僕がいた

パッセ

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驚愕

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 「なにこれ?」

怜さんの家に着いて僕は驚愕した。
まさに大豪邸、使用人もいっぱいいる。
中も高そうな物ばかりだ、こんな家があったなんて、、、

 「お嬢様、旦那様が食事にお呼びです。」

 「お父様帰ってたのね、わかったわ。」

怜さんについて行くと、これまた大きなテーブルにお父様が座っていた。

 「おかえり」

 「ただいま」

食事の時間は二人とも全然話さなかった。

 「・・だいぶ気まずい」

するとお父様が話しだした。

 「学校はどうだ?」

 「問題ありません」

 「魔島君は越えられそうか?」

 「必ず越えて見せます!」

 「そうだ、それでこそ柊家の人間だ、怜は必ず学業で1番になりなさい!」

 「わかっています。お父様も約束忘れないでくださいね。」

 「ああ、1番になれば私の時間を怜にあげよう。」

そして怜さんは部屋に戻って行った。

これは想像以上に難しいぞ!
豪君が関わったらもっとひどくなりそうな予感がする、、
とにかく戻って話し合わないと!

そして豪君の家に戻って見たことを話した。

 「俺の予想通りじゃねぇか!」

 「でもどうするの?」
 
 「どうもしねぇよ!あいつに負けねぇように勉強するだけだ。」

 「それだと怜さんは変われないじゃないか!」

 「あいつが変わってもなにも解決しねぇ、まだあいつの気持ちがわからねぇ、今はとにかく待つしかねぇ」

 「僕は怜さんになにもできないからね!」

 「おう、俺がなんとかしてやるよ!」

次の日

 「おはよう!」

 「おう!行くか!」

最近豪君の挨拶に他の子達もちょくちょく返してくれてる、いい感じだ。

 「・・豪君やったね!」

 「・・まだまだこれからだろ」

豪君も嬉しそうな顔をしていた。
教室について、怜さんが来た。

 「おはよう」

 「お、おう」

・・昨日の今日だから気まずいだろうなぁ

 「今日のテストでわからせてあげる。」

 「まあ頑張れよ。」

怜さんは気にしてないみたいだけど、豪君は相当気にしてる。
なんだか面白い。

そしてテストが始まった、二人とも5分くらいで描き終えてスヤスヤと眠ってる。
全部のテストが終わって昼休みになった。

 「また俺の場所にいるのかよ!」

 「私が先に居たから私の場所でしょ」

 「俺は一年前からここにいるんだよ!俺の場所だろうが!」

 「子供みたいなこと言うのね、こんな人に負けてたなんて、、」

 「負けてたじゃねぇ、負け続けるんだよ!」

 「それより魔島君なにも食べないの?」

 「今日は忘れただけだ!だから寝る」

 「私のわけてあげましょうか?」

  「は?」

  「は?」

僕と豪君は同時に反応した。
僕は苛立ちと羨ましさで豪君を呪いたくなった。

 「い、いらねぇよ、女の弁当じゃ足りねぇしよ」

 「・・てめぇこんな美女の誘い断るなんて、何様だゴミやろぅ!!」

 「・・てめぇこそたまに俺みたいな話し方でキレてんじゃねぇ!」

 「あらそう」

そういうと怜さんはものすごい大きなお弁当を出して食べ始めた。

 「・・おい」

 「・・なに?」

 「・・女ってあんなに食うのか?」

 「・・そうみたいだね」

 「・・おかしいだろ!見ろあれ!何キロあんだよ!あの体に入るわけねぇ!」

 「・・僕だってびっくりしてるんだから黙っててよ!」

怜さんは止まることなく食べ続けてる、、

 「もしかして、男のくせにこれくらいの量も食べれないのかしら?」

 「は?そんな少量でよくたりるな、俺は夜型だからよ夜はそれの2倍は食ってるけどなぁ」

 「・・すごい嘘ついてる、、」

 「ちなみに私は夜この三倍食べてるわよ!」

 「ふざけんな!お前の体にそんな量入るわけねぇだろ!」

 「じゃあこの戦いは私の勝ちね」

 「てめぇ、学校終わったら大食い勝負でもしてやろうか?」

 「いいわよ、敗北を教えてあげる」

そういって豪君は教室に戻ってしまった。

 「・・ご、豪君!」

 「・・な、なんだよ」

 「・・こ、これってさ、デートじゃない?」

 「・・お、お前もそう思うか」

 「・・絶対そうだよ!友達とも出かけたことない豪君がデートなんて、、」

 「・・お、落ち着け、とにかく今は腹を空かせるんだ、あいつは昼にあの量食ったんだ夜は全然食えない可能性が高い!」

そういって豪君は授業をサボってずっとグラウンドを走り回っていた、、

 「・・落ち着かないといけないのは豪君でしょ!」

怜さんもそれを見て笑っていた。
その笑顔は僕の宝物になったんだ。

そして学校が終わり決戦の時間だ!

 「覚悟はいいな?」

 「あなたこそあんなに走って準備して負ける覚悟はできてるの?」

 「まあ好きなだけ言ってろよ!行くぞ!」

そういって二人はマクデナルデに入って戦いを始めた!

 「中々やるじゃねぇか!俺は次で20個目だぞ!」

 「中々粘るのね、私は次で30個目」

 「いい加減にしろよ!しんどいのはわかってんだよ!次で20個目だ!!」

 「次で40個!」

  「まったく俺が負けるなんてな、いい勝負だった、、」

そうして初めての女の子との勝負とデートは、圧倒的な差で豪君が負けた。
そのまま豪君は救急車で運ばれて行ったんだ。

ちなみに怜さんは50個食べて帰って行った。

 「ここはどこだ?」

 「病院だよ!あれだけ走ってすぐ20個もハンバーガー食べたら誰でも倒れるよ!」

 「負けたのか、なんだかいい気分だな」

 「全然カッコ良くないよ!」

また地震だ!まあ当然、、、

 「豪ちゃーん!今度は何があった!?必ずパパが、、」

 「うるせぇ!女と大食い勝負で負けたんだよ!!」

 「豪が女と食事に、、」

そして倒れて前と同じだ。

 「・・このアホはいつ治るんだ!」
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