ちょっとエッチな短編集

さち

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ストリップショー・裏

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 隠れ家のような会員制のゲイバー。そこで週に1度開かれる淫らなストリップショー。そのショーに出る2人の素性はその美しい容姿以外一切明かされていなかった。
 2人はショーの最中であろうとも言葉を発することが少ない。時々焦れてねだるような言葉を口にするから、どう見ても外国人である金髪の青年も日本語が堪能であることだけはわかった。そんな謎めいた美しい2人のショーはいつも盛況だった。

「お疲れさま。今日もとてもよかったよ」
「ありがとうございます」
ショーが終わり、控え室に戻った2人にオーナーが声をかける。2人がにこりと笑って礼を言うと、オーナーはいつものようによく冷えたアイスコーヒーを差し入れた。
「あとは閉店まで好きにしてていいから」
そう言って控え室を出ていくオーナー。2人は礼を言ってオーナーを見送るとアイスコーヒーを飲んだ。
「ルカ、シャワー浴びる?」
「どうしようかな。このままスるのもいいかなと思うけど。伊織は?」
尋ねられた金髪の青年、ルカが黒髪の青年、伊織に問い返す。伊織は肩をすくめるとそのまま椅子に座っているルカの膝に向かい合うように股がった。
「俺もこのままシたい。体がまだ熱いんだ」
潤んだ瞳で見つめて囁く伊織。その様子にルカは獰猛な笑みを浮かべた。
「今日は入れてほしいの?」
「ん、入れて、ルカのがほしい…」
尋ねながらルカが伊織のアナルをつつく。伊織はビクビクと震えながらねだるように腰を揺らしてルカの首に腕をまわした。
「ベッド行く?この椅子だと転びそう」
「ん、お願い」
うなずいた伊織をしっかり抱いてルカが立ち上がる。ルカは控え室におかれたベッドに伊織を抱いたまま腰かけるとチュッと唇にキスをした。
「伊織、可愛い」
「ん、ルカぁ…」
我慢ができないとばかりに伊織が噛みつくようなキスをする。ルカは伊織の舌に舌を絡めながらアナルに指を入れた。
「んんっ!」
伊織がくぐもった悲鳴をあげるのを無視して指を増やし、3本の指をバラバラに動かす。悪戯に前立腺を刺激してやると伊織はとうとう唇を離して嬌声をあげた。
「ひゃああっ!あぁんっ!」
ビクビクと仰け反る伊織が無意識にぺニスをルカの腹に押し付ける。下着を身に付けたままのぺニスはキツそうで、ショーの最後に射精したこともありテラテラといやらしく濡れていた。
「ルカぁっ、もう、早くぅっ!」
伊織のねだる声にうなずいてルカは指を引き抜いた。そして下着をずらして勃起したぺニスを取り出す。一度ショーで射精しているためすでにいやらしく光るそれを伊織のアナルに押し当てた。
「ひやぁぁぁっ!」
一気に貫かれた伊織が悲鳴をあげて達する。搾り取るようなキツい締め付けになんとか耐えてルカは伊織の体を突き上げた。
「ひっ、あぁぁぁっ!」
達したばかりの敏感な体を突き上げられて伊織が悲鳴をあげる。ルカはそれを無視してズンズンと下から突き上げた。
「ひぅ、ルカっ、ルカぁっ!」
すがりつきながら喘ぐ伊織はショーの何倍もいやらしくて美しかった。
「くっ!」
「あぁぁっ!」
ルカが達して伊織の中に射精すると、伊織もまた達して痙攣する。そのまま2人はベッドに倒れこんだ。
「ルカ…」
「伊織…」
呼吸を整えた2人がしっとりとキスをした。
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