神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

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次の目的地までの〜

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元ゼダ町から出発して1日、騎獣に乗ったままでそのスピード・・騎獣車だともっとかかったということだ。
目的地に付くまではまだかかる。

昼間は暑く、夜は底冷えする砂の国・・
道中野宿をして超えていかなければいけない道のりだったはず・・が。

思わぬ神々からのプレゼントにより、快適すぎる野宿??になっている。

元々出発したときは、愛し子・ルイ・ジーン・ヴァル・テンダ・ガロ・アキナ・リャン の8人隊だったのだけど。
ゼダで神々が助けた9人・・執事2人・料理人3人・メイド2人・獣番2人・庭師1人 である。
彼らは神々の存在を把握しており、愛し子の存在意義もしっかり理解していた。
それぞれ出身国は数カ所で分かれていたが、リキュアの地方に教会もないことに嘆き、首都の神殿へ行くお金もないことから、自分たちで簡易の神棚を造り日々祈っていたという。
実は敬虔な信者だったのも驚きだ。

そのことを知った神々は、愛し子へ仕える気があるかを問い、全員が”愛し子様の為でしたら喜んで!!”と答えたのでこのログハウスもどきの屋敷の使用人として働かせることになった。
もちろん、従者といえど人間なので給金は出すし、休日、有給もしっかりある。
そうなると、住む場所に困るかと思いきや・・
木の神が庭の一角に使用人棟を建て、渡し廊下で本館と繋げるという造り替えを終えてしまったので問題はなくなった。

また部屋が必要になったり、リフォームやら必要な時は遠慮なくこのボードへ相談事として書き込むように!
と、一つの木枠に収まった板に書き込めるようにしてくれた。
要望が通ると、文字が消えるらしい。
なるほど、便利だ!!

あ、ちなみにまたルイの説明で話が進んでいる。
お嬢は・・昨夜一旦目を覚されたんだが、熱が出てまた寝込んだところだ。

心配した料理人がお嬢がいつ起きても食べられるようにと、柔らかく胃に優しい麦粥を用意してくれている。

メイド2人は掃除やファブリックの不備がないか確認しながら、”愛し子様が目覚めたら安心出来る心地良い空間を!!”と張り切っている。

執事2人は親子だったらしく、父親が執事長・息子が執事になって半年くらいだったらしいが、どちらも器用でいまでも即戦力だろう。
保管庫や物資の不備を確認したり、各部屋の管理体制を計画したりと頭を使うことは任せていいだろうと思えた。
もちろろん、最終的には俺やジーンに報告が必要だけどな。

しかし、人手はいくらあっても足りないものだから正直助かっている。

獣番だって、居なかったら俺らで騎獣の手入れや餌やりをしなくてはいけないし、をするのが嫌ではないのだが・・
遊び半分の旅ではないため、やることが少しでも減ることは本当に助かるのだ。
新しい獣番だから心配していたが、騎獣たちも人見知り?もせずに早速懐いているからな。
いまもブラッシングしてもらって気持ち良さそうにしている姿が見える。

それからコレもだいぶ大事なんだが、庭師だ。
庭があるからには、木や花も植えたいわけで・・お嬢は家庭菜園もしたいとか言い出すだろうからな~
だからだ。専門知識を持った庭師は必須なのだ。
しかも、驚いたことにこの庭師・・シトラス領地出身らしく、果実についてもかなり知識があるらしい。
なんでリキュアになんか居たんだ??と思ったら、父親がリキュアの出身だったとのことで、晩年はリキュアで過ごしたいと数年前にこちらへ戻ってきて過ごし、父親が亡くなってからゼダに出稼ぎに出たということらしい。

そんなわけで、元々”愛し子様”への崇拝度も突き抜けていたため、即採用!!!!と神から気に入られたくらいだ(笑)
そんで木の神が祝福をかけていたのを俺は見た・・

あーー最強庭師誕生したな(笑)と思ったもんな。

そんな最高の環境になった通称「神の庭」に、お嬢は大満足してくれることだろう。

そう確信している。

ジーンも、お嬢が起きたらあーしてこーして~と沢山一緒にやりたいことがある!!!と張り切ってるしな(笑)

あれ??
俺、どさくさに紛れて告白もどきしたけどな・・アレ流されたんかな~・・残念(苦笑)

まぁ、まだ時間はあるからな、逃がしはしないぜ(ニカっ)

視線の先には、考え疲れてお嬢のベッドの横で座ったまま寝ている大好きな相手。

神の庭からは早速植えられた柑橘類の木々の香りが風にのって屋敷中にそよいでいる。

明日はまた移動して、明後日か・・・次はコロン村だな。

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