敵を9割弱体化させていた呪術師、追放される。勇者が雑魚敵に負ける中、俺は即死チートで無双する~戻れと言われても、魔王の娘と幸せなので~

eringi

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第15話 諸悪の根源『大聖女』からの招待状。敵の本拠地で出された茶に、猛毒が入ってるんですが

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勇者カイルとの悲しき決着から一夜が明けた。

俺たちは地下迷宮での出来事を、国王レギウス三世と騎士団長ガレインに報告するため、再び王城を訪れていた。
謁見の間には重苦しい沈黙が漂っていた。
俺が語った『人造天使計画』と、教会のトップである『大聖女エリス』の関与。
その事実は、国家の根幹を揺るがすほどの大スキャンダルだったからだ。

「……信じられぬ。あの慈愛の象徴とされるエリス様が、そのような非道な実験を……」

国王は玉座で頭を抱え、呻くように言った。
無理もない。
この国において、教会と王家は車の両輪。
民衆からの支持が厚い大聖女を敵に回すことは、そのまま国民を敵に回すことと同義だからだ。

「ですが陛下、これは事実です。地下から回収した証拠品と、私の……元部下であったカイルの最期が、それを証明しています」

俺の隣で、騎士団長ガレインが悔しげに唇を噛みながら進言する。
彼は地下から回収された『廃棄聖遺物』の残骸を目の当たりにし、その異様さに言葉を失っていた一人だ。

「クロウ殿。……そなたの報告を疑うわけではない。だが、証拠となる『使徒』は次元の彼方に消え、カイル殿も亡くなった今、大聖女を断罪する決定的な材料が足りぬのも事実だ」

国王の言い分はもっともだ。
俺の証言と、いくつかの不気味なアイテムだけでは、何百年も信仰を集めてきた宗教組織を弾劾するには弱い。
下手に動けば、「異端の魔導師が国を乗っ取ろうとしている」と逆にプロパガンダに使われかねない。

「分かっています。だから、俺はまだ表立って動くつもりはありませんよ」

俺は淡々と答えた。

「向こうが尻尾を出すのを待ちます。……それに、向こうも俺の存在を無視できなくなっているはずですから」

その時だった。
謁見の間の大扉が、重々しい音を立てて開かれた。

「失礼いたします、陛下。……教会本部より、使者が参っております」

近衛兵が緊張した面持ちで告げる。
噂をすれば影、とはこのことか。

入ってきたのは、白い神官服に身を包んだ一人の青年だった。
整った顔立ちに、柔和な笑み。だが、その目は笑っていない。
胸には、高位神官を示す金の刺繍が施されている。

「お初にお目にかかります、国王陛下。そして……噂の英雄、クロウ殿ですね」

青年は流れるような動作で一礼した。

「私は大聖女エリス様の側近、ルシアンと申します。本日はクロウ殿に、エリス様からの『招待状』をお持ちしました」

「招待状?」

「はい。本日正午、大聖堂にて行われる『聖餐会(ミサ)』の後、特別にお茶会を設けたいと。……是非とも、王都を救った英雄とお話ししたいと仰せです」

ルシアンは恭しく、金色の封筒を俺に差し出した。
周囲の貴族たちがざわめく。
大聖女直々の招待など、貴族でも滅多に受けられない名誉だからだ。

だが、俺たちにとっては違う。
これは明らかに、宣戦布告だ。
昨日の今日で呼び出すということは、「お前がやったことは知っている」というメッセージに他ならない。

「……ふん、随分と余裕だな。自分の庭に敵を招くとは」

俺の背後で、セリスが不快そうに鼻を鳴らす。
彼女は今、金髪の貴族令嬢に変装しているが、その威圧感までは隠しきれていない。
ルシアンはセリスを一瞥し、一瞬だけ眉をひそめたが、すぐに笑顔に戻った。

「お連れ様もご一緒にどうぞ。エリス様は、皆様とお会いするのを楽しみにしておられます」

「罠かもしれんぞ、クロウ」

メルキセデク(執事モード)が小声で囁く。
元天使の彼にとって、教会はかつての本拠地であり、今は最も警戒すべき場所だ。

「分かってる。……だが、断れば『逃げた』と思われるのも癪だ」

俺は封筒を受け取った。

「いいだろう。喜んで参加させてもらうと伝えてくれ」

「賢明なご判断です。では、大聖堂にてお待ちしております」

ルシアンは満足げに微笑み、踵を返して去っていった。
その後ろ姿を見送りながら、俺は封筒を握りしめた。

「行くぞ。……敵の本丸へ、ピクニックだ」

   ◇

王都の中央にそびえる『聖光大聖堂』。
純白の石材で作られたその巨大な建造物は、太陽の光を反射して神々しく輝いている。
正門前には多くの信者が集まり、祈りを捧げていた。

