6 / 75
第一章 虐げられた姫
第6話 後悔
しおりを挟む
「陛下、皇宮医からの報告です」
「申せ」
「まずは、第四皇女殿下は、虐待を使用人からも受けていたそうです」
「やはりそうか……」
うすうす感じてはいた。いくらルメリナの性格が悪いとはいえ、彼女が手を出すのは、機嫌が悪いときだけだ。後は、口で罵るくらい。手を出すくらい気に入らない存在と一緒の部屋だったとは思えないし、彼女がわざわざ部屋まで行くとは思えない。それなら、側にいる使用人に手を出す方が早いし楽だ。
それでも、身体中に古傷があるなら、使用人が手を出したとしか考えられない。レンドの言う通り、彼女には味方なんていなかったのだ。
「あと、骨が浮き出るほど痩せているようで、まともに食事すらも食べていないのではないかと。どうやら、お昼も一口も口にされていないようですし」
「では、食べやすいものに変えた方が良いな」
まともな食事も採れていないなら、固形物は良くないかもしれない。まずは、パンとスープだけにしておいた方がいいだろう。
「他は?」
「念のためにと、血液を採取したそうです。結果は数ヵ月は先になるでしょうが」
「……分かった。皇女と皇子を呼ぶ件はどうなっている?」
「あと数日はかかると思われます。まだ全員に呼び出しをかけられていないので」
ただでさえ、第四皇女を入れれば十一人もいる。連絡に時間がかかるのは予想できていたことだ。
「そういえば、ご存知か知りませんが、第四皇女殿下には、異名があったそうですよ?」
「異名?どんな」
「ルメリナ皇妃がつけたそうでして、【人形姫】と言うそうです。表情が変わらないからというのが理由だそうですよ?」
人形姫……か。確かに、彼女を表す言葉ではあるだろう。
「その噂が広まって、世間では冷宮の人形姫と呼ばれているそうです」
「どこから広まったんだ?」
「逃げた使用人ではないですか?」
そういえば、使用人は誰も見かけなかった。おそらく、皇女を迫害していたことを気づかれるのを恐れて逃げたんだろう。だが、皇宮で勤めていたという事実があれば、どこでも雇っては貰える。解雇理由は適当にでっち上げればいい。他の家で雇われている可能性もあるな。
「あの子はどうしている?」
「知りません」
「なら、私が一度会いに行ってみることにしよう」
「かしこまりました。予定をつけるようにさせます」
それから翌日、午前中に訪問することになった。
皇女の住んでいる、シトリン宮に向かう。空いている宮でいいだろうと思い、適当に選んだので、他の皇子や皇女と比べ、あまり広くない。元々離宮として使われていた場所でもあるからだ。
本当に、私は彼女には興味の欠片も持っていなかったんだな。
シトリン宮の中に入り、皇女がいる部屋の前までついた。事前に連絡は入れているので、問題はないだろう。
中に入ると、あのときハリナが言っていたように、ベッドに腰かけている。その隣に座った。
「フィレンティア」
そう声をかけると、ゆっくりとこちらを向いた。初めて会ったときも、自分がフィレンティアだと分かっているようだったし、質問にもうなずきで答えているから、言葉は理解しているんだろう。改めて見ると、やはり目に光がない。人形姫と呼ばれるだけはあるということか。
……私が、たとえ彼女の誕生日だけでも会いに行っていれば、ここまで壊れることはなかっただろうか。今さらなんだと思われているかもしれないが、これからはきちんと向き合わないとな。
「昨日は何も食べなかったと聞いた。今日の朝は食べたか?」
そう聞くと、ゆっくりとうなずいた。
「美味しかったか」と聞くと、反応がない。感情も壊れているようだし、美味しいという感覚もないのだろうか。
……味も感じられないということか。もしかしたら、すべての感覚がないのかもしれない。
感覚もない、感情もない、声も出せない、美しい外観。完全な人形だ。
見た目は、外見だけは良かったルメリナの娘だからか、本当に美しいと思う。だが、皇宮医の診断通り、骨が浮き出て見え、髪も手入れがあまりされていないのが分かる。ここで暮らし始めたから、前よりは多少はマシになっているのだろうが。
……彼女には、愛情が必要だ。自分が必要とされていることを自覚する必要がある。そうすれば、少しは人間になれるはずだ。
彼女が人形になってしまったのは、私が放置していたせいもある。彼女を人間にするのは、私のせめてもの罪滅ぼしだ。
「今さらなんだと思うかもしれないが、私は君が心配なんだ。だから、きちんと三食食べてくれ」
そう言うと、ゆっくりとうなずいた。
怒っているのかが分からない。本当に表情が変わらないから。怒りという感情も失くしているのかもしれないな。それに、彼女は断ることをしない。
ルメリナ皇妃は、自分に逆らうものには容赦がなかったし、断る権利もなかったんだろう。
いつまでもここにいては仕事が進まないので、そろそろ帰るとしよう。
「すまないが、これ以上仕事に穴を開けるわけにはいかない。また時間を見つけて会いに来る」
