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第一章〜元男性保育士の異世界転生〜
第2話 〜異世界で乳児期を過ごそう1〜
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また目が覚めるとやはり日下部(クサカベ)は、ヒイロと呼ばれる生まれたての赤ちゃんだった。言葉は話せないものの考えることは出来たので日下部は脳をフル回転させる。
(生まれたてってこんな感覚かぁ、まだ視界もぼやけてはっきり見えないし、聴覚もまだまだ未発達って感じだ。まぁそれならそれで、元保育士の育成知識を生かして、自分自身でチート成長にしてやる!!)
乳児期、それは人間としての様々な機能を獲得し始める最初の時期。視覚や聴覚が発達し、手先の触角から全身運動と人間になっていく大事な一歩である!
(まずは視覚と聴覚!!父と母の声を聞いて探すんだ!!そうしていくうちに首に筋肉がつき、首を動かせるようになると、首がすわってくるはずだ)
ヒイロが夢中になって身体を動かそうとしていると、父のノミルがやってくる。
「おーい、ヒイロー!元気ですかぁ?それ、いなーい、いなーい……」
ノミルは手で顔を隠し、ヒイロに向かって「いないいないばぁ」をしようとしている。しゃべれないヒイロは心の中で葛藤する!
(くっ、父は左側か!!動け首!父を見るんだ!あれ、いないぞ!?はっ!いないいないばあで顔を隠しているのか!?くそー、頭でわかってても視力や首が思うようにいかない!!)
「ばぁー!びっくりした顔のヒイロもかわいいなぁ、目が大きくてくりんくりんだ」
今度は母のミコルがやってくる。
「はーい、ヒイロ!おっぱいですよー!」
ヒイロは少し照れながらも気持ちを切り替えようとしていた。
(今度は右か!少し恥ずかしいがたくさん飲んで早く大きくならなくては!!)
母乳を飲み終わるとまた、ヒイロはキョロキョロし始める。
(あとは色々な音や場所を探して、異世界の情報を少しでも見つけるんだ!)
そうこう苦戦している間に1ヶ月が経ち、首もすわり、視覚や聴覚は発達してきたヒイロは心の中で叫ぶ。
(よし!!平均より1ヶ月以上も早く首がすわったぜ!これからは身体全体を意識してあっという間に、寝返り、おすわり、ハイハイ、二足歩行まで突っ走っていくぜー!!)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
そんな日下部の様子を見守る2人の神様の姿があった。
「おー日下部さん頑張ってるねー!!」
男の子の神様がヒイロの様子に驚き、女性の神様は少し戸惑いを感じながら見ている。
「でも、何か努力が斜め上のような気が……。」
「確かに今は普通でいいと思うんだけど……。」
女性の神様の疑問に男の子の神様も納得する。
「加護もあることだし…ま、まぁ必死に努力してくれてるのだから、ここは黙って見守ることにしよう。」
2人の神様は余計なことは考えないようにし、日下部の様子を見守ることにした。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
それからさらに数ヶ月が経ち、
(よし、ハイハイもマスターしたぜ!これからは家中探検だ!!)
日下部は家の中を探索するようになっていた。前世の日本の時代感に合わせると、魔法で発達している部分はあるものの、文明的には中世のヨーロッパ時代という感じだ。そして、予想通り鏡を見ると父と母と同じで、自分の姿は日本人というよりは、金色の髪の毛に、青い目のヨーロッパ系だった。
トントントン……、家の奥からリズム良く音が聞こえてくる。父の作業場だ。ヒイロはハイハイしながら音が聞こえる方へ進んでいく。
(この世界でも、似たようなノコギリや金槌、鉄製の釘はあるみたいだな、【電気】や【機械】みたいなものは見当たらないな。そうだよな、灯りだって蝋燭だし)
父の作業場を見渡しつつ、置いてあるものを一つひとつ確認していく。
(この前もお母さんが足踏みミシンのようなもので、服を作っていたもんな。)
父ノミルがヒイロの存在に気付く。
「こら、ヒイロ!こっちは危ないからダメだろー!ヒイロのかわいいかわいい顔に傷が付いたら、パパ、大工をやめたくなってしまうだろうが。」
ヒイロは可愛さアピールで誤魔化す。
「あうー(それぐらいで仕事をやめるな!)」
「そうでちゅか、パパがそんなに好きなんですか?でも、危ないからママで我慢しててなー!おーい、ママー、ヒイロが作業場に来たからそっちに連れてってくれー」
台所の方から母ミコルがやってきて、ヒイロを抱っこする。
「はーい、かわいいヒイロちゃんは目を離すとすぐに色んなところにいってしまいましゅねー!」
こうして溺愛の両親や神達に見守られ日下部=ヒイロは、少しずつ異世界について知識を身につけつつ、すくすくと成長していくのである。
(生まれたてってこんな感覚かぁ、まだ視界もぼやけてはっきり見えないし、聴覚もまだまだ未発達って感じだ。まぁそれならそれで、元保育士の育成知識を生かして、自分自身でチート成長にしてやる!!)
乳児期、それは人間としての様々な機能を獲得し始める最初の時期。視覚や聴覚が発達し、手先の触角から全身運動と人間になっていく大事な一歩である!
(まずは視覚と聴覚!!父と母の声を聞いて探すんだ!!そうしていくうちに首に筋肉がつき、首を動かせるようになると、首がすわってくるはずだ)
ヒイロが夢中になって身体を動かそうとしていると、父のノミルがやってくる。
「おーい、ヒイロー!元気ですかぁ?それ、いなーい、いなーい……」
ノミルは手で顔を隠し、ヒイロに向かって「いないいないばぁ」をしようとしている。しゃべれないヒイロは心の中で葛藤する!
(くっ、父は左側か!!動け首!父を見るんだ!あれ、いないぞ!?はっ!いないいないばあで顔を隠しているのか!?くそー、頭でわかってても視力や首が思うようにいかない!!)
「ばぁー!びっくりした顔のヒイロもかわいいなぁ、目が大きくてくりんくりんだ」
今度は母のミコルがやってくる。
「はーい、ヒイロ!おっぱいですよー!」
ヒイロは少し照れながらも気持ちを切り替えようとしていた。
(今度は右か!少し恥ずかしいがたくさん飲んで早く大きくならなくては!!)
母乳を飲み終わるとまた、ヒイロはキョロキョロし始める。
(あとは色々な音や場所を探して、異世界の情報を少しでも見つけるんだ!)
そうこう苦戦している間に1ヶ月が経ち、首もすわり、視覚や聴覚は発達してきたヒイロは心の中で叫ぶ。
(よし!!平均より1ヶ月以上も早く首がすわったぜ!これからは身体全体を意識してあっという間に、寝返り、おすわり、ハイハイ、二足歩行まで突っ走っていくぜー!!)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
そんな日下部の様子を見守る2人の神様の姿があった。
「おー日下部さん頑張ってるねー!!」
男の子の神様がヒイロの様子に驚き、女性の神様は少し戸惑いを感じながら見ている。
「でも、何か努力が斜め上のような気が……。」
「確かに今は普通でいいと思うんだけど……。」
女性の神様の疑問に男の子の神様も納得する。
「加護もあることだし…ま、まぁ必死に努力してくれてるのだから、ここは黙って見守ることにしよう。」
2人の神様は余計なことは考えないようにし、日下部の様子を見守ることにした。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
それからさらに数ヶ月が経ち、
(よし、ハイハイもマスターしたぜ!これからは家中探検だ!!)
日下部は家の中を探索するようになっていた。前世の日本の時代感に合わせると、魔法で発達している部分はあるものの、文明的には中世のヨーロッパ時代という感じだ。そして、予想通り鏡を見ると父と母と同じで、自分の姿は日本人というよりは、金色の髪の毛に、青い目のヨーロッパ系だった。
トントントン……、家の奥からリズム良く音が聞こえてくる。父の作業場だ。ヒイロはハイハイしながら音が聞こえる方へ進んでいく。
(この世界でも、似たようなノコギリや金槌、鉄製の釘はあるみたいだな、【電気】や【機械】みたいなものは見当たらないな。そうだよな、灯りだって蝋燭だし)
父の作業場を見渡しつつ、置いてあるものを一つひとつ確認していく。
(この前もお母さんが足踏みミシンのようなもので、服を作っていたもんな。)
父ノミルがヒイロの存在に気付く。
「こら、ヒイロ!こっちは危ないからダメだろー!ヒイロのかわいいかわいい顔に傷が付いたら、パパ、大工をやめたくなってしまうだろうが。」
ヒイロは可愛さアピールで誤魔化す。
「あうー(それぐらいで仕事をやめるな!)」
「そうでちゅか、パパがそんなに好きなんですか?でも、危ないからママで我慢しててなー!おーい、ママー、ヒイロが作業場に来たからそっちに連れてってくれー」
台所の方から母ミコルがやってきて、ヒイロを抱っこする。
「はーい、かわいいヒイロちゃんは目を離すとすぐに色んなところにいってしまいましゅねー!」
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