43 / 64
エリスローズは歓喜する
しおりを挟む
「エリー、僕が交代するから少し休んだほうがいい。少しは食べないと君が倒れてしまうよ」
ロイの汗を拭くために使っている水を交換しようと新しいのを持ってきたリオンがエリスローズに何度目かの交代を申し出るが毎回拒否される。
ノートに返事を書くわけでもなく、相変わらず首を振るだけ。
それはノートに書く時間さえ惜しいとでも言われている気分になる。
だが、医者でさえ「状況的に今夜目が覚めなければどうなるかわかりません」と覚悟するように言うぐらいロイの状態は良くない。
解熱剤は既に与えているが、熱は下がらない。
母親のフィーネよりも恐れているエリスローズにとって今は食事や睡眠などどうでもいいことで、誰かに状況説明している時間さえ惜しかった。
手を握って口を動かすエリスローズの目にはロイしか映っておらず、リオンが入っても視線さえ向けようとはしなかった。
必死に励ましているのだろう。名前を呼んでいるのだろう。行かないでと頼んでいるのだろうその姿に隣に寄って肩を抱くことは許されないように思えたのだ。
「王太子もどうかお休みください。往復だけでも大変でしょう」
「馬車の中で休んでるから大丈夫だよ」
ロイの意識が戻らなくなってから三日が経ち、リオンはその間も仕事があるため城とこの家の往復を続けている。
馬車で走って三十分程度の距離。休んだうちに入るわけがない。リオンの顔にも疲れが表れているのにリオンも横になろうとはしない。
「えーおーん」
「これボロボロだなぁ。また新しいの持ってくるよ」
「メイ、今はダメよ」
「いいよいいよ。いつも通り過ごそう」
絵本を持ってきたメイを咎めようとするフィーネに我慢させる必要はないとフィーネが伸ばした手が触れるよりも先にメイを膝に抱き上げた。
表紙が外れかけているのを見ると読み込んでくれたことへの喜びと根気強く読んでやったシオンの努力が窺い知れる。
「ウサギママは──」
静かな空間にリオンの優しい声が流れていく。
いつも賑やかな家が驚くほど静かな理由はあまりにも悲しくて、リオンは笑顔を保つのに必死だった。
(ロイ、どこにも行かないって約束したでしょ? 傍にいるって約束したじゃない。ロイまで失うなんて耐えられない。お願いだから目を開けて)
この三日間、エリスローズは同じ言葉を繰り返している。
眠っていても声は届いていると聞いたことがある。でもエリスローズは声が出ない。だから声の代わりに手を握りながら頬や髪を撫でることでここにいると伝え続けている。
食べる気も眠る気も起きない。一秒だってこの手を離したくはなかった。
(ロイ、大好きよ。お嫁さんにしてくれるんでしょ? 約束は絶対破らないって言ったのロイだよ)
九歳のときに両親がロイを拾ってきた。
誰でも拾ってくるわけではなく、弱りきっている赤ん坊は最後だけ看取ることにしていた。
どんな人間でも辿り着く場所は同じ。そこにあるのが最後の別れながらその最期を看取ることはどんな人間でもできるとその子が天国に旅立つまで見守っていた。
だが、ロイは皆が驚くほど大きな声で泣いていたため両親が「うちの子にしよう」と言って育てることにした。
家族四人でロイを育て、皆がロイを可愛がった。
いつも後ろをついてくるロイが可愛くて一番溺愛していたのはエリスローズ。
誰よりもロイの傍にいた。誰よりもロイが傍にいてくれた。
でも足りない。失いたくない。まだ、もっと、傍にいたい。いてほしい。
贅沢など望まない。多くは望まないから奪わないでほしい。
神は何も救ってはくれない。存在しないものに祈るのは愚か者のすることだ。ずっとそう思ってきた。
それでもエリスローズは祈り続ける。
連れて行かないで。奪わないでと。
「……エ……リ……」
ピクッと手が動いたのを感じ、顔を上げると枯れたような声が聞こえた。
長いまつ毛を震わせながらゆっくりと目を開けるロイの顔をエリスローズが慌てて覗き込む。
(ロイ! 見える!? お姉ちゃんここにいるよ! ここにいるから!)
