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デザイナー殺し
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デザイナーは血相を変えて飛んできた。三十分もかからなかったのではないだろうか。
王妃のドレスを任される名誉よりもヴァレンに呼び出されたことによる不安と恐怖が勝っているようにも見えた。いや、そうとしか見えなかった。
庭を担当したデザイナーから聞いていたのかもしれない。そうでなければこれほど怯える理由はないだろう。
「陛下、とりあえず一気に詰めるのはやめておきましょう。まずはドレスの形から決めましょうか。それで、次のときにデザインなどをこちらで考えておくというのはいかがでしょうか?」
「心配するな。僕の頭の中には既に形とデザインが出来ている」
その直後、執事がテーブルの上に三枚の紙を置いた。
「…………」
執事が紙を持って動いた時点でエリンシアは嫌な予感がしていた。しかし、まさかと思っていた。
彼はとても忙しい人だからそんなことにまで手が回るはずがない。
夜は一緒に寝ていたし、食事も三食欠かさず一緒に食べた。
「まさか……」
「どうした?」
「公務の時間に……?」
「ああ。一日の仕事を早めに終わらせてな」
サボったのかと疑っていたエリンシアは心の中で瞬時に謝罪するが、それにしても、と紙に視線を戻す。
「一体どれぐらい時間をかけて描いたのですか?」
「描き始めたのは随分と前だ。戴冠式の翌日からな」
「そんなに前から!?」
「全部で百八十三枚描いたが、結局はこの三枚に絞った」
彼は本当に同じ人間なのだろうかと疑いたくなる。
人の心は読むし、デザイナーのように繊細な絵を描き、そこにびっしりと書き込まれている指示。
捨てた百八十枚もこのクオリティで描いたのだとすれば、彼に相応しいのは王ではなくデザイナーではないかと思ってしまうほどの出来だ。
「僕は王だ。デザイナーには向いていない」
こういうところがまた、自分と同じ人間ではないのではないかと思わせるのだ。
「私はそんなにわかりやすいですか?」
「僕がお前が何を考えているかわからないと思うか?」
何度かあったと言うのは黙っておくことにした。
「お前が着るドレスだ。お前が選ぶといい」
もはやこれは既製品から選ぶのと同じ感覚だとエリンシアは思った。
しかし、街で売られている既製品よりも遥かに美しく素晴らしい物であるのは確か。
三枚を見比べながら一つ一つを見ていく。
ドレスの形状は主に六種類あるのだが、ヴァレンが選んだのは、Aライン、マーメイド、ボールガウンの三種類。
どれもエリンシアの好きな形だ。
「お前のことを何もわかっていない愚か者が選んでいたエンパイアは僕の中で候補にも上がらなかった」
どこまでも知っている彼に若干恐怖を感じながらも苦笑の頷きだけ返した。
「陛下が一枚を選ぶならどれですか?」
「ボールガウン一択だ」
聞くべきではなかったのかもしれないと自分のミスを悔やんだ。
そう言われると目は自然とボールガウンのドレスデザインに向く。
「キレイ……」
紙の上に広がっていたのは、まるで建築図面のように精密なデザイン画だった。
上半身を覆う超極細レースは、一本一本の線が引かれ、その透け感まで計算されている。
スカート部分は何本もの曲線が重なり合い、まるで花びらが幾重にも重なるように描かれていた。
余白には拡大図、注釈、矢印、数字──ヴァレンの執念が紙面から溢れていた。
「これはまるで建築図のようですね」
庭をデザインしたときに見たのと同じだと小さく笑うエリンシアにヴァレンが頷く。
「ドレスは建築物と同じだ。完璧な計算が必要だからな。何かを作るというのは全て計算のもと行われている」
「計算も全て陛下が……?」
「当然だ。お前が着る物を他人に任せられるものか」
エリンシアの名前すら自分だけの物にしてしまいたい欲望を抱えるヴァレンにとって、他者に任せるという選択肢などあろうはずもなく。
エリンシアは三枚をじっくり見比べることなく、ボールガウンのデザインを手に取った。
「これにします」
「僕が言ったからといって、それにする必要はないのだぞ」
「私は幼い頃から、結婚式は絶対にAラインを着ると決めていたんです」
だが、アルトゥールはAラインは子供っぽいからエンパイアがいいと譲らなかった。
ドレスはドレスだと思っていたが、こうしてデザインを見るだけで心が弾む。
「Aラインを着ればいい」
柔らかな笑顔を見せるエリンシアだが、ヴァレンの言葉にかぶりを振る。
「私の中には一年前までボールガウンという選択肢がなかったんです」
「エンパイアを勧めるセンスもない男だからな、奴は」
エンパイアはスレンダーの次に安い。生地の量の問題ではあるが、ヴァレンが言っているのは花嫁が選んだわけではないということ。
エリンシアが選んだのであればヴァレンも候補に入れたが、選んだのがアルトゥールであることを知っていたからこそ絶対に入れなかった。
「お前が着たいものを着ればいい」
「これにします」
ボールガウンは王族の結婚式では珍しくない形。それは、王族としての見栄でもあり、意地でもあった。
遠慮を見せた瞬間にどうせこれに決まってしまうのだから、エリンシアはこれだけは甘えることにした。
きっと、生涯で最も高額な甘えだろうと苦笑が滲むが、彼が自分を想ってこれほど細かく想像してくれたことが何よりも嬉しい。これを着たいと思った。これがいいのだと、心から。
ヴァレンはデザイナーにデザイン画を渡した。その直後、デザイナーはそれを見つめながら一瞬、ほんの一瞬だったが、白目を剥いた。
「僕の計算では、生地は最低でも二十メートルは必要だ。だから三十メートルは用意しろ」
緻密な計算が書き込まれているデザイン画とヴァレンを交互に見るデザイナーが口を開く前にヴァレンが言った。
「余っても構わん。足りないほうが問題だ」
生地の量はAラインの二倍から四倍。スカートのボリュームが桁違いなのだ。わかってはいたが、それだけでもエリンシアは驚愕してしまう。
「スカートは七層だ。最上層はオーガンジー、その下はチュール三層でサテンとシルク。裾は床から九十センチ引きずる長さに」
丁寧な文字で書いてあるため読み間違えることはないだろうが、デザイナーは必死に自分の手帳に書き込んでいく。
「お、お言葉ですが、陛下……通常のボールガウンなら十二メートルもあれば充分かと……」
伺うように発言した直後、デザイナーが「ヒッ!」と短く悲鳴を上げた。
表情は変わらない。まだ言葉を発してもいない。だが、エリンシアにもわかった。
彼は怒っていると。
「通常の……?」
「ヒィッ!」
「充分……?」
先程よりゆっくりと喋るヴァレンの冷たい声が槍となってデザイナーに突き刺さる。
雪原に裸で放り出されたかのようにガタガタと震えながら拭っても拭っても出る汗をかくデザイナーはヴァレンとこれ以上目が合わないように抉り出したいと思っていた。そのほうがずっと楽だと。
「これは誰のドレスだと思っているのだ?」
「お、王妃陛下でございます!」
「僕の妻だ。僕の妻が着るドレスを“通常”のドレスと一緒にするつもりだったのか?」
「め、めめめめめめめめ滅相もございません! 申し訳ございません!! 申し訳ございません!!」
床に倒れるように勢いよく伏せて身体を丸める見事な土下座。
エリンシアはいたたまれなくなった。
「そんなに使って……上手く歩けるでしょうか?」
「重ければ僕が持つ」
思わず耳を疑った。思わず執事を見た。執事も思わずエリンシアを見ていた。
王が、新郎が、花嫁の裾を持って歩くなど誰が想像できるだろうか。
「気合いで歩きます」
「僕は気にしない」
「待っていてほしいのです。後ろではなく、前で」
その言葉に即答するように頷いたヴァレンに執事も一緒に安堵する。
「ドレスは持ってきたか?」
「も、もちろんでございます!!」
「ドレス?」
さっきデザイン画を渡したばかりなのに、と首を傾げるエリンシアの前を小走りでドアまで駆け寄ったデザイナーがドアを開けると預かっていた使用人たちが数人がかりで緊張しながらドレスを運んできた。
「陛下、これは……」
「僕がデザインしたドレスだ」
もう驚かない。
そう言える日はいつになるのだろう。一年が経とうとしているのにまだ、彼の行動をこれっぽっちも予想できないでいた。
「ああ……なんてこと……」
運ばれてきたドレスを見て、エリンシアは息を呑んだ。
王妃のドレスを任される名誉よりもヴァレンに呼び出されたことによる不安と恐怖が勝っているようにも見えた。いや、そうとしか見えなかった。
庭を担当したデザイナーから聞いていたのかもしれない。そうでなければこれほど怯える理由はないだろう。
「陛下、とりあえず一気に詰めるのはやめておきましょう。まずはドレスの形から決めましょうか。それで、次のときにデザインなどをこちらで考えておくというのはいかがでしょうか?」
「心配するな。僕の頭の中には既に形とデザインが出来ている」
その直後、執事がテーブルの上に三枚の紙を置いた。
「…………」
執事が紙を持って動いた時点でエリンシアは嫌な予感がしていた。しかし、まさかと思っていた。
彼はとても忙しい人だからそんなことにまで手が回るはずがない。
夜は一緒に寝ていたし、食事も三食欠かさず一緒に食べた。
「まさか……」
「どうした?」
「公務の時間に……?」
「ああ。一日の仕事を早めに終わらせてな」
サボったのかと疑っていたエリンシアは心の中で瞬時に謝罪するが、それにしても、と紙に視線を戻す。
「一体どれぐらい時間をかけて描いたのですか?」
「描き始めたのは随分と前だ。戴冠式の翌日からな」
「そんなに前から!?」
「全部で百八十三枚描いたが、結局はこの三枚に絞った」
彼は本当に同じ人間なのだろうかと疑いたくなる。
人の心は読むし、デザイナーのように繊細な絵を描き、そこにびっしりと書き込まれている指示。
捨てた百八十枚もこのクオリティで描いたのだとすれば、彼に相応しいのは王ではなくデザイナーではないかと思ってしまうほどの出来だ。
「僕は王だ。デザイナーには向いていない」
こういうところがまた、自分と同じ人間ではないのではないかと思わせるのだ。
「私はそんなにわかりやすいですか?」
「僕がお前が何を考えているかわからないと思うか?」
何度かあったと言うのは黙っておくことにした。
「お前が着るドレスだ。お前が選ぶといい」
もはやこれは既製品から選ぶのと同じ感覚だとエリンシアは思った。
しかし、街で売られている既製品よりも遥かに美しく素晴らしい物であるのは確か。
三枚を見比べながら一つ一つを見ていく。
ドレスの形状は主に六種類あるのだが、ヴァレンが選んだのは、Aライン、マーメイド、ボールガウンの三種類。
どれもエリンシアの好きな形だ。
「お前のことを何もわかっていない愚か者が選んでいたエンパイアは僕の中で候補にも上がらなかった」
どこまでも知っている彼に若干恐怖を感じながらも苦笑の頷きだけ返した。
「陛下が一枚を選ぶならどれですか?」
「ボールガウン一択だ」
聞くべきではなかったのかもしれないと自分のミスを悔やんだ。
そう言われると目は自然とボールガウンのドレスデザインに向く。
「キレイ……」
紙の上に広がっていたのは、まるで建築図面のように精密なデザイン画だった。
上半身を覆う超極細レースは、一本一本の線が引かれ、その透け感まで計算されている。
スカート部分は何本もの曲線が重なり合い、まるで花びらが幾重にも重なるように描かれていた。
余白には拡大図、注釈、矢印、数字──ヴァレンの執念が紙面から溢れていた。
「これはまるで建築図のようですね」
庭をデザインしたときに見たのと同じだと小さく笑うエリンシアにヴァレンが頷く。
「ドレスは建築物と同じだ。完璧な計算が必要だからな。何かを作るというのは全て計算のもと行われている」
「計算も全て陛下が……?」
「当然だ。お前が着る物を他人に任せられるものか」
エリンシアの名前すら自分だけの物にしてしまいたい欲望を抱えるヴァレンにとって、他者に任せるという選択肢などあろうはずもなく。
エリンシアは三枚をじっくり見比べることなく、ボールガウンのデザインを手に取った。
「これにします」
「僕が言ったからといって、それにする必要はないのだぞ」