そう言っても、返事が返ってくることはない。下の方の一点だけを見つめたままこちらも見ない。彼女がこちらを見るのは、自分の名前を呼ばれたときだけのようだ。
部屋を出ていき、執務室に戻った。レクトはきっちりと書類を積んでいた。この量は、休憩なぞ取らせる気はないことが伺える。
書類の決裁を進めていく。そのときに、思い浮かんだのは、彼女のことだった。
……もし、彼女に感情が戻ったら、私は恨まれるだろうか。話せるようになったら、ふざけるなと怒鳴られるだろうか。もしかしたら、一発は殴られるかもしれない。
だが、そんなことをされても文句は言えないし、罰則をつける権利もない。こんなことは、彼女が今まで味わってきた苦しみに比べれば、なんてことない。
あの子を人間にするためにも、他の皇子や皇女の協力は必要不可欠だ。家族の愛情が彼女には必要だから。幸い、フローラルは彼女を好意的に思っているようだし、そこまでの問題が起こるようなことはないだろう。
唯一、アルクシードが彼女を突き飛ばしたという前科があるようだが、きっちりと叱れば問題はない。
「陛下、皇子殿下と皇女殿下全員の都合がついたようです」
ノックもせず、ドアを開けるなり、レクトはそんなことを言ってきた。
「日時は?」
「三日後ですね。明日と明後日は、婚約者と交流がある方がいらっしゃるようなので」
「それは中止にするわけにはいかないからな。三日後で問題ない。そのようにしてくれ」
三日後か。それまで私は、できるだけ彼女と交流してみるようにしよう。
「申せ」
「まずは、第四皇女殿下は、虐待を使用人からも受けていたそうです」
「やはりそうか……」
うすうす感じてはいた。いくらルメリナの性格が悪いとはいえ、彼女が手を出すのは、機嫌が悪いときだけだ。後は、口で罵るくらい。手を出すくらい気に入らない存在と一緒の部屋だったとは思えないし、彼女がわざわざ部屋まで行くとは思えない。それなら、側にいる使用人に手を出す方が早いし楽だ。
それでも、身体中に古傷があるなら、使用人が手を出したとしか考えられない。レンドの言う通り、彼女には味方なんていなかったのだ。
「あと、骨が浮き出るほど痩せているようで、まともに食事すらも食べていないのではないかと。どうやら、お昼も一口も口にされていないようですし」
「では、食べやすいものに変えた方が良いな」
まともな食事も採れていないなら、固形物は良くないかもしれない。まずは、パンとスープだけにしておいた方がいいだろう。
「他は?」
「念のためにと、血液を採取したそうです。結果は数ヵ月は先になるでしょうが」
「……分かった。皇女と皇子を呼ぶ件はどうなっている?」
「あと数日はかかると思われます。まだ全員に呼び出しをかけられていないので」
ただでさえ、第四皇女を入れれば十一人もいる。連絡に時間がかかるのは予想できていたことだ。
「そういえば、ご存知か知りませんが、第四皇女殿下には、異名があったそうですよ?」
「異名?どんな」
「ルメリナ皇妃がつけたそうでして、【人形姫】と言うそうです。表情が変わらないからというのが理由だそうですよ?」
人形姫……か。確かに、彼女を表す言葉ではあるだろう。
「その噂が広まって、世間では冷宮の人形姫と呼ばれているそうです」
「どこから広まったんだ?」
「逃げた使用人ではないですか?」
そういえば、使用人は誰も見かけなかった。おそらく、皇女を迫害していたことを気づかれるのを恐れて逃げたんだろう。だが、皇宮で勤めていたという事実があれば、どこでも雇っては貰える。解雇理由は適当にでっち上げればいい。他の家で雇われている可能性もあるな。
「あの子はどうしている?」
「知りません」
「なら、私が一度会いに行ってみることにしよう」
「かしこまりました。予定をつけるようにさせます」
それから翌日、午前中に訪問することになった。
皇女の住んでいる、シトリン宮に向かう。空いている宮でいいだろうと思い、適当に選んだので、他の皇子や皇女と比べ、あまり広くない。元々離宮として使われていた場所でもあるからだ。
本当に、私は彼女には興味の欠片も持っていなかったんだな。
シトリン宮の中に入り、皇女がいる部屋の前までついた。事前に連絡は入れているので、問題はないだろう。
中に入ると、あのときハリナが言っていたように、ベッドに腰かけている。その隣に座った。
「フィレンティア」
そう声をかけると、ゆっくりとこちらを向いた。初めて会ったときも、自分がフィレンティアだと分かっているようだったし、質問にもうなずきで答えているから、言葉は理解しているんだろう。改めて見ると、やはり目に光がない。人形姫と呼ばれるだけはあるということか。
……私が、たとえ彼女の誕生日だけでも会いに行っていれば、ここまで壊れることはなかっただろうか。今さらなんだと思われているかもしれないが、これからはきちんと向き合わないとな。
「昨日は何も食べなかったと聞いた。今日の朝は食べたか?」
そう聞くと、ゆっくりとうなずいた。
「美味しかったか」と聞くと、反応がない。感情も壊れているようだし、美味しいという感覚もないのだろうか。
