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交易相手
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*ルナティカの年齢が間違っていたので修正済みです。
リキュア国→リキュールになってたので訂正。
ルナティカ7歳になりました。
シトラス領は海に面した港町であり自然も豊か。
島国とは船で交易しているのだけど、今日も港はガヤガヤしてるみたい。
沢山の船が波止場に並んでいて、大小色とりどりの船の姿は圧巻。
今日着いた中で一番大きな船はリキュア国大陸から離れたところの島からの便。
私は子どもだから知らないけど、あちらの国はお酒作りが盛んでとーーーっても美味しいんだって。
ふぅーんって聞きながら、でも私も果物をお酒漬けとかにするなぁって思って、お世話になってることに気がついた。
お父様が交易相手とやり取りしている間、私は勝手したる港をうろうろして知り合いに声をかけられたり、美味しいものをいただいたり楽しく過ごしているけど、実はちゃんと色々見てたりするのよ。
そうだ、リキュア国の人に果実漬けあげよう!それでいつもお世話になっているから挨拶とお礼を言わなきゃ!
確か馬車に積んできたはず~~
そう思いながら、馬車へ行って侍従に運んでもらうことにする。
ふんふんふ~ん♪
可愛らしい領主様の愛娘に周囲はほっこっりしながら見守っている。
本人は気づいてない鼻唄も、面白くて時々「ププッ」と笑う人がいたり、一緒になって歌う子どもがもいる。
なんて平和なんだろうか。
そして、そっと”愛し子様いつも笑っていてくださいね”と気づかれないように拝む人もいる(笑)
ルナ「あ、おとうさまぁぁぁ~」
父を見つけて走り寄る姿は、どこか令嬢らしくないどこにでもいる少女のようだ。
パパ「ん?ルナティカ、どうしたんだい?・・それより走ったらダメだろう?はしたないのもあるけど、こんな人が多い場所ではぶつかったり転んだりするかもしれないよ?
だから、走るのは屋敷の庭だけにしておいてくれ。
分かったね?」
なるほど・・
まぁはしたないのはわかっていたし、お父様が言ってることが正しいのはわかった。
うん、そうね。
一応貴族令嬢だもんね・・
と自分の中で納得してから返事をする。
ルナ「はぁい。ごめんなさい、次からしません」
すると、横でクスクスと笑い声が聞こえた。
チラっと見ると、知らない人が居た。
ルナ「あなただぁれ?」
と言いながら不躾に上から下から見回してしまった。
おもしろい服装で、肌の色も褐色で不思議・・
ルナティカの視線と言葉を受けて、自己紹介してくれた。
??「初めまして、小さなお嬢さん、僕はラドリス・コンポート。
ラドリスと呼んで下さい。
今日は交易商に勤めている父に付いてきたんです、以後お見知り置きを。」
丁寧に挨拶してくれた。
太陽に透けて輝く金髪と夕陽のようなオレンジ色の瞳が褐色の肌と合っている。
はっきりした目鼻立ちに人好きのしそうな笑顔はとても眩しく見えた。
ルナ「ごていねいにあいさつしてくれてありがとうございます。
私はルナティカ・シトラスです。
よろしくお願いします。」
ペコリとお辞儀をする。
ラド「はい。シトラス領は海に面しているのに塩害もほとんど無くて自然も豊かで恵まれた領地だと有名です。
とても興味深いです。」
ルナ「ほめてくださってありがとうございます。お父様も喜びます!
あっそういえば、うちと交易してくれてありがとうございます。
よかったらこちらお持ち帰りください。
リキュア国のお酒を使った果実漬けなんです。
交易してくれてるお礼と、はじめましての挨拶のおみやげにいかがですか?」
そう言って後ろから侍従であろう人が差し出してきた、男一人で持つのにも重そうな大きな土瓶だ。
丁重に受け取るとズシっとくる重さだ。
ラド「本当にこんなにいただいてもいいのですか?」
ルナ「はい!受け取ってくれますか?」
健気すぎるお願いにノックアウトしかない。
ラド「もちろんですよ!何よりうちの国のお酒を使ってくださったなんて、素晴らしい贈り物です。
リキュアとシトラス領の合作ですね。」
ルナ「!!っほんとですっ!仲良しですねぇ」
ハッと気づいて目を輝かせて喜ぶ彼女はとても可愛らしいと思った。
ラド「シトラス子爵様、御息女様からとても素晴らしいお土産をいただきました!!本当に感謝いたします。
本国に戻りましたら、皆でいただくことにします。
これからも末永く縁を繋いでいけますよう、よろしくお願い申し上げます。」
ルナは首を傾げながら、これからも仲良くしようってことだな!!と解釈してニパっと笑顔になった。
パパ「いえいえ、とんでもございません!このお土産はルナティカが考案したものでして、いまではうちの領地の特産品みたいになっております。
貴殿の国の特産品が無くては、作れないものですし、こちらからも本当に感謝しております。
これからも是非、手を取り合ってまいりましょう。」
シトラス子爵とラドリスは握手を交わした。
ルナティカのおかげか、神の采配かシトラスとリキュアの絆は固くなった。
ルナティカのそばでは、風の神がサラサラ~と空気を震わせて微笑んでいた。
ルナティカはそれを見て「ふふっ」と可愛らしい笑みを向けていた。
その様子を目を細めて見ていた誰かが居たのは知らずに。
リキュア国→リキュールになってたので訂正。
ルナティカ7歳になりました。
シトラス領は海に面した港町であり自然も豊か。
島国とは船で交易しているのだけど、今日も港はガヤガヤしてるみたい。
沢山の船が波止場に並んでいて、大小色とりどりの船の姿は圧巻。
今日着いた中で一番大きな船はリキュア国大陸から離れたところの島からの便。
私は子どもだから知らないけど、あちらの国はお酒作りが盛んでとーーーっても美味しいんだって。
ふぅーんって聞きながら、でも私も果物をお酒漬けとかにするなぁって思って、お世話になってることに気がついた。
お父様が交易相手とやり取りしている間、私は勝手したる港をうろうろして知り合いに声をかけられたり、美味しいものをいただいたり楽しく過ごしているけど、実はちゃんと色々見てたりするのよ。
そうだ、リキュア国の人に果実漬けあげよう!それでいつもお世話になっているから挨拶とお礼を言わなきゃ!
確か馬車に積んできたはず~~
そう思いながら、馬車へ行って侍従に運んでもらうことにする。
ふんふんふ~ん♪
可愛らしい領主様の愛娘に周囲はほっこっりしながら見守っている。
本人は気づいてない鼻唄も、面白くて時々「ププッ」と笑う人がいたり、一緒になって歌う子どもがもいる。
なんて平和なんだろうか。
そして、そっと”愛し子様いつも笑っていてくださいね”と気づかれないように拝む人もいる(笑)
ルナ「あ、おとうさまぁぁぁ~」
父を見つけて走り寄る姿は、どこか令嬢らしくないどこにでもいる少女のようだ。
パパ「ん?ルナティカ、どうしたんだい?・・それより走ったらダメだろう?はしたないのもあるけど、こんな人が多い場所ではぶつかったり転んだりするかもしれないよ?
だから、走るのは屋敷の庭だけにしておいてくれ。
分かったね?」
なるほど・・
まぁはしたないのはわかっていたし、お父様が言ってることが正しいのはわかった。
うん、そうね。
一応貴族令嬢だもんね・・
と自分の中で納得してから返事をする。
ルナ「はぁい。ごめんなさい、次からしません」
すると、横でクスクスと笑い声が聞こえた。
チラっと見ると、知らない人が居た。
ルナ「あなただぁれ?」
と言いながら不躾に上から下から見回してしまった。
おもしろい服装で、肌の色も褐色で不思議・・
ルナティカの視線と言葉を受けて、自己紹介してくれた。
??「初めまして、小さなお嬢さん、僕はラドリス・コンポート。
ラドリスと呼んで下さい。
今日は交易商に勤めている父に付いてきたんです、以後お見知り置きを。」
丁寧に挨拶してくれた。
太陽に透けて輝く金髪と夕陽のようなオレンジ色の瞳が褐色の肌と合っている。
はっきりした目鼻立ちに人好きのしそうな笑顔はとても眩しく見えた。
ルナ「ごていねいにあいさつしてくれてありがとうございます。
私はルナティカ・シトラスです。
よろしくお願いします。」
ペコリとお辞儀をする。
ラド「はい。シトラス領は海に面しているのに塩害もほとんど無くて自然も豊かで恵まれた領地だと有名です。
とても興味深いです。」
ルナ「ほめてくださってありがとうございます。お父様も喜びます!
あっそういえば、うちと交易してくれてありがとうございます。
よかったらこちらお持ち帰りください。
リキュア国のお酒を使った果実漬けなんです。
交易してくれてるお礼と、はじめましての挨拶のおみやげにいかがですか?」
そう言って後ろから侍従であろう人が差し出してきた、男一人で持つのにも重そうな大きな土瓶だ。
丁重に受け取るとズシっとくる重さだ。
ラド「本当にこんなにいただいてもいいのですか?」
ルナ「はい!受け取ってくれますか?」
健気すぎるお願いにノックアウトしかない。
ラド「もちろんですよ!何よりうちの国のお酒を使ってくださったなんて、素晴らしい贈り物です。
リキュアとシトラス領の合作ですね。」
ルナ「!!っほんとですっ!仲良しですねぇ」
ハッと気づいて目を輝かせて喜ぶ彼女はとても可愛らしいと思った。
ラド「シトラス子爵様、御息女様からとても素晴らしいお土産をいただきました!!本当に感謝いたします。
本国に戻りましたら、皆でいただくことにします。
これからも末永く縁を繋いでいけますよう、よろしくお願い申し上げます。」
ルナは首を傾げながら、これからも仲良くしようってことだな!!と解釈してニパっと笑顔になった。
パパ「いえいえ、とんでもございません!このお土産はルナティカが考案したものでして、いまではうちの領地の特産品みたいになっております。
貴殿の国の特産品が無くては、作れないものですし、こちらからも本当に感謝しております。
これからも是非、手を取り合ってまいりましょう。」
シトラス子爵とラドリスは握手を交わした。
ルナティカのおかげか、神の采配かシトラスとリキュアの絆は固くなった。
ルナティカのそばでは、風の神がサラサラ~と空気を震わせて微笑んでいた。
ルナティカはそれを見て「ふふっ」と可愛らしい笑みを向けていた。
その様子を目を細めて見ていた誰かが居たのは知らずに。
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