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11. 距離を縮め
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わたくしの思惑通り、ルークは中に入れてくれました。やはり、根は悪い子ではないのでしょう。
ロザリーにはかなり反対されたのですよね、この方法。養子とはいえ、公爵家のお嬢さまが使用人と同じ格好になるのは落ち着かないのでしょう。
ですが、結局協力してくれることとなりました。今のロザリーは、わたくしの姿に偽装して、わたくしのふりをしてくださっているはずです。
ロザリーが二人も屋敷内にいたらおかしいですからね。養母さまにもお話ししておりますので、うまくフォローしてくれることでしょう。
宝石眼すらも隠せるとは、わたくしの偽装魔術もかなりの性能のようです。これが宝石眼の持つ力であるのなら、帝国が欲しがる理由もわかりますわね。
「出ていけ、私はお前と話すことなどない」
わたくしだとわかると、ルークはわたくしに背を向け、冷たく接します。
ですが、これで引き下がるわたくしではございません。
「わたくしがあるのです。わたくしが一方的に話しますから、ルークは聞いているだけで結構ですわ」
「……」
ルークは、これ以上何も言い返したりはしません。ですが、わたくしの宝石眼が見たくないのか、わたくしには背を向けたままです。
わたくしは、思いの丈を語ることにしました。
「あなたはわたくしの宝石眼を羨ましがっているようですが、わたくしはそうではないのですよ。むしろ、なければいいのにと思ったことすらありましたわ」
一年前。まだお母さまを亡くした事実から立ち直れていなかったわたくしの元に、養父さまが訪ねてきたとき、話していたこと。
二年前に、お父さまが、お母さまが亡くなったということを、養父さまに伝えただけで、当時はわたくしのことは知らなかったそうです。
公爵として忙しくしており、なかなか時間が取れなかったものの、なんとか時間を見つけてお母さまに花を供えに来たとき、屋敷でわたくしを見かけ、その瞳を見たときに、宝石眼だと気づいたのだとか。
それを皇帝陛下に報告したところ、一目見てみたいと言われてしまい、養子の話を持ってきました。
たとえ国外であろうと、宝石眼と思われる瞳をした者がいたら、陛下に報告義務があるそうです。そして、宝石眼の所有者であるか確認し、宝石眼であれば、帝国で丁重に保護されることになります。
ですが、帝位継承権所有者ですので保護とは名ばかりの監視になります。それに、自由などあるはずもありません。
だからこそわたくしは、行きたくないと訴えました。あの頃のわたくしにとって、残された家族であるお父さまと暮らすこと以上に重要なことなどなかったのですから。
ですが、養父さまからしても、養子にはできないとしても、わたくしを陛下に会わせなければなりません。
ですので、返事を保留とし、わたくしが一時的だとしても、離れてもいいと思えたときにまた、という話になったのです。
伯父さまが帰ってからしばらくの間、わたくしは、宝石眼というのが呪いのように感じられました。
わたくしのこの瞳が宝石でない、普通の瞳だったなら、こんな話はなかっただろうにと。
あの婚約破棄騒動さえなければ、今も堂々と、お父さまと一緒にハワード侯爵令嬢として過ごせただろうにと。
できることなら、ずっと逃げて、何も知らないままに生きていたかった。
「ですのでわたくし、あなたのほうが羨ましいのですよ。わたくしは、この宝石を持っている限り、逃げることは決してできませんから」
お母さまは、宝石眼のことを話さなかった。帝国には報告義務があるにも関わらず、今は王国の人間だと言って。
きっと、お母さまはわたくしの瞳の高貴な色に気づいていた。離れたくなく、一緒にいたい。だからこそ隠していたのでしょう。
現に、わたくしは学園に通うまでは、決して外に出されることはありませんでしたから。
ライル王国は、帝国では格下と見られているため、学園に帝国関係者がいなかったのは、奇跡という他ありません。
ですが、もう逃げられません。王国から逃げた以上、宝石眼からは逃げられなくなったのです。
「お話は以上ですわ。ごきげんよう」
わたくしは、偽装魔術でロザリーに変装し、ルークの部屋を出ました。
◇◇◇
数日後、わたくしが屋敷を歩いていると、「おい」と呼び止められる。
無礼極まりないですが、応じてあげることとしましょう。
わたくしは後ろを振り返り、声を書けてきた人物に視線を向ける。
「なんでしょう、ルーク」
「……話がある。僕の部屋に来い」
そう言って、ルークは自室のほうへと向かい始めます。