……味も感じられないということか。もしかしたら、すべての感覚がないのかもしれない。
感覚もない、感情もない、声も出せない、美しい外観。完全な人形だ。
見た目は、外見だけは良かったルメリナの娘だからか、本当に美しいと思う。だが、皇宮医の診断通り、骨が浮き出て見え、髪も手入れがあまりされていないのが分かる。ここで暮らし始めたから、前よりは多少はマシになっているのだろうが。
……彼女には、愛情が必要だ。自分が必要とされていることを自覚する必要がある。そうすれば、少しは人間になれるはずだ。
彼女が人形になってしまったのは、私が放置していたせいもある。彼女を人間にするのは、私のせめてもの罪滅ぼしだ。
「今さらなんだと思うかもしれないが、私は君が心配なんだ。だから、きちんと三食食べてくれ」
そう言うと、ゆっくりとうなずいた。
怒っているのかが分からない。本当に表情が変わらないから。怒りという感情も失くしているのかもしれないな。それに、彼女は断ることをしない。
ルメリナ皇妃は、自分に逆らうものには容赦がなかったし、断る権利もなかったんだろう。
いつまでもここにいては仕事が進まないので、そろそろ帰るとしよう。
「すまないが、これ以上仕事に穴を開けるわけにはいかない。また時間を見つけて会いに来る」
そう言っても、返事が返ってくることはない。下の方の一点だけを見つめたままこちらも見ない。彼女がこちらを見るのは、自分の名前を呼ばれたときだけのようだ。
部屋を出ていき、執務室に戻った。レクトはきっちりと書類を積んでいた。この量は、休憩なぞ取らせる気はないことが伺える。
書類の決裁を進めていく。そのときに、思い浮かんだのは、彼女のことだった。
……もし、彼女に感情が戻ったら、私は恨まれるだろうか。話せるようになったら、ふざけるなと怒鳴られるだろうか。もしかしたら、一発は殴られるかもしれない。
だが、そんなことをされても文句は言えないし、罰則をつける権利もない。こんなことは、彼女が今まで味わってきた苦しみに比べれば、なんてことない。
あの子を人間にするためにも、他の皇子や皇女の協力は必要不可欠だ。家族の愛情が彼女には必要だから。幸い、フローラルは彼女を好意的に思っているようだし、そこまでの問題が起こるようなことはないだろう。
唯一、アルクシードが彼女を突き飛ばしたという前科があるようだが、きっちりと叱れば問題はない。
「陛下、皇子殿下と皇女殿下全員の都合がついたようです」
ノックもせず、ドアを開けるなり、レクトはそんなことを言ってきた。
「日時は?」
「三日後ですね。明日と明後日は、婚約者と交流がある方がいらっしゃるようなので」
「それは中止にするわけにはいかないからな。三日後で問題ない。そのようにしてくれ」
三日後か。それまで私は、できるだけ彼女と交流してみるようにしよう。
82
あなたにおすすめの小説
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
【コミカライズ決定】愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
【コミカライズ決定の情報が解禁されました】
※レーベル名、漫画家様はのちほどお知らせいたします。
※配信後は引き下げとなりますので、ご注意くださいませ。
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
悪役令嬢になるのも面倒なので、冒険にでかけます
綾月百花
ファンタジー
リリーには幼い頃に決められた王子の婚約者がいたが、その婚約者の誕生日パーティーで婚約者はミーネと入場し挨拶して歩きファーストダンスまで踊る始末。国王と王妃に謝られ、贈り物も準備されていると宥められるが、その贈り物のドレスまでミーネが着ていた。リリーは怒ってワインボトルを持ち、美しいドレスをワイン色に染め上げるが、ミーネもリリーのドレスの裾を踏みつけ、ワインボトルからボトボトと頭から濡らされた。相手は子爵令嬢、リリーは伯爵令嬢、位の違いに国王も黙ってはいられない。婚約者はそれでも、リリーの肩を持たず、リリーは国王に婚約破棄をして欲しいと直訴する。それ受け入れられ、リリーは清々した。婚約破棄が完全に決まった後、リリーは深夜に家を飛び出し笛を吹く。会いたかったビエントに会えた。過ごすうちもっと好きになる。必死で練習した飛行魔法とささやかな攻撃魔法を身につけ、リリーは今度は自分からビエントに会いに行こうと家出をして旅を始めた。旅の途中の魔物の森で魔物に襲われ、リリーは自分の未熟さに気付き、国営の騎士団に入り、魔物狩りを始めた。最終目的はダンジョンの攻略。悪役令嬢と魔物退治、ダンジョン攻略等を混ぜてみました。メインはリリーが王妃になるまでのシンデレラストーリーです。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる