65 / 96
第四章〜六大魔王復活〜
第65話《閑話》 〜とある日の日常〜
しおりを挟む
とある日の出来事……
ヒイロ家族やアルト達が住んでいる、イバール国オオタルの街にもギルド支部がある。今まではかなり規模が小さく、取り扱っているクエストのほとんどが、Dランク以下の田舎ギルドだったが、ヒイロを始めアルト達の本拠地として、若いファンのような冒険者たちにとって密かに話題を集め、最近大きくなりつつあった。
そのため、ヒイロやアルト達以外に、今までほとんど訪れたことがない高ランクの冒険者も少しずつ訪れるようになっていたのだ。しかし元々、そこまで危険度が高くない地域であるため、いくら高ランクの冒険者が来たところで、それに見合うようなクエストは、オオタルの支部から出るクエストにはほとんどなく、オオタルのギルド支部の職員もその対応に困っていた。
何故ならヒイロやアルト達は、Sランク以上のため、どのみち国やギルド本部からの指名クエストがほとんどである。いくらオオタルの冒険者ギルドが本拠地と言っても、経由して受注するだけで、オオタルのギルド支部から直接クエストを受注することは全くなかった。特にヒイロは、いつも転移魔法で、直接ミトの冒険者ギルドの本部に行くため、情報やクエストの確認のために、アルト達が定期的に利用していたぐらいだった。
実際、ヒイロ達の働きおかげで、間接的な仲介料でギルドが潤い、ある程度規模が大きくなっても、発注出来るクエストは変わらず、良くてCランク、Bランク以上は滅多になく、あったとしても首都ミトのギルド本部から降ろされたクエストを張り出しているだけで、受注する冒険者もほぼいなかった。
今日は、たまたまそのオオタルのギルド支部で、若い女性の冒険者が、Bランク以上のクエストをまとめて貼ってあるギルド本部の掲示板を眺めていた。受付の職員や馴染みの冒険者は、いつもの風景として、特に驚くこともなく、ただ荒っぽい冒険者の中では目立つ存在であり、その優れた容姿から視線が集まっているのも確かであった。
時を同じくして、このオオタルの街にナガーサ国から流れてきた、Bランクパーティーの《鬼ごろし》と言う、中年男だけの荒っぽいパーティーが来ていた。Bランク以上となると、オオタルの街では、ある若いパーティーを除いては見ることはなく、Cランクパーティーでも珍しかったため、オオタルのギルドでは一目を置かれた。
そして、その注目のパーティーが今まさに、オオタルのギルド職員ともめていた。
「も、申し訳ありません。ここオオタルのギルド自体では滅多にBランク以上のクエストは発注しておらず、最高でもCランクまでのクエストとなっております。」
「なんだそれ!?せっかくBランクパーティーの《鬼ごろし様》が、わざわざこんな田舎のギルドまで来てやって、誰も受注できないようなクエストをやってやるって言ってのによ。」
「……すいません。オオタルの街付近には滅多に高ランクの魔物も出なく、出たとしても、その……すぐになくなってしまうので……。」
「すぐに無くなるだと?どー言うことだよ!!たくっ……しけてんなぁ。んじゃぁよ、あっちの若いねーちゃんが見てる掲示板は一体なんなんだ?」
「あ、あちらは……ある意味、特定の方々専用の掲示板でして、首都ミトからのBランク以上のクエストが張り出されています。」
「はぁー?こんなCランクまでのクエストしかねぇしょぼいギルドにそんな掲示板を作ったって誰も利用しないだろうがよ!まぁいい、仕方ねぇーから俺たちが引き受けてやるよ。」
「あ、でも……間にあって……ま……」
「おら、そこの若いねーちゃんよ!興味本位で見てたって邪魔なだけだ、どけ!」
「……さっきから、うだうだうるっさいわねぇ!《鬼ごろし》??冗談は、パーティー名だけにしときなよ。こんな田舎で強がったって、誰もウケないわよ!」
「……あぁ!?おめーこのBランクパーティーの《鬼ごろし》様にケンカ売ってんのか?」
「売るわけないでしょ!私、弱い者いじめが嫌いなの!」
「弱い者いじめって……?俺たちが誰かをいじめたか?ただ、しけたギルドって文句を言ってただけじゃねーか」
「バカね、あなた達じゃないわ。わ、た、しが弱い者いじめをしたくないの!」
「……どーいう意味だ!?テメーが弱い者いじめって……俺たちが弱い者みてぇな言い方じゃねーか!」
「そー言ってるの!わかったら、静かにしてくれる?今、どれにしようかすごく悩んでるんだから!」
「なんだと!?てか、てめー見てぇなガキがその掲示板を見ること自体、間違ってんじゃねーか?そこは、俺らみてーな、Bランク以上が見る掲示板だって、今聞いたばかりだぜ!」
「だから見てるんじゃない!うるさいなぁ、もう黙ってて!」
