神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

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城で その2

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*日付変わっちゃいました!すみませんっ・・



突然現れた方々、ラドリス王子と先ほどの執事?以外は知らない顔ばかり・・

紹介して貰わないといけないのはもちろんのこと、とりあえず現状が分かっていないので席に着くなり行動を起こして欲しいのだけど。

これでも令嬢ですから、一応平静を装っているけどね・・内心ドキドキなのは許して欲しい。

見かねたアトラがスッと王子の横へ行き耳打ちしている。
(早く席に着くなり私へ許可を得て下さいという指示なら嬉しい!)



ラドリス
「このような大人数でお仕掛けてしまい申し訳ございません・・」

そう言ってから、チラっと後ろを嫌そうな顔で見ているのを見逃しません(苦笑)


ルナ「いえ、驚きましたけど・・大丈夫ですよ(ニコ)」
第一印象は良いほうがいいに決まってるからね、愛想は大事!ベリル先生にも言われている。

王子だけがこちらへ来て一旦跪き、
ラドリス
「愛し子様の御前に私と他、多数が同席することをお許しいただけますか?」
と許可をとりに来てくれた・・やっと!!

ルナ「はい、もちろんです。是非皆様を紹介して貰えませんでしょうか?」
と、満面の笑みで早く座って名乗ってくれないか・・と意図的に示してみたけど。

そう伝えてから、未だ開いた扉のところで入り待ち中の人々へ視線を向ける。

急な愛し子様の視線に全員がビクっ!!となりならが、1人ずつ礼をしてから入室してきて座ってくれた。
ふぅ・・そんなに畏まらなくていいのになぁ・・チラっとルイとジーンを見ると、2人とも小さく頷いていた。
ということは、皆様の態度が正当なものであるとうことね。
私が諦めなきゃいけないみたい。




全員が座って応接室の扉も閉められた。

ルドリア
「はぁ・・・では、不本意ながら全員に自己紹介していただくことにします。
私は知っての通り、ユメイル国第一王子ルドリア・ユメイルです。アトラとエクルについても紹介は省きますね。」

そして、王子の右隣から・・

「愛し子様、ユメイルへようこそおいで下さいました。
私はルドリアの父で現国王のエールド・ユメイルと申します。愛し子様の滞在、大変光栄でございます、必要なものや困ったことなどありましたらいつでもご用命下さい。」

微笑んで頷いた。

国王様の次は・・キレイな女の人、たぶん王妃様かなぁ。

「んっ!現王妃のサイカナ・ユメイルと申します。・・申し訳有りません・・その、愛し子様のファンなのですっ!
はっ!すみません・・つい興奮してしまい、あとで握手していただいてもよろしいでしょうか?」

ん???え?そういう?
面くらいながらも・・もちろん返事は「喜んで(ニコ)」これ一択。
断る理由もないし、喜んで貰えるのならね!

が・・ここで、
「「「「「私(僕)もっ!!!」」」」」

と、被せてきた(笑)

ルナ「ふふっ皆さん・・落ち着いて下さい(笑)私は逃げも隠れもしませんから、握手だってもちろん歓迎ですっ!
・・初めましてよろしくお願いします の意味も込めて(ニコ)」

自分から言ってなんだけど、ちょっと照れますよ(笑)

その前に・・
ルナ「まずは、自己紹介を終わらせましょう?」

と、王妃様の後ろを覗き見る。
視線が合った相手から次々と

「はっはじめまして!!ディル・ユメイルと申しますっ!14歳です。」

「モナ・ユメイルですわ、第1王女です。よろしくお願いします!」

「トーカ・ユメイル、第2王女15歳です~よろしくお願いします♪」

「えっと・・アリィ・ユメイルです。12歳なので愛し子様と一番歳が近いので色々お話出来たら光栄です!」

なるほどなるほど~

おっと、私達もするべきね!

んん”っと咳払いをしてみてから(笑)
ルナ「えっと、ご周知のことかと思いますが、ルナティカ・シトラス 11歳、今世の愛し子になりまして、至らないことばかりですがどうか気軽に仲良くしていただけると嬉しいです(ニコ)」
うん、とりあえず笑顔で締めておけばどうにかなりそう!と最近学びました。

私に続いて両隣で立ち上がって順に、
「ルイと申します、ルナ様の従者であり護衛と荷物持ちです。
神々から守護者の役目をいただきました。元冒険者です。無限収納というスキル持ちです。」

「ジーンと申します。ルナ様の従者で侍女兼護衛です。ルイ同様守護者の役目をいただいております。・・・スキルはありませんが、暗部の訓練を受けております。コレはご内密に・・」

そうして2人はお辞儀をして座り直す。

ルイとジーンの自己紹介に驚いたのか、皆さんポカーンとして居られますね。

ルナ「私の従者はそんなに珍しいことが有りましたか??」

と、聞いてみる。

はっ!!となり、国王様が答えてくれた。

エールド「申し訳っ!まさか、珍しいとはいえスキル持ちの方にお会い出来るとは思っておらず、無限収納というのも初めて聞いたので想像が付かなくてですね・・
ジーンさんのほうも暗部とは・・愛し子様の守りは鉄壁ということですな。」

と、感心した様子だ。

私にとってはもう普通でしかない2人のことも、やはり他から見たら違って感じるのだろう。
それでも、私は2人のことが大好きで特別なのだ・・それはいつまもで変わらない。
それに2人のこと褒められると、私も嬉しい♪

心なしかニコニコしてしまう私に、周りはぽわっっと赤面しちゃうんだよ~

コレは慣れないといけないけど、まだ無理・・

あ!そういえば・・

ルナ「あの、自己紹介も終わったところですし・・突然のお邪魔してしまったお詫びとお近づきの印に・・
街のほうで私が選んで買ってきたものなのですが、受けとっていただけないでしょうか?」

そうして、こちらへ来る前に街で買ったお菓子とミニブーケを人数分渡す。

「「「「「ありがとうございます!!!」」」」」
モナ「このお店、私もお気に入りなんです!嬉しい♪」
トーカ「うわぁ、お花素敵!早速飾りますね!」
アリィ「お菓子もお花もどっちも嬉しいです!ありがとうございます♪」

サイカナ「こら、あなたたちはしたないですよ。少し落ち着いて!でも・・・本当にお菓子は美味しそうで見た目も華やかだし、お花は・・ブーケといえば花は沢山が当たり前だと思っていたけど、小さなブーケがこんなに可愛いらしく素敵だなんて・・・
コレならお友達のところへ持って行っても、邪魔にならないしテーブルにすぐに飾れてよさそう♪
きっとこれから流行りますわ!」

そんな大げさな・・って思ったけど、後日しっかり流行っていたとか(苦笑)

ディル「愛し子様・・ありがとうございます!あの・・このお菓子、婚約者と分けて食べてもいいでしょうか?
彼女も愛し子様の大ファンで・・絶対喜ぶと思うんです。」

ルナ「2人で分け合ってなんて、素敵ですね(ニコ)是非、一緒にどうぞ。その・・よかったら婚約者さんも今度お会いしましょうって伝えて下さい(ニコ)」

ファンだと言われて断るんなんてしないのが私!
私も嬉しいから最高でしかない!

ルナ「皆さん、まだ子どもの私にファンだと言ってくださって・・本当に嬉しいです。ユメイルに来られてよかったです。」

そう告げると、
ルドリア
「・・私達はお会い出来て本当に嬉しいのです。
滞在中、是非毎日来てくれていいですからね! ね?みんなもいいですよね?父上、母上?」

と家族から同意を得ようと必死みたいです(笑)
さすがに毎日は無理でしょう~・・


「「「「「いいですね!!」」」」」


ええええええええーー!
駄目でしょう?こんな小娘来たら迷惑しかかけないって。

もうなんか、目がきらめいていらしゃる。
皆さん決定事項みたいにしちゃってる?

うーーん
チラっと両隣を見やると、頷いているのでいいのね。

ルナ「えっと・・許可が出ましたので、はい。えーっとティータイムとかなら、いかがでしょう?」
なるべく皆さんのお邪魔にならないように配慮して時刻を考える。

その提案に更に目がキラキラしだした皆さんに、若干引き気味になるのは仕方ないと思う。

「「「「「賛成です!!」」」」」
圧が凄い・・

ルドリア王子とアトラ、エクルだけは、顔が引きつってるけどね(笑)






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