黒猫ツバキと魔女コンデッサ(本編完結済み)

東郷しのぶ

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黒猫ツバキの夏の日々

黒猫ツバキ、女神アマテラスの夏休みの宿題を手伝う

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登場キャラ紹介
 アマテラス……天照大神あまてらすおおみかみ。太陽神にして最高神。外見は15歳くらい。巫女の格好をしている。
 ウズメ……天鈿女命あめのうずめのみこと。芸能の神。外見は18歳くらい。踊り子風の和装をしている。
 タヂカラオ……天手力男神あめのたぢからおのかみ。力持ちな神。体格の良い少年の姿をしている。
 オモイカネ……思金神おもいかねのかみ。頭の良い神。賢い顔つきの少年の姿をしている。
 高木神……高御産巣日神たかみむすびのかみ。アマテラスの後見役にして教育係。白いアゴ髭を垂らした、威厳のある老人(老神?)の姿をしている。

 ダルマ……赤くて丸い人形。縁起物。モデルは、インドから中国へ仏教の『禅』を伝えた僧侶・達磨大師だるまたいし

※豆情報
 柱……神様の数え方。
 三界……仏教の世界観における、《欲界よくかい》・《色界しきかい》・《無色界むしきかい》のこと。もっとも精神性が高く、清らかなのは《無色界》。



 季節は夏。
 日本神話における天上世界《高天原たかまがはら》。

「これより、夏休みの宿題の内容を告げます」

 そう話す高木神たかぎのかみの前には、アマテラス・ウズメ・タヂカラオ・オモイカネ――4はしらの若い神が居た。
 アマテラスがブーブー文句を言う。

「夏休みは本来、休むためにあるものじゃろう? にもかかわらず〝宿題〟などという苦行くぎょうがあるのでは、本末転倒ほんまつてんとうではないか」
「アマテラス様。屁理屈へりくつを述べないでください」

 いさめるウズメに、タヂカラオとオモイカネも同調する。

「夏休みの宿題を苦行なんて考えるのは、アマテラス様だけだよな。力は、全ての問題を解決するぜ!」
「せっかく別天津神ことあまつかみの1柱である高木神様が先生をしてくださっているんですから、僕たちは有り難く教えを受けなければ。ま、優秀すぎる僕に、これ以上の勉強が必要かどうかは疑問ですけど」

 どうやら高木神が教師、アマテラスたち4柱は生徒――そのような立場になっているらしい。

「皆に〝夏休みの宿題〟を申し付けるにあたり、特別講師をお呼びしています」

 高木神の発言と同時に〝ボン!〟と音が鳴り、神々の眼前に赤い人形ひとがたが出現した。
 高さは、高木神の腰までくらい。全体的に丸く、コロコロしている。手や足が無い代わりに、顔がやたらと大きい。

 アマテラスが首をかしげる。

「ダルマさん……かの?」
「そのとおり。我輩わがはいは、ダルマである。だが、ただのダルマでは無いぞ。修行を積んで悟りを開いた〝スーパーなダルマ〟なのだ」
「スーパーのダルマ?」
「違う! 〝スーパーダルマ〟だ。〝スーパーダルマ〟では、スーパーマーケットの店内で展示されている縁起物えんぎもののようでは無いか!?」
「スマン」

 ダルマが怒りながらボインボインと跳ね回るので、アマテラスは謝った。

「まぁ、良い。ともかくこのたび、高木神殿に頼まれて、臨時講師をすることになった。我輩が夏休みの宿題として、お主等ぬしらにしてもらいたいのは、水墨画すいぼくがを描くことだ」
「水墨画……すみ一色の絵画ですね。ぜんの精神を表現する技法ですから、確かに〝ダルマ講師〟が出す課題としてはピッタリかもしれません」

 頷く、オモイカネ。
 タヂカラオはダルマに尋ねた。

「それで、俺たちは墨で何を描けば良いんだ?」
「お題は『煩悩退散ぼんのうたいさん』である!」
「『煩悩退散』……難しいテーマじゃな。わらわの中のどこを探しても〝煩悩〟と呼ぶべきモノは、そもそも存在しないゆえ

