隣の芝生は青い

これ丸

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第5話 仲直り、遊園地に

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最初にラインで「明日の部活のあと話したい事があるからふたりで帰ろう」と送ってみると、簡潔に「りょ」って返ってきた。 
次の日は何故だか長く感じた。僕は部活後は陸部の男子だけや、勇作と明日香、茉奈と帰っていた。自分から言ったにも関わらず、二人だけは緊張する。 
「で、話しってなに?」とやっと来た。 
「いや、そんな硬い話ではないないんだけど、最近素っ気ないというか拗ねてる理由を知りたいだよね。まぁ、もう知ってるけど」 
「いや私は拗ねてないし、寛人が部活さぼってるのが気に食わないだけ」 
「それを拗ねてるっていうんだよw」 
と軽く話していると次の日から部活をさぼることはなくなった。 
なんだか茉奈と一層仲良くなったと思う。茉奈も僕に対して甘えることも増えた。
昼休みには「寛人、ついでに私の飲み物も買ってきて」、「寛人、宿題見せて」、「部活の日誌知らない?あとついでに書いといて」など
あれ?甘えられてるというかこき使われてない?
まぁ、他にもたくさんお願いごとや無茶な振りまでされるようになった。
明日香と勇作の二人も仲良くなって、この4人でいることが増えてきたし、楽しい。
ある日いきなり「明日の日曜暇は?」って聞かれた。
内心はまずは要件を言えよって思ったが、どうせ遊びの誘いだと思って「暇だよ」って答えたら
「よかった。勇作とあすっーも暇らしいから遊園地行こう!」って誘われた。
あぁやっぱりいきなりだよと思った。それで
「チケットは?」と聞くと
「買ってある。あと朝7時半に駅集合ね」
と聞く前から買ってあったことにあきれた。
「7時半って早すぎだろ」
「開園と同時に入りたいし、混むじゃん。」
今、金欠なんだよなーと思いながらさっさとその日は寝た。
次の日は集合時間ギリギリに起きてしまい、遅刻を少ししてしまった。朝から茉奈は「遅い~」と言いながらほっぺをつねってくる。「バツとした何か買って」とまだ遊園地にもついていないのにはしゃいでいる。そこが茉奈っぽいと思いながら僕も意外と楽しみである。このメンツが仲良くなってまだ半年ぐらいしかたってないことに驚いている。遊園地の最寄りの駅の電車は日曜日だからか混みまっくってた。遊園地に着くとまだ開園までには時間があったから、遊園地の前にあるお土産みたいな店に入り被り物やキャラクターの帽子とか眼鏡をかけたりして遊んでた。
「寛人、このサングラスかけてみて~~」と勇作がとてつもなくダサい、鼻と髭がくっついたサングラスを渡され強引につけられた。「これもこれも」と茉奈が渡してきたのはマントのようなものだ。明日香は笑い転げっていた。「俺で遊ぶなー」と反応したら「いいじゃん買えば」と三人とも笑っていたのでその勢いで買っちゃった。お金は遊園地内の物価が高いから親にせがんで余分に持ってきていたのでノリでいろいろ無駄にしてしまった。
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