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ヒスイ国
しおりを挟むいつものように変わらない日常生活をしつつ、気づけば3日刻経っていたみたい。
ルイ「ヒスイ国の入国手前まで来たから、一旦今日はここで泊まるぞ~といっても・・箱庭打kすだけなんだが」
「「「「「「「「十分です!!」」」」」」」」
ジーン「ルナ様の安全を最優先に考えたら、箱庭が一番だし・・」
メイ「護衛だって申し分ないほど付いてますし!」
ナナリー「癒し要素も沢山です!!」
テンダ「美味しい料理が何でも出てくる!!うちの料理人最高!」
「「「それな!!」」」
「「「「「「「「「「「「「「・・・」」」」」」」」」」」」」」
影からさり気なく”リル”も同意を示す。
こういう時くらい、姿見せてくれていいのになぁと思うけど・・まぁ、そこらへんは彼らの意志に任せてあるから。
ヴァル「騎獣たちも伸び伸び遊べて、最高のお世話もしてもらえるしなぁ・・」
ガロ「そこらの高級ホテルよりも居心地最高だもんな~」
ハイエン「常にルナ様の快適を保つための尽力は惜しみません!」
ポルト「おなじく!」
ルナ「みんないつもありがとう!私はもちろん、箱庭でいいよ~安全安心が一番だよ、みんなのためにもね!」
そうしていつもと何一つ変わらない夜を過ごした。
翌日、入国に関しては驚くほどにスムーズだし、
街の人たちも私には気づいてたけど、遠巻きに見るだけで接触してくるような人は居なくて、こちらでも快適に過ごすことが出来た。
小さな子どもたちが何人かお菓子をくれて、「いとしごさまにあえてうれしーです!!」と伝えてくれた。
ニコリと微笑んで「ありがとう、大事に食べるわね」とありがたくいただいた。
こんな可愛い歓迎を断れるわけないでしょー!!と心のなかで叫んだのは許して(笑)
2階建てのログハウスが並ぶ街並みはなんていうか・・大自然だった!!
メイン通りは並木道で、まるで木のトンネルのよう。
そのせいか陽射しがあっても、木陰で遮られてとても涼しいの。
国全体が大きな樹木が囲んでいて、どこを向いても緑が見える。
必然的に鳥も多かった。
家々の窓には備え付けの植木場があって、どこのお家も色とりどりの花を植えていて自然の綺麗な色が視界に飛び込んでくる。
なんて現実離れした光景かと、感動した。
並木道をずっと歩くと、国の中央には一際大きな木が立っている。
まるで神でも宿っているかのような神々しさ・・うーん?木の神様と関係あるのかな?と思ってしまうのも頷けるほどの雰囲気。
ついじっと見つめて時を忘れてしいまいそうになる。
今日は珍しく、ルイとジーンは夫婦デートの日にしたので、私はというと・・
ヴァル「ルナ様??あちらの大木の根元に入口みたいなのがありますよ~どうしますか?」
そう、私はヴァルと2人で行動中。
なるべく意識しないようにしているけど・・やっぱり目がいってしまう。
チラチラ見つつ、小さな幸せを感じる♪
だってちょっとデートみたいって思ってしまうのは仕方ないと思うの!
そんな言い訳じみたことを考えつつも、ヴァルへ応える。
ルナ「うーん、でも気になるし行ってみようか?・・・一応、リルもいることだし。」
そう言うと、ふわりと優しい風が撫でていく。
リルの返事というわけだ。
段々と近づいていくと、
ルナ「うわぁぁ~近くで見ると、すっごい大きいね!!!ちょっと怖いくらいだよ・・」
成人男性が縦に3人分とか、そんなレベルの高さではないのだ。
コレは・・・いったい何年ここに立っているのだろう。
予想だと、木の神様が建国した時に植えたんだと思う・・たぶん、いや、そんな感じがするんだ。
ヴァル「近くに来ると迫力が違いますね・・なんという神々しさでしょうか」
ルナ「その感想とても同意・・とりあえず、せっかくだから入ってみよう!」
2人は意気込んで、根元の入口へと入っていく。
もちろん、後ろからリルも付いて来ていることはわかってる。
あ、1人私の前に移動したね・・
最近はリルの気配を少しだけ感じられるようになってきたんだ。
一緒に生活してるからか、他の仲間もそんなこと言ってたな。
ルナ「頼りにしてるから・・」と小さく呟くと、私の手元で小さく風が渦巻いた。
側に居るという意味だと思う。
コレだけでも安心感が違うんだよ。
ヴァル「リルが大分頼もしいですね・・デートにはお邪魔虫ですけどね」
最後はボソっとだったので、良く聞こえなかった。
気を取り直して、そのまま先へと進むことにしたけど、うーん別に何もないなぁ??
そうして5分刻くらい歩いていると、段々と明るくなってきた。
ルナ「明るくなってきたね・・なんだろうここ~」
ヴァル「本当ですね、よくわかりませんね・・建物内部という感じもしませんし、どちらかというと洞窟内部と言ったほうが納得しそうです。」
ルナ「わかる・・ほんとそうなの、あ・・なんか開けたところだね。」
ヴァル「うーん・・コレって、祭壇じゃないですか?」
ルナ「やっぱり??でも、神殿??ではないんだよね?人居ないよ?」
ヴァル「神殿っぽくはないですけど・・どうなんでしょう?コレはコレでもしかしたら、神殿として機能しているのかも?」
ルナ「・・ちょっと祈ってみようか?」
ヴァル「俺も一緒に・・」
そうして2人で一番明るいところで跪いて祈りの態勢になった。
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