「雑草係」と追放された俺、スキル『草むしり』でドラゴンも魔王も引っこ抜く~極めた園芸スキルは、世界樹すら苗木扱いする神の力でした~

eringi

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第22話 古代植物の影響で、世界中が森に飲み込まれそうになる

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「あ……が……あァァァッ!?」

地下遺跡の奥深く。
禁忌の封印を解いた元勇者ジークは、自らが招いた絶望に飲み込まれようとしていた。

『力が……欲しいか……?』

脳内に直接響く粘着質な声。
それは、ジークが封印を破壊した『星喰らいの魔花(プラネット・イーター)』の意思だった。
いや、意思と呼べるほど高尚なものではない。
それは、ただひたすらに「喰らう」ことだけを目的とした、飢餓の権化。

シュルルルルッ!

無数の蔦が、蛇のようにジークの体に巻き付く。
手足が拘束され、とげが皮膚に食い込む。

「や、やめろ! 俺は勇者だぞ! お前の主人になる男だ!」

ジークは叫んだ。
魔王の娘ヴァニアや、騎士団長アイリスに勝つために。
そして何より、自分をコケにしたノエルを殺すために、この力を手に入れたはずだった。
だが、現実は非情だ。

『主……? 否。貴様は……良質な養分(エサ)だ』

「ヒッ……!?」

『魔勇者の残滓……そして、歪んだ欲望……。素晴らしい肥料だ。我の糧となれ』

ズボォッ!

太い蔦がジークの胸――かつて魔石が埋め込まれていた古傷に突き刺さった。

「ガアアアアアアアアアアッ!!!」

ジークの口から絶叫が迸る。
体内の魔力が、生命力が、そして精神力までもが、ストローで吸い上げられるように奪われていく。
意識が遠のく。
体が植物と同化していく感覚。

(ノエル……助けて……)

極限の恐怖の中で、彼の口をついて出たのは、またしてもあの憎き、しかし最も頼りになった幼馴染の名前だった。
だが、その声は植物の胎動にかき消され、誰に届くこともなかった。

ジークという「最高級の肥料」を得た魔花は、数千年の眠りから完全に覚醒した。
地下遺跡を突き破り、その巨大な姿を地上へと現す。

ズズズズズズズズ……ドッカアアアアアンッ!!!

森の大地が裂け、天を摩するほどの巨大な茎が伸び上がった。
先端には、龍の頭部を模した禍々しい蕾(つぼみ)。
その周囲には、無数の触手のような根がうねり、森の木々を、魔物を、そして空気中のマナさえも貪り食っていく。

世界を終わらせる『厄災』が、今ここに復活したのだ。

   ◇

一方、その頃。
俺の村の近くの森の中では、奇妙な集団が逃げ惑っていた。
つい先ほど、俺によって装備を全て「剪定(武装解除)」された、断罪騎士団のガレスたちだ。
彼らは全員、下着一枚というあられもない姿で、必死に森を走っていた。

「ハァ……ハァ……! 屈辱だ……! この私が、こんな無様な姿で……!」

ガレスは走りながら、悔し涙を流していた。
最強を誇った断罪騎士団が、たった一人の農夫に、指先一つで壊滅させられたのだ。
剣も、鎧も、プライドも、全て粉々にされた。

「団長! 後ろ! 後ろから何かが来ます!」

部下の悲鳴に、ガレスが振り返る。
そこには、悪夢のような光景が広がっていた。

森の木々が次々と倒され、地面の下から太さ数メートルはある巨大な植物の根が、津波のように押し寄せてきていたのだ。
根の表面には無数の口があり、触れるもの全てを咀嚼し、飲み込んでいく。

「な、なんだあれはァァァッ!?」

「逃げろ! 食われるぞ!」

騎士たちはパニックになり、さらに速度を上げた。
だが、植物の侵食速度は異常だった。
あっという間に背後に迫り、最後尾の騎士に蔦が絡みつく。

「ぎゃああああッ! 助け……!」

「ひぃッ! 見捨てるな!」

ガレスは恐怖で足がもつれ、転倒した。
目の前に、巨大な根が迫る。
その先端が鎌首をもたげ、ガレスを捕食しようと開いた。

(終わった……)

ガレスは目を閉じた。
走馬灯のように、これまでの人生が駆け巡る。
権力に固執し、弱者を踏みにじり、最後は農夫に敗れ、植物の餌になる。
なんて滑稽な最期だ。

だが、その時。

「――こらこら。通路を塞ぐなって」

のんびりとした、しかし絶対的な安心感を含んだ声が聞こえた。

ズパァァァンッ!

