6 / 7
ドクロの船
しおりを挟む
次の日になりました。
航海は順調でしたが
見張りが叫びました。
「大変だ。ドクロの旗が見える。
こっちに近づいて来てる。」
「どうしよう。」
「どうする?」
みんなは顔を見合わせました。
さくら組さんは怖くなりました。
「いざとなったら、ネズミさんの魔法の道具を使おう。」
「うん。」
さくら組さんは
魔法の道具を持って甲板に集まりました。
その時です。
「みんな、しっかり船くんにつかまるんだ。」
ネズミさんが言いました。
みんなが船さんにしっかりつかまると
船さんが大きく揺れました。
「こわいよ。」
「たすけて。」
揺れがおさまった頃
船さんのとなりにクジラのお母さんがいました。
ネズミさんが言いました。
「クジラのお母さんがしっぽを大きく動かして
波を起こして、ぼくたちを助けてくれたんだ。」
見ると
ドクロの船は遠くに流されて
小さくなっていました。
さくら組さんは
クジラさんに「ありがとう」と言って
お別れしました。
航海は順調でしたが
見張りが叫びました。
「大変だ。ドクロの旗が見える。
こっちに近づいて来てる。」
「どうしよう。」
「どうする?」
みんなは顔を見合わせました。
さくら組さんは怖くなりました。
「いざとなったら、ネズミさんの魔法の道具を使おう。」
「うん。」
さくら組さんは
魔法の道具を持って甲板に集まりました。
その時です。
「みんな、しっかり船くんにつかまるんだ。」
ネズミさんが言いました。
みんなが船さんにしっかりつかまると
船さんが大きく揺れました。
「こわいよ。」
「たすけて。」
揺れがおさまった頃
船さんのとなりにクジラのお母さんがいました。
ネズミさんが言いました。
「クジラのお母さんがしっぽを大きく動かして
波を起こして、ぼくたちを助けてくれたんだ。」
見ると
ドクロの船は遠くに流されて
小さくなっていました。
さくら組さんは
クジラさんに「ありがとう」と言って
お別れしました。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる