神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

文字の大きさ
67 / 153

リキュアのこれから

しおりを挟む
神様たちのほっこりに包まれて、ルイとジーンとわーい♪とお揃いを見せ合って喜んでいると、
ハリカ「あの・・」
おずおずと声をかけてきた。
お?気がついたらしい。

ルナ「あ!気が付きましたか!?」
ハリカ「あ、はい・・2度も気絶してしまうなんて申し訳ありません・・」
ルナ「大丈夫ですよ!それよりも、なぜ皆さん気絶されたのでしょう??ただいま絶賛気絶中の方もいますけど(苦笑)」
・・・
ハリカ「あくまでも私が知っている文献からの情報でしかないのですが、それらを考えるとルナ様はとても特殊・・
初めて神々と対話している存在なのではないかと思います。」

そう言い終わると、チラリとルナの背後のいる神々へと視線を向けた。

その視線に創造神様が少し考えるようにしてから、

創造神「うむ・・儂らは基本的には愛し子を見守り、愛し子が危険な状態ではない限り姿を現すということも無いに等しい・・
しかし、特にそういう決まりがあるわけでは無いのだ。
いままでの愛し子は生まれた地から移動することもなかった、ということは必然的に愛し子のことを守れる状況下で生活しており、幸せなまま生を全うしておったのだ。
ただな、ルナは違うであろう?
私達もどうしたものかと最初は色々議論しておったのだが・・まぁ、ルナに付いて旅するのも楽しそうじゃしな(笑)
旅するからには危険も伴うわけでな。
まぁ、そういうことじゃよ(笑)
あとは・・今世の愛し子は天真爛漫で聡く、我らのことも楽しませてくれるんじゃ、神とていつも忙しいわけではないのでなぁ。
愛し子の楽しみを奪うでないぞ・・リキュアの后とて許しはせんからの・・」

楽しく話していたはずなのに、最後はヒヤリっゾワっとするような絶対零度の声で締められて、ハリカ様は顔を青ざめている。

もう~~~~
ルナ「創造神様!!ハリカ様をイジメないでくださいっ!私はこちらにいる6人のお方とは仲良くしたいってお伝えしたでしょう??」

と反論すると、創造神も慌てて謝罪してくる。
可愛い愛し子に嫌われるのだけは勘弁らしい(笑)

そうこうしていると、5人とメイドの人たちも覚醒したみたい。

ルナ「皆さんっ!度々驚かせてしまってごめんなさいっ!!コレは完全に私が悪いです・・
いまハリカ様からも気絶した理由をお聞きして、創造神様からもお話を聞いたのです」

と、先程の会話の内容を伝えると、皆さん”なるほど~”と納得してくれたようだった。
なぜか私を見る目は面白そうな目線になっているんだけど、

なんでよ!!!

皆さんが覚醒してくれたので、話途中だった今後について話を詰めていった。

結論、
私がリキュアに滞在中は計画を立ててリキュアの地方を回って教会を建設するという王の書状を届けると共に、教会が出来るまでの簡易的な祭壇を設ける手伝いと、神々に頼んで土地の再生の祝福をかけて欲しいという願い。
神に頼らないと無理なほど、この国の土地は栄養も枯渇している・・

乾いた土でも育つわずかなハーブがスパイスだったのだ。

創造神「よかろう、国が死ぬ寸前・・見捨てることは子を見捨てると同意・・我らは力を貸すことを約束しようぞ。
そなたらの未来ある国造りに期待しておるぞ。地方の再生は任せるがよい。
愛し子のたっての願いでもあるからの(笑)」

神々の慈愛の微笑みを受けて、6人は涙しながら己の国を守ると誓った。

私も愛し子として??何が出来るかわからないけど・・私が行かなきゃ神様たちは動いてくれないっていうから、一緒に巡ることになった。

私のんびり旅しよ~って思ってたのになぁ・・・

でも、目の前の人たちの晴れやかな笑顔を見ていたら、ちょっとだけ頑張ろうかなって思った。



そうそう、さきほど飲んでジーンと盛り上がったミルクティーのことを皆さんに聞いたら、アッサムていう紅茶の種類でリキュアの普通の茶葉だと言っていた。

ルナ「え?これで普通???」
ジーン「皆様っ!コレはビジネスチャンスですよ!絶対にこの茶葉は売れますっ!何なら、”愛し子様愛用”なんていうレッテルまで付けてしまえば爆発的に売れること間違いないと思いますよ!!」

へ????
と皆さんの顔ったら(笑)
目が点になっちゃってるのだけど(笑)

ルナ「ふふっ皆さん、私も先程飲みましたけど、本っっっっ当にミルクティーってこんなに深い味なのっ!って感激したんですよ、
しかも・・私、紅茶はミルクティーでしか飲まないのです・・コレは侍女であるジーンが証言してくれます。
もちろん、私が愛用していることも伝えてくれて構いません、ですが!!!
条件がありますっ。
・・・優先的に私が茶葉を買えるようにして貰えませんか??」

と、色々と言い放った最後に申し訳なさげに首を傾げて言われると・・

”可愛いの大渋滞っっ”

と皆さん悶えるわけで、誰がそんな可愛い申し出断れるだろうか(笑)

もちろん、2つ返事で了承された(やったー!!)

茶葉の販売については、コンポート商店をゴリ押ししておいた(笑)

後日、コンポートのみんなから良くやった!と褒められて大喜びするルナがいたとかなんとか(苦笑)

それを生暖かい目で見守る側近2人も、その笑顔にデレデレであったとか(笑)






しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました

めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。 白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。 その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。 それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。 やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり―― 白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。 身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。

モブ転生とはこんなもの

詩森さよ(さよ吉)
恋愛
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。 乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。 今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。 いったいどうしたらいいのかしら……。 現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。 どうぞよろしくお願いいたします。 他サイトでも公開しています。

多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】 23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも! そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。 お願いですから、私に構わないで下さい! ※ 他サイトでも投稿中

幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない

しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。

田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛

タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】 田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。

無能令嬢、『雑役係』として辺境送りされたけど、世界樹の加護を受けて規格外に成長する

タマ マコト
ファンタジー
名門エルフォルト家の長女クレアは、生まれつきの“虚弱体質”と誤解され、家族から無能扱いされ続けてきた。 社交界デビュー目前、突然「役立たず」と決めつけられ、王都で雑役係として働く名目で辺境へ追放される。 孤独と諦めを抱えたまま向かった辺境の村フィルナで、クレアは自分の体調がなぜか安定し、壊れた道具や荒れた土地が彼女の手に触れるだけで少しずつ息を吹き返す“奇妙な変化”に気づく。 そしてある夜、瘴気に満ちた森の奥から呼び寄せられるように、一人で足を踏み入れた彼女は、朽ちた“世界樹の分枝”と出会い、自分が世界樹の血を引く“末裔”であることを知る——。 追放されたはずの少女が、世界を動かす存在へ覚醒する始まりの物語。

魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します

怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。 本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。 彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。 世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。 喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。

妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?

木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。 彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。 公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。 しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。 だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。 二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。 彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。 ※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。

処理中です...