俺たちは馬車を降り、大聖堂の長い階段を登った。
両脇には聖騎士たちが整列し、鋭い視線を向けてくる。
表向きは警護だが、その実、俺たちを逃がさないための包囲網だろう。

「……懐かしい場所です。でも、今は吐き気がします」

俺の隣を歩くアリシアが、フードを目深に被りながら呟いた。
彼女にとってここは、聖女として育てられ、そして洗脳された忌まわしい故郷だ。

「大丈夫か? 無理なら外で待っててもいいぞ」

「いいえ。……私も会わなければなりません。私を道具として扱った『あの方』に」

アリシアの手が震えている。恐怖か、それとも怒りか。
俺はそっと彼女の手を握った。

「安心しろ。何かあったら、この建物ごと更地にしてやる」

「ふふっ……クロウさんらしい慰め方ですね。……ありがとうございます、少し落ち着きました」

アリシアが小さく笑う。
その横で、セリスが「我の手も握れ」と言わんばかりに手を差し出してきたので、仕方なく反対の手で握ってやる。
両手に花、傍から見ればハーレム主人公だが、向かう先は魔窟だ。

大聖堂の奥、『聖女の間』と呼ばれる特別室へ通された。
そこは、ステンドグラスから差し込む光が幻想的な空間だった。
部屋の中央には白いテーブルセットが置かれ、一人の女性が待っていた。

黄金の髪、透き通るような白い肌、そして慈愛に満ちた碧眼。
年齢は二十代半ばほどに見えるが、その存在感は年齢を超越している。
彼女こそが、この国の精神的支柱。
『大聖女』エリス。

「ようこそいらっしゃいました、クロウ様。……そして、可愛いお客様たちも」

エリスは立ち上がり、花が咲くような笑顔で迎えた。
その声には、聞く者を安心させる不思議な響きがある。
『聖声』スキル。無意識レベルで好感度を上げる精神干渉の一種だ。
もちろん、俺たちには効かないが。

「お招きいただき光栄です、エリス様。……俺のような無骨者に、何の用で?」

俺は警戒心を隠さず、単刀直入に切り出した。
エリスはくすくすと上品に笑い、椅子を勧めた。

「まあ、そう殺気立たないでくださいな。ただ、お話がしたかっただけですの。……カイル様の件、残念でしたわね」

彼女の口から出た名前に、アリシアがピクリと反応した。

「彼には期待しておりましたのに。……やはり、人間の器では『神の愛』を受け止めきれなかったのでしょうか」

「……愛? あれを愛と呼ぶのか?」

俺は椅子に座り、彼女を睨みつけた。

「人体実験で化け物に変えて、使い捨てにするのが神の愛だって言うのか?」

「あら、人聞きが悪いですわ。私はただ、彼に『機会』を与えただけ。彼が望み、彼が選んだ道ですもの。……それに、結果として貴方という素晴らしい『完成品』がここに来てくださった。カイル様の犠牲も無駄ではありませんでしたわ」

エリスは悪びれる様子もなく、平然と言ってのけた。
彼女にとって、人間は駒ですらない。
ただの実験動物。
その傲慢さが、清らかな笑顔の裏に透けて見える。

「……貴方という人は、昔から変わりませんね」

アリシアがフードを脱ぎ捨て、エリスを睨んだ。

「あら? 貴女は……アリシアではありませんか。行方不明になったと聞いて心配しておりましたのよ?」

エリスはわざとらしく驚いて見せる。

「心配? 嘘をおっしゃらないでください。貴方は私が『洗脳』から解けたことに気づいているはずです」

「洗脳だなんて。私はただ、迷える子羊を導いていただけですわ。……でも、残念です。貴女もまた、悪魔に魂を売ってしまったのですね」

エリスの視線が、アリシアから俺、そしてセリスへと移る。

「魔王の娘を匿い、堕天使を従え、聖女を堕落させる。……クロウ様、貴方は本当に『死神』のようですね」

「お前らに言われたくないな。……で、本題はなんだ? 嫌味を言うために呼んだわけじゃないだろ」

「ええ、そうですわ」

エリスが指を鳴らすと、侍女がワゴンを押して入ってきた。
湯気を立てるティーポットと、美しいカップ。

「まずは一服なさいませ。最高級の茶葉を取り寄せましたの。……お話はそれからですわ」

侍女がカップに紅茶を注ぎ、俺たちの前に置く。
芳醇な香りが漂う。
見た目は普通の紅茶だ。

だが。

「……なるほど。これが『おもてなし』か」

俺はカップの中身を凝視した。
鑑定スキルを発動せずとも、俺の『探知』が警鐘を鳴らしている。
そして、隣のセリスも鼻をひくつかせ、不愉快そうな顔をしている。

「クロウ、飲むなよ。……これは茶ではない」

セリスが小声で警告する。

「ああ、分かってる」

この紅茶には、猛毒が入っている。
それも、即効性の毒ではない。
『魔力崩壊毒(マナ・コラプション)』。
飲んだ者の魔力回路を徐々に溶かし、数日かけて廃人にする遅効性の劇薬だ。
無味無臭で、通常の鑑定魔法でも検知できない、教会秘伝の暗殺毒。

「どうなさいました? お口に合いませんか?」

エリスが首を傾げ、自分のカップに口をつけて見せる。
彼女のカップには毒が入っていないのか、あるいは解毒剤を服用しているのか。

「いえ、いただきますよ。せっかくの好意ですから」

俺はニヤリと笑い、カップを手に取った。

「ク、クロウ様!?」

アリシアが止めようとするが、俺は構わずカップを口元へ運んだ。
その瞬間。

スキル発動、『物質編集』。
対象:カップの中の液体。
変更:【毒成分の反転】→【最高級美容エキス】

俺は一気に飲み干した。

「……ん、美味い」

「まあ、気に入っていただけて嬉しいですわ」

エリスの目が、一瞬だけ鋭く光った。
彼女は俺が毒を飲んだと確信しているはずだ。
数日後、俺が血を吐いて倒れる姿を想像しているのだろう。

「アリシア、セリス。二人も飲みなよ。肌に良いらしいぞ」

俺は二人のカップにも指先で触れ、中身を書き換えた。

「……ほう? なるほど、そういうことか」

セリスは俺の意図を察し、不敵に笑って紅茶を飲み干した。

「うむ、悪くない味だ。人間の茶にしては上出来だな」

アリシアもおずおずと口をつけ、「あ、美味しい……」と目を丸くした。
俺たちの様子を見て、エリスの眉がピクリと動く。
即効性ではないとはいえ、魔力感知に優れた俺たちが何の違和感も抱かずに飲んだことが予想外だったのか。

「さて、茶も飲んだし、話を聞こうか」

俺はカップを置き、エリスに向き直った。

「単刀直入に言いますわ」

エリスもカップを置き、その笑顔を消した。
そこにあるのは、冷徹な支配者の顔だった。

「クロウ様、私の下につきなさい」

「……は?」

「貴方の力は危険すぎます。世界の理を書き換える『編集』能力……それは神の領域を侵す大罪です。ですが、私の管理下で正しく使われるならば、世界を救う力にもなり得ます」

エリスは両手を広げた。

「私と共に、理想の世界を作りましょう。争いも、病も、貧困もない、神の愛に満ちた『完全なる世界』を。貴方には、そのための『新しい勇者』になっていただきたいのです」

「……断ると言ったら?」

「その時は、貴方を『世界の敵』として認定し、全人類の敵として排除します」

脅しではない。事実の通告だ。
彼女にはそれができる。
教会が「こいつは魔王だ」と認定すれば、世界中の国々、騎士団、冒険者が俺たちに牙を剥くことになる。

「全人類の敵、か。……カイルの次は、俺をスケープゴートにするつもりか」

「選択肢はありませんわ。……それに、もう毒は回っている頃でしょう?」

エリスが勝ったと言わんばかりに微笑んだ。

「お気づきになりませんでしたか? その紅茶には、貴方の魔力を封じる特殊な毒が入っておりましたの。今頃、指一本動かせないはずですわ」

エリスが指を鳴らすと、部屋の四隅から武装した聖騎士たちが現れ、剣を抜いた。
さらに、ルシアンを含めた高位神官たちが、攻撃魔法の詠唱を始めている。

「さあ、拘束しなさい。……まずは地下牢で、じっくりと教育して差し上げますわ」

エリスが命令を下す。
聖騎士たちが迫ってくる。

だが、俺は動じない。
むしろ、呆れてため息をついた。

「毒って、これのことか?」

俺は右手を軽く振った。
ブンッ!
突風が巻き起こり、迫ってきた聖騎士たちが鎧ごと吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた。