手をギュッと強く握って頬に手を添えるとまだ意識は完全には戻っていないのか虚ろで、目が合わない。
(こっちを見て! ロイ! お願い!)
長男が息を引き取る直前、こんな目をしていた。
声をかけても返事がなく、虚な目で天井を見上げていた。
嫌だと呼吸を乱しながら頬に添えた手を揺らして頬を揺さぶる。
(ロイ、こっちに見て。お姉ちゃんだよ)
手を離して水に浸していたタオルを絞って汗を拭くも布団の上に落ちた手が何かを探すように少しずつ動いていることに気付いてまたギュッと握る。
「……エ、リ……」
今にもまた閉じてしまいそうな目がゆっくりとした瞬きを繰り返していく。
(閉じないで)
懇願するように何度も口にするエリスローズは握った手の甲に唇を押し付けては額に当ててまた祈る。
呼びかけられないことが辛い。ちゃんと声に出してロイを呼びたいのにそれができない辛さに強く目を閉じる。
「……エリー……」
段々とハッキリしてくる呼び声にもう一度顔を覗き込むと今度はちゃんと目が会った。
エリスローズの瞳から溢れ出す涙がロイの顔に落ちていく。
落ちる度にロイが反射的に瞬きをする。それだけでエリスローズは喜びと安堵に涙が止まらなくなる。
「エリー……」
顔を覗き込んでいる相手がエリスローズであることを認識したロイの目からも一気に涙が溢れる。
それは喜びの涙ではなく、訴えかけるような涙でエリスローズは心配そうにその涙を手で拭う。
「エリー、リンゴ切ったから──……ロイ!? 起きたの!?」
そっとドアを押し開けて入ってきた母親が一口だけでも食べるようにと運んできたリンゴが乗った皿を床に落として悲鳴にも似た声を上げた。
一階まで届いたその声に皆が慌てて駆け上がってくる。
「ロイが目覚めたって!?」
「目が開いてるの! エリーを見てるのよ!」
誰が入ってきてもロイはエリスローズを見つめ、エリスローズはロイを見つめたまま動かない。
「も……やだ……」
ハッキリ聞き取れた言葉は何かを拒絶するような言葉。
「エリーが……いない……の、も、いやだ……。耐えら、れ、ない……」
聞きたくなかった言葉。でもずっと言ってほしかった言葉。
とうに限界は迎えていた。それでもロイは我慢し続けていたのだ。
それに応えるように何度も頷きながら抱き締めるとロイの手がエリスローズの服を握る。
「彼を連れて行ってもいいだろうか?」
「お願いします」
確認してくるリオンに頭を下げることがどういうことかコリンはわかっていた。
この心優しい人が自分の子供たちのために土下座をするということ。
それでももう、自分たちにはロイに言い聞かせることはできない。これ以上は彼を殺すことになるとわかっているから。
「どうか、どうかあの子たちをよろしくお願いします」
フィーネも共に頭を下げる。
「何も心配しなくていいよ。彼らのことは何があっても僕が必ず守るから」
この言葉が彼らにどの程度安心を与えるかはわからない。
エリスローズはいつも『期待していない』と言う。
なんの実績も上げていない、何も見ようとさえしなかった男の言葉など信用に値しないと思っていたからだとリオンは納得していた。
だから彼らも完全には信用できていないだろうとわかってはいる。
泣きじゃくるロイがまだ熱に浮かされながらこぼした本音。
何があろうとロイを城に連れていき、エリスローズと過ごさせる。
前回反発したことで王妃の説得難易度は上がっているだろうが、負けるつもりはない。
「僕は一足先に城に戻るよ。ロイが回復したら迎えに来るから」
「ありがとうございますッ」
「ありがとうございます!」
笑顔を見せて城へと戻っていくリオンを見送る両親は馬車が見えなくなってもずっと頭を下げていた。
ロイの汗を拭くために使っている水を交換しようと新しいのを持ってきたリオンがエリスローズに何度目かの交代を申し出るが毎回拒否される。
