最強なのに自分だけ気づかない 無自覚チートの異世界ハーレムライフ

eringi

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第3話 なぜか剣の天才令嬢が弟子入り希望

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森を抜け、街の入り口が見えてきた頃、アイリスがふと立ち止まった。

「……どうかした?」

「その……足、やっぱり痛いの」

アイリスは眉をひそめ、足をかばうように言った。確かに、先ほどの牙狼との戦いで負った傷は浅くないらしい。

「無理しないで。ゆっくり歩こう」

「……ありがとう」

アイリスは照れくさそうに頷き、再び歩き出す。二人の距離が自然と近くなった。

「ところで、さっきの話、もう一度だけ聞くわ」

「さっきの話?」

「弟子にしてくれって話よ」

太郎はため息をついた。

「だから、僕には教えることなんて——」

「違うわ。誤解してるみたいね」

アイリスは真剣な表情で言った。

「私はあなたの『技』を学びたいんじゃないの。あなたの『在り方』を学びたいの」

「在り方?」

「ええ。魔物を消し去る力を持ちながら、それを特別だと思わない態度。普通でいたいと願うその心。それが……素敵だと思うの」

太郎は言葉に詰まった。ただ面倒くさがって隠しているだけなのに、なぜか美化されている。

「特別じゃないですよ。ただの偶然ですし」

「偶然で三匹の牙狼が同時に消えるわけないでしょう?」

「……たまたまです」

「あなた、本当に自分を信じてないのね」

アイリスは少し寂しそうに言った。

「力があるのに、それを否定するなんて……まるで、光を放つ宝石が『自分は石だ』と言い張ってるみたい」

「宝石じゃないですよ。普通の石です」

「だったら、証明して」

「え?」

「自分が普通だって証明してみて。もし本当に普通なら、私、弟子の話、二度と持ち出さないわ」

太郎は考える。普通であることの証明——どうすればいいのか。

「……どうやって証明すればいいんですか?」

「簡単よ。街の訓練場に行きましょう。そこで普通の冒険者として、私と模擬戦をしたらいい。もし私の剣に触れられたら、あなたは普通。触れられなかったら……」

「触れられなかったら?」

「その時は、素直に自分の力を受け入れてほしいの。少なくとも、私には真実を教えてほしい」

太郎は迷った。模擬戦なら危害を加えるわけではない。普通の冒険者として戦えばいいだけだ。

「……わかりました。でも、武器は木剣で」

「もちろん。本気で傷つけるつもりはないわ」

二人は街の訓練場に向かった。訓練場は広場の一角にあり、若き冒険者たちが剣の稽古に励んでいた。太郎とアイリスが入ると、周囲の視線が集まった。

「あら、アイリス様!」

「ホワイト伯爵家の令嬢が訓練場に?」

「……あら? その隣の男、噂の新人じゃない?」

ざわめきが広がる。太郎は肩をすくめた。また噂が広まっているらしい。

「では、始めましょうか」

アイリスは木剣を手に取り、構えた。太郎も借りた木剣を構える。周囲に見物人が集まり始める。

「ルールは簡単。先に相手の体に木剣を当てた方が勝ち。ただし、顔と首は禁止よ」

「了解です」

「……覚悟して。私は手加減しないから」

アイリスの目が鋭くなる。剣士としての気迫が周囲に伝わる。

「始め!」

合図と共に、アイリスが飛び出した。木剣が風を切る音がする。太郎は慌てて避けようとするが、足がもつれてバランスを崩す。

「まずい!」

転びそうになる太郎。その瞬間、アイリスの木剣が太郎の肩に——

届く直前で、止まった。

いや、止まったのではない。アイリスの木剣が、太郎の肩から数センチのところで、まるで見えない壁に阻まれたようにぴたりと止まったのだ。

「……え?」

アイリスが目を見開く。力を込めて押し込もうとするが、木剣は微動だにしない。

「な、何これ……?」

周囲からどよめきが起こる。

「今、止まった?」

「空中で止まったぞ!」

「魔法か?」

太郎は自分が転びそうになっていることに必死で、周囲の騒ぎに気づいていない。

「よ、よろける……!」

バランスを取ろうと手を伸ばした拍子に、アイリスの木剣に触れてしまった。

カチン、という音と共に、アイリスの木剣が真っ二つに折れた。

「……は?」

今度は全員が固まった。木剣が触れただけで折れるわけがない。しかも、太郎は転びながら軽く触れた程度だ。

「ご、ごめんなさい! 壊しちゃって……」

太郎は慌てて謝る。

「い、いえ……私の木剣が悪かったのかも……」

アイリスは折れた木剣を見つめ、困惑する。自分の木剣は新品同然だったはずだ。

「もう一本、借りてきます」

アイリスが新しい木剣を持って戻ってくるまで、太郎は周囲の視線に耐えていた。

「再開しましょ」

「……はい」

今度は太郎も少し構える。転ばないように気をつけながら——

「はっ!」

アイリスが再び攻撃を仕掛ける。今度は横薙ぎ。太郎は後ろに跳び退こうとするが、足が滑る。

「わっ!」

後ろ向きに倒れそうになる太郎。アイリスの木剣が太郎の胸元に——

またしても、数センチ手前で止まった。

「……またか」

アイリスが呟く。今度は確信した。偶然ではない。太郎の周囲には、見えない防御が存在する。

「今度は……こうしてみよう」

アイリスは攻撃を止め、木剣を地面に立てた。

「太郎さん、この木剣を倒してください」

「え? なんでですか?」

「あなたの力……というか、何かを確かめたいの」

太郎は首をかしげながら、木剣に手を伸ばした。触れる直前——

カシャン。

木剣が粉々に砕け散った。まるで砂のように。

「……」

周囲が静まり返る。太郎は固まった。

「今のは……僕のせい?」

「……わかりませんね」

アイリスは平静を装いながらも、心の中では震撼していた。触れてもいないのに木剣が粉砕される。これは常識を超えた力だ。

「太郎さん。最後の確認をさせて」

アイリスは自分の髪飾りを外し、地面に置いた。銀製の小さな飾りだ。

「これを、踏んでみてください」

「踏む? 壊れちゃいますよ?」

「いいから、お願い」

太郎は渋々、髪飾りの上に足を置こうとする。触れそうな瞬間——

キラリ、と光が走り、髪飾りが消え失せた。

「……消えた」

太郎は茫然とする。周囲から悲鳴のようなざわめきが起こる。

「今度こそ偶然じゃないわ」

アイリスは静かに言った。

「あなたの周囲には、何か特別な法則が働いている。触れようとすると、物質が消滅する——あるいは変質する。魔物も、木剣も、髪飾りも……すべて」

「そんな……」

「でも、あなた自身は気づいてない。無自覚にその力を使っている」

太郎は言葉を失った。三度も同じ現象が起きた。これはもう、偶然とは言えない。

「……神様、嘘ついたな」

ぽつりと漏らした言葉に、アイリスは首を傾げる。

「神様?」

「転生する時、『特別な力は与えない。普通に生きろ』って言われたんです」

「……それは嘘だったのね」

「いや、多分神様も気づいてないんだと思う。バグ……プログラムの不具合みたいなもので、僕にだけ変な力が付いてしまったんだ」

アイリスはしばらく考え込んだ後、静かに言った。

「……それでも、私はあなたの弟子になりたい」

「え? さっきの約束——」

「約束は守るわ。あなたは普通じゃないって証明されたから。でも、だからこそ弟子になりたいの」

「なんでですか?」

「その力、使い方を間違えたら危険でしょう? でも、あなたはそれを自覚すらしてない。誰かが側にいて、使い方を学ぶ必要があると思うの」

「……僕は普通でいたいだけなのに」

「普通でいるためにも、力と向き合う必要があるんじゃない? 無自覚な力は、いつかあなた自身を傷つけるかもしれないわ」