「ぐっ……さっきから大人しくしていれば、クソ生意気な女だな!!テメー、こら!ぶん殴られてーのか!?」
「……アンタらこそ消し炭になりたいの?」
一触即発の場面で一人の背の高い、ガタイの良い青年がギルドに入ってきた。そしてその若い女を見つけると近寄ってきた。
「おーい、イルミあったかー?アルト兄が遅くて心配してたぞ!」
「だって、私達が出来るクエストで楽なヤツがないんだもん!!それにさっきから……うるさい奴らがいるし!」
「あぁ!ケンカ売ってきてんのはお前だろーが!!」
「あ、あはは。すいません、うちのもんがなんか無礼を働いたみたいで……。」
「その通りだよ!ぶん殴られたくなきゃ土下座して詫びさせろ!」
「まぁまぁ、ちょっと口は悪いけど、悪いやつじゃないんで許してあげてくださいよ。」
「あぁ?テメーもこのBランクパーティー《鬼ごろし様》を舐めてんのか?」
「そんなことないですよ!じゃぁ仲直りの握手ということで!」
若い大きな男が、右手を差し出す。それを見ていた、鬼殺しのパーティーの中で一番ガタイのいい大男が前に出てくる。
「待て、じゃぁ俺が代わりに握手をしてやるよ。」
他のメンバー達も何かに気付いて、笑いながらその手を譲る。
「おい、思いきり手を潰してやれ。」
「おらよ、今後は気をつ、け……ろ、よ……あぁ~!???て、手がぁ……」
次の瞬間、その大男は顔を真っ赤にしながら握手をしている右手を押さえながらひざまづく。それに対し、若い男の方は何事もなかったかのように笑顔で返す。
「お、おいどうした?ま、まさか!?Aランクの奴らにも力なら負けないお前が……」
《鬼ごろし》のメンバーが動揺している間に、若い女性がクエストを決めたようで、受付の方に走って行く。
「あ、これにしよう!職員さーん、これにしまーす!」
「それじゃぁこの辺で!ほら、終わったらイルミ行くぞ!」
若い女性と青年がギルドから出て、帰ろうとするところを、ギルドから走り出てきた、《鬼ごろし》の一人が呼び止める。
「おい、テメーらこのままじゃ許さねー!こうなったら俺の魔法で後悔させてやる!くらえ、上級魔法 《フレイムカノン》!」
その魔法使いらしき男は魔力を時間をかけながら練り上げ、上級魔法を唱えて行く。それを見た若い男が苦笑いをしながら、隣でキレている女性を見る。
「本当しっつこいわね!そんなに消し炭になりたいならしてやるわよ。超級魔法 《マキシマムフレイム》!」
鬼ごろしの一人が、両手で杖を持ち、時間をかけて放った上級魔法は、若い女性が魔法媒体でもある杖も持たずに片手で適当に唱えた超級魔法に、あっさり飲み込まれ、その数十倍以上の炎が若い女の手の先で、今にも放たれようとしていた。
その魔法使いらしき《鬼ごろし》の男も、後からギルドから出てきた仲間達も、その炎の大きさに震えあがり、血の気が引き、腰を抜かしてしまった。
「ストーップ!!もうやめてあげなよ!これ以上は弱い者いじめみたいになっちゃうよ!」
「ふん、わかってるわよ!私、弱い者いじめは嫌いだから許してあげるわ!ただし、また私達が世話になってる、このオオタルのギルドで、職員さん達に迷惑をかけてたら、今度こそ消し炭にしてやるから!」
「わ、わかった!!ゆ、許してくれ!」
「ほら、じゃあ行こう、ウルルもアルト兄も待ってるよ!」
こうして、Bランクパーティー《鬼ごろし》はなんとか生き延びることが出来た。しばらくして、落ち着いた《鬼ごろし》のパーティーは、大人しく受付にいた。
「……あの小僧の握力といい、今のとんでもない魔法といい……一体あいつらは何なんだ?」
「あ、やはり知らなかったのですね。このオオタルの街である一人を除いて、唯一のBランク以上の冒険者パーティー、Sランクパーティーの《森の家》のメンバーです!」
「え、Sランク!?」
「はい!ちなみに今の女性は《獄炎の魔女》と言われ、若くして炎の超級魔法を使う才女で、もう一人の青年は《鉄壁》という二つ名で呼ばれる、紛れもないSランク冒険者ですよ!」
その事実にまた腰を抜かしている《鬼ごろし》のメンバーに対し、自慢気にドヤ顔をするギルド職員だった。そして、これに懲りた荒くれ者で評判のBランクパーティー《鬼ごろし》は二度とオオタルの街に近づかなかったという……お話しです。
ヒイロ家族やアルト達が住んでいる、イバール国オオタルの街にもギルド支部がある。今まではかなり規模が小さく、取り扱っているクエストのほとんどが、Dランク以下の田舎ギルドだったが、ヒイロを始めアルト達の本拠地として、若いファンのような冒険者たちにとって密かに話題を集め、最近大きくなりつつあった。
