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リオン・レッドローズは懐古する
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「そうか。墓が完成したのか」
微笑みながら目を通す手紙はアレンからで、コリンたちの墓が完成したと書いてあった。
世話になったなら墓参り行っとけというアレンらしい言葉にも笑ってしまいながら手紙を置いた。
エリーナとはあれからあまり話をしていない。アレンに暴力を振るわれたと怒り心頭で国王に訴えに行ったときも同行しなかった。
それからは毎日嫌味三昧。妻を大事にしない夫に価値はない。庇わなかったし怒らなかった。助けようともしなかった。それなのによく夫だなんて言えると同じことの繰り返しで、最初こそ説き伏せようとしたが、何を言ったところで自分の意見が全て正しいと思っているのなら同じだと無視をするようになった。
離婚だなんだと叫ぶエリーナにも、早く謝れと怒鳴り散らす両親にも辟易としている。
エリスローズが去ってからリオンの世界には色がなくなった。あんなにも鮮やかで輝いていた毎日があっという間に灰色になって、廊下に飾られている花を見ても美しいとさえ思えなくなっていた。
コリンたちが亡くなった日、エリスローズは泣かなかった。
悲しくないわけがない。寂しくないわけがない。痛みがないわけじゃない。泣き叫びたいくらいだっただろう。
だが、エリスローズは泣かなかった。
悲しみが深すぎると人は時に涙を忘れるという。枯れてしまったかのように、無情であるかのように涙が出てこないと。
笑顔に溢れていたあの家族を失った彼らの心を察することはできない。失う辛さを知っている彼らに心から寄り添うことはできない。
かといってアレンのように平気な顔もできない。
役に立ちたい、守ると大口を叩きながら自分ができたことはなんだと思い返してみても何も浮かばない。
エリーナを叩くこともできず、離婚もできず、いまだに彼女がこの国の王太子妃であることを、自分の妻であることを許している。
『ずっと思ってた! いい加減なのは彼女だけじゃない! あなたたちも同じよ! 最低な人間の集まり!』
エリスローズの言葉を思い出した。
言われたときも思ったが、今はあのときよりずっと強く実感している。
毎日、外を眺めて何を考えていたのだろう。
この生活の終わり?
聞きたくても聞けなかった。言葉にできない彼女の本心が怖くて。
(いつからだろう、彼女の声を聞きたいと思ったのは)
背もたれにもたれかかりながら思った。
(彼女が弱い部分を見せた日だったか……)
どんな声で喋って、どんな声で笑うのか知りたかった。
怒った声はどんな感じなのかと。
何より知りたかったのは笑い声。よく笑ってくれたから、余計に知りたくなった。
それから、彼女が放つ『好き』というその二文字はどんな甘さなのか。
聞くことなんてできないのに何度も想像した。
(もっと違う出会い方があればよかったのに……なんて言ったらどんな顔をしただろう? 怪訝? それとも嫌悪?)
どっちでもいい。どんな顔をされてもいいからもっと一緒にいたかった。
静かで穏やかな時間を彼女と一緒に過ごしたかった。
エリスローズがこの城を去ってから何度そう思っただろう。
言葉にすべきことがあるのに頭が追いつかなくて、大事なことなんて何も言えなかった。
そんな男がどうして彼女を幸せにできると思ったのだろう。
我ながら愚かだと苦笑するリオンが天井を見上げて目を閉じた。
エリスローズのために何も捨てない奴がとロイに言われたとき、リオンは『そうすることだけが愛じゃない』と言った。しかしロイはそれを『そうすることさえできないなら愛じゃない』と言った。
その通りだと今ならわかる。
嫌だ嫌だと思っているのにエリーナに離婚だと自ら切り出さないのは相変わらず保身に走っているからで、しっかりと敷かれているレールから外れて舗装もされていない道に出るのが怖いから。
「ありがとう」「すまなかった」と頭を下げることもしなかった男をなぜ好きになってもらえるなどと期待したのか。
余の浅ましさにリオンがため息を吐き出す。
引き出しにしまっていたノートを取り出して開くとリオンの表情が柔らかくなった。
「懐かしいな」
ずっと見ることができなかったエリスローズとの会話ノート。
開いたのは記念すべき一冊目。まだ字が上手く書けなくて少しガタついたものもあった。
それでもページを捲るたびに字が整い、終わりの頃にはエリーナの字とは似ても似つかないほど美しいものへと変わっていった。
「ああ、そうだったそうだった。敬語が使えないんだった」
敬語の使い方も知らず、リオンはそれでもいいと思っていたが、カーラが示しがつかないからと禁止したのだ。
「止めておけばよかったな。そうすればもっと親しく──……関係ないか……」
敬語をやめたから親しくなれるわけではない。
結局は自分に魅力がなかったのだ。
いい加減で、頼り甲斐がなくて、保身に走る愚図。それがリオン・レッドローズだと自嘲する。
次のノートを取り出して大事に捲る二人の思い出。中にはカーラと話したこともあって、エリスローズの真面目さが伺えると何度も表情が緩んだ。
ノートの中にはエリスローズの感情の全てがあった。悲しみも喜びも辛さも幸せも全部。
ロイとした会話、アレンとした会話。自分が知らない会話がそこにはたくさんあって、多くの笑顔が見えた。
だが、たくさんの嘘もあった。
積み上げるほどあるノートの半分以上が自分とエリスローズとの思い出。
「字は心を表すと言うけど、本当にキレイだね」
微笑みながらリオンが呟く。
どこをめくってもそれがいつの会話なのか思い出せてしまう。
「気持ち悪いって言われそうだ」
クスッと笑うが、ページを捲れば捲るほど目の前がボヤけていく。
ポタッとノートに落ちた滴が自分の涙だと気付くと慌てて腕で拭うが止まらない。
(君に会いたいよ、エリー)
会いたい気持ちが溢れて止まらない。
本当は見送るつもりはなかった。だから前夜に「朝から仕事が立て込んでて見送りに行けそうにない」と断ったのに結局行ってしまった。
会えばきっと縋りついてしまうと思ったから。
でもそれどころではなかった。
最後の最後まで傷付けて終わった別れだった。
だから会えるはずがない。会う理由がない。
自分は既婚者で次期国王。
その責務を恋で投げ出すなんて許されるはずがない。
自分たちは金で結ばれた契約の上に成り立った関係というだけで、彼女はそれをちゃんと理解していて割り切っていた。
『利用してください』
その言葉に甘えきって勘違いしすぎていたのだろう。
手を握ることも抱きしめることも当たり前になりすぎて、エリーナが二度と戻らなければいいのにと願い続けた自分への罰だとリオンは思った。
キスをしたことも、同じベッドで眠ったこともない。
今、彼女は悲しみの中にいても本当の幸せを掴もうとしている。
心から笑い合える相手と、愛する家族と過ごす家で、誰に傷付けられることなく素晴らしい色に満ちた世界で生きているのだと安堵すべきなのに止まらない涙がノートを濡らし続ける。
