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第23話 王国軍も勇者も全滅。残された希望は俺たちの村だけ
しおりを挟むズズズ……ズドオォォォォォォォォォンッ!!!
地響きと共に、天を突く巨木――『星喰らいの魔花』が大地に横たわった。
その全長は数キロメートル。
森を真っ二つに分断するように倒れたその姿は、まるで神話の時代の巨大な龍の骸のようだった。
巻き上がった土煙が、キノコ雲のように空へと昇っていく。
「ふぅ……。やっぱり手作業での伐採は骨が折れるな」
俺は巨大なハサミ『断罪の剪定バサミ・改』を肩に担ぎ直し、額の汗を拭った。
目の前には、スッパリと切断された魔花の切り株があり、そこからは光の粒子が噴水のように溢れ出し、周囲の森に降り注いでいる。
これは、長い年月をかけてこの植物が大地から吸い上げたマナが、還元されている現象だ。
おかげで、周辺の土壌が一気に肥沃になった気がする。
「……あ……ぅ……」
足元で、情けない声がした。
俺が魔花の中から引っ張り出した元勇者、ジークだ。
彼は全身、植物の粘液まみれで、生まれたての小鹿のように震えていた。
「大丈夫か、ジーク。五体満足か?」
俺が声をかけると、ジークはビクリと体を跳ねさせ、恐る恐る顔を上げた。
その瞳には、以前のような傲慢さも、復讐の炎もなかった。
あるのは、圧倒的な力に対する根源的な恐怖と、完全な服従の色だけだった。
「ノ、ノエル……。俺は……助かったのか……?」
「ああ。ギリギリだったけどな。あと数分遅れてたら、お前は完全に養分として消化されて、花の肥料になってたぞ」
俺は彼の襟首を掴んで立たせた。
ジークは力なく立ち上がったが、すぐに膝から崩れ落ちそうになる。
魔勇者としての力も、聖剣の加護も、すべて魔花に吸い尽くされ、今の彼はレベル1のただの村人以下の存在になっていた。
「力が入らない……。魔力が……何もない……」
ジークは自分の掌を見つめ、涙をこぼした。
「俺は……空っぽだ……。勇者でも、魔勇者でもない……ただのゴミだ……」
「そうだな。お前は今、正真正銘の『無職』だ」
俺は容赦なく事実を告げた。
同情はしない。
彼が招いた事態だ。
だが、見捨てるつもりもなかった。
「でも、体は動くだろ? 手足があって、息をしてる。なら、働ける」
俺はニカッと笑い、巨大な魔花の残骸を親指で指した。
「見ろよ、あの大収穫。あれを解体して、運んで、加工しなきゃならない。猫の手も借りたい状況なんだ。……手伝えよ、ジーク」
ジークは呆然と俺を見上げ、そして魔花の残骸を見た。
かつて自分が世界を滅ぼそうとして呼び覚ました厄災。
それを「大収穫」と呼ぶ男。
「……はい……。やります……なんでもやります……」
ジークは深々と頭を下げた。
それは、彼が人生で初めて見せた、心からの謝罪と服従の姿勢だった。
こうして、俺たちは「史上最大の後片付け」を開始するために、村へと戻ることにした。
◇
村に戻ると、そこはお祭り騒ぎになっていた。
「主様ーッ! ご無事ですかーッ!」
「ノエル殿! あの巨大な魔物を一撃で……!」
ヴァニアが飛びつき、アイリスが駆け寄り、セラフィナとミリアが涙ぐみながら出迎えてくれた。
フェンリルのウルフも「ワンワン!(おかえり!)」と尻尾を振っている。
「ただいま。ちょっとデカかったけど、なんとかなったよ」
俺が言うと、みんなの視線が俺の背後――トボトボとついてくる泥だらけの男に向けられた。
「……あら、まだ生きていたのですか」
ティターニアが氷のような声で言う。
「ゴミはゴミ箱へ、ではありませんの?」
「主様、その男の首を刎ねる許可を」
アイリスが剣の柄に手をかける。
