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①異世界へ
しおりを挟む俺の名前は日生真羅十六歳の高二男子。
取り柄は健康のみ。コンプレックスは女顔と身長!男なのに身長は伸び悩み、160センチで止まっぐはっ、・・・嘘です。すみません。159センチです。あと一歩足りません。
上に姉が四人いるので昔から可愛がられてよく着せ替えにされてたな・・・
あれ?可愛がられていたのか?
まぁ、それはどうでもいい、俺は今日トラックに跳ねられた。多分即死だ。痛くなかったもんな、うん。
なのに今居るここはどこだ?
キラキラと光り輝く真っ白な部屋にいる。
「真羅、貴方に伝えなくてはならないことがあります。」
突然声が降ってくる。
「誰?」
「私はノーリルの神です。」
「ノーリル?何それ?」
聞いたこともない。美味しいやつ?
「真羅が居た地球とは違う世界の神です。」
おお、何?この展開、まさかのアレですか?
「そのナンタラの神様が俺になんの用?」
「貴方は一度死にました。それはノーリルに降り立ってもらうための準備なのです。」
「は?ひょっとして俺あんたに殺されたの?」
準備ってなんだ、準備って!結構怖かったんだぞ!
「申し訳ない。真羅にはこれから別の世界で生きてもらいたい。」
「なんの為に?」
呼ばれたからには何かあるんだろう。勇者?加護いっぱいもらってチートになっちゃうの?
「貴方には魔王の暴走を防ぐ抑止力になってもらいたい。」
「抑止力?何それ?」
魔王をやっつけるんじゃないの?つまんないよ。
「魔王とこの世界は繋がりが強く、魔王を倒せばノーリル自体のバランスが崩れてしまうのです。貴方には魔王の力を抑える抑止力になってもらいたいのです。」
「繋がり?」
「この世界の魔王はあらゆる負の感情を吸収する為、負の感情が溜まりすぎると魔族は凶暴になり、人間も荒っぽい人が増えます。魔王が負の感情を溜め込まない為に貴方が必要なんです。」
「へぇー、そうなんだ。でも今までどうしてたの?」
「今までは別の人間が抑止力の役割を果たしてきました。ですが、先日亡くなってしまったのです。なのですぐに新しい抑止力となる人間を作らねばなりません。」
死んじゃったの?なんかちょっと怖いんだけど・・・
「そう言うからにはなんか貰えるんでしょ?」
「貴方には、魔王と張り合えるだけの魔力と、癒しの力を授けます。後、抑止力となる為の力も授けます。」
なんかわかんないけど、色々貰えるみたいだな、魔王と同等の魔力とか、最強じゃね?
「いいよ。やるよ。」
どうせ死んでるんだから行くとこないし、また生きれるなら何でもいいや。
「最後に、私の世界の人間は魔王が世界と繋がっていることを知りません。私の授けた使命も自分からは話さぬように、人間から接触してくるまで待ってください。」
何その注意事項。つまり転生した事は言っちゃダメって事かな?
「では、お願いします。」
「はい、いってきまーす。」
それを合図に光が解けていく。
「すみません。言い忘れました。貴方の肉体は潰れてしまっているので新しく作り直しています。気に入って貰えるとおも・・・・・・」
最後まで聞けないうちに白い世界は消えてしまった。
身体、新しくなったんだな、イケメンにしてくれてたりしないかな。
白い世界が消えて、俺は一本道の真ん中に立っていた。
辺りは緑の木々が生い茂っている。
明らかに俺の居た街じゃない。
すげーっ!憧れの異世界転生キター!
本当にあるんだなー。と浮かれていたけど、ふと気が付く。
街が見えん。俺はどこへ行けば?
マップとかあるんかな?
そう思って「マップ」とか、「ウインド」とか、「ステータス」とか色々唱えてみたけど出ない。
んー、そういうのない系?
俺どうすればいいの?
これって迷子?
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