「な……ッ!?」

エリスの笑顔が凍りついた。

「魔法が……使える……!? 馬鹿な、あの毒は絶対のはず……!」

「残念だったな。お前の毒は、飲む前に『ただの栄養ドリンク』に書き換えさせてもらったよ。おかげで肌の調子がいい」

俺は立ち上がり、エリスを見下ろした。

「それと、俺を配下にしたいなら、もっとマシな餌を用意するんだな。理想の世界だの神の愛だの、胡散臭い言葉には興味がない」

「き、貴様……!」

エリスが立ち上がり、初めて感情を露わにした。
その美しい顔が、憎悪で歪む。

「神を愚弄するか! ルシアン、やりなさい! こやつらをここで消し去るのです!」

ルシアンが杖を構え、極大魔法を放とうとする。
だが、その前にセリスが動いた。

「興が削がれた。……下郎ども、ひれ伏せ」

ズドンッ!!

セリスが放った『魔王の覇気』。
重力魔法にも似た圧倒的なプレッシャーが、部屋全体を押し潰した。
ルシアンも、神官たちも、床に這いつくばり、息をすることすらできない。
唯一、エリスだけが強力な聖結界で耐えていたが、それでも膝を震わせている。

「な、なんて禍々しい魔力……! やはり貴女は、存在してはならない魔女……!」

「魔王だと言っているだろう、阿呆が」

セリスが冷たく言い放つ。

「これ以上やるなら、この大聖堂ごと消し飛ばしても構わんぞ?」

俺たちの圧倒的な武力を前に、エリスは唇を噛み締め、沈黙した。
ここで全面衝突すれば、彼女自身も無事では済まないことを悟ったのだ。

「……良いでしょう。今日のところは、これでお引き取りください」

エリスは震える声で言った。
悔しさが滲み出ている。

「だが、覚えておきなさい。神に背いた者に、安息はありません。……近いうちに、貴方たちが『絶望』する日が必ず来ます」

「負け惜しみ乙。……じゃあな、ご馳走様」

俺たちは悠然と部屋を出た。
誰も俺たちを止めることはできなかった。

大聖堂を出ると、外は眩しいほどの晴天だった。
だが、俺たちの心には重い雲がかかっていた。
宣戦布告は完了した。
これで、俺たちは正式に教会の敵となった。

「……これからどうしますか、クロウさん」

アリシアが不安そうに尋ねる。

「向こうが『全人類の敵』にするって言うなら、こっちは『全人類を黙らせる』だけだ」

俺は空を見上げた。

「それに、エリスの焦り方を見るに、向こうの準備も万全じゃない。……カイルの代わりになる『新しい勇者』を探しているはずだ」

「新しい勇者?」

「ああ。……そして、それを決めるための『舞台』を用意するだろうな」

俺の予想は的中した。
翌日、王都中に号外が配られたのだ。

『緊急告知! 次代の英雄を選抜する武闘大会【聖戦祭(クルセイド・フェス)】開催決定!』
『優勝者には、大聖女エリス様より新たな聖剣と、勇者の称号が授与される!』
『国籍・種族不問! 我こそはと思う強者よ、王都に集え!』

「なるほど、そう来たか」

宿屋で新聞を読みながら、俺はニヤリと笑った。
大会を開いて強い奴を集め、その中から次の『器』を選ぶ。
そして、あわよくばその大会の最中に、俺たちを合法的に始末するつもりだろう。

「出るのか、クロウ?」

セリスが目を輝かせて聞いてくる。

「もちろんだ。……主催者の顔に泥を塗って、優勝商品を奪い取ってやる」

俺たちの次なる戦場は、大観衆が見守る闘技場。
そこで俺は、世界中に知らしめてやる。
教会の用意した「勇者」など、俺たち「最強の荷物持ちパーティー」の敵ではないということを。

第15話 完

(続く)

   ◇

次回予告

第16話 武闘大会開幕。予選の対戦相手が、開始1秒で降参していく
いよいよ始まった聖戦祭。
しかし、俺の『死神』という悪名と、殺気が凄すぎて、予選の相手が戦う前に気絶したり逃げ出したりしてしまう。
「戦わせてくれよ!」
そんな中、俺の前に立ちはだかったのは、かつて俺を馬鹿にしていたSランク冒険者たちの連合チームだった。
「へへっ、数で押せば勝てると思ったか?」
集団リンチ? いいえ、まとめて即死(気絶)編集です。
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