俺のBL遠慮生活がはじまるはずが、前よりも堂々としてる件。

ぽんちょ♂

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腐男子の危機!

報告するぞ!

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「よお、どうやら上手くやったようで?」

「咲!おうよ。またノンケだったけど仲良くやれそうだ、」

そこじゃないだろ笑と軽く笑われる。

ふと真面目な顔になると、小さな声で囁いた。

「お前の趣味は隠し通すこと出来そうか?」

おお、咲は思っていたより俺の事を心配してくれているようだ。

俺、いい友達もったなぁ~ シミジミ

「大丈夫そうだよ。なんか、アイツにならバレても平気そうだ。結構良い奴なんだよ。」
笑顔で答える。

咲は俺の返答に驚いた顔をしていた。
まあ、無理もない。

俺が自分の趣味をさらけ出すということはお化けを倒す(?)レベルで考えたことない。

本気で腐男子バレの回避をはかってきたからな。

「ま、よかったな!昨日の落ち込みようが心配で。」

ああ、心の友よ。

「もう心配いらない!ありがとな!」

「おう、」

その時、おうと言った咲の顔が少し寂しそうに歪んだことを、俺は気がつかなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ただいまぁ~」

「おかえり、叶夢くん。」

!?!?!?星藍…くん?はやくない?なんで?

「星藍くん、はやくない?今日からここに住むんだっけ?」

「そうなんだ。ビックリしたよね、いきなりすぎて」
ああ、コンビ二の帰りみたいな笑顔…。

キュンと胸がなったよこの笑顔…。

これ以上この笑顔を見続けてたら男の勲章が勃つっ!!
誤魔化すべく、とりあえずリビングで2人でお茶を飲んだ。

母さんが帰ってくるまでどこの部屋を使うのか分からないから荷物の片付けができない。

早く帰ってきてくれー、星藍くん可哀想だろーがぁー…

「星藍くん、母さん遅くてごめんね、時間の無駄になったかな?」

「全然?俺は楽しかったよ。叶夢くんと話せたしね。」

「そ、そう?よかった。」

やばぁーい…おちそぉー…

下半身に熱が集まる感覚が…。生理現象とはいえ義理兄弟に…。

悟られまいと必死に隠していると、俺の方を見て星藍くんがキラリと一層強いキラキラオーラを放った。

勃ってることばれたっ!?

「ねえ、叶夢くん、叶夢くんの部屋に行きたい!」

違ったか…よかった…って…!

今っ…この状態でかっ…
下がこの状態で、部屋に!?

「ダメ…かな?もっと仲良くなりたいんだ」

「い、いいよっ、全然おっけー!じゃあ先に行っててくれる?俺トイレ行きたくて!階段上がって右の突き当たりの部屋だから。」

「うん、わかった。待ってるね」

こうなったら…ヌいてから行くしかねーだろコンちくしょー!

可愛いから許すけど…

部屋に行ったのを確認すると、トイレへ向かった。

「はぁ、はあっ……くっ、うぁ…」

とにかくおさめよう。はやく出さなくてはっ


1分…



2分…



とんで5分…


え、出ないんだけど。
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