そのため、ヒイロやアルト達以外に、今までほとんど訪れたことがない高ランクの冒険者も少しずつ訪れるようになっていたのだ。しかし元々、そこまで危険度が高くない地域であるため、いくら高ランクの冒険者が来たところで、それに見合うようなクエストは、オオタルの支部から出るクエストにはほとんどなく、オオタルのギルド支部の職員もその対応に困っていた。
何故ならヒイロやアルト達は、Sランク以上のため、どのみち国やギルド本部からの指名クエストがほとんどである。いくらオオタルの冒険者ギルドが本拠地と言っても、経由して受注するだけで、オオタルのギルド支部から直接クエストを受注することは全くなかった。特にヒイロは、いつも転移魔法で、直接ミトの冒険者ギルドの本部に行くため、情報やクエストの確認のために、アルト達が定期的に利用していたぐらいだった。
実際、ヒイロ達の働きおかげで、間接的な仲介料でギルドが潤い、ある程度規模が大きくなっても、発注出来るクエストは変わらず、良くてCランク、Bランク以上は滅多になく、あったとしても首都ミトのギルド本部から降ろされたクエストを張り出しているだけで、受注する冒険者もほぼいなかった。
今日は、たまたまそのオオタルのギルド支部で、若い女性の冒険者が、Bランク以上のクエストをまとめて貼ってあるギルド本部の掲示板を眺めていた。受付の職員や馴染みの冒険者は、いつもの風景として、特に驚くこともなく、ただ荒っぽい冒険者の中では目立つ存在であり、その優れた容姿から視線が集まっているのも確かであった。
時を同じくして、このオオタルの街にナガーサ国から流れてきた、Bランクパーティーの《鬼ごろし》と言う、中年男だけの荒っぽいパーティーが来ていた。Bランク以上となると、オオタルの街では、ある若いパーティーを除いては見ることはなく、Cランクパーティーでも珍しかったため、オオタルのギルドでは一目を置かれた。
そして、その注目のパーティーが今まさに、オオタルのギルド職員ともめていた。
「も、申し訳ありません。ここオオタルのギルド自体では滅多にBランク以上のクエストは発注しておらず、最高でもCランクまでのクエストとなっております。」
「なんだそれ!?せっかくBランクパーティーの《鬼ごろし様》が、わざわざこんな田舎のギルドまで来てやって、誰も受注できないようなクエストをやってやるって言ってのによ。」
「……すいません。オオタルの街付近には滅多に高ランクの魔物も出なく、出たとしても、その……すぐになくなってしまうので……。」
「すぐに無くなるだと?どー言うことだよ!!たくっ……しけてんなぁ。んじゃぁよ、あっちの若いねーちゃんが見てる掲示板は一体なんなんだ?」
「あ、あちらは……ある意味、特定の方々専用の掲示板でして、首都ミトからのBランク以上のクエストが張り出されています。」
「はぁー?こんなCランクまでのクエストしかねぇしょぼいギルドにそんな掲示板を作ったって誰も利用しないだろうがよ!まぁいい、仕方ねぇーから俺たちが引き受けてやるよ。」
「あ、でも……間にあって……ま……」
「おら、そこの若いねーちゃんよ!興味本位で見てたって邪魔なだけだ、どけ!」
「……さっきから、うだうだうるっさいわねぇ!《鬼ごろし》??冗談は、パーティー名だけにしときなよ。こんな田舎で強がったって、誰もウケないわよ!」
「……あぁ!?おめーこのBランクパーティーの《鬼ごろし》様にケンカ売ってんのか?」
「売るわけないでしょ!私、弱い者いじめが嫌いなの!」
「弱い者いじめって……?俺たちが誰かをいじめたか?ただ、しけたギルドって文句を言ってただけじゃねーか」
「バカね、あなた達じゃないわ。わ、た、しが弱い者いじめをしたくないの!」
「……どーいう意味だ!?テメーが弱い者いじめって……俺たちが弱い者みてぇな言い方じゃねーか!」
「そー言ってるの!わかったら、静かにしてくれる?今、どれにしようかすごく悩んでるんだから!」
「なんだと!?てか、てめー見てぇなガキがその掲示板を見ること自体、間違ってんじゃねーか?そこは、俺らみてーな、Bランク以上が見る掲示板だって、今聞いたばかりだぜ!」
「だから見てるんじゃない!うるさいなぁ、もう黙ってて!」
「ぐっ……さっきから大人しくしていれば、クソ生意気な女だな!!テメー、こら!ぶん殴られてーのか!?」
「……アンタらこそ消し炭になりたいの?」
一触即発の場面で一人の背の高い、ガタイの良い青年がギルドに入ってきた。そしてその若い女を見つけると近寄ってきた。
「おーい、イルミあったかー?アルト兄が遅くて心配してたぞ!」
「だって、私達が出来るクエストで楽なヤツがないんだもん!!それにさっきから……うるさい奴らがいるし!」
「あぁ!ケンカ売ってきてんのはお前だろーが!!」
「あ、あはは。すいません、うちのもんがなんか無礼を働いたみたいで……。」
「その通りだよ!ぶん殴られたくなきゃ土下座して詫びさせろ!」
「まぁまぁ、ちょっと口は悪いけど、悪いやつじゃないんで許してあげてくださいよ。」
「あぁ?テメーもこのBランクパーティー《鬼ごろし様》を舐めてんのか?」
「そんなことないですよ!じゃぁ仲直りの握手ということで!」
若い大きな男が、右手を差し出す。それを見ていた、鬼殺しのパーティーの中で一番ガタイのいい大男が前に出てくる。
「待て、じゃぁ俺が代わりに握手をしてやるよ。」
他のメンバー達も何かに気付いて、笑いながらその手を譲る。
「おい、思いきり手を潰してやれ。」
「おらよ、今後は気をつ、け……ろ、よ……あぁ~!???て、手がぁ……」
次の瞬間、その大男は顔を真っ赤にしながら握手をしている右手を押さえながらひざまづく。それに対し、若い男の方は何事もなかったかのように笑顔で返す。
「お、おいどうした?ま、まさか!?Aランクの奴らにも力なら負けないお前が……」
《鬼ごろし》のメンバーが動揺している間に、若い女性がクエストを決めたようで、受付の方に走って行く。
「あ、これにしよう!職員さーん、これにしまーす!」
「それじゃぁこの辺で!ほら、終わったらイルミ行くぞ!」
若い女性と青年がギルドから出て、帰ろうとするところを、ギルドから走り出てきた、《鬼ごろし》の一人が呼び止める。
「おい、テメーらこのままじゃ許さねー!こうなったら俺の魔法で後悔させてやる!くらえ、上級魔法 《フレイムカノン》!」
その魔法使いらしき男は魔力を時間をかけながら練り上げ、上級魔法を唱えて行く。それを見た若い男が苦笑いをしながら、隣でキレている女性を見る。
「本当しっつこいわね!そんなに消し炭になりたいならしてやるわよ。超級魔法 《マキシマムフレイム》!」
鬼ごろしの一人が、両手で杖を持ち、時間をかけて放った上級魔法は、若い女性が魔法媒体でもある杖も持たずに片手で適当に唱えた超級魔法に、あっさり飲み込まれ、その数十倍以上の炎が若い女の手の先で、今にも放たれようとしていた。
その魔法使いらしき《鬼ごろし》の男も、後からギルドから出てきた仲間達も、その炎の大きさに震えあがり、血の気が引き、腰を抜かしてしまった。
「ストーップ!!もうやめてあげなよ!これ以上は弱い者いじめみたいになっちゃうよ!」
「ふん、わかってるわよ!私、弱い者いじめは嫌いだから許してあげるわ!ただし、また私達が世話になってる、このオオタルのギルドで、職員さん達に迷惑をかけてたら、今度こそ消し炭にしてやるから!」
「わ、わかった!!ゆ、許してくれ!」
「ほら、じゃあ行こう、ウルルもアルト兄も待ってるよ!」
こうして、Bランクパーティー《鬼ごろし》はなんとか生き延びることが出来た。しばらくして、落ち着いた《鬼ごろし》のパーティーは、大人しく受付にいた。
「……あの小僧の握力といい、今のとんでもない魔法といい……一体あいつらは何なんだ?」
「あ、やはり知らなかったのですね。このオオタルの街である一人を除いて、唯一のBランク以上の冒険者パーティー、Sランクパーティーの《森の家》のメンバーです!」
「え、Sランク!?」
「はい!ちなみに今の女性は《獄炎の魔女》と言われ、若くして炎の超級魔法を使う才女で、もう一人の青年は《鉄壁》という二つ名で呼ばれる、紛れもないSランク冒険者ですよ!」
その事実にまた腰を抜かしている《鬼ごろし》のメンバーに対し、自慢気にドヤ顔をするギルド職員だった。そして、これに懲りた荒くれ者で評判のBランクパーティー《鬼ごろし》は二度とオオタルの街に近づかなかったという……お話しです。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
【完】あの、……どなたでしょうか?
桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー
爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」
見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は………
「あの、……どなたのことでしょうか?」
まさかの意味不明発言!!
今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!!
結末やいかに!!
*******************
執筆終了済みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる