109 / 153
向き合うこと
しおりを挟む3人でのティータイムはモヤモヤしていた私の考えを聞いてもらえてよかった。
やっぱり1人ではどうしても無理なことがある・・
こういうときは誰かを頼ること、別に悪いことじゃないって思うから。
その日の夜、就寝前に神様たちと話をした。
ルイとジーン3人で話した内容そのままを伝えた。
創造神「そうかそうか、ルナも慕う者が出来たとな。しかも、ユメイルの者とは・・この国は愛し子を引きつける何かがあるのかの~」
水の「ルナ、恋愛に年齢は関係ない。ありのままの自分を見てもらうんだ。」
風の「そうそう、ありのままじゃないと疲れちゃうからね~」
火の「静かに燃えるお前の心が見えるようだな・・」
木の「焦らないでじっくりとお互い知っていけばいいと思うんだ」
土の「いつかは固まるさ・・あるべきところに。」
ふふっ神様たち、言ってることがフワフワしすぎ(笑)
でも、私のこと応援してくれている気持ちは伝わってるから。
ルナ「神様たち、いつもありがとう・・明日は私らしく伝えられたらいいなって思います!」
「「「「「「「がんばれ」」」」」」」(祈っておるぞ・・ちょびーっとだけな♪)
全祝福かけて祈ると、ルナティカがヘソを曲げることを神様たちは理解していた。
ーーーーーー
そうして迎えた翌朝。
いっそ清々しいまでの青空。
どこまでも続く青が可愛らしい街並みを一層メルヘンに映している気さえしてくる。
自室の窓から寝ぼけ眼で、ぼーーーっと眺めていると、
コンコンとノックがされてジーンが入ってきた。
ジーン「ルナ様、おはようございます。今朝の服はこちらにしてみました。」
と、今日の空と同じ様な澄んだブルーのエプロンドレス、それに合わせた同色のカチューシャを頭の上でリボン結びにしてくれる。
足元は箱庭内専用履物、なんとも可愛らしいウサギのモコモコスリッパである。
ジーンは、今日も私の主が一番可愛い!!!とガッツポーズしつつ、ニコニコ眺めている。
部屋から出ると、ルイがもう扉の外で待機していた。
ルイ「うわ、お嬢~メルヘンですね~似合う!!さすが我が主!!!!さて、大食堂に行きましょう」
と、安定の”あるじバカ”を発揮しているけど、褒められるだけだから嬉しいしかない(笑)
大食堂でも、他の使用人たちから”可愛い!!!”をいただきすぎた(照)
ふふっ今朝はフワフワなワッフルにメープルシロップがけ、新鮮サラダに野菜スープ、小さな器にシャーベット お腹も心も満たされまくりました。
うちの料理人ズやっぱり腕良すぎない??でも、誰にもあげないけどね?
ただの自慢だ(笑)
そうそう、ユメイルでの滞在は結局2か月刻の予定にしてるんだけど・・
離れなきゃ駄目かな?・・そう思う今日この頃、居心地が良すぎてもう動かなくて良くないかな??ってなっちゃってる。
みんなの様子や言動から見ても、たぶんかなりこの国を気に入っている気がする。
週に2日刻は完全休日としてるから、交代で休んでる使用人たち。
自由に街を堪能して顔見知りも出来たみたいなんだよね・・
しかも、うちの皆さんユメイル語話せるから会話にも苦労してないし・・
みんなには”ルナ様のおかげで言葉に困らなくて助かってます!!”と感謝されている(笑)
良いことだ~♪
そんな平和な箱庭から離れたユメイル王城にて。
エールド「なぁ、ルナ様・・うちにお嫁に来てくれんかな?」
サイカナ「あなたっ!滅多なこと言うものじゃないですわよ・・」
ディル「ルナ様が来てくれてから、王城も街も雰囲気変わったよね~」
モナ「わかるわ。何よりあの可愛いっ美しいっ・・」
トーカ「成長を見たいよねぇ・・・えへ」
アリィ「ルナ様といると心がほわぁってなりますよね」
アトラ「あの方は天然浄化機能付きの何かが歩いてるみたいなものですよね」
エクル「おいっ言い方!聖女様みたいだよな~でいいじゃないか・・」
と、それぞれが意見を言ってる中、1人だけ何も言わないルドリア。
なんとなく察しているアトラとエクルは主優先のため黙っているけれど・・たぶん、みんな勘づいてるだろう。
ルドリア
「・・・はぁ」
恋煩いって正にこのこと。
ルドリア
「私は・・・帰ってほしくない。」
その一言を言うと、トボトボと自室へ戻っていってしまった。
慌てて主を追いかける2人。
自室へ戻ってから、適当に書類をこなしながら少し手を止める。
ルドリア
「私は一体どうしたら・・2人とも薄々気づいているだろう??私がルナ様をお慕いしていると・・無謀だとは思うけど。」
やっと言ってくれた気持ちに2人は頷き合いながら、
アトラ「もちろん、気づいておりましたが。我らはルドリア様が選択することに同意しかいたしません。ましてや、今回が初恋でありお相手は愛し子様・・
いいではありませんか?」
アトラの言い分を聞いて隣のエクルも頷いている。
エクル「そうですよ、反対に何が駄目なんです?年齢なんて、歳を重ねていくうちに気にならなくなるってうちの祖父母は言ってましたよ。」
アトラ「むしろ、ルドリア様の場合・・幸いにも婚約者もいませんし、障害があるとも思えませんが・・」
と、従者2人に言い寄られていると。
突然”はっ!!”となった。
ルドリア
「そうだ・・私にはまだ婚約者も居ないじゃないか・・私はこの気持ちに正直になっていいのだろうか?」
「「当たり前です!!!」」
従者に若干引くくらいの勢いで返答された。
でもそうか・・いいのか。
そうやってここでも1人・・己の心と向き合っている。
そんなこんなしている数時間刻後には、2人でお茶会をするというのに・・
25
あなたにおすすめの小説
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
モブ転生とはこんなもの
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。
乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。
今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。
いったいどうしたらいいのかしら……。
現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
他サイトでも公開しています。
多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
お願いですから、私に構わないで下さい!
※ 他サイトでも投稿中
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
無能令嬢、『雑役係』として辺境送りされたけど、世界樹の加護を受けて規格外に成長する
タマ マコト
ファンタジー
名門エルフォルト家の長女クレアは、生まれつきの“虚弱体質”と誤解され、家族から無能扱いされ続けてきた。
社交界デビュー目前、突然「役立たず」と決めつけられ、王都で雑役係として働く名目で辺境へ追放される。
孤独と諦めを抱えたまま向かった辺境の村フィルナで、クレアは自分の体調がなぜか安定し、壊れた道具や荒れた土地が彼女の手に触れるだけで少しずつ息を吹き返す“奇妙な変化”に気づく。
そしてある夜、瘴気に満ちた森の奥から呼び寄せられるように、一人で足を踏み入れた彼女は、朽ちた“世界樹の分枝”と出会い、自分が世界樹の血を引く“末裔”であることを知る——。
追放されたはずの少女が、世界を動かす存在へ覚醒する始まりの物語。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる