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「おかあさん!」と子どもが呼んで、はっと目が覚めた。突然、体が冷えきっていたのが、ざあああああっと音をたてて血が駆け巡って、我に返る。子どもは眠っていて、寝言一つも言っていない。みるみる体がほこほこと暖まってきて、ふいにわかった。あ、今死にかけていたな。
あまりに非科学的な確信で、それでもそうか、かなり生理がきつくて貧血ぎみだったし、体調も優れなかったのを無理してたから、血圧が一瞬下がってたのかもしれないなと納得した。今、死んでたな、の確信の理由は説明できないけれど、かと言って、それが揺らぐことはなかった。
起きてからのんびり考えてみたが、大河、それに見えない多くの人の気配、渡る銀の橋に巨大で神々しい温かな光、あれはどうもあちらの世界のようだなと思い、それでまた安心したような不安になったような。あんなに明るく満足する世界なら死んでも全くこわくはないけど、さてそのあまりにも明らかな美しさにするするそっちへ飲み込まれていきそうな気配、もしこちらでえらくしんどく悲しい現実があったのなら、そしてそれがあまりにも越えられそうにない高い山のように思えるものであったなら、あちらの世界へさっさと行ってしまいたくなる、その誘惑に不安になったのだ。
これとはちょっと別だけど、どうやら地獄としか思えないような夢も見ていて、そこでは私は妙な地下通路を一心に降りていた。
下水だろうか、コンクリートの壁はぬるぬると腐ったよどんだ、わけのわからぬ茶色のものがこびりついていて、坂になっている通路を壁に手を支えて降りようと思うのだけど、その手が安定した場所を見つけられない。かといって、中腰で歩くしかない通路は薄暗く、先はかなりの暗がりに沈んでいて、そこにたまっているのが汚物なのか瘴気なのか判別できない。そんなところにわざわざ降りていかなくてもよさそうなものだけど、それはどうしても決められたことらしく、ただぬるつく壁に手をつっぱり、滑る足元に力を込めて、一歩また一歩と降りていく。
と、側から、あっ! と鋭い悲鳴があがって、思わずびくりと歩を止めてみれば、すぐ右側はいつの間にか真っ暗な闇へ落ち込む切り立った崖になっており、そこへあああああと悲鳴を上げながら、今さっき足を滑らせたのか、その人がみるみる小さな点になってどことも知れぬ底の方へと落ちて行く。
その深さに身震いして、再び歩き始めると、どうしたことか、道はいきなり平板になって、四角に切られた戸口へと続き、さっきまで口を開いていた闇の谷もどこへ消えたのか影もない。後ろの方で、まあ、一人落ちたから、というささやきが聞こえ、それではあそこは誰か一人を落とすためのしかけだったのかと、改めて体が震えてくる。それを押し殺して前へ進むと、その戸口の向こうはいきなり不気味に静まり返った夜の街だ。
ネオンはついているが活気がない。寂れて汚れた飲み屋街、かといって人がいるふうでもなく、さっきまでいたはずの背後の人ももうどこかの扉に飲み込まれていったのか、姿がない。この先どこへ進んだものだろうと悩んでいると、すいと側の扉が開いて、真っ白い手が一本、そっとゆるやかに招いている。
そこに入るのかとあわてて近寄ってみると、なぜかその手は優しくけれど断固として私の胸を押し返し、その扉の向こうの暗がりから、ここまで来たらもう終わりだから、おかえんなさい、と低く諭す声がする。女性なのかな、女性らしい、柔らかなどこか哀れむような声で、何でかその人とは話してみたいと思うのだけど、そのこちらの意図を察したように相手はかすかにかぶりを振った気配で、もうおかえんなさいと繰り返す。
と、ここまで記憶ををたどってきて、ふいに私はどきりとした。
なんだろう、急に今、その後の事を思い出した。それともこれは、今あてどなく考えていたことが呼び起こした妄想の一つなのかしらん、けれどもそれははっきりと、耳の奥に、吐息と一緒に吹き込まれたような気がするささやき声で。
そうだ、あの白い手に拒まれて、仕方なしに身を引いて、向きを変えて、またもあの坂を今度は上るのかよ、たまらんな、とうんざりしたとたんのことだった。