ジークは「ひぃっ!」と悲鳴を上げて俺の後ろに隠れた。
かつての仲間や、美女たちからの蔑みの視線。
今の彼には、それが何よりも堪えるようだった。
「まあ待て。こいつはもう、牙も爪も抜けたただの人だ。それに、今回の件で深く反省してるみたいだし」
「反省? 世界を滅ぼしかけた大罪人が、反省で済む話ではありませんわ」
ヴァニアが黒い炎を灯す。
確かにその通りだ。
だが、ここで彼を殺しても、何の生産性もない。
「だから、労働で償わせる。一生かけてな」
俺はジークの背中をバンと叩いた。
「今日からこいつは、この村の『最下層労働者(スレイブ)』だ。ウルフの世話係から便所掃除、肥料運びまで、みんながやりたがらない仕事を全部やらせる。給料はなし。休みもなし。食事は残飯のみ。……どうだ、文句あるか?」
俺がジークに問うと、彼は激しく首を振った。
「ありません! 置いてもらえるだけで感謝します! 靴でも舐めます!」
「よし。じゃあ早速、あの魔花の解体現場に行ってこい。枝払いからだ」
俺はジークに錆びた斧を一本投げ渡した。
彼はそれを拝むように受け取り、脱兎のごとく森へと走っていった。
その背中は、かつての英雄の面影など微塵もない、ただの使い走りだった。
「……主様、性格が悪いですわね」
ティターニアがクスクスと笑う。
「殺すよりも残酷な生き地獄ですわ」
「そうか? 衣食住が保証された職場なんて、そうそうないぞ」
俺は肩をすくめた。
さて、これで一件落着……と言いたいところだが、まだ問題は残っていた。
あの巨大な魔花が倒れた時の衝撃と、撒き散らされたマナの影響。
それが、森の外にいる人間たちにどう映ったかだ。
◇
森の外縁部。
そこには、王国正規軍の主力部隊、総勢一万の兵士たちが布陣していた。
「な、なんだあの揺れは……!」
「森の奥から、光の柱が……!」
彼らは、グランツ宰相の報告を受け、万が一のために国境警備に当たっていた部隊だ。
さらに、断罪騎士団の生き残りであるガレスたちからの報告――「森に世界を滅ぼす魔物が現れた」という情報を受け、王国は総力戦の構えを見せていた。
指揮を執るのは、王国の将軍、ボルギス。
名門貴族出身で、プライドが高く、功名心に溢れた男だ。
「フン、ガレスの奴め。たかが植物の魔物に怯えて逃げ帰るとは、断罪騎士団の名折れだな」
ボルギス将軍は、馬上で鼻を鳴らした。
彼は、ガレスが報告した「農夫が強い」という話を全く信じていなかった。
農夫が強いわけがない。
ガレスは任務に失敗した言い訳をしているだけだ。
そう思い込んでいた。
「将軍! 森の瘴気が晴れていきます! 魔物は倒されたようです!」
「何だと? 誰が倒したというのだ?」
ボルギスは眉をひそめた。
まさか、本当に農夫が?
いや、ありえない。
おそらく、魔物同士の縄張り争いで共倒れになったか、あるいは自然現象だろう。
「好機だ! 全軍突撃! 弱った魔物を討ち取り、我が軍の手柄とする!」
「はッ! 突撃ーッ!」
一万の軍勢が、鬨の声を上げて森へと雪崩れ込んだ。
彼らの目的は、魔物の討伐という名目のもと、その奥にあるという「宝の山(ノエルの村)」を接収することだった。
自治区? 知ったことか。
軍事力で制圧してしまえば、あとはどうとでもなる。
だが、彼らは知らなかった。
『星喰らいの魔花』は倒されたが、その死体が放つ影響力が、どれほどのものかを。
◇
森の中へ進軍した王国軍は、すぐに異変に気づいた。
「おい、なんだこの植物は……?」
「動いてるぞ……?」
倒された魔花の残骸。
その破片や、飛び散った樹液が、森の植物たちに付着していた。
『超活性化』。
ノエルが投げつけた栄養剤と、魔花自身のマナが混ざり合い、周囲の植物を異常進化させていたのだ。
ガサガサガサッ!
「うわぁっ! ツタが! ツタが巻き付いてくる!」
「木が歩き出したぞ! トレントだ!」
「キノコが爆発したァッ!」
阿鼻叫喚。
ただの雑草が鋼鉄の鞭のように暴れ、可愛らしい花が溶解液を吐きかけ、木々が兵士を殴り飛ばす。
Sランク魔獣クラスに進化した「雑草軍団」が、王国軍に襲いかかったのだ。
「ひぃぃッ! 剣が通じない!」
「魔法も効かない! 再生するぞ!」
植物たちは、ノエルの『最適化』の魔力を帯びているため、生半可な攻撃では傷つかない。
王国軍の誇る精鋭部隊も、自然の猛威の前には無力だった。
「将軍! 被害甚大です! 撤退を!」
「馬鹿者! 植物ごときに後れを取るな! 焼き払え!」
ボルギス将軍が叫ぶ。
魔導師部隊が火炎魔法を放つ。
だが、植物たちは燃えるどころか、炎を吸収してさらに巨大化した。
『熱耐性』と『エネルギー吸収』のスキルまで獲得していたのだ。
「な、なんだこの化け物たちは……!」
ボルギスは戦慄した。
これは魔物の群れではない。
森そのものが、意思を持って人間を排除しようとしている。
これが、ガレスの言っていた「厄災」の余波なのか。
「グオォォォン……」
さらに追い打ちをかけるように、倒れた魔花の切り株から、黒い泥のようなものが溢れ出し、それが形を成した。
『泥人形(マッド・ゴーレム)』。
魔花の防衛本能が生み出した、自動迎撃システムだ。
その数は数百。
一つ一つが、城壁より大きく、物理攻撃を無効化する体を持っていた。
「あ……あぁ……」
ボルギスは絶望した。
勝てない。
一万の兵がいようと、この森には勝てない。
彼らの剣は折れ、鎧は砕かれ、プライドは泥にまみれた。
「撤退だ……! 全軍、撤退せよォォッ!」
だが、退路はすでに「暴走したイバラ」によって塞がれていた。
前後不覚。
完全包囲。
「終わった……。王国軍は、ここで全滅するのか……」
兵士たちが武器を捨て、天を仰いだその時だった。
「――ん? なんだ、騒がしいな」
森の奥から、場違いなほど軽い声が聞こえた。
兵士たちが視線を向けると、そこには信じられない光景があった。
暴れまわる殺人植物の群れの中を、まるで散歩でもするように歩いてくる男が一人。
襲いかかるツタを手で払い(触れた瞬間にツタが大人しくなる)、溶解液を吐く花を「よしよし」と撫で(花が嬉しそうに咲く)、泥人形の横を素通りしてくる。
「農夫……?」
ボルギスは目を疑った。
その男の後ろには、リヤカーを引いた巨大な狼と、泥だらけの男(元勇者)が続いていた。
「よお、アンタら。迷子か?」
ノエルだった。
彼は解体した魔花の素材(最高級の木材と繊維)を運んでいる途中だったのだ。
「き、貴様は何者だ! この地獄のような状況で、なぜ無事でいられる!」
ボルギスが叫ぶ。
ノエルはきょとんとして、周囲を見回した。
「地獄? ああ、ちょっと草が元気すぎるかな。肥料が効きすぎたみたいだ」
ノエルは、襲いかかろうとしていた泥人形の足元に近づくと、その巨体をペシッと叩いた。
「こら、お客さんに泥を投げるな。行儀が悪いぞ」
ドサッ。
泥人形は一瞬で崩れ落ち、ただの土の山に戻った。
ノエルが『結合』の魔力を解除(草むしり)したのだ。
「え?」
「そっちのツタも。通せんぼはダメだろ」
ノエルが指を鳴らすと、王国軍を取り囲んでいたイバラの壁が、シュルシュルと縮んでいき、綺麗な花壇の縁取りのように整列した。
「は?」
一万の兵士たちが、口をポカンと開けて固まった。
彼らが死闘を繰り広げ、全滅寸前まで追い込まれた脅威が、この男の一挙手一投足で「手入れされた庭」に変わっていく。
「あ、怪我人はいるか? ミリア、出番だぞ」
「はいはい。もう、ノエルったら人使いが荒いんだから」
ノエルの後ろから、聖女ミリアが現れた。
彼女は、倒れている兵士たちに回復魔法をかけて回る。