鋭い風切り音と共に、ガレスの目の前に迫っていた巨大な根が、真っ二つに切断された。
切断面から緑色の体液を撒き散らし、根がのたうち回る。

「え……?」

ガレスがおそるおそる目を開けると、そこには一人の男が立っていた。
泥だらけの長靴。
陽に焼けた肌。
そして、肩には巨大なスコップを担いでいる。

ノエルだった。

「おっさん、大丈夫か? パンツ一丁で森遊びとは、随分とワイルドな趣味だな」

ノエルは屈託のない笑顔で言った。
ガレスは言葉を失った。
この男は、自分たちを半殺しにした張本人だ。
それなのに、なぜ助けた?

「き、貴様……なぜ……」

「なぜって、目の前で人が食われそうになってたら助けるだろ。それに、この根っこ、俺の畑の方にも伸びてきてて迷惑なんだよ」

ノエルは切断された根の残骸を、足で蹴り飛ばした。

「すごい生命力だな。普通の除草剤じゃ効かなそうだ」

彼は空を見上げた。
そこには、雲を突き抜けるほど巨大化した『星喰らいの魔花』が、太陽の光を遮るようにそびえ立っていた。
その影が、森全体を薄暗く覆っている。

「うわぁ、デカい雑草だなぁ。あれじゃあ、トマトの日当たりが悪くなる」

ノエルは腰に手を当てて、やれやれと首を振った。
ガレスは戦慄した。
目の前の怪物は、古代の文献に記された『世界を滅ぼす厄災』だ。
Sランク冒険者が束になっても勝てない、絶望の象徴だ。
それを、この男は「デカい雑草」と言い放った。

「ひ、避難を……! ノエル殿! あれは『星喰らい』です! 伝説の黒竜の化身です! 戦ってはなりません!」

ガレスは思わず叫んでいた。
かつての敵に対する警告。
だが、ノエルはキョトンとした顔で振り返った。

「黒竜? いや、どう見ても植物だろ。ちょっと育ちすぎた『クズ』か『ツタ』の一種だよ」
「し、しかし……!」
「大丈夫だって。庭の手入れは慣れてるから」

ノエルはニカッと笑うと、ガレスたちに背を向けた。

「あんたたちは、とりあえず俺の家の敷地まで逃げな。アイリスたちがいるから安全だぞ」

そう言い残すと、彼は巨大な植物の根元へ向かって、散歩でもするかのように歩き出した。
その背中には、恐怖など微塵も感じられない。
あるのは、これから始まる大仕事を前にした、職人の静かな気迫だけだった。

「……勝てないわけだ」

ガレスは震える体で立ち上がった。
剣の腕でも、魔力でもない。
あの男の持つ「器」の大きさに、自分は完敗したのだ。

「総員! ノエル殿の指示に従い、村へ退避せよ! ……恥を忍んで、彼の庇護を受けるのだ!」

ガレスの号令に、騎士たちは涙を流しながら頷いた。
彼らはノエルの背中に、かつて自分たちが憧れ、そして見失ってしまった「真の英雄」の姿を見ていた。

   ◇

「さてと」

俺は巨大な植物の根元へと歩を進めていた。
近づくにつれ、その大きさには呆れるばかりだ。
幹(茎)の太さは直径百メートル以上あるだろうか。
表面は硬い鱗のような樹皮に覆われ、そこから無数の棘が生えている。

「モォォォォォンッ……!」

頭上遥か彼方から、重低音の咆哮が聞こえてくる。
植物が吠えるなんて聞いたことがないが、風が空洞を通る音かもしれない。

「しかし、困ったな。これだけデカいと、引っこ抜くのも一苦労だ」

俺は足元に這い回る太い根を踏みつけた。
根は俺を捕らえようと襲いかかってくるが、俺が踏むと「ギャッ」と短い音を立てて動きを止める。
俺の体からは、今や無意識のうちに『最強の除草オーラ』が出ているらしい。

「道具が要るな。……作るか」

俺は亜空間収納(インベントリ)を開いた。
中には、先ほどガレスたちから没収(剪定)した、大量の鉄屑が入っている。
断罪騎士団の装備に使われていた鉄だ。
質は悪くない。むしろ、長年使い込まれて魔力を帯びている。

「リサイクル、リサイクル」

俺は鉄屑を取り出し、両手で挟み込んだ。
イメージするのは『巨大な剪定バサミ』。
相手が規格外の大きさなら、道具も規格外でなければならない。

「融合……圧縮……再構築……」

俺の魔力が鉄屑に浸透し、溶かし、練り上げていく。
不純物を排除し、純度を高め、分子配列を『切断』に特化した形へと書き換える。

カッ!

強烈な閃光と共に、俺の手の中に新たな農具が誕生した。
全長三メートル。
身の丈を超える巨大なハサミだ。
刃は黒光りする魔鉄でできており、触れるもの全てを両断する凄味を放っている。

「名付けて『断罪の剪定バサミ・改』。……ちょっと厨二っぽい名前だけど、まあいいか」

重さは数百キロあるはずだが、俺の手には羽のように軽い。
試しに近くの岩をチョキンと挟んでみる。

スパンッ。

抵抗なく岩が切れた。
切れ味も申し分ない。

「よし、行くか」

俺は巨大ハサミを担ぎ、植物の本体へと向かった。
すると、向こうからヴァニアとティターニアが飛んできた。

「主様! 無事ですか!」
「ノエル様! あ、あれは危険です! 近づいてはいけません!」

二人は上空から偵察してくれていたようだ。
顔色が悪い。

「どうした? そんなに慌てて」
「どうしたもこうしたもありません! あれを見てください!」

ヴァニアが指差した先。
植物の頂上にある蕾が、ゆっくりと開き始めていた。
そこから現れたのは、美しい花――ではなく、巨大な『竜の頭』だった。
花弁が鱗となり、雄しべが牙となり、植物と生物が融合した異形の姿。

『グルルルル……』

その口から、ドス黒い瘴気のブレスが漏れ出している。
そのブレスが触れた雲が、瞬時に腐って黒い雨となって降り注ぐ。

「あれは『腐食の吐息(アシッド・ブレス)』ですわ! あの一息で、一国を死の荒野に変えるほどの猛毒です!」
ティターニアが叫ぶ。
「しかも、あの植物は大地からマナを吸い上げ続けている! 放置すれば、この星そのものが枯れ果ててしまうぞ!」

ヴァニアの警告は深刻だ。
星が枯れる?
それは困る。
星が枯れたら、トマトも枯れる。
美味しい野菜が作れなくなる。

「それは許せんな」

俺の目がスッと細まった。
農家にとって、土壌汚染は万死に値する罪だ。

「ヴァニア、ティターニア。村のみんなを守ってくれ。瘴気が流れていかないように、風魔法で結界を張るんだ」
「し、しかし主様! 貴方お一人で?」
「ああ。こんなデカい庭仕事、みんなに手伝わせるわけにはいかないからな」

俺は二人に微笑みかけた。

「安心しろ。すぐに終わらせる」

俺の言葉には、根拠のない、しかし絶対的な説得力があった。
二人は顔を見合わせ、そして頷いた。

「わかりました! 村は死守します!」
「ご武運を、主様!」

二人が飛び去るのを見届け、俺は『星喰らい』の真正面に立った。
距離は五十メートルほど。
見上げると首が痛くなる高さだ。

『オオォォォォォォォ……』

竜の頭(花)が俺を見下ろした。
その無数の複眼が、チロチロと動く。
俺の存在に気づいたようだ。

『人間……? 否……貴様は……何だ……?』

頭の中に声が響く。
ジークの声に似ているが、もっと濁っていて、不快なノイズが混じっている。
どうやら、取り込まれたジークの意識が、わずかに残っているらしい。

「よお、ジーク。また随分と大きくなったな」

俺は大声を張り上げた。

「そこ、居心地いいのか? なんか狭そうに見えるけど」

『ウウ……ノエル……ノエルゥゥゥッ!!』

俺の名前を聞いた瞬間、竜が発狂したように暴れ出した。
ジークの怨念が、植物の本能を刺激したのだ。

『喰ラウ……! 貴様ノ全テヲ……喰ライ尽クスッ!』

竜が大きく口を開けた。
喉の奥で、ドス黒いエネルギーが圧縮されていく。
極大ブレスの予備動作だ。

「まずいな、あれを撃たれたら森がハゲる」

俺はハサミを構えた。
だが、その時。

ズドドドドドドッ!

俺の足元の地面が隆起し、数百本の根が一斉に襲いかかってきた。
全方位からの飽和攻撃。
一本一本が鉄骨のように硬く、槍のように鋭い。

「おっと」

俺はステップを踏んでかわした。
右へ、左へ。
最小限の動きで、殺到する根の隙間をすり抜ける。

「邪魔だっつってんだろ!」

俺はハサミを振るった。

ザンッ! ザザンッ!

