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第一章〜元男性保育士の異世界転生〜
第6話 〜異世界ではじめての友達ができました〜
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それからさらに一年が過ぎて、7歳になった日下部(クサカベ)=ヒイロは親には隠れて大工スキルで木剣を作り、自己流で剣の練習をしたり、魔法スキルを高めていた。
「やっぱり剣を持つと子どもの頃(前世)に憧れた宮本武蔵とか、漫画とか思い出すなー」
「魔法もゲームでRPGとかひたすらしたもんなー。あー、あと保育士になってからは子どもと話が合うようにヒーロー物もたくさん見たっけ…。」
ヒイロは前世の記憶とイメージを合わせることて、今まで努力して培われた優れた潜在能力をより洗練していくのであった。
ヒイロが住んでいるこの国、イバール国では前世でいう、学校というものはなく、15歳で祝福を受けた後に、その職業によって、職業訓練校のようなものがあるだけだった。なそのため同じ年頃の子ども達は、遊びは当たり前として、家の手伝いをするか、貴族や王族のような家系によっては小さい頃から剣を練習したりと、はっきりと言えば生まれた環境の差が子ども達にとっては大きな環境の差となっていた。
ヒイロの家も決して豊かではなかったが、親のおかげで自由な時間が多くひたすら自分の思うように努力することができていたのだ。
今日もいつもと同じように近くの林で、一人自分の世界に入り込み、厨二病のように剣や魔法の練習をしていたヒイロが木陰で休憩していると、見かけない女の子に話しかけてきた。
「あのーすいません、もしかして貴族の方ですか?」
ヒイロは少し戸惑いながら答える。
「へっ?ぼく?そんなわけないでしょ、この辺に貴族様なんていないし、何よりそんな服装なんかしてないでしょ!」
「あ、すいません……でも、剣の練習をしていたから……それに魔法も使えてるみたいだし…。」
ヒイロは魔法のことはなかったかのように触れず、誤魔化すように質問で返す。
「えっ……と、とりあえずぼくは近くの大工の息子でクサ…じゃなくてヒイロって名前だから!君の名前は?」
「あ、すいません!そうですよね!私の名前はミーナって言います。家はここから南の方にある商家です。」
「ミーナか、よろしくね。それよりなんでこんな林の方に一人で来たの?獣とかは出ないにしろ、さらわれたりしたら危ないと思うけど。」
ミーナは少しうつむき加減で下を見ながら気まずそうに話す。
「そうですよね……でも私、家にいても商いの勉強したり、お客様に対する姿勢とか……私は別に商人になりたいわけじゃないのにって……そういつも思っていたら、いつのまにか家から逃げてきちゃって、こんなところに……」
「そっかぁ、まぁウチの親が変わり者というか、良い意味で放任主義だもんな。でもさ……勉強とかってオレは楽しいと思うし、うちもそうだけど、家によっては勉強したくても出来ない家庭も多いし、幸せな悩みだと思うけどなぁ。」
「そ、そうだけど!!私だって……もっと遊びたいし、お友達だって1人くらい欲しい……」
そんなミーナの寂しそうな表情に、ヒイロの……いや日下部の前世の保育士気質が黙ってられなかった。
「なんだ友達かぁ!確かにこの世界だと、学校も公園もないから、家同士のつながりがない限り作るのは難しいもんなぁ……。そういえばオレも友達って言える人がいま考えるといないからさ、俺たちで友達になろうよ!」
ミーナの顔がぱぁーっと明るくなり、笑顔でヒイロを見つめる。
「ほんと!?わぁ、ありがとうぉー!!じゃあ、さっそく遊ぼう!ねぇ何して遊ぶ?お人形遊び?追いかけっこ??」
ミーナの綺麗な赤毛の髪と可愛らしい笑顔に、ヒイロは少し照れながらもやる気を出す。
(懐かしいなぁ、ここは元保育士として本気を出して、ミーナが楽しめるように遊ばないとな……。)
「よし!じゃあ最初はおままごとだ!ミーナはお母さん。オレは犬だ!とっても優秀な犬だぞ!!」
ミーナは嬉しそうにさっそく近くに落ちている小枝を拾う。
「えっ!?おままごと!?いいの!?やったぁ!それじゃあ元気な犬のヒイロちゃん、この枝とってこーい!」
「キャンキャーン」
ヒイロは犬の鳴き声を真似しながら全力でら四足ダッシュからのジャンピングスパイラルキャッチをする。
「きゃー何いまの!?すごーい!!じゃあ今度は……。」
ミーナはとても嬉しそうにはしゃぎ、それを見たヒイロは保育士魂に火がつき、さらに盛り上げて遊んでいく。夢中になって遊んだ結果、いつのまにか日が暮れていた。
「はぁ楽しかった!こんなに楽しかったの久しぶり!ありがとうヒイロ!」
ミーナの満足そうな笑顔に、達成感を感じるヒイロは満足そうに答える。
「なに、俺にとって子どもを楽しませるのは生まれ持った天職のようなものだからな!!」
「ありがとう!!ねぇ、またここに来てもいいかな?」
「俺はだいたいはいつもここにいて、修行をしてるから大丈夫だよ!」
「やったー!じゃあまたね、ヒイロ!バイバーイ!」
「あぁまたね。……さて、オレも久しぶりに保育士時代の楽しさも思い出せたし、家に帰るか」
久しぶりの子どもとの遊びに全力を出し切ったヒイロはとても満足そうに家に帰っていった。
「やっぱり剣を持つと子どもの頃(前世)に憧れた宮本武蔵とか、漫画とか思い出すなー」
「魔法もゲームでRPGとかひたすらしたもんなー。あー、あと保育士になってからは子どもと話が合うようにヒーロー物もたくさん見たっけ…。」
ヒイロは前世の記憶とイメージを合わせることて、今まで努力して培われた優れた潜在能力をより洗練していくのであった。
ヒイロが住んでいるこの国、イバール国では前世でいう、学校というものはなく、15歳で祝福を受けた後に、その職業によって、職業訓練校のようなものがあるだけだった。なそのため同じ年頃の子ども達は、遊びは当たり前として、家の手伝いをするか、貴族や王族のような家系によっては小さい頃から剣を練習したりと、はっきりと言えば生まれた環境の差が子ども達にとっては大きな環境の差となっていた。
ヒイロの家も決して豊かではなかったが、親のおかげで自由な時間が多くひたすら自分の思うように努力することができていたのだ。
今日もいつもと同じように近くの林で、一人自分の世界に入り込み、厨二病のように剣や魔法の練習をしていたヒイロが木陰で休憩していると、見かけない女の子に話しかけてきた。
「あのーすいません、もしかして貴族の方ですか?」
ヒイロは少し戸惑いながら答える。
「へっ?ぼく?そんなわけないでしょ、この辺に貴族様なんていないし、何よりそんな服装なんかしてないでしょ!」
「あ、すいません……でも、剣の練習をしていたから……それに魔法も使えてるみたいだし…。」
ヒイロは魔法のことはなかったかのように触れず、誤魔化すように質問で返す。
「えっ……と、とりあえずぼくは近くの大工の息子でクサ…じゃなくてヒイロって名前だから!君の名前は?」
「あ、すいません!そうですよね!私の名前はミーナって言います。家はここから南の方にある商家です。」
「ミーナか、よろしくね。それよりなんでこんな林の方に一人で来たの?獣とかは出ないにしろ、さらわれたりしたら危ないと思うけど。」
ミーナは少しうつむき加減で下を見ながら気まずそうに話す。
「そうですよね……でも私、家にいても商いの勉強したり、お客様に対する姿勢とか……私は別に商人になりたいわけじゃないのにって……そういつも思っていたら、いつのまにか家から逃げてきちゃって、こんなところに……」
「そっかぁ、まぁウチの親が変わり者というか、良い意味で放任主義だもんな。でもさ……勉強とかってオレは楽しいと思うし、うちもそうだけど、家によっては勉強したくても出来ない家庭も多いし、幸せな悩みだと思うけどなぁ。」
「そ、そうだけど!!私だって……もっと遊びたいし、お友達だって1人くらい欲しい……」
そんなミーナの寂しそうな表情に、ヒイロの……いや日下部の前世の保育士気質が黙ってられなかった。
「なんだ友達かぁ!確かにこの世界だと、学校も公園もないから、家同士のつながりがない限り作るのは難しいもんなぁ……。そういえばオレも友達って言える人がいま考えるといないからさ、俺たちで友達になろうよ!」
ミーナの顔がぱぁーっと明るくなり、笑顔でヒイロを見つめる。
「ほんと!?わぁ、ありがとうぉー!!じゃあ、さっそく遊ぼう!ねぇ何して遊ぶ?お人形遊び?追いかけっこ??」
ミーナの綺麗な赤毛の髪と可愛らしい笑顔に、ヒイロは少し照れながらもやる気を出す。
(懐かしいなぁ、ここは元保育士として本気を出して、ミーナが楽しめるように遊ばないとな……。)
「よし!じゃあ最初はおままごとだ!ミーナはお母さん。オレは犬だ!とっても優秀な犬だぞ!!」
ミーナは嬉しそうにさっそく近くに落ちている小枝を拾う。
「えっ!?おままごと!?いいの!?やったぁ!それじゃあ元気な犬のヒイロちゃん、この枝とってこーい!」
「キャンキャーン」
ヒイロは犬の鳴き声を真似しながら全力でら四足ダッシュからのジャンピングスパイラルキャッチをする。
「きゃー何いまの!?すごーい!!じゃあ今度は……。」
ミーナはとても嬉しそうにはしゃぎ、それを見たヒイロは保育士魂に火がつき、さらに盛り上げて遊んでいく。夢中になって遊んだ結果、いつのまにか日が暮れていた。
「はぁ楽しかった!こんなに楽しかったの久しぶり!ありがとうヒイロ!」
ミーナの満足そうな笑顔に、達成感を感じるヒイロは満足そうに答える。
「なに、俺にとって子どもを楽しませるのは生まれ持った天職のようなものだからな!!」
「ありがとう!!ねぇ、またここに来てもいいかな?」
「俺はだいたいはいつもここにいて、修行をしてるから大丈夫だよ!」
「やったー!じゃあまたね、ヒイロ!バイバーイ!」
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久しぶりの子どもとの遊びに全力を出し切ったヒイロはとても満足そうに家に帰っていった。
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