情けないと鼻を啜って目を開けるとエリスローズの言葉が目に入った。
『汚いって言われることには慣れてる。ゴミを見るような目を向けられることも、自分が街の人たちがどういう目で見られてるのかも知ってる。でもそんなの気にしないだけの強さと愛を両親からもらったからくだらない差別なんかに傷ついたりしない。同情だって欲しくない。可哀想だって哀れまれるぐらいなら唾を吐かれたほうがマシ』
このときのエリスローズの目にリオンは惹かれたのだ。
強くて清らかで気高い。眩しいほどに真っ直ぐなその瞳に心を奪われた。
この歪んだ世界で真っ直ぐ生きるのは難しい。
誰しも欲があって、わかりやすい下心を見せる。
人を見下し自分を上げる。
欲望に塗れた醜い人間がのさばるこの世界でどうすればこんなにも真っ直ぐ生きられるのだろうとひどく興味を惹かれたのを思い出した。
「……もう一度だけ……どうか……」
立ち上がったリオンはアレンからの手紙を握りしめてコートを羽織って馬車へと向かう。
「夕方向かわれるはずでは……?」
「変更だ」
馬車の中に用意していた大きな花束を持って手紙に書いてある霊園へと向かった。
微笑みながら目を通す手紙はアレンからで、コリンたちの墓が完成したと書いてあった。
世話になったなら墓参り行っとけというアレンらしい言葉にも笑ってしまいながら手紙を置いた。
エリーナとはあれからあまり話をしていない。アレンに暴力を振るわれたと怒り心頭で国王に訴えに行ったときも同行しなかった。
それからは毎日嫌味三昧。妻を大事にしない夫に価値はない。庇わなかったし怒らなかった。助けようともしなかった。それなのによく夫だなんて言えると同じことの繰り返しで、最初こそ説き伏せようとしたが、何を言ったところで自分の意見が全て正しいと思っているのなら同じだと無視をするようになった。
離婚だなんだと叫ぶエリーナにも、早く謝れと怒鳴り散らす両親にも辟易としている。
エリスローズが去ってからリオンの世界には色がなくなった。あんなにも鮮やかで輝いていた毎日があっという間に灰色になって、廊下に飾られている花を見ても美しいとさえ思えなくなっていた。
コリンたちが亡くなった日、エリスローズは泣かなかった。
悲しくないわけがない。寂しくないわけがない。痛みがないわけじゃない。泣き叫びたいくらいだっただろう。
だが、エリスローズは泣かなかった。
悲しみが深すぎると人は時に涙を忘れるという。枯れてしまったかのように、無情であるかのように涙が出てこないと。
笑顔に溢れていたあの家族を失った彼らの心を察することはできない。失う辛さを知っている彼らに心から寄り添うことはできない。
かといってアレンのように平気な顔もできない。
役に立ちたい、守ると大口を叩きながら自分ができたことはなんだと思い返してみても何も浮かばない。
エリーナを叩くこともできず、離婚もできず、いまだに彼女がこの国の王太子妃であることを、自分の妻であることを許している。
『ずっと思ってた! いい加減なのは彼女だけじゃない! あなたたちも同じよ! 最低な人間の集まり!』
エリスローズの言葉を思い出した。
言われたときも思ったが、今はあのときよりずっと強く実感している。
毎日、外を眺めて何を考えていたのだろう。
この生活の終わり?
聞きたくても聞けなかった。言葉にできない彼女の本心が怖くて。
(いつからだろう、彼女の声を聞きたいと思ったのは)
背もたれにもたれかかりながら思った。
(彼女が弱い部分を見せた日だったか……)
どんな声で喋って、どんな声で笑うのか知りたかった。
怒った声はどんな感じなのかと。
何より知りたかったのは笑い声。よく笑ってくれたから、余計に知りたくなった。
それから、彼女が放つ『好き』というその二文字はどんな甘さなのか。
聞くことなんてできないのに何度も想像した。
(もっと違う出会い方があればよかったのに……なんて言ったらどんな顔をしただろう? 怪訝? それとも嫌悪?)
どっちでもいい。どんな顔をされてもいいからもっと一緒にいたかった。
静かで穏やかな時間を彼女と一緒に過ごしたかった。
エリスローズがこの城を去ってから何度そう思っただろう。
言葉にすべきことがあるのに頭が追いつかなくて、大事なことなんて何も言えなかった。
そんな男がどうして彼女を幸せにできると思ったのだろう。
我ながら愚かだと苦笑するリオンが天井を見上げて目を閉じた。
エリスローズのために何も捨てない奴がとロイに言われたとき、リオンは『そうすることだけが愛じゃない』と言った。しかしロイはそれを『そうすることさえできないなら愛じゃない』と言った。
その通りだと今ならわかる。
嫌だ嫌だと思っているのにエリーナに離婚だと自ら切り出さないのは相変わらず保身に走っているからで、しっかりと敷かれているレールから外れて舗装もされていない道に出るのが怖いから。
「ありがとう」「すまなかった」と頭を下げることもしなかった男をなぜ好きになってもらえるなどと期待したのか。
余の浅ましさにリオンがため息を吐き出す。
引き出しにしまっていたノートを取り出して開くとリオンの表情が柔らかくなった。
「懐かしいな」
ずっと見ることができなかったエリスローズとの会話ノート。
開いたのは記念すべき一冊目。まだ字が上手く書けなくて少しガタついたものもあった。
それでもページを捲るたびに字が整い、終わりの頃にはエリーナの字とは似ても似つかないほど美しいものへと変わっていった。
「ああ、そうだったそうだった。敬語が使えないんだった」
敬語の使い方も知らず、リオンはそれでもいいと思っていたが、カーラが示しがつかないからと禁止したのだ。
「止めておけばよかったな。そうすればもっと親しく──……関係ないか……」
敬語をやめたから親しくなれるわけではない。
結局は自分に魅力がなかったのだ。
いい加減で、頼り甲斐がなくて、保身に走る愚図。それがリオン・レッドローズだと自嘲する。
次のノートを取り出して大事に捲る二人の思い出。中にはカーラと話したこともあって、エリスローズの真面目さが伺えると何度も表情が緩んだ。
ノートの中にはエリスローズの感情の全てがあった。悲しみも喜びも辛さも幸せも全部。
ロイとした会話、アレンとした会話。自分が知らない会話がそこにはたくさんあって、多くの笑顔が見えた。
だが、たくさんの嘘もあった。
積み上げるほどあるノートの半分以上が自分とエリスローズとの思い出。
「字は心を表すと言うけど、本当にキレイだね」
微笑みながらリオンが呟く。
どこをめくってもそれがいつの会話なのか思い出せてしまう。
「気持ち悪いって言われそうだ」
クスッと笑うが、ページを捲れば捲るほど目の前がボヤけていく。
ポタッとノートに落ちた滴が自分の涙だと気付くと慌てて腕で拭うが止まらない。
(君に会いたいよ、エリー)
会いたい気持ちが溢れて止まらない。
本当は見送るつもりはなかった。だから前夜に「朝から仕事が立て込んでて見送りに行けそうにない」と断ったのに結局行ってしまった。
会えばきっと縋りついてしまうと思ったから。
でもそれどころではなかった。
最後の最後まで傷付けて終わった別れだった。
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その責務を恋で投げ出すなんて許されるはずがない。
自分たちは金で結ばれた契約の上に成り立った関係というだけで、彼女はそれをちゃんと理解していて割り切っていた。
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その言葉に甘えきって勘違いしすぎていたのだろう。
手を握ることも抱きしめることも当たり前になりすぎて、エリーナが二度と戻らなければいいのにと願い続けた自分への罰だとリオンは思った。
キスをしたことも、同じベッドで眠ったこともない。
今、彼女は悲しみの中にいても本当の幸せを掴もうとしている。
心から笑い合える相手と、愛する家族と過ごす家で、誰に傷付けられることなく素晴らしい色に満ちた世界で生きているのだと安堵すべきなのに止まらない涙がノートを濡らし続ける。
情けないと鼻を啜って目を開けるとエリスローズの言葉が目に入った。
『汚いって言われることには慣れてる。ゴミを見るような目を向けられることも、自分が街の人たちがどういう目で見られてるのかも知ってる。でもそんなの気にしないだけの強さと愛を両親からもらったからくだらない差別なんかに傷ついたりしない。同情だって欲しくない。可哀想だって哀れまれるぐらいなら唾を吐かれたほうがマシ』
このときのエリスローズの目にリオンは惹かれたのだ。
強くて清らかで気高い。眩しいほどに真っ直ぐなその瞳に心を奪われた。
この歪んだ世界で真っ直ぐ生きるのは難しい。
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人を見下し自分を上げる。
欲望に塗れた醜い人間がのさばるこの世界でどうすればこんなにも真っ直ぐ生きられるのだろうとひどく興味を惹かれたのを思い出した。
「……もう一度だけ……どうか……」
立ち上がったリオンはアレンからの手紙を握りしめてコートを羽織って馬車へと向かう。
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