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愚か者の存在と意図せぬ存在
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リキュア神殿でのことがあり、すぐに動き出した神々。
まずは一度、リキュア国内を手分けして周り各地の様子の確認と、それぞれの報告からの照らし合わせをする。
同じことを人がするとなると、数カ月はかかるだろうがそこは神の御業・・1日もあれば終わること。
やはりと言っていいだろう、この国では神殿での扱いもそうだが、各地には教会すら建てられていなかった。
「我々を差し置いて、もはや自分が神だとても言っておるみたいだのう・・」
普段は神々のいる天界から見守っていることが常だが、何もしてないわけじゃない。
神とて、救いを差し伸べるし、愛し子を通して恩恵を与える。
”愛し子”とは・・神々から愛される存在。
愛し子が願うことで神々が祝福を授け、祈りによって神々から見合う恩恵が授けられる。
神々の力を地上へ降ろすべく道のような存在でもある。
であるからこそ、
愛し子は大事にせよ、決して害してはならない、愛し子の望まないこと、害なすモノへは神々からの天罰が下される。
と。
なんのための言い伝えか・・・愚か者は必ず存在するのだ。
今回はその愚か者がリキュア王宮に居るというだけ。
否、他にもいるかもしれんが・・
今回愛し子が旅をしたいと言い出した時、に神々で案が出たのだ。
”この旅と通して各地で愛し子と接触し、愛し子への毒たるモノを排除してはどうか?”と。
この案については、即座に総意が得られた。
皆、愛し子を守ることに繋がるなら躊躇はない。
神殿での話を聞いて、王宮への対応は速やかにかつ、厳しくしなければならんという考えだ。
王子たちと婚約させ、リキュア王室の権力を更に高めようなどと馬鹿な考え・・我らの愛し子はそのようなことは望んでおらんというのに。
早々に王宮のことも調査を開始し、そちらも1日で終えた。
調査中、街中を観察していたのだが・・ある1点でおかしな気配があった為寄ってみた。
そこは・・
かつてルイとジーンが見つけた、要観察・注意とチェックをつけていた場所である。
神様ですらもやはり異様に感じたようだ。
1日を費やし、彼らを見張ったところ・・驚き呆れたのだとか。
地下組織的な犯罪集団のアジトか?!と思われても仕方のない場所の実態が明かされた・・
そこは、”愛し子様崇拝同盟”と言われる所謂ファンクラブ的活動の拠点だったらしい。
紛らわしことするな!!!
と突っ込みたいではあるが、そこは我慢して。
まったく・・意図せぬところでこのような存在が居たとは。
水の神が調査していたらしいのだが、あまりにも激しい崇拝の仕方であった為、少し注意して”我らが愛し子の好きな色は~”とか少しだけリアル情報を与えてきたとかなんとか・・
そのことで、更に崇拝熱が高まってしまっていたらしいが・・
あとは、リキュア王宮が愛し子へ手を出しそうだから、もし手が空いていたら王室の動きを警戒して欲しいと頼み事をしてきたそうだ。
彼らはびっくりして、
「我らはひっそりと愛し子様崇拝を掲げて影なる活動をしてるだけです・・」
「まさかリキュアへお越し下さるとは思ってもみませんでしたが、愛し子様がリキュアを楽しんでくださればそれだけでいいと思っていたのですよ・・」
「まさか、王室が愛し子様へ手を出そうとは・・許せませんっ」
「俺等に出来ることでしたら・・」
「神様からのお願いということもありますが、是非頼ってくだせえ」
快く引き受けてもらえたとのこと。
そんな彼らに、
「無茶だけばしないでくれ。そなたらも神々が見守る民である」
と言い残されたとかなんとか、感動だけが残ったらしい。
リキュア国各地に散らばった神々も、異例ではあるがそれぞれの町長や村長の元へ訪れ話を聞いた。
「私たちは散々国へ嘆願書など出しておりました、小さくても良いから教会や祭壇だけでも配置して欲しいと」
「私たち民は皆、神々へ日々祈りを捧げることも許されず・・」
「王室への崇拝ではなく、存在も見えない神を崇めるなど許しがたいと言われ・・」
「そのせいで、反省せよと増税を課せられ、首都からの物資の供給も減らされまして
」
「金のある者はどうにか月刻に1度の頻度ぐらいでしたら首都まで足を運び神殿へ祈りに行くことも出来ているのですが、ほとんどの住民が自分の生活でいっぱいいっぱの状況ですし・・」
「どうか、私たちにも神々への気持ちを届ける機会をくれないでしょうかっ」
「神への祈りで精神面が安定する者もいるのです・・」
リキュアの王室は、この者たちの必死の願いすらも聞き入れず、更には増税や物資配給減など・・
自国の民を苦しめ、王室は贅沢三昧とはどういうことだ。
他の神からは、王室内もそのような者ばかりではないと報告は聞いたが・・
それにしても許しがたいことばかりしおって・・
リキュアの民である前に、我々神の創りし人であるというのに。
権力を持ちたがる輩はどこにでもいるが・・
一様にして、我が一番尊いと勘違いしておる輩ばかりよの・・
自らとて、ただの人であるというのに・・
我ら神の目を欺けると思っておろうところがまた傲慢で愚かであるな。
まずは一度、リキュア国内を手分けして周り各地の様子の確認と、それぞれの報告からの照らし合わせをする。
同じことを人がするとなると、数カ月はかかるだろうがそこは神の御業・・1日もあれば終わること。
やはりと言っていいだろう、この国では神殿での扱いもそうだが、各地には教会すら建てられていなかった。
「我々を差し置いて、もはや自分が神だとても言っておるみたいだのう・・」
普段は神々のいる天界から見守っていることが常だが、何もしてないわけじゃない。
神とて、救いを差し伸べるし、愛し子を通して恩恵を与える。
”愛し子”とは・・神々から愛される存在。
愛し子が願うことで神々が祝福を授け、祈りによって神々から見合う恩恵が授けられる。
神々の力を地上へ降ろすべく道のような存在でもある。
であるからこそ、
愛し子は大事にせよ、決して害してはならない、愛し子の望まないこと、害なすモノへは神々からの天罰が下される。
と。
なんのための言い伝えか・・・愚か者は必ず存在するのだ。
今回はその愚か者がリキュア王宮に居るというだけ。
否、他にもいるかもしれんが・・
今回愛し子が旅をしたいと言い出した時、に神々で案が出たのだ。
”この旅と通して各地で愛し子と接触し、愛し子への毒たるモノを排除してはどうか?”と。
この案については、即座に総意が得られた。
皆、愛し子を守ることに繋がるなら躊躇はない。
神殿での話を聞いて、王宮への対応は速やかにかつ、厳しくしなければならんという考えだ。
王子たちと婚約させ、リキュア王室の権力を更に高めようなどと馬鹿な考え・・我らの愛し子はそのようなことは望んでおらんというのに。
早々に王宮のことも調査を開始し、そちらも1日で終えた。
調査中、街中を観察していたのだが・・ある1点でおかしな気配があった為寄ってみた。
そこは・・
かつてルイとジーンが見つけた、要観察・注意とチェックをつけていた場所である。
神様ですらもやはり異様に感じたようだ。
1日を費やし、彼らを見張ったところ・・驚き呆れたのだとか。
地下組織的な犯罪集団のアジトか?!と思われても仕方のない場所の実態が明かされた・・
そこは、”愛し子様崇拝同盟”と言われる所謂ファンクラブ的活動の拠点だったらしい。
紛らわしことするな!!!
と突っ込みたいではあるが、そこは我慢して。
まったく・・意図せぬところでこのような存在が居たとは。
水の神が調査していたらしいのだが、あまりにも激しい崇拝の仕方であった為、少し注意して”我らが愛し子の好きな色は~”とか少しだけリアル情報を与えてきたとかなんとか・・
そのことで、更に崇拝熱が高まってしまっていたらしいが・・
あとは、リキュア王宮が愛し子へ手を出しそうだから、もし手が空いていたら王室の動きを警戒して欲しいと頼み事をしてきたそうだ。
彼らはびっくりして、
「我らはひっそりと愛し子様崇拝を掲げて影なる活動をしてるだけです・・」
「まさかリキュアへお越し下さるとは思ってもみませんでしたが、愛し子様がリキュアを楽しんでくださればそれだけでいいと思っていたのですよ・・」
「まさか、王室が愛し子様へ手を出そうとは・・許せませんっ」
「俺等に出来ることでしたら・・」
「神様からのお願いということもありますが、是非頼ってくだせえ」
快く引き受けてもらえたとのこと。
そんな彼らに、
「無茶だけばしないでくれ。そなたらも神々が見守る民である」
と言い残されたとかなんとか、感動だけが残ったらしい。
リキュア国各地に散らばった神々も、異例ではあるがそれぞれの町長や村長の元へ訪れ話を聞いた。
「私たちは散々国へ嘆願書など出しておりました、小さくても良いから教会や祭壇だけでも配置して欲しいと」
「私たち民は皆、神々へ日々祈りを捧げることも許されず・・」
「王室への崇拝ではなく、存在も見えない神を崇めるなど許しがたいと言われ・・」
「そのせいで、反省せよと増税を課せられ、首都からの物資の供給も減らされまして
」
「金のある者はどうにか月刻に1度の頻度ぐらいでしたら首都まで足を運び神殿へ祈りに行くことも出来ているのですが、ほとんどの住民が自分の生活でいっぱいいっぱの状況ですし・・」
「どうか、私たちにも神々への気持ちを届ける機会をくれないでしょうかっ」
「神への祈りで精神面が安定する者もいるのです・・」
リキュアの王室は、この者たちの必死の願いすらも聞き入れず、更には増税や物資配給減など・・
自国の民を苦しめ、王室は贅沢三昧とはどういうことだ。
他の神からは、王室内もそのような者ばかりではないと報告は聞いたが・・
それにしても許しがたいことばかりしおって・・
リキュアの民である前に、我々神の創りし人であるというのに。
権力を持ちたがる輩はどこにでもいるが・・
一様にして、我が一番尊いと勘違いしておる輩ばかりよの・・
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我ら神の目を欺けると思っておろうところがまた傲慢で愚かであるな。
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