「私は幼い頃から、結婚式は絶対にAラインを着ると決めていたんです」
だが、アルトゥールはAラインは子供っぽいからエンパイアがいいと譲らなかった。
ドレスはドレスだと思っていたが、こうしてデザインを見るだけで心が弾む。
「Aラインを着ればいい」
柔らかな笑顔を見せるエリンシアだが、ヴァレンの言葉にかぶりを振る。
「私の中には一年前までボールガウンという選択肢がなかったんです」
「エンパイアを勧めるセンスもない男だからな、奴は」
エンパイアはスレンダーの次に安い。生地の量の問題ではあるが、ヴァレンが言っているのは花嫁が選んだわけではないということ。
エリンシアが選んだのであればヴァレンも候補に入れたが、選んだのがアルトゥールであることを知っていたからこそ絶対に入れなかった。
「お前が着たいものを着ればいい」
「これにします」
ボールガウンは王族の結婚式では珍しくない形。それは、王族としての見栄でもあり、意地でもあった。
遠慮を見せた瞬間にどうせこれに決まってしまうのだから、エリンシアはこれだけは甘えることにした。
きっと、生涯で最も高額な甘えだろうと苦笑が滲むが、彼が自分を想ってこれほど細かく想像してくれたことが何よりも嬉しい。これを着たいと思った。これがいいのだと、心から。
ヴァレンはデザイナーにデザイン画を渡した。その直後、デザイナーはそれを見つめながら一瞬、ほんの一瞬だったが、白目を剥いた。
「僕の計算では、生地は最低でも二十メートルは必要だ。だから三十メートルは用意しろ」
緻密な計算が書き込まれているデザイン画とヴァレンを交互に見るデザイナーが口を開く前にヴァレンが言った。
「余っても構わん。足りないほうが問題だ」
生地の量はAラインの二倍から四倍。スカートのボリュームが桁違いなのだ。わかってはいたが、それだけでもエリンシアは驚愕してしまう。
「スカートは七層だ。最上層はオーガンジー、その下はチュール三層でサテンとシルク。裾は床から九十センチ引きずる長さに」
丁寧な文字で書いてあるため読み間違えることはないだろうが、デザイナーは必死に自分の手帳に書き込んでいく。
「お、お言葉ですが、陛下……通常のボールガウンなら十二メートルもあれば充分かと……」
伺うように発言した直後、デザイナーが「ヒッ!」と短く悲鳴を上げた。
表情は変わらない。まだ言葉を発してもいない。だが、エリンシアにもわかった。
彼は怒っていると。
「通常の……?」
「ヒィッ!」
「充分……?」
先程よりゆっくりと喋るヴァレンの冷たい声が槍となってデザイナーに突き刺さる。
雪原に裸で放り出されたかのようにガタガタと震えながら拭っても拭っても出る汗をかくデザイナーはヴァレンとこれ以上目が合わないように抉り出したいと思っていた。そのほうがずっと楽だと。
「これは誰のドレスだと思っているのだ?」
「お、王妃陛下でございます!」
「僕の妻だ。僕の妻が着るドレスを“通常”のドレスと一緒にするつもりだったのか?」
「め、めめめめめめめめ滅相もございません! 申し訳ございません!! 申し訳ございません!!」
床に倒れるように勢いよく伏せて身体を丸める見事な土下座。
エリンシアはいたたまれなくなった。
「そんなに使って……上手く歩けるでしょうか?」
「重ければ僕が持つ」
思わず耳を疑った。思わず執事を見た。執事も思わずエリンシアを見ていた。
王が、新郎が、花嫁の裾を持って歩くなど誰が想像できるだろうか。
「気合いで歩きます」
「僕は気にしない」
「待っていてほしいのです。後ろではなく、前で」
その言葉に即答するように頷いたヴァレンに執事も一緒に安堵する。
「ドレスは持ってきたか?」
「も、もちろんでございます!!」
「ドレス?」
さっきデザイン画を渡したばかりなのに、と首を傾げるエリンシアの前を小走りでドアまで駆け寄ったデザイナーがドアを開けると預かっていた使用人たちが数人がかりで緊張しながらドレスを運んできた。
「陛下、これは……」
「僕がデザインしたドレスだ」
もう驚かない。
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