと言い出した。
封筒には複雑な模様の印で封蝋されており、これがなんのマークなのか知識がある者にしかわからないようになっているようだが、これが何なのかサティにはわかったということか?
「だから柴犬生よ! 柴犬学生!」
「それがわかんないんだって」
「え? わからないで柴犬生になったの?」
「そうだ、俺は今サティの言ってることが全然わからん」
サティが呆れたといった顔で首を横に振っている。
とてもイライラする所作である。
「あのね! アーク! 柴犬学生っていうのはね、サテリィみたいな優秀な学生がなれるすごいやつなんだよ!」
「おぉなるほど。ゲンゼはサティなんかより10倍説明がうまいな!」
「えへへ、そうかな!」
「ああ、お前は最高だ!」
幼稚な単語回しだが、それでもサティよりもずっとわかる説明だ。
こいつ天才かもしれん。
「へへ! そんなことないッ!? あ、アーク! サテリィがなんだか怖くなってる!?」
「ヒィィイ!」
殺人をいとわないサティの気迫にほほが引きつる。
さりげなくゲンゼを盾に被害の緩和をこころみようか。
「へへ、今のは、じょ、冗談だよ、落ち着けって」
「ア、アーク!? なんで後ろに隠れてるの!? ねぇ! ねぇってば!!」
「ふん! あんたたちって本当に馬鹿ね!」
サティがその気になれば俺とゲンゼなんて一瞬でひき肉に変えられるのだ。
だからね、本当にそんな怖い顔しないで欲しい。
「それにしても、柴犬生かぁ」
少し落ち着いてくれたらしい。
まぁとりあえずは特待生ってところだろ?
実は俺も大学受験のとき特待生を取ったことがあったのでなんとなくこの柴犬生とやらも想像することができるのだ。
たぶん入学したら、大層ちやほやされるタイプの奴なんじゃないかね?
あれが柴犬生のアルドレアだ、すげー! とか廊下ですれ違ったら言われるんだろうか?
ふふふ、なんか楽しみになってきたな。
「へへ! そっか! なんで柴犬生に選ばれたかわかんないけどなんかいいなこれ!」
俺は自分の入学許可証を高く掲げた。
「いやぁ! 流石だよアークは! まだ魔法を覚えて少ししか経ってないのに、決闘じゃ僕より強いし、オリジナルスペルだって開発しちゃってさ! しかも柴犬生に選ばれるなんて! 普通じゃないよ!」
「へへへ! そうかな! へへ、普通じゃないか!」
ゲンゼがやけに褒めてくるのでこっちもだんだんいい気分になってきてしまった。
いやいや、単純で困っちゃいますよ、自分。
「アークは本当にすごいや!」
「はは、へへ! グヘヘ!」
ついついゲスい笑い声も出てしまう。
「ッ、あんま調子乗るんじゃない! この馬鹿ども!」
ーーブウゥウゥゥンッ!
「ッ!? うへぇ!」
何故だ。なぜ俺は空を飛んでいる。
「なんで僕までッ!? うぅはぁッ!
ついでにゲンゼも飛ばされる。
「ふん! もう! バカなんだから!」
突然聞こえた悪魔の風切り音に戦慄……同時、俺とゲンゼは10メートル先まで吹っ飛ばされていた。
「ぁ、ぁぅ」
「な、なんで、僕……まで、ぇ」
「ふん!」
「くぅーん……」
こうしてアーカム・アルドレアはよくわからないまま柴犬生となり、レトレシア魔術大学に入学することが決まるのであった。
第二章 現界の超能力者 ~完~
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