101 / 153
ユメイルの王族という人たち
しおりを挟むいや、ほんとに・・創造神様には何が見えてるというのか??
えーっと、とても気になるのですが。
チラチラと周りを見つつ・・だけど、ここで聞けるのはたぶん私だけだよねぇ・・
わかってる!!
ルナ「んっ、創造神様?その、何か見えたのです?」
と突っ込んでみる。
ルナ「えっと、みなさん気になってますよ?知られたら不味い情報でなければ、教えてもらってもよろしいでしょうか?」
・・・
???
創造神
「ふむ、なるほど。そうかそうか!まぁ、大したことないと思うがの~・・・
とりあえず、そう畏まらんでいいからの~立ってくれい(ニカっ)
ルドリア王子について、というよりユメイル王族についてというのが正しいか。
ルナよ、お主が愛し子として生まれる随分と昔・・お主の2代前の愛し子がユメイルの王族に嫁いでおったの。
だからじゃろうな・・その後のユメイルの王族は生まれつき少しだが祝福を持っておるんじゃ。
その証拠にほんのりと光を纏っておる、祝福持ちが住むことでこの土地も随分と安定しておるのだ、実りもそうだが災害からも回避出来ておるしのう・・
お主らの影響ということだ。
しかし・・(笑)
実に面白い。
そして王族とて、謙虚であれ、誠実であれ、平等であれを掲げて暮らしておるとな。
ホッホ・・
ルドリア王子、実に誠実で慈愛ある青年であるな、感心感心。」
それだけ言うと、意味ありげにチラリとルドリア王子を見たあとにルナのほうへ向く。
え????
そうなの!!??
ということは・・私達親戚!?
ん?血は繋がっていないんだから・・親戚とか血縁関係はないのか(笑)
ルドリア
「確かに・・私達一族は大昔に愛し子様が嫁いだという記録がございます。
しかし、そのことに誇りを持つことはあっても、そのことに胡座をかくことは出来ないという考えで・・政は己が全うすべきことですから。
我らの支えなくてはならない民のために。」
なるほど。
とても誠実であることはわかった。
でも私まだ子どもだから~もう頭パンパンなの・・
と思いつつ、神様たちを見ると
水の「ふふっルナにはまだ早かったかなこのような話は(笑)」
風の「難しいわよね・・」
木の「少し楽しいことを考えてみたら?気分変わるよ~」
火の「ダイジョブか??」
土の「いまはわからなくても、段々と理解できるさ」
創造神「ははっすまんなぁ(笑)いいさ、ゆっくりでいいんだ」
そっか。
ゆっくりでいいんだ・・
両隣からもキュっと手を握られた。
ふと見上げると、微笑んだ2人に安心する。
ルナ「はいっ私らしく、マイペースでいいんですよね!(ニコ)」
元気よく、楽しく、優しく、泣いてもいい、笑ってもいい・・私らしく。
私のほうを見ていた神様たちは、”うんうん”と嬉しそうに頷いてくれた。
ルナ「神様たち、では今日はこのへんで・・またお話しましょうね!」
「「「「「「また(の~)」」」」」」
そう告げてそのまま煙のように揺らいで姿を消した。
”神様たち、いつも見守ってくれてありがとうっ”
神官
「愛し子様!!大変貴重な体験をさせて下さり、本当にありがとうございます!!
それに驚くほど流暢なユメイル語をお話されているので驚いております。
それで・・・
この場に私だけしか居なかったことが悔やまれるのです。
神殿長も死ぬまでに神々にお会いしてみたいと良く仰っているのです・・もちろん、他の神官たちもです。
不躾ではありますが、よろしければユメイル滞在中にまたお越しいただき、神々の顕現を皆に体験させてもらえませんでしょうか??」
あ・・・
これだけ信仰心があるんだもの、そりゃ会いたいのもわかる。
うん、それなら神様たちも喜ばれるだろう。
何より言語のことを褒めれられて嬉しいのもある(笑)
ルナ
「神官さん、むしろ要求を言って貰えなかったら気を回せなかったと思います・・日程はわからないけど、またこちらに来る日を決めて連絡しますね!
皆さんにも神様たちに会える機会、作っちゃいましょー!では、今日はこれからお城へ行くので。」
そう伝えて手を振って別れた。
そんな私達の後ろをルドリア王子と従者たちも付いて神殿を出た。
ルドリア
「!!!??っ愛し子様、まさか・・城へお越しいただけるのですか!?帰るための口実ではなく??」
と、ちょっと失礼なことを言われた(笑)
確かに、口実にしてもおかしくはないけどね。
でも、昨日~今朝~現在の彼らの態度や物言いを観察してたの。
それでこの人たちなら信用してもいいかなと思えた。
ルイとジーンの顔を見ても、頷いてくれるのは2人も認めてる証拠。
だからこその城へ行く発言なの。
ルナ
「はい、あ!いまからだとご都合が悪かったりしますか?」
そういえば、勝手に行くと決めたから相手側の都合を知らないのだ。
ルドリア
「!!いえいえ、そんな都合なんていくらでも空けます!!っと、少々お待ちになって下さい。アトラ、私の今日の予定はどうだい?」
と後ろのメガネへ聞いている(笑)
アトラ(メガネ)
「今日はもしものことがあるからと、昨日で予定調整をして空けておりますので、むしろ都合良いくらいですね。」
ルドリア
「そうか!!良かった・・
あのっ愛し子様、私のほうも予定はありませんので是非城へいらしてください!」
ふふっ面白い(笑)
全部聞こえてるけど、あえて聞こえないフリをする。
ルナ
「では、これから案内してもらえるということでお願いします!!楽しみです~(ニコリ)」
と本当に楽しみで笑顔全開になってしまった。
・・・ぶわわっ
と周りが赤面している・・あーーーまたやっちゃった・・
もういいの!開き直ってやるんだもん。
笑うのに気をつけるなんて無理!!
知らないフリしておこう♪
ルイとジーンはその私と周りの様子を見て、吹き出すのを我慢してるのよ・・まったく~(笑)
ーーーーーー
ルドリア視点
はぁはぁ・・・
恐ろしきっ愛し子様の笑顔の破壊力っ!!!
ご自分の素晴らしいお顔の魅力と素敵な存在力に自覚が無さすぎだと思うんだが!
両隣の従者2人はなぜ平気なんだ・・・(謎)
黙って真顔で居ても美しすぎて直視が難しいというのに・・
しかし、見ずには居られないんだ。なんなら見たい!!!(いや、変態ではないから)
今日は予定を空けていて正解だったな。
トライフルのせいでかなり警戒されてしまっただろうに・・まさか城へも行きます!発言は驚いた。
我らユメイル王族は質素ではないにしろ、民と同じような食生活をしているため豪華とはかけ離れているのだが・・
食事もされるだろうか?城もそこまで豪華ではないのだが、気に入っていただけるといいのだがな。
あーだこーだ悩んでも始まらないし、どうにもならないことである、あるがままで最高のおもてなしをするだけだ!!!
そうだ・・お菓子だけは結構な種類がある。
小麦や果物、甘さに欠かせない砂糖にも困らないので、日々菓子担当の者たちが研究を重ねてくれているのだ。
愛し子様が気に入られる菓子はあるだろうか・・色々作らせて持ち帰ってもらうのもいいな。
そんな考えを巡らせつつ、しっかりと街の案内の続きをしつつ城を目指した。
騎獣を使っても良かったが、愛し子様が徒歩での散策をご所望だったからな。
うん、時々は徒歩もいいかもしれない。
隣に愛し子様が居てくれたら、毎日楽しいだろうな・・
なんて!!!!
年齢差は7歳だが・・果たして恋愛対象として見てくれるだろうか??
なんてな!!!!
しっかりしろルドリア!
55
あなたにおすすめの小説
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
モブ転生とはこんなもの
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。
乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。
今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。
いったいどうしたらいいのかしら……。
現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
他サイトでも公開しています。
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
無能令嬢、『雑役係』として辺境送りされたけど、世界樹の加護を受けて規格外に成長する
タマ マコト
ファンタジー
名門エルフォルト家の長女クレアは、生まれつきの“虚弱体質”と誤解され、家族から無能扱いされ続けてきた。
社交界デビュー目前、突然「役立たず」と決めつけられ、王都で雑役係として働く名目で辺境へ追放される。
孤独と諦めを抱えたまま向かった辺境の村フィルナで、クレアは自分の体調がなぜか安定し、壊れた道具や荒れた土地が彼女の手に触れるだけで少しずつ息を吹き返す“奇妙な変化”に気づく。
そしてある夜、瘴気に満ちた森の奥から呼び寄せられるように、一人で足を踏み入れた彼女は、朽ちた“世界樹の分枝”と出会い、自分が世界樹の血を引く“末裔”であることを知る——。
追放されたはずの少女が、世界を動かす存在へ覚醒する始まりの物語。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる