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第2章 翠玉の英雄と復讐の黒
2-2 山道での一幕 中
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決して狭くはない山道を男達の身体が埋め尽くしていた。
ほとんどの者は全身を脱力している。
その誰も彼もが気を失っているからだ。
その上で、それぞれがどこかしら重傷を負っていた。
まあ、やったのは僕なんだけれど。
逃げ遅れた男達の『足』を潰し、意識を奪う。
ただそれだけ。
なんということはない、単純な作業だった。
死屍累々という言葉が思い浮かぶが、誰一人として殺してはいない。
辺り一面は赤色に染まっているが、それは彼らの血ではなく、夕焼けによるものである。
この男達には、僕は僕が手を掛けるだけの価値を見出せない。
そんな人の血で、自分の手を汚すつもりはない。
だから、死ぬなら精々僕の眼につかないところで、僕の精神的重しにならないように死んでほしい。
「――で、貴方たちのアジトはどこなんですか」
山賊グループの中で唯一意識を残しておいた男に、静かな声でそう尋ねた。
尻餅をつき、表情いっぱいに恐怖を浮かべた彼は、生まれたての小鹿みたいに震えていた。
涙で顔中が濡れているし、歯の根も合っていない。
この男には案内役を務めてもらう。
無論、女性が二人捕まっているとかいうアジトの場所まで、だ。
なのでこんな調子でいてもらっては困る。
何も言えず震えているだけの男に、一歩近寄った。
すると彼は呂律の足りていない声で叫ぶ。
「や、山奥の洞窟だ! ここからまっすぐ上に登って行けば見えてくる!!」
「ああ、いえ、すいません。言い方が悪かったですね。案内してください」
「あああ案内したら見逃してくれるのか!?」
男は吃りながら見当違いな事を言ってきた。
何を言っているのだろう、この男は。
見逃してもらえると思っているのか?
賊なんてやっているのなら、それに伴うリスクくらいは分かっているはずだろう。
賊は存在が知られれば、冒険者ギルドにて殲滅・捕獲の依頼が出される。
もしくは、ギルドから冒険者へと直々に願いが出される。
そのどちらかだ。
それを受けて、賊を殺した場所を案内したり捕獲した賊を差し出したりすれば、相応の賞金が貰える仕組みになっていた。
そもそも、賊というのは存在するだけで人々に不安を抱かせる。
そんな存在に、救われる道は進めない。
レールに乗る事すら出来ない。
たとえどんな理由があったとしても。
他人からしてみれば、彼らは略奪者でしかないのだから。
まあなんにせよ、僕は《、、》この人達を殺すつもりはないから、あとは運次第という事になるな。
ギルドの役員が山賊の身柄を拘束しに来るまで、魔物に食い殺されずに済むか――そんな運に。
適当に言葉を濁す。
「ええ、そうですね。なのでほら、早く案内してください」
「わ、分かった! 分かったよ!! こ、こっちだ」
男は大声で喚くと、慌てて立ち上がって藪の中へと潜り込んでいく。
元々彼らが隠れていた、僕の身長よりも高い藪の中へ、だ。
かなり深く、もう既に男の姿は見えなくなってしまった。
道以外は一切手を加えていないからか、植物が生え放題の伸び放題なのだ。
やっぱりその中を通って行くのか。
流石にそんな藪の中に割って入るような真似はしたくない。
「山賊さん」
「なっ、なんだよ!?」
「右に避けてください。今すぐに」
早くしろ。
そんな威圧を込めて言うと、前方でガサガサという音が聞こえてきた。
微かに藪が揺れる。
薄らとした男の影が横へとずれる。
死なれたら色々な意味で面倒くさい。
なので僕はしっかりと確認してから行動に移った。
「刃よ走れ《フロウ・スパ-ダ》」
鋭い音が炸裂した。
風属性汎用術式。
その産物である『風の刃』が空中を疾駆した。
藪……というか、植物程度なら余裕で切り裂ける切れ味だ。
気持ちいい音と一緒に、藪が足元の高さで斬れていく。
視界が広がった。
僕が四人は横に並んで歩いても良い位の道幅だ。
出来上がった『道』は、直線状にあった木で通行止めになっていた。
樹皮には一文字の亀裂が入っている。
流石に太い木の幹を斬り倒すのは無理だったらしい。
威力を抑えたから当たり前なのだが。
道の上に男が倒れていない事に軽く安堵する。
おそらく術式抗力なんてなさそうだから、直撃すればふくらはぎの辺りが裂けていただろう。
歩けない人は案内人として役に立たない。背負って歩くなんて御免だからね。
「どうぞ、先導してください」
男が歩きやすくなった道を進んでいく。
僕とシアは、その後ろを静かに追う。
「こ、ここだ」
男が震える声で言った。
藪に入るたびに魔術で道を作りながら歩く事数分。
僕とシアは山の中で大きな洞窟と対面していた。
道幅、高さともに僕の身長の倍以上。
結構大きい。
暗い内部は壁に取り付けられた松明でじんわり明るく照らされている。
まだ仲間がいるのか、微かな声が反響して聞こえてきた。
八人と頭領だけ、だと規模が少ないとは思っていた。
聞こえてくる声の感じからして、まだ倍以上はいるだろうな。
流石に反響する声だけで敵の人数が分かるほど、耳が良い訳ではないので言い切れはしないが。
……いや、耳が良くても分かりはしないか。
ともあれ、
「ありがとうございました」
僕は案内役の男にお礼をする。
「あ、ああ。じゃあ俺は帰らせてもらうぞ!」
帰る……一体どこに帰るのだろうか。
彼の帰る場所はここだったんじゃないのか。
山賊に身をやつした彼に、ここ以外の帰る場所なんてあるのだろうか。
男はこちらを向いたまま、警戒心を前回にして後ずさっていく。
背中を向けた瞬間に攻撃されないか、なんて心配をしているようだ。
なるほど。
腐っても山賊か。
魔物がうろつく『外の世界』で少しでも生きていただけはある。
ここで簡単に背中を向けるようなら、それは警戒心が無さすぎだ。
まあ。
背中を向けないところで、変わらないのだけれど。
術を放つ。
術式演算も魔力充填も術韻詠唱もない。
そもそも術式ではない。
魔力を活性化して身体能力を強化する、『強化術』と同類の技を行使する。
男がビクリと震えた。
続けて、その身体から突然力が抜け落ちた。
崩れ落ちる。
地面に膝を打ち付け、次いで顔面から倒れていく。
絶対に痛そうだが、彼の意識は既にないため関係ない。
【咆哮《ロア》】。
いわゆる、魔力当ての技である。
効力は見ての通り、対象の意識を奪うこと。
術式抗力が高い相手には通用しない。
そんな理由も相まって今まで使う機会は少なかった。
だが、運の良い事に山賊集団は術式抗力が低い。
これほどまで有意義に仕えたのは初めてだった。
妙な感慨を覚えつつ、僕はシアの方を振り向く。
「では行こうか。灯りがあるとはいえくらいから気を付けなよ」
「分かっています。というか、私はこれでも狐人族《ルナール》なので夜目が利きますし、問題はありませんよ」
「そういえばそうだったな」
勿論僕の眼は、暗闇にすぐ適応するほど優れたものではない。
強化術か付与術式で多少の融通は利くが、あくまで『多少』だ。
だから安全第一を考えるならば灯りが欲しい。
でもまあ、ここでは必要ないだろう。
松明で事足りる。
そのうえ、山賊達の気配が駄々漏れだ。
僕らが足音を立てずに隠密しているから、油断し切っているのだろう。
そこを叩く。
悲鳴一つ上げさせない。
静かに、効率的に、【咆哮《ロア》】を以ってして意識を刈り取っていく。
多少強めに撃っているから、術式抗力が低そうな彼等なら、目が覚めるのに丸一日以上はかかるだろう。
静かに倒れていく男達を見ながら、僕らは足を進めた。
――この道の奥に、三人いる。
おそらくは捕まった女性二人と、この山賊の頭領だろう。
一本道のその向こう。
やけに明るいその部屋は、暗いここからはよく見えない。
だけどそんな事は関係ない。
足音を発てて、相手を威嚇するように。
余裕を持ち、しかし警戒は怠らずに、ゆっくりと。
開けたその空間に、一歩踏み出す。
真っ先に感じたのは違和感だった。
続いて視界に入ってくる、三つの人影。
その内、待ち構えるかのように直立した一人の大男が、良く通るバリトンボイスで尋ねてくる。
