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40 ハンターって何?
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優は石を取り出して画面を見ていた。
田原さんには別れ際に軽く会釈をする。
「優、どうだった?」
俺が聞くと何か歯切れの悪い答えが返ってくる。
「うん……レベル9になったよ」
あれ?
あまりうれしそうじゃないな。
「レベル9って、凄いな! 一気に3つも上がったじゃないか」
俺の方が驚いた。
「うん、ロンリーウルフやゴブリンを狩っている最中に1つ上がっていたから、ワーウルフを倒したときに一気に2つ上がった感じかな」
やはり優は歯切れ悪く答える。
何かひっかかることがあるのか?
「どうした? うれしくないのか?」
レベル9ともなれば、うれしいはずだぞ。
俺なんて大喜びだったが。
「だって、おやじさん……レベル10超えてるんだろ? 追いつけないじゃないか」
なるほど、それか。
優、もう無理だと思うぞ。
俺、レベル15になってるから。
だが、これは言えない。
「なんだ、そこか……そのうち追いつくよ」
俺がそう言うと優は少し悔しそうにして、
「それじゃあ、嫌なんだよな。 今がいいんだ・・」
ブツブツとつぶやいていた。
「そうだ、優! 基本のレベルは9だろうけど、職業のレベルは10になったんじゃないのか?」
優は目を大きくして、ステータス画面に注目。
「そうだよ! 忘れてた。 こっちのレベルの数値ばかりが気になって・・あった!! 上位職への転職ができるって」
優はすぐさま職業のところをタッチしていた。
聞けば大盗賊、忍者、ハンターとあるようだ。
ハンター?
何だそれ?
俺の時は運び屋だったぞ。
「優、ハンターって・・お前がチートじゃないのか?」
俺がそういうと優は嬉しそうに画面を見ながら考えていた。
「そんなこと知らないよ」
優の声が生き生きとしてきたな。
おっと、邪魔をしてはいけない。
俺が黙って見守っていると、また頭の中に声が聞こえてきた。
一体なんだ?
『・・誰かいないか・・返事をしてくれ』
天の声とも違う。
優しい声だ。
・・・
俺にしか聞こえていないらしい。
前を見ると、優はステータス画面とにらめっこしている。
この声、今回ははっきりと聞こえた。
返事をした方がいいのかな?
返事したらどうなるんだろう・・そう思うとちょっと怖いな。
う~ん・・次にあったら、その時には返事をしてみよう。
声だけでしか判断できないが、悪い感じは受けない。
って、俺、直感で失敗が多いからなぁ。
そんなことを考えていると優が話しかけてくる。
「おやじさん、どれがいいと思う?」
「そんなのわからないぞ。」
「う~ん……難しいなぁ……わからんよ」
「俺もわからないんだ。はじめは忍者が絶対いいと思ったんだけど、ハンターって響きがいいんだよなぁ」
優がうれしそうに話してくれる。
そうなんだよ、響きがいいんだよ。
「俺なんて、そんな選択なかったからな」
優にそう言ってみると、とてもうれしそうだった。
俺にないものがある、それがうれしいんだな。
それにしても、職に関してはロクな説明がないしな。
忍者では、相手に気づかれにくく移動ができ、隠密性に優れる。
その説明だけだものな。
ハンターは、狙った獲物を獲得しやすくなり、相手に気づかれにくい特性があるらしい、優の説明だ。
そりゃ、判断できないよな。
「優の直感では、どちらがいいと思う?」
俺はそう聞いてみた。
もはや直感に頼るのが一番いいと思う。
俺なんて、迷わずに忍者を選んだからな。
良いのか悪いのかわからない。
魔法もあるが、どこで使ってよいかわからないし。
「う~ん……パッと思ったのは、ハンターなんだ。でも、おやじさんの動きとか見てると忍者って、スゲーなって思うし……だから、わからないんだ」
優が真剣に悩んでる姿なんて、あんまり見ないな。
いい顔してる。
「優・・まぁ、家に帰りながら考えたらいいんじゃないか」
俺たちはとりあえず家に帰らなきゃならない。
すぐに選ばなくても逃げないだろう。
次のリポップまでに選べればいいんじゃないかとも俺は言ってみる。
優もうなずいて帰路に就いた。
田原さんには別れ際に軽く会釈をする。
「優、どうだった?」
俺が聞くと何か歯切れの悪い答えが返ってくる。
「うん……レベル9になったよ」
あれ?
あまりうれしそうじゃないな。
「レベル9って、凄いな! 一気に3つも上がったじゃないか」
俺の方が驚いた。
「うん、ロンリーウルフやゴブリンを狩っている最中に1つ上がっていたから、ワーウルフを倒したときに一気に2つ上がった感じかな」
やはり優は歯切れ悪く答える。
何かひっかかることがあるのか?
「どうした? うれしくないのか?」
レベル9ともなれば、うれしいはずだぞ。
俺なんて大喜びだったが。
「だって、おやじさん……レベル10超えてるんだろ? 追いつけないじゃないか」
なるほど、それか。
優、もう無理だと思うぞ。
俺、レベル15になってるから。
だが、これは言えない。
「なんだ、そこか……そのうち追いつくよ」
俺がそう言うと優は少し悔しそうにして、
「それじゃあ、嫌なんだよな。 今がいいんだ・・」
ブツブツとつぶやいていた。
「そうだ、優! 基本のレベルは9だろうけど、職業のレベルは10になったんじゃないのか?」
優は目を大きくして、ステータス画面に注目。
「そうだよ! 忘れてた。 こっちのレベルの数値ばかりが気になって・・あった!! 上位職への転職ができるって」
優はすぐさま職業のところをタッチしていた。
聞けば大盗賊、忍者、ハンターとあるようだ。
ハンター?
何だそれ?
俺の時は運び屋だったぞ。
「優、ハンターって・・お前がチートじゃないのか?」
俺がそういうと優は嬉しそうに画面を見ながら考えていた。
「そんなこと知らないよ」
優の声が生き生きとしてきたな。
おっと、邪魔をしてはいけない。
俺が黙って見守っていると、また頭の中に声が聞こえてきた。
一体なんだ?
『・・誰かいないか・・返事をしてくれ』
天の声とも違う。
優しい声だ。
・・・
俺にしか聞こえていないらしい。
前を見ると、優はステータス画面とにらめっこしている。
この声、今回ははっきりと聞こえた。
返事をした方がいいのかな?
返事したらどうなるんだろう・・そう思うとちょっと怖いな。
う~ん・・次にあったら、その時には返事をしてみよう。
声だけでしか判断できないが、悪い感じは受けない。
って、俺、直感で失敗が多いからなぁ。
そんなことを考えていると優が話しかけてくる。
「おやじさん、どれがいいと思う?」
「そんなのわからないぞ。」
「う~ん……難しいなぁ……わからんよ」
「俺もわからないんだ。はじめは忍者が絶対いいと思ったんだけど、ハンターって響きがいいんだよなぁ」
優がうれしそうに話してくれる。
そうなんだよ、響きがいいんだよ。
「俺なんて、そんな選択なかったからな」
優にそう言ってみると、とてもうれしそうだった。
俺にないものがある、それがうれしいんだな。
それにしても、職に関してはロクな説明がないしな。
忍者では、相手に気づかれにくく移動ができ、隠密性に優れる。
その説明だけだものな。
ハンターは、狙った獲物を獲得しやすくなり、相手に気づかれにくい特性があるらしい、優の説明だ。
そりゃ、判断できないよな。
「優の直感では、どちらがいいと思う?」
俺はそう聞いてみた。
もはや直感に頼るのが一番いいと思う。
俺なんて、迷わずに忍者を選んだからな。
良いのか悪いのかわからない。
魔法もあるが、どこで使ってよいかわからないし。
「う~ん……パッと思ったのは、ハンターなんだ。でも、おやじさんの動きとか見てると忍者って、スゲーなって思うし……だから、わからないんだ」
優が真剣に悩んでる姿なんて、あんまり見ないな。
いい顔してる。
「優・・まぁ、家に帰りながら考えたらいいんじゃないか」
俺たちはとりあえず家に帰らなきゃならない。
すぐに選ばなくても逃げないだろう。
次のリポップまでに選べればいいんじゃないかとも俺は言ってみる。
優もうなずいて帰路に就いた。
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