 困り顔のアマテラスに、ダルマが質問する。

天照あまてらす殿に訊こう。目の前に、ケーキ・シュークリーム・おはぎ・栗饅頭くりまんじゅうがある。どれを食べたい?」
「全部、食べたいのじゃ!」
「……更に、訊こう。1日24時間のうち、眠りたいのは何時間?」
「14時間じゃ!」
「……最後に訊く。美しいイケメン・爽やかなイケメン・セクシーなイケメン・渋いイケメン、このうちの誰と付き合いたい?」
「誰とも付き合いたくない。面倒くさいのじゃ」

 ウズメとタヂカラオ、オモイカネがコソコソと話す。
「アマテラス様、煩悩まみれですね」
「食欲と睡眠欲に、歯止めがいていないな。でも、恋愛方面の欲は無いみたいだぞ?」
「あれは、単に情緒じょうちょが未発達なだけでしょ」

「それでは皆、ダルマ殿の言いつけに従い、水墨画を描いてくるように。提出期限は10日後です」
 高木神は締切日しめきりびを示し、その日の授業を終了した。



 ここはボロノナーレ王国の端っこにある、魔女コンデッサの家。

「……ということがあったのが、9日前なのじゃ」
「提出期限まで、あと1日しか無いじゃないですか! ノンビリしていて大丈夫なんですか? アマテラス様」

 コンデッサは慌ててしまう。
 1柱でひょっこり遊びに来たアマテラスが、ゴロゴロしているためだ。

 黒猫のツバキが、コンデッサへ語りかける。
「心配すること無いニャ、ご主人様。アマちゃん様は、きっと既に〝水墨画〟ってモニョを描き終えているに違いないニャン」
「課題は全然、やってないぞ」

 アマテラスがキッパリと言う。何故か偉そうだ。

「あれより9日……月日は、嫌と言うほど強引に流れてしもうた。『強引ごういんいやのごとし』とは、まさにこの事じゃな」
「それは『光陰こういんのごとし』の間違いです」
 コンデッサが訂正する。

「何はともあれ、今からでも始めましょう」
「む、むう。意外とコンデッサは先生っぽいの?」
「ご主人様は昔、家庭教師をやっていたこともあるニャン」

 アマテラスが紙を広げる。当然ながら、真っ白だ。

「このまま提出したら、ダメかの? 『煩悩が無くなった、透明な世界』とか言って」
「ダメに決まっています。ほら、アマテラス様。すみをする!」
「コンデッサが厳しい……あ、墨が無い。どこかに忘れてきてしまったみたいじゃ」
「弱りましたね。我が家には、墨汁ぼくじゅうしかありませんが」
「墨汁で構わんじゃろ」
「しかし、本格的な水墨画では……」
「ご主人様。アマちゃん様に本格的な水墨画を描く技量は、もとから無いニャン」
「それもそうだな」
「アッサリ納得されると、妙に腹が立つの」
「アタシが墨汁を持ってくるニャ!」

 ツバキが張り切って駆け出し、しばらく経って、2足歩行でヨロヨロしながら戻ってきた。両前足を使って墨汁が入った容器を抱えている。

「お、おい、ツバキ。無理はするな」

 コンデッサが声を掛けた瞬間、ツバキは転んでしまった。その拍子に容器のふたが外れ、アマテラスが用意していた白紙の上に、墨汁がドボドボと流れ落ちる。

「あ~! 妾の紙の上に、墨汁が!」
「ごめんにゃさい、ごめんにゃさい!」
「ツバキ、後始末あとしまつは私がやる。お前は無闇むやみに歩き回るな。紙に足跡がつく」
「妾の紙に、ツバキの肉球がペッタンペッタン~!」
「ごめんにゃさい、ごめんにゃさい!」



 宿題の提出期限、その当日。
 神々とダルマが、前回と同じ場所に揃った。

「さて、お主等が仕上げた水墨画を見せてもらおう。どんな風に『煩悩退散』というテーマを表現したのか、楽しみである」

 ダルマは宿題の水墨画を点検しつつ、イチイチ感想を口にする。

「ふむ。鈿女うずめ殿は〝美しい深山幽谷しんざんゆうこく〟の風景を描いたのか。心が洗われる作品である」
手力男たぢからお殿は――〝手力男殿が自ら邪鬼を踏んづけている〟絵であるな。邪鬼のひたいに書いてある文字は〝ボンノ~〟……かなり直接的な示し方ではあるが、面白い」
思金おもいかね殿は、我輩のモデルである達磨大師だるまたいしの姿を絵にしたのか。背景に星々――銀河を添えるとは、っておるな」

 ウズメ・タヂカラオ・オモイカネが描いた水墨画は、いずれも高評価のようだ。

「で、天照あまてらす殿は?」
「う、うむ……」

 口籠もる、アマテラス。
 高木神は顎髭あごひげをしごき、〝ヤレヤレ〟といった表情になった。

「天照様。お忘れになられたのですか?」
「そうなのか? 天照殿」
「最高神である妾が、そんな失態しったいを犯すわけが無かろう! 妾のは、コレじゃ!」

 アマテラスは背後に隠し持っていた1枚の紙を、サッと差し出す。
 その紙に描かれている絵を見て、高木神はまゆをひそめた。

「なんですか? この墨絵すみえは。下半分は真っ黒で、上半分に点々とあるのは……足跡? これは、まるで猫の――」

「――っ! 素晴らしい!」
「ど、どうされたのですか? ダルマ殿」
「お分かりにならないのか? 高木神殿。天照殿は、水墨画の技法によって、『煩悩退散』のテーマを完璧に表現してみせた。本当に凄い事である。さすがは、日本神話の最高神殿!」
「ダルマ殿、いったい何を仰って――」
「説明しよう。まずは、この図の下半分の暗闇くらやみ。これは煩悩にまみれた衆生しゅじょうが住む《欲界》――その汚泥おでいを表している。ご覧なされ、この濁りきった黒を!」
「単に、墨汁をちまけただけのように見えますが」
「そして次に、図の上へのほうへと続き、白き《無色界むしきかい》へと消えていく幾多の痕跡こんせき。この模様は何だと思われる? 高木神殿」
「犬か猫の肉球――」
「まさか! 『煩悩退散』がテーマの水墨画で、そんなふざけたマネをする神など、居るはずも無い。これは5つの煩悩――《五蓋ごがい》を象徴化した模様なのだ。なんという、おそるべき発想なのであろう。貪欲とんよく(欲望)・瞋恚しんに(怒り)・睡眠すいめん(眠気)・掉悔じょうけ(後悔)・疑惑ぎわく(疑い)――瞑想めいそう修行の邪魔になる、5つのふた。即ち煩悩を天上世界へと退散させる、その行いを描くとは……ダルマである我輩でさえ、考えつかなかった天才的図柄と言えよう」
「いや……その……どう見ても、動物の足跡で――」

「この大きな黒丸くろまるは《貪欲とんよく》を、その上にある4つの黒丸はそれぞれ《瞋恚しんに》《睡眠すいめん》《掉悔じょうけ》《疑惑ぎわく》を意味している。そうであるな! 天照殿」
「あ……う、うん。そうなのじゃ。よくぞ、お分かりになったな。ダルマ殿」

 実はアマテラス……ツバキが墨汁をこぼした後にも別の紙にイロイロな墨絵を描いてみたのだが、変なさんかくや歪んだばってんなど、単純で怪しげな図柄しか作れなかったのである。《太陽の絵》を描いた際は『我ながら、会心かいしんの出来!』と思って喜び――しかし、コンデッサから「この絵は何ですか? 大きなまるから八方へ毛が生えているなんて……ゾウリムシの新種ですか?」と訊かれて、太陽神の少女はとても心が傷ついた。

 そんなわけで、ツバキの足跡だらけになっている最初の図が、意味不明ながらも1番マシであるため「ひょっとして、誤魔化せるかも?」と提出してみたのだ。
 すると思いがけず、ダルマに大絶賛されてしまった。

