異世界転生したら女の子でした。しかも魔王の抑止力とか何?

さらさ

文字の大きさ
1 / 33

①異世界へ

しおりを挟む


俺の名前は日生ひなせ真羅しんら十六歳の高二男子。
取り柄は健康のみ。コンプレックスは女顔と身長!男なのに身長は伸び悩み、160センチで止まっぐはっ、・・・嘘です。すみません。159センチです。あと一歩足りません。
上に姉が四人いるので昔から可愛がられてよく着せ替えにされてたな・・・
あれ?可愛がられていたのか?

まぁ、それはどうでもいい、俺は今日トラックに跳ねられた。多分即死だ。痛くなかったもんな、うん。

なのに今居るここはどこだ?
キラキラと光り輝く真っ白な部屋にいる。

「真羅、貴方に伝えなくてはならないことがあります。」

突然声が降ってくる。

「誰?」

「私はノーリルの神です。」

「ノーリル?何それ?」

聞いたこともない。美味しいやつ?

「真羅が居た地球とは違う世界の神です。」

おお、何?この展開、まさかのアレですか?

「そのナンタラの神様が俺になんの用?」

「貴方は一度死にました。それはノーリルに降り立ってもらうための準備なのです。」

「は?ひょっとして俺あんたに殺されたの?」

準備ってなんだ、準備って!結構怖かったんだぞ!

「申し訳ない。真羅にはこれから別の世界で生きてもらいたい。」

「なんの為に?」

呼ばれたからには何かあるんだろう。勇者?加護いっぱいもらってチートになっちゃうの?

「貴方には魔王の暴走を防ぐ抑止力になってもらいたい。」

「抑止力?何それ?」

魔王をやっつけるんじゃないの?つまんないよ。

「魔王とこの世界は繋がりが強く、魔王を倒せばノーリル自体のバランスが崩れてしまうのです。貴方には魔王の力を抑える抑止力になってもらいたいのです。」

「繋がり?」

「この世界の魔王はあらゆる負の感情を吸収する為、負の感情が溜まりすぎると魔族は凶暴になり、人間も荒っぽい人が増えます。魔王が負の感情を溜め込まない為に貴方が必要なんです。」

「へぇー、そうなんだ。でも今までどうしてたの?」

「今までは別の人間が抑止力の役割を果たしてきました。ですが、先日亡くなってしまったのです。なのですぐに新しい抑止力となる人間を作らねばなりません。」

死んじゃったの?なんかちょっと怖いんだけど・・・

「そう言うからにはなんか貰えるんでしょ?」

「貴方には、魔王と張り合えるだけの魔力と、癒しの力を授けます。後、抑止力となる為の力も授けます。」

なんかわかんないけど、色々貰えるみたいだな、魔王と同等の魔力とか、最強じゃね?

「いいよ。やるよ。」

どうせ死んでるんだから行くとこないし、また生きれるなら何でもいいや。

「最後に、私の世界の人間は魔王が世界と繋がっていることを知りません。私の授けた使命も自分からは話さぬように、人間から接触してくるまで待ってください。」

何その注意事項。つまり転生した事は言っちゃダメって事かな?

「では、お願いします。」

「はい、いってきまーす。」

それを合図に光が解けていく。

「すみません。言い忘れました。貴方の肉体は潰れてしまっているので新しく作り直しています。気に入って貰えるとおも・・・・・・」

最後まで聞けないうちに白い世界は消えてしまった。

身体、新しくなったんだな、イケメンにしてくれてたりしないかな。

白い世界が消えて、俺は一本道の真ん中に立っていた。

辺りは緑の木々が生い茂っている。
明らかに俺の居た街じゃない。
すげーっ!憧れの異世界転生キター!
本当にあるんだなー。と浮かれていたけど、ふと気が付く。
街が見えん。俺はどこへ行けば?

マップとかあるんかな?
そう思って「マップ」とか、「ウインド」とか、「ステータス」とか色々唱えてみたけど出ない。

んー、そういうのない系?
俺どうすればいいの?

これって迷子?




しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!

カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。 前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。 全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!

処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜

放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!? 「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」 不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。

魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】

iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。 小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。 両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。 両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。 しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。 魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。 自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。 一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。 初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。 恋人になりたいが、年上で雇い主。 もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。 そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。 そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。 レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか? 両片思いのすれ違いのお話です。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

ワンチャンあるかな、って転生先で推しにアタックしてるのがこちらの令嬢です

山口三
恋愛
恋愛ゲームの世界に転生した主人公。中世異世界のアカデミーを中心に繰り広げられるゲームだが、大好きな推しを目の前にして、ついつい欲が出てしまう。「私が転生したキャラは主人公じゃなくて、たたのモブ悪役。どうせ攻略対象の相手にはフラれて婚約破棄されるんだから・・・」 ひょんな事からクラスメイトのアロイスと協力して、主人公は推し様と、アロイスはゲームの主人公である聖女様との相思相愛を目指すが・・・。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

千年に一度の美少女になったらしい

みな
恋愛
この世界の美的感覚は狂っていた... ✳︎完結した後も番外編を作れたら作っていきたい... ✳︎視点がころころ変わります...

処理中です...