神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ

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恋バナからの

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ナナリーと少し話すつもりが、1時間刻も喋ってしまった。

話はもっぱらナナリーの恋バナ!と私の事も少しね・・

ナナリーは16歳で5歳上のお姉さんみたいな感覚・・ジーンはしっかり者お姉さんで、ナナリーはちょっと抜けてるけどほんわか優しい感じ。

でね!!
ナナリー実は恋してて、お相手は・・なんと!!リルの副隊長のスカラさんだった・・(笑)
もちろんまだ片思い中らしく。

ルナ「ええええええ!ナナリーがスカラさんのこと・・え?そもそも見たことあるの??」

そこだよ・・
私の前にだってほとんど出てこないんですけど(笑)

ナナリー「実は、語学の授業でハイエンさんの助手としてリルの寮へ行くことが多くて・・その時はさすがに皆さん姿を現していますから、その時に・・
まぁ、好きになったキッカケは授業とは関係ないんですけどね。」

ルナ「そうなの? ていうか、リルのみんなの姿見てるとかレアだよ!凄いねぇ~・・で?キッカケを知りたいなぁ??」

ニコリと微笑みながら催促してくる主に”うっ・・”となりながら、話を続ける。

ナナリー「実はですね、ユメイルに滞在した時なんですけど。あの時、自由時間があったじゃないですか?その時に最初はメイと2人で行動しようと思ってたんですけど、せっかくの自由時間だし恋人同士の時間を楽しんで欲しいなーと思いまして、ガロさんに話してメイと2人でデートしてって頼んだんです。
でも、私も気になるカフェがあったので行きたかったですし・・1人で行っちゃいました(笑)」

ルナ「えええええええええ!!ソレは駄目だよ~!女の子なんだから、慣れた土地ならまだしも・・他国だよ~平和といっても何があるかわかんないでしょ?
お願いだから今後はしないでね??」

ナナリー「はは・・そうですよねぇ・・私もそう思います(苦笑)といか、もう懲りました・・・」

ルナ「・・・ねぇ、何かあったの??」

ナナリー「っ・・本当は隠しておくつもりでした・・心配させてしまうのがわかっていたので。
実は、1人でカフェ時間を堪能したまでは良かったのですが、その後手芸店に寄りたくて・・探して歩いていたら男性二人組に絡まれて、無理やり連れていかれそうになってしまって・・」

ルナ「ちょ、ええええええ!! だ、だいじょうぶなのっ!? ・・・ってナナリーが無事にここにいるってことは大丈夫なんだろうけど。いや、大丈夫じゃないっ!誰!そいつら!うちのナナリーにぃぃぃぃ触るなんて許せないっ」

ナナリー「ルナ様落ち着いて(苦笑)この通り、私は大丈夫ですから。 まぁ、もう駄目かと思いましたよあの時は・・でも、どこからともなく現れたんですよ・・スカラさんが。」

ルナ「え・・それはソレで怖いよ?」

ナナリー「ふふっそうですね(笑)怖いですね・・普段ならですが。でも、その時はヒーローに見えました。
全身真っ黒で怪しさしか無いのに、金茶色の瞳はとても優しくて・・私、安心出来たんです。
二人組を軽く気絶させてそこから連れ出してくれました。
その時に、この人をもっと知りたいって思ってしまったんです(笑)」


ルナ「ふわぁぁぁ~素敵な話だねぇ~間違いなくナナリーのヒーロだね!・・スカラさんはなぜその場に居たんだろうね??」
ふと疑問をぶつけてみる。

ナナリー「それが、偶然私とガロさんの会話を聞いて、当日私が1人で出かけるのを見たらしくて心配でそのまま付いてきてくれてたみたいで・・(笑)優しいですよね・・」

ルナ「なるほど~・・・それさぁ、スカラさんもナナリーのこと少しは・・・って思っちゃわない?」
という言葉にナナリーがわかりやすく動揺する。
ナナリー「な!!そんなの・・私が好きなだけですよ・・スカラさんだって選ぶ権利ありますし・・」
ナナリーはこんなに可愛いのに、自信がないところがあって・・勿体ないなぁって思っちゃう。
実は執事のポルトもナナリーに気があることは周知の事実なのになぁ(笑)
ナナリーだけが気づいてないのだ。

ルナ「ふーん・・そっかぁ・・」
と言いながら、チラっと廊下へ出る扉のほうへ視線を向ける。

そういば、さっきあの宴の場を去る時にスカラさんは居なかった・・コレって・・そういうことじゃないの???
気のせいかな??

ニコニコとルナのほうを向いてるナナリーを見て、
ルナ「ねぇ、ちょっとだけ追加で持ってきて欲しいのがあるの。ここには無いから、厨房でもらってきてくれる?チョコ3つね~」

ナナリー「あ、無いんですね?うーん、寝る前ですけど・・ちゃんと歯磨きしましょうね?では貰ってきます~」
とナナリーをお使いに出す。

・・・・

ルナ「ねぇスカラさ~ん?乙女の会話を盗み聞きは良くないと思いまーす。いるでしょ?」

と扉のところへと視線を向けて話しかける。

別に気配がわかるとか、そんな凄い察知能力はないわけで・・ただね、ナナリーがスカラさんおことを話す旅にすこーしだけど、空気というかそこの見てるところが揺らめいていたのだ。

誰かいるんじゃない?って思った。
でもこの箱庭に賊なんて入れない・・ここでそんな暗部のような動きが取れるのはリルしかいなくて・・
更には、反応する会話から考えると~スカラさん本人だよね??ということに。

主の言葉には従うのが優先・・なだけある。
スカラ「お呼びでしょうか・・ルナ様」
何事も無かったかのように姿を現すリルの副隊長・・スカラ。

ルナ「もぅ~~お呼びとかじゃないでしょー?まったく・・さっきの聞いてたでしょ?顔背けても駄目だからね~
だってここに居るってことは、聞こえてなはずないんだから。」

主の言葉に罰が悪いのかビクっとなる。

スカラ「・・申し訳ありませんでした・・・」

ルナ「いいけど~別にぃ・・咎めるとかそういうことじゃないよ?
ただね・・ナナリーの言葉も全部聞いてたよね??
あのまんまだよ、ナナリーはスカラさんのことが好きなの・・その気持を知って、スカラさんはどうするべきかな?
想いを受け止める気があるなら、ちゃんと自分から言ってあげて。
でも、そうじゃないなら絶対にもうナナリーの前には姿は見せないで・・
そうじゃないと、ナナリーが可哀想だよ。
同じ職場で働いてるんだから、姿見たら諦めるものも諦められないと思うんだ・・
リルのみんなも好きだけど、ナナリーもね私にとって大事なの・・お姉さんみたいに思ってるから・・・泣かせなたら絶対許さないよ」

少し睨みながら拳をギュッと握ってからそう伝える。

ルナ「そろそろナナリー戻ってくると思う。どうするかはスカラさん次第だけど・・」

コンコンコン
その音と共にナナリーが戻ったのがわかる。
スカラ「わかりました・・」

そう告げると、途端に姿を消した。
まったく・・乙女の話を盗みぎくなんて・・許しがたい!
でも、まぁ、私の考えが合っていれば・・ふふっ♪

ナナリー「ルナ様、ナナリー戻りました~」
ルナ「はーい」
ナナリー「いただいてきましたよ~可愛らしいカリンの形のチョコを作ってくれてたのですよ!」
ルナ「え!!カリンの!?うわぁ~可愛いっ食べるの勿体ない・・」
ナナリー「ですよねぇ・・でも、ルナ様が食べないと誰が食べると???」
ルナ「はっ!!そ、そうだね・・よし、食べるっ・・・あ、でも1個だけにするね」
ナナリー「ふふっそうですね、寝る前ですし」
ルナ「あとの2個はナナリーにあげる♪みんなに内緒ね♪」
ナナリー「えぇっ?いんですかー?食べたいですっ部屋で食べますね(ニコ)」
ルナ「ふふ♪そうして~」

カリンの形・・可愛い・・また作ってもらおう♪と思いつつ、口の中をモゴモゴしながら堪能してからホットミルクも飲み干すと、
体がぽかぽかしていい感じに眠たくなってきた~
ナナリーには仕上げ磨きをやってもらったり、布団をかけてもらってから「おやすみ」と「今日は楽しかったありがとう」を言った。

ルナティカの寝入るのを確認してから、食器を下げてそのまま部屋を出た。
ナナリー「おやすみなさいルナ様・・」

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