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お勉強と恋活の日々

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 しばらくの間は、午前中は、ルーエルさんと魔法の勉強、お昼は、順番に食堂恋活、午後は、ホリー先生または、シューベル先生との勉強と決まった。

 そして、今日は、年下組の僕らが、食堂恋活の番となった。今日のお相手は、三人がそれぞれ気になるお手紙の近衛騎士の三人でケリーさんとローガンさんとデイヴさん。
ミー君は、デイヴさんと初顔合わせのため、とても緊張しているみたい。


 食堂の席に座っていると

「「「こんにちは、よろしくお願いいたします」」」
 近衛騎士三人に声をかけられた。

 自己紹介からはじまり、和やかな時間が流れた。
そして、気になるケリーさんとデザートを食べながら、二人きりでお話することとなった。

ケ「お手紙ありがとう、また、お会いできて嬉しいです。」
ぼ「こちらこそ来ていただいて嬉しいです。」
ケ「もっと気楽に話してもいい?」
ぼ「はい。その方が嬉しい。」
ケ「ありがと、しおんくん」
ぼ「えへへ」
ケ「2回しかまだ会えてないけど、本気だから」
ぼ「えっ」
ケ「本気だよ、俺のこともっと知って。しおんくん。」
ぼ「ケリーさんそのその」
ケ「うん。かわいいね」
ぼ「ケリーさんちょっとまって下さい。」
ケ「敬語」 
ぼ「もう、ダメかも(タイプかも)」
ケ「何が?俺、一途だから。覚えておいて。」
 「一目惚れ、好き」
ぼ「う、うん。」
ケ「プリン食べないの?」
ぼ「食べるよ!もう」
ケ「あぁ、食べちゃいたい。」
ぼ「ゴホッ」
ケ「ほら付いてる。ペロッ」
ぼ「ヒェ」
ケ「あっ、ごめん、ひかないで」
ぼ「ひきませんけど、でも、騙された気分」
ケ「どこが?」
ぼ「もっと硬派、真面目?と思っていたのに」
ケ「仕事も恋もかなりまじめだよ、こんな俺じゃだめか?」
ぼ「ダメじゃないから困ってるの」
ケ「じゃあ、いいよね。」
ぼ「もう、いいですよ。」
ケ「ごめんごめん、焦ってるいるんだよ、しおんくんに選んでもらいたいから」
ぼ「ふふふ、いいですよ、そのままで」
ケ「ほんと?」
ぼ「うん。大丈夫。素顔見せてくれた方が嬉しい。」
ケ「ありがと」
ぼ「仕事は、真面目だけど、素顔は、けっこうグイグイグイきて、ちょっとイジワルだけど、」
ケ「だけど?」
ぼ「そういうとこがイジワルです。わかってますよね」
ケ「しおんくんの口から聞きたい。」  
ぼ「もー。ちょっとイジワルだけど、・・・きらいじゃない」
ケ「ほんと?」
ぼ「ほんと。(ほんとは、イジワルだけど、すきかも)」
ケ「ありがとう、しおんくん、今度は、近衛仕事見学にきて?案内するよ」
ぼ「いいの?じゃあ今度お願いします。」
ケ「昼休みって短いね、あぁもう終わりだね。またね」 
ぼ「うん。」
ケ「覚えていて、本気だから。じゃあ、仕事もどるよ」

ぼ「もぅ、ヤバい、僕。(こんなにチョロかったかな?)」
    
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