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第一章 ブラッドフォード編
お茶会は悪巧みの始まりか
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ベルガモットさんに図書館に閉じ込められた翌日、オズワルド様が大量のプレゼントを居間に並べていた。
「こんなに沢山プレゼントを?」
「どうだ?気に入ったか?」
「嬉しいですけど、急にどうしたのですか?」
「それで着飾って来週の茶会に行け。」
「は?」
なんで私が、と言いながらプレゼントを開けると高そうな宝石やドレスからリボンにと沢山あった。
まさか、衝動買いしたんじゃないでしょうね。
大体、お茶会と言ってもこの辺りに知り合いはいないし。
「何かお茶会に目的でもあるのですか?」
「自慢してこい。俺からプレゼントを沢山もらっていると。」
「理由は何ですか?」
「面白いことが起こるぞ。」
「はぁ…」
悪巧みでもしてるのかしら。
また黒い笑顔だわ。
また、レオン様の時の様に覗きに来る気かしらねぇ。
そしてお茶会当日。
ヘンデル伯爵夫人のお茶会に連れて行かれた。
私の知り合いではないから、オズワルド様がお茶会の招待状をもらってきたようだ。
オズワルド様はお茶会の主催者はどうでもいいと言われたから、何しに行くのかよくわからない。
しかもお茶会まで送り迎えすると言い、一緒にヘンデル伯爵邸に行った。
オズワルド様のエスコートで馬車から降りるとお茶会の席まで送ると言い、言われるがままにオズワルド様と腕を組んで歩いた。
お茶会の席につくとヘンデル伯爵夫人が迎えてくれた。
「ご招待頂きありがとうございます。」
品よく礼をすると、光栄ですと言って下さった。
「婚約者のリディアです。どうぞよろしくお願いします。」
「まぁ、ブラッドフォード公爵様の婚約者の方に来て頂けるなんて光栄です。」
「こちらこそリディアをよろしくお願いします。今日の為に、ドレスも宝石も準備しました。」
「まぁお茶会の為に?」
「ええ、美しい婚約者の為ならいくらでも贈りますよ。皆様もご主人から立派な贈り物の数々があると聞きました。俺も見習いますよ。」
ハハハとオズワルド様は笑っているけど、臭い、臭いですよ。
演技臭くて、怪しいですわ。
「皆様にも、一級品の茶葉を準備しました。どうぞお帰りの際はお忘れなく。」
いつの間に手土産も準備したのかしら。
「リディア、後で迎えに来るからな。」
そう言いながら、頬に軽くキスをし、訳のわからんアピールをして行ってしまわれた。
お茶会では、ずっと私とオズワルド様の話だった。
オズワルド様が、最初に贈り物の話をしたせいか、皆様興味津々だった。
自分から自慢しなくても聞かれるだけで結局は自慢になったのではと思う。
その中に一人少し雰囲気が違うなと思う方がおられた。
すっごく張り合ってくるし。
「私も高いドレスや宝石を買ってもらってますのよ。」
と自慢返しなのかフフンとでもいうように言ってきた。
素敵ですね。ととりあえず返しといた。
その方は、フォーレ伯爵の恋人で平民らしい。
名前はミシェルと言われた。
まさかこんなところで初対面とは。
この方のせいでフォーレ伯爵は落ち目になるんだろうな。と思った。
ミシェルさんがお花を摘みに行っている間に、ご夫人方がミシェルさんの話をしてきた。
フォーレ伯爵に頼まれたからお茶会に呼んでいるのだと。
貴族の仲間入りをしたいらしい。
私に張り合おうとしているのも失礼だと思ったと話された。
私は侯爵の娘で、あのブラッドフォード公爵の正式な婚約者だから。
何だか、ミシェルさんを煽るのが目的のような気がしてきた。
自慢大会は好きではないからさっさと帰りたい。
何を企んでいるのやら。
そして、一時間ほどでオズワルド様が迎えにきた。
「リディア、楽しめたか。」
「はい、とっても楽しかったですわ。」
早く!早く帰りたい!
と、笑顔で圧力をかけた。
「では、失礼します。リディア、行こう。」
そして挨拶をし、お茶会を後にした。
オズワルド様は笑顔で私を馬車に乗せた。
「こんなに沢山プレゼントを?」
「どうだ?気に入ったか?」
「嬉しいですけど、急にどうしたのですか?」
「それで着飾って来週の茶会に行け。」
「は?」
なんで私が、と言いながらプレゼントを開けると高そうな宝石やドレスからリボンにと沢山あった。
まさか、衝動買いしたんじゃないでしょうね。
大体、お茶会と言ってもこの辺りに知り合いはいないし。
「何かお茶会に目的でもあるのですか?」
「自慢してこい。俺からプレゼントを沢山もらっていると。」
「理由は何ですか?」
「面白いことが起こるぞ。」
「はぁ…」
悪巧みでもしてるのかしら。
また黒い笑顔だわ。
また、レオン様の時の様に覗きに来る気かしらねぇ。
そしてお茶会当日。
ヘンデル伯爵夫人のお茶会に連れて行かれた。
私の知り合いではないから、オズワルド様がお茶会の招待状をもらってきたようだ。
オズワルド様はお茶会の主催者はどうでもいいと言われたから、何しに行くのかよくわからない。
しかもお茶会まで送り迎えすると言い、一緒にヘンデル伯爵邸に行った。
オズワルド様のエスコートで馬車から降りるとお茶会の席まで送ると言い、言われるがままにオズワルド様と腕を組んで歩いた。
お茶会の席につくとヘンデル伯爵夫人が迎えてくれた。
「ご招待頂きありがとうございます。」
品よく礼をすると、光栄ですと言って下さった。
「婚約者のリディアです。どうぞよろしくお願いします。」
「まぁ、ブラッドフォード公爵様の婚約者の方に来て頂けるなんて光栄です。」
「こちらこそリディアをよろしくお願いします。今日の為に、ドレスも宝石も準備しました。」
「まぁお茶会の為に?」
「ええ、美しい婚約者の為ならいくらでも贈りますよ。皆様もご主人から立派な贈り物の数々があると聞きました。俺も見習いますよ。」
ハハハとオズワルド様は笑っているけど、臭い、臭いですよ。
演技臭くて、怪しいですわ。
「皆様にも、一級品の茶葉を準備しました。どうぞお帰りの際はお忘れなく。」
いつの間に手土産も準備したのかしら。
「リディア、後で迎えに来るからな。」
そう言いながら、頬に軽くキスをし、訳のわからんアピールをして行ってしまわれた。
お茶会では、ずっと私とオズワルド様の話だった。
オズワルド様が、最初に贈り物の話をしたせいか、皆様興味津々だった。
自分から自慢しなくても聞かれるだけで結局は自慢になったのではと思う。
その中に一人少し雰囲気が違うなと思う方がおられた。
すっごく張り合ってくるし。
「私も高いドレスや宝石を買ってもらってますのよ。」
と自慢返しなのかフフンとでもいうように言ってきた。
素敵ですね。ととりあえず返しといた。
その方は、フォーレ伯爵の恋人で平民らしい。
名前はミシェルと言われた。
まさかこんなところで初対面とは。
この方のせいでフォーレ伯爵は落ち目になるんだろうな。と思った。
ミシェルさんがお花を摘みに行っている間に、ご夫人方がミシェルさんの話をしてきた。
フォーレ伯爵に頼まれたからお茶会に呼んでいるのだと。
貴族の仲間入りをしたいらしい。
私に張り合おうとしているのも失礼だと思ったと話された。
私は侯爵の娘で、あのブラッドフォード公爵の正式な婚約者だから。
何だか、ミシェルさんを煽るのが目的のような気がしてきた。
自慢大会は好きではないからさっさと帰りたい。
何を企んでいるのやら。
そして、一時間ほどでオズワルド様が迎えにきた。
「リディア、楽しめたか。」
「はい、とっても楽しかったですわ。」
早く!早く帰りたい!
と、笑顔で圧力をかけた。
「では、失礼します。リディア、行こう。」
そして挨拶をし、お茶会を後にした。
オズワルド様は笑顔で私を馬車に乗せた。
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