 こうなると、調子に乗るのがアマテラスである。

「妾の真意を理解してくれて嬉しいのじゃ、ダルマ殿!」
「天照殿。ともに修行して、悟りへの道を邁進まいしんしましょうぞ」
「承知したのじゃ」
「おお! 我輩の心が熱く燃える!」
「わ~! ダルマ殿。体も燃えておるぞ。火ダルマになっているのじゃ!」
「ダルマ殿も天照様も、静かにしてください。自分は未だ、天照様の水墨画が示している意味をみ込めず……己の中で消化し切れておりません」
「高木神~! 消化の前に、ダルマ殿の消火をしてくれ~!」

 鎮火後。

 黒焦げになったダルマが転がっている隣で、高木神がアマテラスたちへ述べる。
「では、国語・算数・理科・社会――水墨画以外の宿題も提出してください」

 ウズメたちは、キチンと他の宿題も終わらせていた。それに対してアマテラスは「え!?」と叫んだあと、ひたすら硬直している。

「よもや、天照様。〝取り組んだ宿題は水墨画だけで、他のは全て忘れていた〟なんて事は――」
「…………」
「天照様!?」
「落ち着くのじゃ、高木神。――色即是空しきそくぜくう空即是色くうそくぜしき。形あるモノは、いつかは必ず壊れる。壊れないということは、最初から形をなしてはいなかったということじゃ」
「…………」
「宿題は提出などせずとも、いつかは必ず解答で埋まる。永久に解答を与えられない――ならば、それは宿題では無かったということであり……」
「…………」
「宿題未提出こそ、悟りへ至る本道なのじゃ!」
「…………」



 数日後。
 コンデッサの家に、ウズメが訪ねてきた。アマテラスが描いた水墨画の事情を、だいたい察したらしい。

「そのような次第で、ツバキさんの足跡がついた図は、ダルマ様から賞賛されました。安心してくださいね、ツバキさん」
「良かったニャン」

 コンデッサがウズメへ問う。

「それで今、アマテラス様は?」
「高木神様に監視されながら、残りの宿題を必死になって片付けています。更に罰として、大量の追加分がありまして――」
「あにょ、ウズちゃん様。訊いても良いかニャ?」
「ハイ」
「どうして、神様に夏休みがあるニョ?」
「それは……高木神様がアマテラス様のために、春夏秋冬、全ての季節に長期休暇の予定を組んだのが始まりで――やがて、他の神にも適用されるようになったんです」
「休みの日を設けなければいけないほど、アマテラス様は働き詰めだったんですね」

 コンデッサが思い遣りの言葉を述べると、ウズメは首を横に振った。

「いいえ、逆です」
「え? 逆?」
「夏休みなど、長期の休暇を定めておかないと、アマテラス様は一年中、遊んでしまうのです。アマテラス様に〝それ以外の日には、少しでも働いてもらう〟のが目的で、お休みの期間を作ったら、どんどん長くなって……苦慮くりょされた高木神様は勉強の宿題を出されるようになり、けれどアマテラス様は、その宿題をするのを忘れてしまう――」
「……はぁ」
「にゃ~」

 ウズメが窓から外を眺める。

「ああ……空が高い。もうすぐ、夏も終わりますね」
「ええ」
「ニャン」
「未だ山積みになっている、アマテラス様の夏休みの宿題は……いつ終わるか分かりませんが……」
「……ええ」
「……ニャン」

 ボロノナーレ王国に、秋の気配が優しく近づいてきていた。



『黒猫ツバキの夏の日々』~おしまい~





♢おまけ

タヂカラオ「スポーツの秋!」
オモイカネ「読書の秋!」
ウズメ「芸術の秋!」
アマテラス「食欲の……焼き芋の秋なのじゃ!」

ツバキ「アマちゃん様だけ、〝秋〟の方向性が違うにゃん」
コンデッサ「私は煩悩がある神様のほうが、好きだけどな」



 カナカナカナ……。

ウズメ「夏の終わりを告げる、セミの鳴き声が聞こえます。風情ふぜいを感じますね」
アマテラス「セミ・ファイナル!」
ウズメ「アマテラス様。少し、静かにしてください」
アマテラス「ゴメンナサイなのじゃ」
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