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第22話「3P開始」

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第22話「3P開始」
 拓海と海斗のAプレイが始まる前に拓海から提案があった。ふたりの交互の「Aプレイ」を七海に見てもらった時点で、拓海自身は、今日5発の発射になるので、七海が海斗を「童貞卒業」させた後は、「3人でやりたい」というものだった。
 その提案のラストは、拓海と海斗で交互に七海を抱え上げ、駅弁スタイルで、七海さえよければ、サンドイッチで「二穴攻め」はどうかというものだった。昨日までであれば、絶対に断る内容であったが、今朝の拓海からのお尻攻めで快感を得て、拓海と海斗のAプレイでお尻の快感に対する理解と興味が上がっていたこともあった。
 あと、AVの世界でしかありえないと思っていた「駅弁スタイル」も拓海と海斗の体を見れば、十分可能であることと、イケメンマッチョの18歳ふたりに挟まれてセックスをするなどということは、この先ありえないとの意識が強く働きOKを出したのだった。
 
 (わぁ、思わず自分の欲望に流されてOKしてしもたけど、どんな風になってしまうんやろか?拓海君ひとり相手でも何度もいかされてるのに、休みなしでふたりに攻められたらどうなってしまうんやろか?でも、騎乗位以外の体位も試したしし、ましてや「駅弁」なんか普通の女では体験できへんもんを拓海君と海斗君の体格やったら可能やし、ここはやれへんのはもったいないお化けが出てしまうよな。でも、バックで海斗君に突かれて、前から拓海君の喉を犯されちゃったら…。きゃー、もう想像するだけでめちゃくちゃ濡れてしまうがな!ここは、「GO FOR BROKE!」、当たって砕けろや!)覚悟を決めて、七海はベッドに中央に上がり、崩し正座でふたりを待った。
 
 「じゃあ、七海さん、僕と海斗で精いっぱいご奉仕させてもらいますので、よろしくお願いしますね。海斗、この間一緒に見たAV覚えてるやろ?凄い美人にふたりの男優が奉仕する奴。あの流れでいくで。」
「おう、何度も見たから覚えてるで。七海さん、頑張らせていただきます。」
とふたりで丁寧にお辞儀をすると、拓海が七海の正面に、海斗が七海の背後に回った。拓海と海斗はふたり揃って、試合開始前のように挨拶をした。
「では、七海さん、よろしくお願いします!」

 まずは正面から拓海が唇を重ねると同時に海斗が耳の裏に唇をあてがってきた。拓海の左腕が七海の首を抱き寄せ、優しいディープキスに入ると、海斗は舌先と尖らせ耳の後ろを上下に舌を這わせた。拓海の右手が七海の左胸を揉み始めると海斗の右腕が背後から前に回され、七海の右の乳房を優しく揉みあげ、左手が股間の茂みへ滑り込んできた。前方には上を向いた拓海の肉棒が視界に入り、腰には海斗の固いものを感じる。(あっ、これいいかも…。イケメンマッチョにサンドイッチにされて、ふたつの口と4本の腕で愛撫される…。前も後ろも分厚い胸板で挟まれて、2本の孟だけしい肉棒が半径1メートルの範囲にあり、これから私を貫く…。)思うだけで、七海の秘壺から泉が湧き出る。

 「くちゅくちゅ」という音が海斗の指先から響きだした。左右の乳房は、ふたり別々に揉まれることに良し、不規則で予測のつかない動きで刺激的だ。「あっ、いいっ…」、「はふん、ああん。」と七海の口から甘い喘ぎ声が漏れ始めると「七海さん、後ろの穴もほぐしていきましょうね。」と拓海が首に巻いていた左腕を七海の腰に降ろし、お尻の割れ目に沿ってゆっくりと指先を恥ずかしい穴に向けて下ろしていく。拓海の中指が恥ずかしい穴に到着するのと前後して海斗の2本の指が、泉が次々に沸いてくる恥ずかしい音の音源である七海の秘壺の中に入ってきた。
 入り口でゆっくりと開いて閉じてを繰り返し、親指のサイド部分で一番感じる包皮から飛び出た小さなピンクの突起を前後に小刻みにゆすってくる。
「海斗君、ちょっと緩めて…、お願い。あんまり中と前を同時にされたら気持ちよすぎて飛んでしまいそうになるんよ…。」
と何とか伝えきったところで、拓海の中指が後ろの穴に入ってきた。
「きゃん!えっ、拓海君、後ろも同時にはあかんよ。めちゃくちゃ今でも感じまくってるのに、お尻の方までいじられたらもう我慢できへん。お願い、もう焦らさんと、入れて…。」
と七海は後ろにいる海斗に背を預けた。

 海斗は、ゆっくりと七海の背をベッドに降ろすと拓海は七海の足をM字にすると
「七海さん、入れますよ。お口は海斗のものをくわえてあげてくださいね。」
と言い、手際よくゴムを付けるとゆっくりと挿入してきた。「あんっ!(もう濡れ濡れやからすっと入ってくるわ。それにしても「お口は」って…?)」声を上げ、快感に酔いしれているとあごの前に海斗がまたがってきて、天井を向いた「ぴー」に右手を添え、七海の口へ向けてきた。
「七海さん、いよいよ、本格的な「3P」ですよ。拓海があそこに入れている間、僕のはお口でお願いします。」
(あー、海斗君もやっぱり「お願いします」やねんな。そんなん断れるわけあれへんやん…)涙目の七海はか細い声で海斗に答えた。
「喉の奥まで強く押し込むのだけは堪忍してな。ゆっくり半分ぐらい入れてくれたら、舌で気持ちよくさせてあげるからね。」



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