一振りで十本の根が宙を舞う。
二振りで二十本。
俺が通った後には、切り刻まれた植物の残骸だけが降り積もる。

『ナゼダ……! ナゼ当タラナイ!』

「動きが単調なんだよ。光を求めて伸びるだけの植物の動きなんて、読みやすいんだ」

俺はさらに加速した。
地面を蹴り、空中に浮いている根を足場にして、上へと駆け上がる。
目指すは本体、あのでっかい竜の首だ。

『小賢シイッ!』

竜がブレスを放った。
ドゴォォォォォンッ!
漆黒の奔流が、俺を目掛けて一直線に迫る。
触れれば骨まで溶ける死の液体。

だが、俺は止まらなかった。
俺は亜空間収納から、一本の『瓶』を取り出した。
昨日、薬草園で作った『特製栄養剤(原液)』だ。

「植物には栄養が必要だろ? ほら、いっぱい飲め!」

俺は瓶をブレスに向かって投げつけた。
パリーン!
瓶が割れ、中から金色の液体が飛び散る。

ジュワアアアアアッ!

「!? グギャアアアアアアッ!?」

竜が悲鳴を上げた。
俺の栄養剤がブレスと混ざり合い、化学反応を起こしたのだ。
『腐食』の属性を持つブレスが、『超活性化』の栄養剤によって中和され、逆に植物の細胞を暴走させる『成長促進剤』へと変化した。

ブクブクブク……!

竜の口の中で、細胞分裂が異常加速する。
舌が腫れ上がり、喉が詰まり、自分の急激な成長に体がついていけずに組織が崩壊していく。
「過ぎたるは及ばざるが如し」。
肥料のやりすぎは、植物を枯らす原因になるのだ。

『アガ……ガ……! 苦シイ……!』

竜が苦悶にのたうち回る。
その隙に、俺は本体の懐へと飛び込んだ。

「ここが急所(成長点)か?」

俺の目の前には、竜の胸元にあたる部分に、脈動する巨大なコブがあった。
そこから禍々しい魔力が供給されている。
そして、そのコブの中に、半透明の膜に包まれたジークの姿が透けて見えた。

彼は目を閉じ、苦しそうに顔を歪めている。
全身に管が繋がれ、養分を吸い取られている。

「……まったく、世話の焼ける奴だ」

俺は巨大ハサミを構えた。

「ジーク、今助けてやるからな。……ちょっと痛いかもしれんが、我慢しろよ」

狙うは、ジークと植物を繋ぐ『結合部』。
そして、この植物の核(コア)。

「俺の庭で好き勝手するのは、ここまでだ!」

俺は全身全霊の力を込めて、ハサミを振りかぶった。

スキル発動、『草むしり』――最終奥義・『天地剪定(ワールド・プルーニング)』。

世界の理(ことわり)すら断ち切る、農夫の一撃。

「せいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ザンッ!!!!!!!!

時間が止まったような静寂。
そして、次の瞬間。
天を突く巨大な植物の幹に、横一文字の亀裂が走った。

『ア……』

竜の目が驚愕に見開かれる。
そして。

ズズズ……ズドオォォォォォォォォォンッ!!!

『星喰らいの魔花』の上半身が、ゆっくりとずり落ち、轟音と共に大地へと崩れ落ちた。
切断面は鏡のように滑らかで、そこからは光の粒子が噴水のように溢れ出していた。

「ふぅ……。硬かったな」

俺はハサミを肩に担ぎ直し、切断された幹の上に降り立った。
そこには、管を引きちぎられて解放されたジークが、粘液まみれで転がっていた。

「……ん……うぅ……」

ジークが薄目を開ける。
彼の視界に、逆光を背負って立つ俺の姿が映った。

「よお、ジーク。おはよう」

俺はニカッと笑って手を差し伸べた。

「散歩は楽しかったか? そろそろ帰って、仕事の続きをしようぜ」

ジークは呆然と俺を見つめ、そしてボロボロと涙をこぼした。
それは、恐怖でも悔しさでもなく、初めて見せる安堵の涙だった。

「ノ……エル……」

こうして、世界を滅ぼすはずだった厄災は、農夫の『剪定』によって、あっけなく幕を閉じた。
だが、これで終わりではない。
切り倒したこの巨大な植物。
これがまた、とんでもない『資源』の山だったのだ。

「これ、堆肥にしたら何年分になるかなぁ……」

俺の農家としての計算(皮算用)が始まった時、村の方からみんなの歓声が聞こえてきた。

続く
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