その言葉に、太郎は胸が締めつけられる思いがした。元の世界でも、自分の無力さに悩んだ日々を思い出す。特別な力を持ちながら、それをコントロールできないまま——

「……考えさせてください」

それが精一杯の返事だった。

「いいわ。焦らないで。でも……」

アイリスはにっこりと笑った。

「私は諦めないから。いつか必ず、あなたの弟子にしてみせる」

その時、訓練場の入り口から声がかかった。

「太郎さん! アイリス様!」

エリーゼが駆け寄ってきた。彼女は二人の様子を見て、少し驚いた表情を浮かべる。

「まさか、模擬戦を?」

「ちょっと試させてもらったの。結果は……予想以上だったわ」

アイリスは意味深に言った。

「太郎さん、大丈夫でしたか? 怪我は?」

「え? あ、うん。大丈夫だよ。ただ転びそうになっただけで」

「転びそうになっただけで、木剣が二本折れて、銀の髪飾りが消滅したんですって」

エリーゼが目を見開く。

「な、なんですって……?」

「全部、偶然です」

太郎は即答したが、二人の女性は信じていないようだった。

「……太郎さん」

エリーゼが真剣な表情で言った。

「私、魔導士協会の知り合いに相談してみようと思うの。あなたの力について。専門家なら、何かわかるかもしれない」

「やめてください! 騒ぎになるだけですよ」

「でも、このまま無自覚なままでは危険です。昨日も今日も、力が暴走しかけてるじゃないですか」

「暴走してませんよ。全部偶然で——」

「太郎さん」

アイリスが静かに言った。

「あなたが普通でいたい気持ちは、尊重する。でも、あなたの力はすでに『普通』じゃない事実を生み出しているの。それを無視し続けるのは、あなた自身のためにならないと思うわ」

太郎は反論できなかった。二人の言葉には、どこか説得力があった。

「……とりあえず、今日は家に帰らせてください。考えたいことがありますから」

「わかりました。無理強いはしないわ」

エリーゼも頷いた。

「でも、いつでも相談に乗ります。一人で悩まないでくださいね」

二人に見送られながら、太郎は家路についた。街の人々の視線が痛い。噂は完全に広まってしまったらしい。

「普通の生活が……遠のいていく……」

呟きながら歩いていると、路地裏から声がかかった。

「おい、お前が噂の新人か?」

三人組の男たちが現れる。昨日の盗賊たちとは違うが、似たような風体だ。

「魔物を消し去る力があるんだってな。ちょっと見せてくれよ」

「……断ります」

「断るって? 生意気言ってんじゃねえよ」

男たちは包囲するように近づいてくる。太郎は後ずさる。

「触れないでください。危険です」

「危険? こっちが危険だろ!」

リーダー格の男が太郎の胸倉を掴もうとした——

その手が、太郎の服に触れる直前で止まった。

「な、なんだこりゃ……?」

男は力を込めるが、手が一ミリも前に進まない。まるで透明な壁に阻まれているようだ。

「へ、変だな……」

別の男が後ろから太郎を押そうとする。だが、同じように触れることができない。

「触れない! 触れねえぞ!」

三人は混乱する。太郎はただ呆然と立ち尽くしているだけだ。

「こ、これは魔術か?」

「新人、お前、何者だ……?」

男たちは恐怖の表情を浮かべ、逃げ去っていった。路地裏に再び静寂が戻る。

「……またか」

太郎はため息をついた。自分の力が暴走している——いや、暴走ではない。ただ存在しているだけで、周囲に影響を与えている。無自覚な力。それが一番危険なのかもしれない。

家に帰り、ベッドに倒れ込む。天井を見つめながら考える。

「神様……なんでこんな力くれたんですか?」

普通に暮らしたいだけなのに。特別な力なんていらないのに。

「……でも、アイリスさんの言う通りかもしれない。無自覚な力は、いつか誰かを傷つけるかもしれない」

昨日の牙狼、今日のスライムや木剣、髪飾り——すべて消滅した。もし次に消えるのが、人間だったら?