「貴様、何者だ?」
僕は静かに、そして端的に応じた。
「――答える筋合いはありません」
ほとんどの者は全身を脱力している。
その誰も彼もが気を失っているからだ。
その上で、それぞれがどこかしら重傷を負っていた。
まあ、やったのは僕なんだけれど。
逃げ遅れた男達の『足』を潰し、意識を奪う。
ただそれだけ。
なんということはない、単純な作業だった。
死屍累々という言葉が思い浮かぶが、誰一人として殺してはいない。
辺り一面は赤色に染まっているが、それは彼らの血ではなく、夕焼けによるものである。
この男達には、僕は僕が手を掛けるだけの価値を見出せない。
そんな人の血で、自分の手を汚すつもりはない。
だから、死ぬなら精々僕の眼につかないところで、僕の精神的重しにならないように死んでほしい。
「――で、貴方たちのアジトはどこなんですか」
山賊グループの中で唯一意識を残しておいた男に、静かな声でそう尋ねた。
尻餅をつき、表情いっぱいに恐怖を浮かべた彼は、生まれたての小鹿みたいに震えていた。
涙で顔中が濡れているし、歯の根も合っていない。
この男には案内役を務めてもらう。
無論、女性が二人捕まっているとかいうアジトの場所まで、だ。
なのでこんな調子でいてもらっては困る。
何も言えず震えているだけの男に、一歩近寄った。
すると彼は呂律の足りていない声で叫ぶ。
「や、山奥の洞窟だ! ここからまっすぐ上に登って行けば見えてくる!!」
「ああ、いえ、すいません。言い方が悪かったですね。案内してください」
「あああ案内したら見逃してくれるのか!?」
男は吃りながら見当違いな事を言ってきた。
何を言っているのだろう、この男は。
見逃してもらえると思っているのか?
賊なんてやっているのなら、それに伴うリスクくらいは分かっているはずだろう。
賊は存在が知られれば、冒険者ギルドにて殲滅・捕獲の依頼が出される。
もしくは、ギルドから冒険者へと直々に願いが出される。
そのどちらかだ。
それを受けて、賊を殺した場所を案内したり捕獲した賊を差し出したりすれば、相応の賞金が貰える仕組みになっていた。
そもそも、賊というのは存在するだけで人々に不安を抱かせる。
そんな存在に、救われる道は進めない。
レールに乗る事すら出来ない。
たとえどんな理由があったとしても。
他人からしてみれば、彼らは略奪者でしかないのだから。
まあなんにせよ、僕は《、、》この人達を殺すつもりはないから、あとは運次第という事になるな。
ギルドの役員が山賊の身柄を拘束しに来るまで、魔物に食い殺されずに済むか――そんな運に。
適当に言葉を濁す。
「ええ、そうですね。なのでほら、早く案内してください」
「わ、分かった! 分かったよ!! こ、こっちだ」
男は大声で喚くと、慌てて立ち上がって藪の中へと潜り込んでいく。
元々彼らが隠れていた、僕の身長よりも高い藪の中へ、だ。
かなり深く、もう既に男の姿は見えなくなってしまった。
道以外は一切手を加えていないからか、植物が生え放題の伸び放題なのだ。
やっぱりその中を通って行くのか。
流石にそんな藪の中に割って入るような真似はしたくない。
「山賊さん」
「なっ、なんだよ!?」
「右に避けてください。今すぐに」
早くしろ。
そんな威圧を込めて言うと、前方でガサガサという音が聞こえてきた。
微かに藪が揺れる。
薄らとした男の影が横へとずれる。
死なれたら色々な意味で面倒くさい。
なので僕はしっかりと確認してから行動に移った。
「刃よ走れ《フロウ・スパ-ダ》」
鋭い音が炸裂した。
風属性汎用術式。
その産物である『風の刃』が空中を疾駆した。
藪……というか、植物程度なら余裕で切り裂ける切れ味だ。
気持ちいい音と一緒に、藪が足元の高さで斬れていく。
視界が広がった。
僕が四人は横に並んで歩いても良い位の道幅だ。
出来上がった『道』は、直線状にあった木で通行止めになっていた。
樹皮には一文字の亀裂が入っている。
流石に太い木の幹を斬り倒すのは無理だったらしい。
威力を抑えたから当たり前なのだが。
