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セグって・・
しおりを挟むルイ「おお~~い!みんな~あと15分刻くらいで着くぞ~降りる準備万端でよろしくっ!」
と、拡声器を通して箱庭中に伝える。
便利すぎる・・
方方に散らばっていた使用人も、それぞれいつでも降りられる準備をしたり、外でピクニックが出来るように、陽射しを遮るマントの用意、其々が自分の仕事をこなしていく。
出来るっ!!
このままうちの使用人として雇われる気ないかなぁ・・
はっ!!そういえば。
この旅はこのままリキュアのみならず、世界中を旅するのだ・・ソレに同行するかどうかは本人の意志を聞かなければ・・
故郷に家族が待っている者は、希望があれば故郷へ寄った際に送り届けることも視野に入れてることを伝えてみんなに聞かなければ。
てっきり、このままずっと旅に付いてきてもらえるものだと思ってしまっていた・・
ゼダでの出来事で割とパニックになっている部分もあったのかもしれないなぁ(反省)
ルナ「ジーン、私達も降りる準備をしましょう。あ、飲料水と果物は多めにルイに持って・・・言わなくても入ってるわよね(笑)」
ジーン「えぇ、ルナ様のためにと、いつでも不測の事態に備えてると言ってましたから。大丈夫!!ただ、セグについては本当に情報が無いので、慎重に行きましょう。
絶対に・・私かルイと行動すること・・いいですね?」
・・
知らない場所で、知らない人と接触するかもしれないからね、注意をするに越したことはないのだ。
ルナ「えぇ、もちろんよ!私だって痛いのは嫌だし・・精神的に参るのも御免だもの。ルイとジーンどちらかは一緒にいる状況でしか動かないと約束するわ。」
主の返事を聞いて安心したジーンは、頷いて笑顔になってくれた。
”よかった、2人には心配かけたくない・・”
ーーーーーー
みんなが準備万端で玄関ホールで待機していると、ルイの声が聴こえた。
ルイ「着いたぞ~ちょっと外の安全確認をしてくるから、俺とコンポートの3人で行ってくるよ。おお~い出るぞ~~」
ヴァル・テンダ・ガロ「「「おぅ準備いいぜ~」」」
その返事を聞いて頼もしさを実感する。
ルナ「みんな、気をつけてね!!」
「「「「行ってきます!」」」」
ルイ「うーん、歩いても歩いても砂地しかないけどな・・人の気配ないんじゃないか??」
テンダ「確かに・・」
ガロ「建物らしきものも無い・・」
ヴァル「なぁ・・もしかして無人ってことはないのか??」
そう思うのも仕方がない。
箱庭を置いた場所から5分刻歩いても村や町の入口らしきものも見当たらず、それどころか生き物らしき気配もしない。
一体どうなってるんだ???
全く見当も付かず騎獣に乗ってウロウロするが拉致があかない、とにかく探索時刻を30分刻と決めて探せるだけ探した・・
結果、町村のような集落らしきものは全く見当たらず、人や人が居たような形跡も何も見つけられなかった。
ただ、一つだけ予想外のモノは見つけた・・
水溜まり・・いや、泉?所謂”オアシス” というものだ。
砂地ばかりの所に急に湧いて出たように現れた。
泉は結構な大きさがあり、直径は大人の男が10人ほど縦に並んだくらいだろうか・・
周りには少しずつ草木も植わっており、いつ生えたのか空に向かって伸びた背の高い植物もあった。
実も採れそうだな・・
水があればどうにか生活は出来るだろうに・・
なぜこの様に手つかずで放って置かれているのか?
とにかく、水場だから砂ばかりの場所よりはいくらか涼しい。
幸い俺らは食料も水も宿泊場所にも困らないからな・・
ただなぁ・・
神殿のほうにはセグの住人からの嘆願書が届いていたというのだ。
しかし、実際は人っ子一人居ないどころか生活の拠点なども無い・・
どういうことだ??
とりあえず、今日はこのオアシスの横で宿泊してから明日は順路通りにボッダ宿町へ向かうか。
ボッダへはこちらから3日刻ほどらしいからな。
使用人のみんなにも頑張ってもらって、ボッダではみんなに小遣いを渡して、好きに過ごしてくれと自由な日を与えてもらえないかお嬢に聞いてみることにしよう。
30分刻もウロウロしているだけだとさすがに疲れるものだ。
ヴァル「こんなところにオアシスがあるなんて、聞いたことないぞ?」
テンダ「俺も聞いたことない!」
ガロ「というか・・セグは住民が居たから嘆願書が届けられたんじゃないのか??どうなってる?」
ルイ「ガロの言った通りだ・・なんで人っ子一人居ないのか、まぁ居ないものは居ないんだからそのまま報告するしかないが。
今日は一旦ここで野宿してから明日は次のボッダ宿町へ向かおう。
そこで何か聞けるかもしれんぞ。」
「「「賛成」」」
ルイ「まぁ、お嬢に一旦報告してからお嬢が決めるんだけどな(笑)俺の考えはそうだってことだ。とりあえずみんなのところに戻って移動することにしよう。」
「「「わかった」」」
うん、連携とれ過ぎて有難い。
ここで揉めても何もならないからな・・
たぶん、粘ったところでここら一体には何も無いだろうという空気が感じられるから。
うしっ
と少しの気合を入れて、また30分刻かけてお嬢とみんなの元へ戻る。
そろそろ陽が斜めに動いてきている・・やることがあると、時刻の過ぎるのが早いな。
そんなことを思いながら、オアシスと聞いて興味を持つお嬢の顔が浮かぶ・・
ははっうちのお嬢は学びたがりだからなぁ(笑)
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