「……怖い」

震える声が漏れる。特別な力を持つことの重さを、初めて実感した。

「でも、どうすればいいんだ……?」

力の使い方を学ぶ? でも、どうやって? 自分でもどうなっているのかわからないのに。

「……明日、エリーゼさんに相談してみようかな」

魔導士協会の専門家に見てもらうのも、一つの手かもしれない。少なくとも、この力が何なのか、知る必要はある。

「普通でいたい……でも、普通でいるためには、この力と向き合わなきゃいけないのかな……」

矛盾した思いが胸を締めつける。普通になりたいがために、特別なことをしなければならない。

「……面倒くさいな」

布団をかぶり、目を閉じる。今日一日で起きた出来事が、頭の中をぐるぐると回る。

魔物が消える。物が壊れる。触れられない。

「全部、僕のせいなんだ……」

初めて、その事実を受け止めようとしていた。

翌朝、目が覚めると、窓の外は快晴だった。普通の朝日。普通の鳥の声。普通の街の喧騒。

「……今日も、普通の一日になるといいな」

そう願いながら起き上がる。昨日の出来事を忘れられたらいいのに、と思いながら。

身支度を整え、家を出る。パン屋の前を通ると、リナが元気な声で呼び止めた。

「おはようございます、太郎さん! 昨日の噂、本当だったんですね!」

「……噂、ですか?」

「木剣を触れずに折って、銀の髪飾りを消し去ったとか! すごいです!」

「全部偶然です」

「はいはい、偶然の太郎さんですね」

リナはからかうように笑いながら、パンを差し出した。

「でも、すごい力を持ってるのに謙虚なところ、素敵ですよ」

「……普通です」

「はい、普通の太郎さんです」

リナの笑顔に、太郎は少しだけ気持ちが軽くなった。

ギルドに向かう途中、誰もが太郎を見る。噂は完全に広まっていた。だが、昨日のような挑発をする者はいない。むしろ、敬遠するように道を譲る者もいる。

「……怖がられてるのかな」

少し寂しい気もした。普通に接してくれていた頃が懐かしい。

ギルドに入ると、バルトが太郎を見るなり苦笑いした。

「やれやれ、大騒動だな」

「……すみません」

「お前のせいじゃない。噂ってのは勝手に広まるもんだ」

バルトは掲示板を指さした。

「今日は簡単な依頼だけにしておけ。目立つな」

「……わかりました」

太郎が掲示板を見ていると、後ろから声がかかった。

「太郎さん」

振り返ると、エリーゼとアイリスが並んで立っていた。

「二人で?」

「偶然会ったのよ。ちょうど、太郎さんに話があって来たところ」

アイリスが言う。

「魔導士協会の知り合いが、今日なら時間があるって。あなたの力について調べてもらえるかもしれないわ」

太郎は迷った。調べてもらうということは、自分の特別さを認めることになる。普通ではいられなくなる。

「……断ります」

即答した。

「太郎さん……」

「普通でいたいんです。力なんて、なかったことにしたい」

「でも——」

「エリーゼさん、アイリスさん」

太郎は静かに言った。

「僕は、普通の冒険者として暮らしたい。特別な力なんて欲しくない。だから……見逃してください」

二人はしばらく沈黙した後、エリーゼが頷いた。

「……わかりました。無理強いはしません」

「でも」

アイリスが付け加えた。

「もし何かあったら、いつでも私たちに頼って。一人で抱え込まないで」

「……ありがとう」

太郎は心の中で謝った。二人の好意を無下にするつもりはない。でも、今はまだ——

「じゃあ、今日の依頼は?」

「薬草採取……にします」

安全で、目立たない。魔物と戦う必要のない依頼。それが今、太郎に必要なものだった。

依頼書をバルトに提出し、森へ向かう準備をする。二人の女性に見送られながら、太郎は街を出た。

「……普通の一日を、送りたいだけなのに」

呟きながら森へと足を踏み入れる。木々の間から差し込む光。鳥のさえずり。風の音。

「ここなら……普通でいられるかな」

そう思った瞬間、前方の藪からガサガサと音がした。

「……魔物?」

構えるでもなく、ただ立ち尽くす太郎。藪が揺れ——

小さなウサギが飛び出してきた。太郎の足元をすり抜け、森の奥へと駆けていく。

「……ウサギか」

ほっと胸をなで下ろす。魔物でなくてよかった。消してしまったら、罪悪感に苛まれるかもしれない。

「普通の一日……送れるといいな」

太郎は再び歩き出す。背後で、誰かの視線を感じたが、振り返らなかった。

——その視線の主は、木々の陰に身を隠し、太郎の後ろ姿を見つめていた。銀色の髪を風になびかせ、蒼い瞳に複雑な思いを浮かべて。

「……力に気づかないまま、普通でいられる日は、あとどれくらい続くのかしら」

呟いたその声は、風に消えていった。

(続く)
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