わたくしも、ルークの後に続きました。
ルークの後ろをわたくしがついていっているからか、使用人たちには珍しいものでも見るかのような視線を向けられます。
部屋に入ると、ルークはベッドに腰かけます。わたくしは、その場で立っていると、ルークに椅子に座るように促されてしまい、わたくしは椅子に座りました。
「話とはなんですか?」
「その前に聞きたい。お前がルミナーラ公爵家に来ると決めたきっかけはなんなんだ?一年も経って返事をするなら、何か理由はあるだろう」
「ーーっ!」
今までそんなことを聞かれもしなかったわたくしは、少々驚いてしまいました。
ですが、わたくしの養子の話の経緯を知っている者からすれば、当然の疑問でしょう。
養子の話を、最初はお父さまから離れたくないという理由で断っておきながら、一年で心変わりするなど。
「少々、ライル王国で暮らしにくい事情ができてしまいまして……ようは、逃げてきたのです」
詳しく話したくなかったわたくしは、少し曖昧な答えになってしまいました。
ですがルークは、それを変に思うような素振りは見せず、わたくしの様子をうかがっているような顔です。
「詳しくは知らないが、裏で皇族が関わっている可能性がある」
「……なぜそう言いきれるのです?」
わたくしは、真剣な顔でルークに向き合います。
ルークは、嘘を言っている様子はありません。どうやら、でたらめを言っているわけではないようです。
「半年ほど前、皇子殿下とは学園での知り合いなのだが、珍しく私に声をかけてきた。世辞にも仲が良いとは言えないのだが」
「……何かおっしゃられたので?」
「学業についての話をした後に、もっと精進するように、とだけだ。当時は意味がわからなかったが、屋敷に来たお前を見てわかった」
「そうですか……」
ルークが言いたいのは、ルークの座を脅かしかねないわたくしのことで警告をされた。つまりは、わたくしが公爵家養子となることは皇族は知っていたということでしょう。
まだ、わたくしが養父さまに連絡を取ったときならば、情報を得ていてもおかしくないかもしれません。
ですが、半年ほど前となると、まだわたくしは隣国へと向かうつもりはありませんでした。
それなのに、まるで確信しているかのような言葉……確かに、気になりますわね。
わたくしの妙な婚約破棄騒動といい、皇子殿下の発言といい、おかしな点が多すぎます。
これからは、皇族の行動にも目を光らせておきましょうか。
ロザリーにはかなり反対されたのですよね、この方法。養子とはいえ、公爵家のお嬢さまが使用人と同じ格好になるのは落ち着かないのでしょう。
ですが、結局協力してくれることとなりました。今のロザリーは、わたくしの姿に偽装して、わたくしのふりをしてくださっているはずです。
ロザリーが二人も屋敷内にいたらおかしいですからね。養母さまにもお話ししておりますので、うまくフォローしてくれることでしょう。
宝石眼すらも隠せるとは、わたくしの偽装魔術もかなりの性能のようです。これが宝石眼の持つ力であるのなら、帝国が欲しがる理由もわかりますわね。
「出ていけ、私はお前と話すことなどない」
わたくしだとわかると、ルークはわたくしに背を向け、冷たく接します。
ですが、これで引き下がるわたくしではございません。
「わたくしがあるのです。わたくしが一方的に話しますから、ルークは聞いているだけで結構ですわ」
「……」
ルークは、これ以上何も言い返したりはしません。ですが、わたくしの宝石眼が見たくないのか、わたくしには背を向けたままです。
わたくしは、思いの丈を語ることにしました。
「あなたはわたくしの宝石眼を羨ましがっているようですが、わたくしはそうではないのですよ。むしろ、なければいいのにと思ったことすらありましたわ」
一年前。まだお母さまを亡くした事実から立ち直れていなかったわたくしの元に、養父さまが訪ねてきたとき、話していたこと。
二年前に、お父さまが、お母さまが亡くなったということを、養父さまに伝えただけで、当時はわたくしのことは知らなかったそうです。
公爵として忙しくしており、なかなか時間が取れなかったものの、なんとか時間を見つけてお母さまに花を供えに来たとき、屋敷でわたくしを見かけ、その瞳を見たときに、宝石眼だと気づいたのだとか。
それを皇帝陛下に報告したところ、一目見てみたいと言われてしまい、養子の話を持ってきました。
たとえ国外であろうと、宝石眼と思われる瞳をした者がいたら、陛下に報告義務があるそうです。そして、宝石眼の所有者であるか確認し、宝石眼であれば、帝国で丁重に保護されることになります。
ですが、帝位継承権所有者ですので保護とは名ばかりの監視になります。それに、自由などあるはずもありません。
だからこそわたくしは、行きたくないと訴えました。あの頃のわたくしにとって、残された家族であるお父さまと暮らすこと以上に重要なことなどなかったのですから。
ですが、養父さまからしても、養子にはできないとしても、わたくしを陛下に会わせなければなりません。
ですので、返事を保留とし、わたくしが一時的だとしても、離れてもいいと思えたときにまた、という話になったのです。
伯父さまが帰ってからしばらくの間、わたくしは、宝石眼というのが呪いのように感じられました。
わたくしのこの瞳が宝石でない、普通の瞳だったなら、こんな話はなかっただろうにと。
あの婚約破棄騒動さえなければ、今も堂々と、お父さまと一緒にハワード侯爵令嬢として過ごせただろうにと。
できることなら、ずっと逃げて、何も知らないままに生きていたかった。
「ですのでわたくし、あなたのほうが羨ましいのですよ。わたくしは、この宝石を持っている限り、逃げることは決してできませんから」
お母さまは、宝石眼のことを話さなかった。帝国には報告義務があるにも関わらず、今は王国の人間だと言って。
きっと、お母さまはわたくしの瞳の高貴な色に気づいていた。離れたくなく、一緒にいたい。だからこそ隠していたのでしょう。
現に、わたくしは学園に通うまでは、決して外に出されることはありませんでしたから。
ライル王国は、帝国では格下と見られているため、学園に帝国関係者がいなかったのは、奇跡という他ありません。
ですが、もう逃げられません。王国から逃げた以上、宝石眼からは逃げられなくなったのです。
「お話は以上ですわ。ごきげんよう」
わたくしは、偽装魔術でロザリーに変装し、ルークの部屋を出ました。
◇◇◇
数日後、わたくしが屋敷を歩いていると、「おい」と呼び止められる。
無礼極まりないですが、応じてあげることとしましょう。
わたくしは後ろを振り返り、声を書けてきた人物に視線を向ける。
「なんでしょう、ルーク」
「……話がある。僕の部屋に来い」
そう言って、ルークは自室のほうへと向かい始めます。
わたくしも、ルークの後に続きました。
ルークの後ろをわたくしがついていっているからか、使用人たちには珍しいものでも見るかのような視線を向けられます。
部屋に入ると、ルークはベッドに腰かけます。わたくしは、その場で立っていると、ルークに椅子に座るように促されてしまい、わたくしは椅子に座りました。
「話とはなんですか?」
「その前に聞きたい。お前がルミナーラ公爵家に来ると決めたきっかけはなんなんだ?一年も経って返事をするなら、何か理由はあるだろう」
「ーーっ!」
今までそんなことを聞かれもしなかったわたくしは、少々驚いてしまいました。
ですが、わたくしの養子の話の経緯を知っている者からすれば、当然の疑問でしょう。
養子の話を、最初はお父さまから離れたくないという理由で断っておきながら、一年で心変わりするなど。
「少々、ライル王国で暮らしにくい事情ができてしまいまして……ようは、逃げてきたのです」
詳しく話したくなかったわたくしは、少し曖昧な答えになってしまいました。
ですがルークは、それを変に思うような素振りは見せず、わたくしの様子をうかがっているような顔です。
「詳しくは知らないが、裏で皇族が関わっている可能性がある」
「……なぜそう言いきれるのです?」
わたくしは、真剣な顔でルークに向き合います。
ルークは、嘘を言っている様子はありません。どうやら、でたらめを言っているわけではないようです。
「半年ほど前、皇子殿下とは学園での知り合いなのだが、珍しく私に声をかけてきた。世辞にも仲が良いとは言えないのだが」
「……何かおっしゃられたので?」
「学業についての話をした後に、もっと精進するように、とだけだ。当時は意味がわからなかったが、屋敷に来たお前を見てわかった」
「そうですか……」
ルークが言いたいのは、ルークの座を脅かしかねないわたくしのことで警告をされた。つまりは、わたくしが公爵家養子となることは皇族は知っていたということでしょう。
まだ、わたくしが養父さまに連絡を取ったときならば、情報を得ていてもおかしくないかもしれません。
ですが、半年ほど前となると、まだわたくしは隣国へと向かうつもりはありませんでした。
それなのに、まるで確信しているかのような言葉……確かに、気になりますわね。
わたくしの妙な婚約破棄騒動といい、皇子殿下の発言といい、おかしな点が多すぎます。
これからは、皇族の行動にも目を光らせておきましょうか。
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