ノートに返事を書くわけでもなく、相変わらず首を振るだけ。
それはノートに書く時間さえ惜しいとでも言われている気分になる。
だが、医者でさえ「状況的に今夜目が覚めなければどうなるかわかりません」と覚悟するように言うぐらいロイの状態は良くない。
解熱剤は既に与えているが、熱は下がらない。
母親のフィーネよりも恐れているエリスローズにとって今は食事や睡眠などどうでもいいことで、誰かに状況説明している時間さえ惜しかった。
手を握って口を動かすエリスローズの目にはロイしか映っておらず、リオンが入っても視線さえ向けようとはしなかった。
必死に励ましているのだろう。名前を呼んでいるのだろう。行かないでと頼んでいるのだろうその姿に隣に寄って肩を抱くことは許されないように思えたのだ。
「王太子もどうかお休みください。往復だけでも大変でしょう」
「馬車の中で休んでるから大丈夫だよ」
ロイの意識が戻らなくなってから三日が経ち、リオンはその間も仕事があるため城とこの家の往復を続けている。
馬車で走って三十分程度の距離。休んだうちに入るわけがない。リオンの顔にも疲れが表れているのにリオンも横になろうとはしない。
「えーおーん」
「これボロボロだなぁ。また新しいの持ってくるよ」
「メイ、今はダメよ」
「いいよいいよ。いつも通り過ごそう」
絵本を持ってきたメイを咎めようとするフィーネに我慢させる必要はないとフィーネが伸ばした手が触れるよりも先にメイを膝に抱き上げた。
表紙が外れかけているのを見ると読み込んでくれたことへの喜びと根気強く読んでやったシオンの努力が窺い知れる。
「ウサギママは──」
静かな空間にリオンの優しい声が流れていく。
いつも賑やかな家が驚くほど静かな理由はあまりにも悲しくて、リオンは笑顔を保つのに必死だった。
(ロイ、どこにも行かないって約束したでしょ? 傍にいるって約束したじゃない。ロイまで失うなんて耐えられない。お願いだから目を開けて)
この三日間、エリスローズは同じ言葉を繰り返している。
眠っていても声は届いていると聞いたことがある。でもエリスローズは声が出ない。だから声の代わりに手を握りながら頬や髪を撫でることでここにいると伝え続けている。
食べる気も眠る気も起きない。一秒だってこの手を離したくはなかった。
(ロイ、大好きよ。お嫁さんにしてくれるんでしょ? 約束は絶対破らないって言ったのロイだよ)
九歳のときに両親がロイを拾ってきた。
誰でも拾ってくるわけではなく、弱りきっている赤ん坊は最後だけ看取ることにしていた。
どんな人間でも辿り着く場所は同じ。そこにあるのが最後の別れながらその最期を看取ることはどんな人間でもできるとその子が天国に旅立つまで見守っていた。
だが、ロイは皆が驚くほど大きな声で泣いていたため両親が「うちの子にしよう」と言って育てることにした。
家族四人でロイを育て、皆がロイを可愛がった。
いつも後ろをついてくるロイが可愛くて一番溺愛していたのはエリスローズ。
誰よりもロイの傍にいた。誰よりもロイが傍にいてくれた。
でも足りない。失いたくない。まだ、もっと、傍にいたい。いてほしい。
贅沢など望まない。多くは望まないから奪わないでほしい。
神は何も救ってはくれない。存在しないものに祈るのは愚か者のすることだ。ずっとそう思ってきた。
それでもエリスローズは祈り続ける。
連れて行かないで。奪わないでと。
「……エ……リ……」
ピクッと手が動いたのを感じ、顔を上げると枯れたような声が聞こえた。
長いまつ毛を震わせながらゆっくりと目を開けるロイの顔をエリスローズが慌てて覗き込む。
(ロイ! 見える!? お姉ちゃんここにいるよ! ここにいるから!)
手をギュッと強く握って頬に手を添えるとまだ意識は完全には戻っていないのか虚ろで、目が合わない。
(こっちを見て! ロイ! お願い!)
長男が息を引き取る直前、こんな目をしていた。
声をかけても返事がなく、虚な目で天井を見上げていた。
嫌だと呼吸を乱しながら頬に添えた手を揺らして頬を揺さぶる。
(ロイ、こっちに見て。お姉ちゃんだよ)
手を離して水に浸していたタオルを絞って汗を拭くも布団の上に落ちた手が何かを探すように少しずつ動いていることに気付いてまたギュッと握る。
「……エ、リ……」
今にもまた閉じてしまいそうな目がゆっくりとした瞬きを繰り返していく。
(閉じないで)
懇願するように何度も口にするエリスローズは握った手の甲に唇を押し付けては額に当ててまた祈る。
呼びかけられないことが辛い。ちゃんと声に出してロイを呼びたいのにそれができない辛さに強く目を閉じる。
「……エリー……」
段々とハッキリしてくる呼び声にもう一度顔を覗き込むと今度はちゃんと目が会った。
エリスローズの瞳から溢れ出す涙がロイの顔に落ちていく。
落ちる度にロイが反射的に瞬きをする。それだけでエリスローズは喜びと安堵に涙が止まらなくなる。
「エリー……」
顔を覗き込んでいる相手がエリスローズであることを認識したロイの目からも一気に涙が溢れる。
それは喜びの涙ではなく、訴えかけるような涙でエリスローズは心配そうにその涙を手で拭う。
「エリー、リンゴ切ったから──……ロイ!? 起きたの!?」
そっとドアを押し開けて入ってきた母親が一口だけでも食べるようにと運んできたリンゴが乗った皿を床に落として悲鳴にも似た声を上げた。
一階まで届いたその声に皆が慌てて駆け上がってくる。
「ロイが目覚めたって!?」
「目が開いてるの! エリーを見てるのよ!」
誰が入ってきてもロイはエリスローズを見つめ、エリスローズはロイを見つめたまま動かない。
「も……やだ……」
ハッキリ聞き取れた言葉は何かを拒絶するような言葉。
「エリーが……いない……の、も、いやだ……。耐えら、れ、ない……」
聞きたくなかった言葉。でもずっと言ってほしかった言葉。
とうに限界は迎えていた。それでもロイは我慢し続けていたのだ。
それに応えるように何度も頷きながら抱き締めるとロイの手がエリスローズの服を握る。
「彼を連れて行ってもいいだろうか?」
「お願いします」
確認してくるリオンに頭を下げることがどういうことかコリンはわかっていた。
この心優しい人が自分の子供たちのために土下座をするということ。
それでももう、自分たちにはロイに言い聞かせることはできない。これ以上は彼を殺すことになるとわかっているから。
「どうか、どうかあの子たちをよろしくお願いします」
フィーネも共に頭を下げる。
「何も心配しなくていいよ。彼らのことは何があっても僕が必ず守るから」
この言葉が彼らにどの程度安心を与えるかはわからない。
エリスローズはいつも『期待していない』と言う。
なんの実績も上げていない、何も見ようとさえしなかった男の言葉など信用に値しないと思っていたからだとリオンは納得していた。
だから彼らも完全には信用できていないだろうとわかってはいる。
泣きじゃくるロイがまだ熱に浮かされながらこぼした本音。
何があろうとロイを城に連れていき、エリスローズと過ごさせる。
前回反発したことで王妃の説得難易度は上がっているだろうが、負けるつもりはない。
「僕は一足先に城に戻るよ。ロイが回復したら迎えに来るから」
「ありがとうございますッ」
「ありがとうございます!」
笑顔を見せて城へと戻っていくリオンを見送る両親は馬車が見えなくなってもずっと頭を下げていた。
0
あなたにおすすめの小説
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
忘れ去られた婚約者
かべうち右近
恋愛
『僕はレベッカしか選ばない』
甘い声音でそう話したはずの王太子サイラスは、レベッカを忘れてしまった。
レベッカは、王太子サイラスと付き合っていることを、ある事情により隠していた。舞踏会で関係を公表し、婚約者に指名される予定だったのに、舞踊会の夜にサイラスは薬を盛られて倒れ、記憶喪失になってしまう。
恋人が誰なのかわからないのをいいことに、偽の恋人が次々と名乗りをあげ王太子の婚約者の座を狙ってくる。おかげで不信に陥ったサイラスに、レベッカは自分が恋人だと名乗り出せなくなってしまった。
サイラスの記憶喪失を解消するため、薬師兼魔女であるレベッカは恋人であることを隠しながら、事件調査を協力することになった。そうして記憶が戻らないまま二人の距離は再び近づいていく。だが、そんなおりにサイラスの偽の恋人を名乗りでた令嬢たちが、次々と襲われる事件も起き始めて……!?
※他のサイトにも掲載しています。
毎日更新です。
セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る
家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。
しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。
仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。
そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる