神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

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変わる関係 ルイとジーンの場合

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ルイ「そういえば・・俺、ユメイルでジーンに告白するつもりだったのに・・ヘタレこんでるのは性に合わないしな・・」

そんなことを呟いて、視線を彷徨わせ目的の人物を探す。
・・と言っても、どこにいても一瞬で見つけられるんだけどな。

彼女は1人で騎獣舎前でカリンと戯れていた・・よしっいくか!

もうあの時のクッキーは無いけれど。
それでも俺の気持ちは変わらないから。

そう自分を叱咤して奮い立たせる・・
ルイ「ジーン、いまちょっといいか?」
ジーン「あれ?ルイどうしたの?別に手は空いてるけど?」
ルイ「うん、ちょっと手伝って欲しいことがあってな・・来てもらっていいか?」
ジーン「オーケー!カリン~またあとでねっ」
モフモフを撫でて、騎獣舎内へ放すと、ルイの後を着いていく。

ふふっこうやってルイの後ろを歩くなんて、ちょっと新鮮だなぁ~いつもルナ様も挟んで両隣だからなぁ(笑)
シトラスに居た頃は、それなりに見慣れていたはずのルイの背中・・まさか私がルイにこんな感情を持つなんて、考えたことも無かったなぁ。
そんなことを考えながら着いた先は、なんてことはない、部屋に入る前のテーブルと椅子のある空間だった。
ん??なんだろう?ルナ様の着替え取ってきてとかじゃないよね??

チラリとルイを見ると、くるりとこちらを振り向いた・・顔が尋常じゃないほど真剣そのもの??
一体何よ・・と言おうとしたら、ルイが話しだした。

ルイ「ジーン、ごめん着いてきてもらってありがとう。だけど、特に手伝って欲しいことがあるわけじゃなくてな。
唐突な話になるけど驚かないで欲しいんだけど。
実はな、俺、ジーンのことが好きなんだ・・いつからとか聞かれると困るけど、いろんな君を見てどんどん好きになって・・
これから先ルナ様の側でお守りすることもジーンと一緒じゃないと嫌だし、休日に君の隣で一緒に過ごすのも俺でありたい、ジーンを抱きしめる役目も俺じゃないと嫌だ・・いまもこれからもその先も、ずっと。
君の隣で君を守る役目を俺にくれないか??
俺と結婚して欲しい・・」

ジーン「っっ!!??えっ・・ルイ・・そんな風に思ってくれてたの??そんな・・」

ジーンの反応を見て、胸が痛むのを感じる・・ジーンにとっては、俺は同僚でしかないのかもしれない。
こんな想い、迷惑でしかないのかもな。
明日からはまたいつも通りに接することが出来るだろうか・・
ジーンが他の奴と仲良くしてるのを見るたびに苦しくなるかもしれないと思うと、無理だと思った。
このまま一緒には居られない・・
でも、せめてお嬢の側は離れたくない・・
ネガティブな感情にぐるぐると支配されて、おかしくなりそうだ。

ジーン「ルイ!ルイってば!ねぇ!!!」

はっとなる。
向かい側にいるジーンは、心配そうにこちらを見ていた。
ルイ「あ・・ごめん。突然でびっくりしたよな?それに・・
ごめん・・嫌だっただろ?俺さお嬢の側は離れたくないんだ・・だから、悪いけどこれからも同僚として仲良くしてくれよな!
いつかちゃんと忘れるからさ・・それまでは見つめちゃったりするかもだけど、知らんぷりしてくれたらいいから。
聞いてくれてありがとな!!じゃ、俺先に行くよ。」

カタっと音を立てて、無意識に掴んでいたらしい椅子の背頭から手を放してその場を離れようとジーンに背を向けた。
さすがに泣きそうだぜ・・仕方ないな・・


ジーン「ねぇ!!!!待ってよ、ルイってば!・・・ルイ!!!嫌よ、私もなの・・私もルイが好きなの!だから、待って・・・おねがいっっ」

その言葉に え?? となって、一瞬頭が真っ白になった。
どういうこと??
ちょっとパニックになっていると・・

ジーン「行かないで・・好きなの・・おねがいだから・・無かったことになんてしたくないっっ・・ルイっっ」
!!??ちょ、え???
更に追い打ちがっ・・えっと・・落ち着け俺~~~
くるりと振り返って、そっとジーンの両肩へ手を置く。

ルイ「~~~~っっえっとな、ちょっと俺もパニックになっててな・・確認なんだけど、・・ジーンは俺のことが好きなの?」
その問いに首が取れそうなほどウンウンと頷いてくれた。
ルイ「え・・まじか。・・俺が告白したのは嬉しかった?」
ジーン「当たり前でしょ!ちょっと最初わけわからなくて、夢かと思って反応出来なくて・・ごめん」
ルイ「え・・そしたら、これからも一緒に居てくれる?ってことでいい?」
ジーン「もちろんっ!私も一緒に居たいから!」
ルイ「・・・俺と結婚して?」
ジーン「っっっ~~はいっ!!!」
ルイ「まじ??いいの??本当だよな?もう取り消し無理だからな?」
ジーン「取り消さないで・・大好き・・」
ルイ「~~~~っっっやばっジーン大好きだ!!俺のっ俺のだー!!」

ルイの有頂天ぶりに、笑いがこみ上げてきて・・2人でぶはー!って笑ってしまった。
でも、その後に初めてぎゅーーーって抱きしめあった。

そんなこんなで、2人収まる所に収まりました(笑)




ルイ「なぁ・・みんなに報告してもいいだろ?」
ジーン「ん?恥ずかしいけど、いいよ~」
ルイ「良かった・・なんか、前にお嬢が言ってたんだ・・他にもジーンのこと狙ってる奴いるんだぞーって。俺気が気じゃなくて、誰もかもわかんねーのに嫉妬してたわ。」
ジーン「へ?ルナ様そんなこと言ってたの??」
ルイ「そそ、だから・・本当はユメイルでジーンのことデートに誘って告白するつもりだったんだよ・・その・・遅くなってごめんな?」

そう言うルイは大型犬みたいだと思った(笑)
カワイイ・・
ジーン「ルイ、両想いありがとう。これからもずっと一緒にルナ様のことも守っていこうね?」
ルイ「おぅ!当たり前だ!ずーーっと一緒だぜ。・・そろそろ戻るか(ニカっ)」
ジーン「ふふっそうだね(笑)不審がられてるかな?」
ルイ「どうだろうなぁ・・お嬢あたりは勘づいてるかも??わからん(笑)とりあえず、行くか!」
ジーン「そうしよ!」
お互い照れながら、ぎこちなく手を繋いでみんなの元へ向かう。

ルイ「みんなとは、これからも付き合いがあるんだ・・たぶん俺の予想だけど、旅が終わってからもバラバラになることは無いと思うんだよな・・だから、隠し事はしたくないし・・いつか絶対バレるからな(笑)」
ジーン「あーーそうかも(笑)隠せる気はしないよね・・諜報部隊いるし?(笑)」
ルイ「それなぁ(笑)正直に話す一択だわ(笑)」
ジーン「同感!!(笑)」

そうやってわちゃわちゃ話ながら、庭園へと戻った。


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