道の上に男が倒れていない事に軽く安堵する。
おそらく術式抗力なんてなさそうだから、直撃すればふくらはぎの辺りが裂けていただろう。
歩けない人は案内人として役に立たない。背負って歩くなんて御免だからね。
「どうぞ、先導してください」
男が歩きやすくなった道を進んでいく。
僕とシアは、その後ろを静かに追う。
「こ、ここだ」
男が震える声で言った。
藪に入るたびに魔術で道を作りながら歩く事数分。
僕とシアは山の中で大きな洞窟と対面していた。
道幅、高さともに僕の身長の倍以上。
結構大きい。
暗い内部は壁に取り付けられた松明でじんわり明るく照らされている。
まだ仲間がいるのか、微かな声が反響して聞こえてきた。
八人と頭領だけ、だと規模が少ないとは思っていた。
聞こえてくる声の感じからして、まだ倍以上はいるだろうな。
流石に反響する声だけで敵の人数が分かるほど、耳が良い訳ではないので言い切れはしないが。
……いや、耳が良くても分かりはしないか。
ともあれ、
「ありがとうございました」
僕は案内役の男にお礼をする。
「あ、ああ。じゃあ俺は帰らせてもらうぞ!」
帰る……一体どこに帰るのだろうか。
彼の帰る場所はここだったんじゃないのか。
山賊に身をやつした彼に、ここ以外の帰る場所なんてあるのだろうか。
男はこちらを向いたまま、警戒心を前回にして後ずさっていく。
背中を向けた瞬間に攻撃されないか、なんて心配をしているようだ。
なるほど。
腐っても山賊か。
魔物がうろつく『外の世界』で少しでも生きていただけはある。
ここで簡単に背中を向けるようなら、それは警戒心が無さすぎだ。
まあ。
背中を向けないところで、変わらないのだけれど。
術を放つ。
術式演算も魔力充填も術韻詠唱もない。
そもそも術式ではない。
魔力を活性化して身体能力を強化する、『強化術』と同類の技を行使する。
男がビクリと震えた。
続けて、その身体から突然力が抜け落ちた。
崩れ落ちる。
地面に膝を打ち付け、次いで顔面から倒れていく。
絶対に痛そうだが、彼の意識は既にないため関係ない。
【咆哮《ロア》】。
いわゆる、魔力当ての技である。
効力は見ての通り、対象の意識を奪うこと。
術式抗力が高い相手には通用しない。
そんな理由も相まって今まで使う機会は少なかった。
だが、運の良い事に山賊集団は術式抗力が低い。
これほどまで有意義に仕えたのは初めてだった。
妙な感慨を覚えつつ、僕はシアの方を振り向く。
「では行こうか。灯りがあるとはいえくらいから気を付けなよ」
「分かっています。というか、私はこれでも狐人族《ルナール》なので夜目が利きますし、問題はありませんよ」
「そういえばそうだったな」
勿論僕の眼は、暗闇にすぐ適応するほど優れたものではない。
強化術か付与術式で多少の融通は利くが、あくまで『多少』だ。
だから安全第一を考えるならば灯りが欲しい。
でもまあ、ここでは必要ないだろう。
松明で事足りる。
そのうえ、山賊達の気配が駄々漏れだ。
僕らが足音を立てずに隠密しているから、油断し切っているのだろう。
そこを叩く。
悲鳴一つ上げさせない。
静かに、効率的に、【咆哮《ロア》】を以ってして意識を刈り取っていく。
多少強めに撃っているから、術式抗力が低そうな彼等なら、目が覚めるのに丸一日以上はかかるだろう。
静かに倒れていく男達を見ながら、僕らは足を進めた。
――この道の奥に、三人いる。
おそらくは捕まった女性二人と、この山賊の頭領だろう。
一本道のその向こう。
やけに明るいその部屋は、暗いここからはよく見えない。
だけどそんな事は関係ない。
足音を発てて、相手を威嚇するように。
余裕を持ち、しかし警戒は怠らずに、ゆっくりと。
開けたその空間に、一歩踏み出す。
真っ先に感じたのは違和感だった。
続いて視界に入ってくる、三つの人影。
その内、待ち構えるかのように直立した一人の大男が、良く通るバリトンボイスで尋ねてくる。
「貴様、何者だ?」
僕は静かに、そして端的に応じた。
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