25 / 153
ウェディングパーティーに向けて1
しおりを挟む
エンドレス侯爵夫妻が移住されてから数日。
シトラス夫人
「はいはーい!みんな準備はいいかしら?
今日もそろそろベリル先生の授業のお時間だから、気を引き締めてお迎えするように。
今日も存分に吸収しましょうね。
いつも言っているけど、分からないことは恥ずかしがらずにその場で質問すること。
いいですね?」
と、侍女たちへ喝を入れる。
そう、ベリル先生が家庭教師のお仕事を開始して、早3日。
先生はうちのお屋敷に泊まっている為、通う時間も気にしなくていいことから時間のある限り授業をしてくれている。
せっかくだからと、食事も時間が合う時には一緒に食べることになり、数日なのにもう家族みたいに打ち解けているのだ。
それはもちろん、ご子息のグリドール様もで、もち前の優しさと明るさと行動力でお屋敷のみんなから人気者だ。
特に5歳になる息子のアローゼは、兄のように慕っていて、ちょろちょろと彼の後を付いて回っている。
鳥の雛の様で、見ているみんなの癒しになっているだけなのだけど。
本人はアローゼお兄様っ!!!と呼んでは構ってもらっての繰り返し。
彼も嫌がらずに構い倒してくれるので、懐かれる一方なのよね(苦笑)
ベリル先生の授業はとても分かりやすく、同じお屋敷にいるからいつでも補習にも付き合って貰えて習得が早い!!と侍女からも大好評だ。
ルナティカとアローゼの言語とマナーの授業もとても楽しく学べていると、2人とも毎日興奮しながら教えてくれる(笑)
2人は習ったばかりの言語で会話を試みたり、子どもならではの遊びの中で言語力を育んでいるみたい。
大人だとそうはいかないから、何だか羨ましい気もするわね。
そうこうしているうちに、そろそろウェディングパーティーの準備も着手しようということになり、夫とグリドール様が中心となって色々と計画を立て出した。
私はというと、領地内を回って今回の計画を領民へ伝えて協力手を募集するために奔走した。
そうは言っても、毎月ある領の奥様会で話を出してそれぞれの家族や近所伝手で広めて欲しいと頼んだだけなのよね(笑)
奥様方
「えぇ!!何それ!!素敵じゃない!!絶対最高のパーティーにしましょう!!」
「うちの夫の仕事関係にも伝えて、その日のテーブルや椅子は確保してもらうわよ!」
「うちは植物関係ね、花飾りや会場の飾りは任せて!」
「料理はどうする!?果実を使ったパイとタルトは当たり前だけど、ウェディング用の大きなケーキがあったら見栄えするわよね??うちの人と他の製菓店で協力させるわ!」
「飲み物はうちのほうね!!お酒以外にも、お子様用の果実水も味のバリエーション増やすわよー!」
「花嫁さんの衣装ってどうなってるのかしら??
一から仕立てるなら早めにやり取りしないと!!シトラス夫人、仲介お願いできますか?」
と、あっちからもこっちからも、すぐに提案が飛んできてそれはもうてんやわんやな会になった(苦笑)
そんな奥様方の反応を見て私も頑張らなくちゃっ!!
(でも出来る範囲でね)
と意気込むのだった。
シトラス夫人
「はいはーい!みんな準備はいいかしら?
今日もそろそろベリル先生の授業のお時間だから、気を引き締めてお迎えするように。
今日も存分に吸収しましょうね。
いつも言っているけど、分からないことは恥ずかしがらずにその場で質問すること。
いいですね?」
と、侍女たちへ喝を入れる。
そう、ベリル先生が家庭教師のお仕事を開始して、早3日。
先生はうちのお屋敷に泊まっている為、通う時間も気にしなくていいことから時間のある限り授業をしてくれている。
せっかくだからと、食事も時間が合う時には一緒に食べることになり、数日なのにもう家族みたいに打ち解けているのだ。
それはもちろん、ご子息のグリドール様もで、もち前の優しさと明るさと行動力でお屋敷のみんなから人気者だ。
特に5歳になる息子のアローゼは、兄のように慕っていて、ちょろちょろと彼の後を付いて回っている。
鳥の雛の様で、見ているみんなの癒しになっているだけなのだけど。
本人はアローゼお兄様っ!!!と呼んでは構ってもらっての繰り返し。
彼も嫌がらずに構い倒してくれるので、懐かれる一方なのよね(苦笑)
ベリル先生の授業はとても分かりやすく、同じお屋敷にいるからいつでも補習にも付き合って貰えて習得が早い!!と侍女からも大好評だ。
ルナティカとアローゼの言語とマナーの授業もとても楽しく学べていると、2人とも毎日興奮しながら教えてくれる(笑)
2人は習ったばかりの言語で会話を試みたり、子どもならではの遊びの中で言語力を育んでいるみたい。
大人だとそうはいかないから、何だか羨ましい気もするわね。
そうこうしているうちに、そろそろウェディングパーティーの準備も着手しようということになり、夫とグリドール様が中心となって色々と計画を立て出した。
私はというと、領地内を回って今回の計画を領民へ伝えて協力手を募集するために奔走した。
そうは言っても、毎月ある領の奥様会で話を出してそれぞれの家族や近所伝手で広めて欲しいと頼んだだけなのよね(笑)
奥様方
「えぇ!!何それ!!素敵じゃない!!絶対最高のパーティーにしましょう!!」
「うちの夫の仕事関係にも伝えて、その日のテーブルや椅子は確保してもらうわよ!」
「うちは植物関係ね、花飾りや会場の飾りは任せて!」
「料理はどうする!?果実を使ったパイとタルトは当たり前だけど、ウェディング用の大きなケーキがあったら見栄えするわよね??うちの人と他の製菓店で協力させるわ!」
「飲み物はうちのほうね!!お酒以外にも、お子様用の果実水も味のバリエーション増やすわよー!」
「花嫁さんの衣装ってどうなってるのかしら??
一から仕立てるなら早めにやり取りしないと!!シトラス夫人、仲介お願いできますか?」
と、あっちからもこっちからも、すぐに提案が飛んできてそれはもうてんやわんやな会になった(苦笑)
そんな奥様方の反応を見て私も頑張らなくちゃっ!!
(でも出来る範囲でね)
と意気込むのだった。
88
あなたにおすすめの小説
「『お前に書く手紙などない』と言った婚約者へ、私は7年間手紙を書き続けた——ただし、届け先は別の人でした」
歩人
ファンタジー
辺境伯令嬢リゼットは、婚約者に7年間手紙を書き続けた。返事は一度もなかった。
「お前に書く手紙などない。顔も覚えていない」——婚約破棄。しかしリゼットは
泣かなかった。手紙の本当の届け先は、最初から別にあったから。前世の情報分析
能力で辺境の異変を読み解き、暗号として織り込んだ7年分の手紙。それを受け取り
続けていたのは第一王子。リゼットは誰にも知られず、王国を守っていた。
婚約破棄の翌朝、王子からの手紙が届く。「7年間、ありがとう。迎えに行く」
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
「貧相な小娘」と罵った第一王子へ。番(つがい)は貴方ではなく、国王陛下(お父様)でした
しえろ あい
恋愛
「お父様、わたくし、あの方と目が合った瞬間、分かってしまったのです」
十六歳のデビュタントの夜、ルーセント侯爵令嬢フェリシアを待っていたのは、残酷な罵倒だった。第一王子カシウスは、可憐な白いドレスを纏った彼女を「貧相な小娘」と呼び、己の番(つがい)であることを真っ向から否定する。
会場に響く冷笑と、愛用の刺繍に込めた自信さえ打ち砕くような屈辱。しかし、絶望の淵に立たされた彼女を見つめていたのは、王子ではなく、圧倒的な威厳を放つ「ある男」だった。
魂を焦がすような熱い視線が重なり、静まり返る謁見の間。この出会いが、王室を揺るがす大事件の幕開けになるとは、まだ誰も知らない。自身の価値を否定された少女が、真実の愛によって世界で最も幸福な王妃へと駆け上がる、逆転溺愛ストーリー。
※小説家になろう様にも投稿しています※
モブ転生とはこんなもの
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。
乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。
今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。
いったいどうしたらいいのかしら……。
現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
他サイトでも公開しています。
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
アラフォー幼女は異世界で大魔女を目指します
梅丸みかん
ファンタジー
第一章:長期休暇をとったアラフォー独身のミカは、登山へ行くと別の世界へ紛れ込んでしまう。その場所は、森の中にそびえる不思議な塔の一室だった。元の世界には戻れないし、手にしたゼリーを口にすれば、身体はなんと6歳の子どもに――。
ミカが封印の箱を開けると、そこから出てきたのは呪いによって人形にされた大魔女だった。その人形に「大魔女の素質がある」と告げられたミカは、どうせ元の世界に戻れないなら、大魔女を目指すことを決心する。
だが、人形師匠はとんでもなく自由すぎる。ミカは師匠に翻弄されまくるのだった。
第二章:巷で流れる大魔女の遺産の噂。その裏にある帝國の侵略の懸念。ミカは次第にその渦に巻き込まれていく。
第三章:異世界で唯一の友人ルカが消えた。その裏には保護部屋の存在が関わっていることが示唆され、ミカは潜入捜査に挑むことになるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる