神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

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ウェディングパーティーに向けて1

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エンドレス侯爵夫妻が移住されてから数日。
シトラス夫人
「はいはーい!みんな準備はいいかしら?
今日もそろそろベリル先生の授業のお時間だから、気を引き締めてお迎えするように。
今日も存分に吸収しましょうね。
いつも言っているけど、分からないことは恥ずかしがらずにその場で質問すること。
いいですね?」

と、侍女たちへ喝を入れる。

そう、ベリル先生が家庭教師のお仕事を開始して、早3日。
先生はうちのお屋敷に泊まっている為、通う時間も気にしなくていいことから時間のある限り授業をしてくれている。
せっかくだからと、食事も時間が合う時には一緒に食べることになり、数日なのにもう家族みたいに打ち解けているのだ。
それはもちろん、ご子息のグリドール様もで、もち前の優しさと明るさと行動力でお屋敷のみんなから人気者だ。
特に5歳になる息子のアローゼは、兄のように慕っていて、ちょろちょろと彼の後を付いて回っている。

鳥の雛の様で、見ているみんなの癒しになっているだけなのだけど。

本人はアローゼお兄様っ!!!と呼んでは構ってもらっての繰り返し。
彼も嫌がらずに構い倒してくれるので、懐かれる一方なのよね(苦笑)

ベリル先生の授業はとても分かりやすく、同じお屋敷にいるからいつでも補習にも付き合って貰えて習得が早い!!と侍女からも大好評だ。

ルナティカとアローゼの言語とマナーの授業もとても楽しく学べていると、2人とも毎日興奮しながら教えてくれる(笑)
2人は習ったばかりの言語で会話を試みたり、子どもならではの遊びの中で言語力を育んでいるみたい。
大人だとそうはいかないから、何だか羨ましい気もするわね。

そうこうしているうちに、そろそろウェディングパーティーの準備も着手しようということになり、夫とグリドール様が中心となって色々と計画を立て出した。
私はというと、領地内を回って今回の計画を領民へ伝えて協力手を募集するために奔走した。

そうは言っても、毎月ある領の奥様会で話を出してそれぞれの家族や近所伝手で広めて欲しいと頼んだだけなのよね(笑)

奥様方
「えぇ!!何それ!!素敵じゃない!!絶対最高のパーティーにしましょう!!」
「うちの夫の仕事関係にも伝えて、その日のテーブルや椅子は確保してもらうわよ!」
「うちは植物関係ね、花飾りや会場の飾りは任せて!」
「料理はどうする!?果実を使ったパイとタルトは当たり前だけど、ウェディング用の大きなケーキがあったら見栄えするわよね??うちの人と他の製菓店で協力させるわ!」
「飲み物はうちのほうね!!お酒以外にも、お子様用の果実水も味のバリエーション増やすわよー!」
「花嫁さんの衣装ってどうなってるのかしら??
一から仕立てるなら早めにやり取りしないと!!シトラス夫人、仲介お願いできますか?」

と、あっちからもこっちからも、すぐに提案が飛んできてそれはもうてんやわんやな会になった(苦笑)

そんな奥様方の反応を見て私も頑張らなくちゃっ!!
(でも出来る範囲でね)
と意気込むのだった。

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