まってえよ、と小さな声が響いたので、あわてて振り返ると、いつの間にか白い手の下に、紺の着古した小さな着物をきた女の子が立っていて、年のころはさあ十もいかなかったような、その子がひっつめにしてほつれた髪を指の先でいじくりながら、もう帰るんか、と幼い声で聞いたのだ。
うん、帰るよ、もう帰る。やっかいだけど帰ってくるわ、そう続けた私のことばを奪うように打ち消すように、ほんまに帰るんか、惨い思いしに帰るんか、帰らんでもいいのと違うの、だってなあ、ほら現世はしんどいことばかりやし、そう続けてにんまりと、笑った口元がどうも誰かを思い出すようで。
そうだ、そうだ、そのときのこと、その現世で何が起きていたかも覚えているぞ。
ちょうどいろいろ不手際で。何もかもがうまくいかずに落ち込んでいた。いや、それこそ、戦争体験と比較されてはささいなことなのだろうけど、子どもをマンションの公園で遊ばせようとしていたら、同じマンションの人からこれみよがしに無視された。それでも子どもは遊びたがるので、まあいいか、いろんな人があるものだしと、子どもについてうろうろしていたら、そこの子どもらが母親のおしゃべりをよそに砂を投げたりおもちゃを奪ったり、ついでに叩いてきたりしたので、さすがに声をあらげてしかったところ、新参者がずうずうしいと言わんばかりに母親達がやってきて、まるで私が人さらいか変質者でもあるように、気持ち悪い人とは付き合いたくないと言い放たれた。弁解も何もあったものではない。その日から回覧板は飛ばされる、子どもは外に出ては泣かされてくる。ベランダを掃除しているとむかつくだの汚いだのと学生じゃあるまいし、あんた幾つなのといいたくなるような罵倒を投げつけられ、あげくの果てに何をご注進されたのだか、マンションの理事長と言う人が子どものしつけに気をつけてほしいとの声が上がっていると言いに来られて、心身共に弱っていた。
夫? いや、夫は忙しかった、会社の用事に、付き合いに、趣味に、友人との気晴らしに。
そうか、地獄はああいうときに、そっと声をかけてくるものなのかもしれない。それでもそこへ入らなかったのは、やはり白い手がひらりと空を過って子どもの声を遮って、しかりつけるようにしっかりと、何を言うてる、この人はなあ、帰らはるのえ、しっかりと現世に塗れて生きなはるのえ、あてとそう約束しましたがな。
何、今何を思い出した、あれは、あの『あて』という懐かしい一人称、それに込められた独特の華は、確か確か。
あまりに非科学的な確信で、それでもそうか、かなり生理がきつくて貧血ぎみだったし、体調も優れなかったのを無理してたから、血圧が一瞬下がってたのかもしれないなと納得した。今、死んでたな、の確信の理由は説明できないけれど、かと言って、それが揺らぐことはなかった。
起きてからのんびり考えてみたが、大河、それに見えない多くの人の気配、渡る銀の橋に巨大で神々しい温かな光、あれはどうもあちらの世界のようだなと思い、それでまた安心したような不安になったような。あんなに明るく満足する世界なら死んでも全くこわくはないけど、さてそのあまりにも明らかな美しさにするするそっちへ飲み込まれていきそうな気配、もしこちらでえらくしんどく悲しい現実があったのなら、そしてそれがあまりにも越えられそうにない高い山のように思えるものであったなら、あちらの世界へさっさと行ってしまいたくなる、その誘惑に不安になったのだ。
これとはちょっと別だけど、どうやら地獄としか思えないような夢も見ていて、そこでは私は妙な地下通路を一心に降りていた。
下水だろうか、コンクリートの壁はぬるぬると腐ったよどんだ、わけのわからぬ茶色のものがこびりついていて、坂になっている通路を壁に手を支えて降りようと思うのだけど、その手が安定した場所を見つけられない。かといって、中腰で歩くしかない通路は薄暗く、先はかなりの暗がりに沈んでいて、そこにたまっているのが汚物なのか瘴気なのか判別できない。そんなところにわざわざ降りていかなくてもよさそうなものだけど、それはどうしても決められたことらしく、ただぬるつく壁に手をつっぱり、滑る足元に力を込めて、一歩また一歩と降りていく。
と、側から、あっ! と鋭い悲鳴があがって、思わずびくりと歩を止めてみれば、すぐ右側はいつの間にか真っ暗な闇へ落ち込む切り立った崖になっており、そこへあああああと悲鳴を上げながら、今さっき足を滑らせたのか、その人がみるみる小さな点になってどことも知れぬ底の方へと落ちて行く。
その深さに身震いして、再び歩き始めると、どうしたことか、道はいきなり平板になって、四角に切られた戸口へと続き、さっきまで口を開いていた闇の谷もどこへ消えたのか影もない。後ろの方で、まあ、一人落ちたから、というささやきが聞こえ、それではあそこは誰か一人を落とすためのしかけだったのかと、改めて体が震えてくる。それを押し殺して前へ進むと、その戸口の向こうはいきなり不気味に静まり返った夜の街だ。
ネオンはついているが活気がない。寂れて汚れた飲み屋街、かといって人がいるふうでもなく、さっきまでいたはずの背後の人ももうどこかの扉に飲み込まれていったのか、姿がない。この先どこへ進んだものだろうと悩んでいると、すいと側の扉が開いて、真っ白い手が一本、そっとゆるやかに招いている。
そこに入るのかとあわてて近寄ってみると、なぜかその手は優しくけれど断固として私の胸を押し返し、その扉の向こうの暗がりから、ここまで来たらもう終わりだから、おかえんなさい、と低く諭す声がする。女性なのかな、女性らしい、柔らかなどこか哀れむような声で、何でかその人とは話してみたいと思うのだけど、そのこちらの意図を察したように相手はかすかにかぶりを振った気配で、もうおかえんなさいと繰り返す。
と、ここまで記憶ををたどってきて、ふいに私はどきりとした。
なんだろう、急に今、その後の事を思い出した。それともこれは、今あてどなく考えていたことが呼び起こした妄想の一つなのかしらん、けれどもそれははっきりと、耳の奥に、吐息と一緒に吹き込まれたような気がするささやき声で。
そうだ、あの白い手に拒まれて、仕方なしに身を引いて、向きを変えて、またもあの坂を今度は上るのかよ、たまらんな、とうんざりしたとたんのことだった。
まってえよ、と小さな声が響いたので、あわてて振り返ると、いつの間にか白い手の下に、紺の着古した小さな着物をきた女の子が立っていて、年のころはさあ十もいかなかったような、その子がひっつめにしてほつれた髪を指の先でいじくりながら、もう帰るんか、と幼い声で聞いたのだ。
うん、帰るよ、もう帰る。やっかいだけど帰ってくるわ、そう続けた私のことばを奪うように打ち消すように、ほんまに帰るんか、惨い思いしに帰るんか、帰らんでもいいのと違うの、だってなあ、ほら現世はしんどいことばかりやし、そう続けてにんまりと、笑った口元がどうも誰かを思い出すようで。
そうだ、そうだ、そのときのこと、その現世で何が起きていたかも覚えているぞ。
ちょうどいろいろ不手際で。何もかもがうまくいかずに落ち込んでいた。いや、それこそ、戦争体験と比較されてはささいなことなのだろうけど、子どもをマンションの公園で遊ばせようとしていたら、同じマンションの人からこれみよがしに無視された。それでも子どもは遊びたがるので、まあいいか、いろんな人があるものだしと、子どもについてうろうろしていたら、そこの子どもらが母親のおしゃべりをよそに砂を投げたりおもちゃを奪ったり、ついでに叩いてきたりしたので、さすがに声をあらげてしかったところ、新参者がずうずうしいと言わんばかりに母親達がやってきて、まるで私が人さらいか変質者でもあるように、気持ち悪い人とは付き合いたくないと言い放たれた。弁解も何もあったものではない。その日から回覧板は飛ばされる、子どもは外に出ては泣かされてくる。ベランダを掃除しているとむかつくだの汚いだのと学生じゃあるまいし、あんた幾つなのといいたくなるような罵倒を投げつけられ、あげくの果てに何をご注進されたのだか、マンションの理事長と言う人が子どものしつけに気をつけてほしいとの声が上がっていると言いに来られて、心身共に弱っていた。
夫? いや、夫は忙しかった、会社の用事に、付き合いに、趣味に、友人との気晴らしに。
そうか、地獄はああいうときに、そっと声をかけてくるものなのかもしれない。それでもそこへ入らなかったのは、やはり白い手がひらりと空を過って子どもの声を遮って、しかりつけるようにしっかりと、何を言うてる、この人はなあ、帰らはるのえ、しっかりと現世に塗れて生きなはるのえ、あてとそう約束しましたがな。
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