その魔力は、以前の聖女時代とは比較にならないほど強力で、瀕死の重傷者も一瞬で完治していく。
「聖女……ミリア様!? 行方不明になっていたはずの!」
「生きておられたのか!」
兵士たちが歓喜の声を上げる。
さらに、アイリスやセラフィナも現れ、手際よく兵士たちを誘導し始めた。
「さあ、怪我のない者は整列しろ! この先にある村へ案内する!」
「ア、アイリス団長!?」
「セラフィナ王女まで!?」
英雄たちの生存確認。
そして、この地獄を平然と支配する「農夫」の存在。
ボルギス将軍は、馬から転げ落ちるように降りて、ノエルの前に跪いた。
「あ、貴方様は……一体……」
「農家です」
ノエルはいつものように答えた。
「ちょっと収穫の帰りでね。……アンタら、ボロボロだけど、腹減ってないか?」
ノエルの言葉に、兵士たちのお腹が一斉に鳴った。
極限の恐怖と疲労で、彼らは空腹の限界だったのだ。
「うちの村に来なよ。今日は『魔花の天ぷら』と『ドラゴンステーキ』だ。人数分くらいはあると思うぞ」
「魔花の……天ぷら……?」
「ドラゴン……ステーキ……?」
単語の意味が理解できないが、とにかく「助かった」ということだけは理解できた。
「ありがとうございます! 一生ついていきます!」
「農夫様バンザイ!」
王国軍一万の兵士たちは、涙を流しながらノエルを崇めた。
彼らにとって、この森で唯一安全な場所。
そして、世界で唯一の希望。
それが、ノエルの村だった。
◇
数時間後。
ノエルの村の広場は、一万人の兵士たちで埋め尽くされていた。
即席の宴会が開かれている。
「うめぇぇぇッ! なんだこの肉は!」
「野菜が光ってるぞ! 食ったら傷が治った!」
「俺、田舎に帰ったら農家になるよ……」
兵士たちは、ノエルの作った料理を食べ、完全に骨抜きにされていた。
ボルギス将軍も、アイリスにお酌をされながら、放心状態で空を見上げている。
「私は今まで、何を争っていたのだろう……。剣など捨てて、クワを持ちたい……」
完全に戦意を喪失していた。
その宴の片隅で。
泥だらけのジークが、兵士たちの食べ残しの骨をしゃぶっていた。
「うぅ……うまい……。残飯でもうまい……」
かつて自分が率いるはずだった軍隊が、ノエルに心酔している光景。
本来なら嫉妬で狂うところだが、今の彼にはそんな気力もなかった。
ただ、今日のノルマ(皿洗い一万枚)をどうこなすか、それだけで頭がいっぱいだった。
「さて、これで外の世界も静かになるかな」
テラスからその様子を眺めていた俺は、コーヒーを啜った。
魔花は倒した。
王国軍も懐柔した(餌付けした)。
元勇者も従業員になった。
「平和が一番だ」
俺はそう思った。
だが、俺が倒した『星喰らいの魔花』。
その影響力は、王国だけには留まらなかった。
倒れた巨木から放出された膨大なマナの波動は、世界中の観測機関で感知され、さらなる大物たち――他国の王や、裏社会のドン、果ては『神界』の住人たちまでをも、この小さな村へと引き寄せようとしていた。
「主様、大変です!」
ヴァニアが空から降りてきた。
「どうした? まだおかわりが欲しいのか?」
「違います! 北の空から……『竜王』が飛来しています!」
「竜王?」
「ドラゴンの頂点に立つ存在だ! 魔花を倒した気配を感じ取って、喧嘩を売りに来たらしいぞ!」
またか。
俺はため息をついた。
どうやら、俺の平穏なスローライフ(世界最強)は、まだまだ落ち着きそうになかった。
「……仕方ない。アイリス、ジーク。皿洗いは後だ。ちょっと竜退治に行くぞ」
「はい、主様!」
「えぇぇ……俺もですかぁ……?」
文句を言うジークの首根っこを掴み、俺は新たな「害獣駆除」へと向かうのだった。
続く
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