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第三章 学園の少女達
第69話 夜明け前の決意
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「う~ん……はっ!」
いつの間に寝てしまっていたんだろう。そう思いながらも、ルーフェミアは体を起こした。
だが、そこは座っていたソファではなく、ベッドの上だった。隣では、カオルがすうすうと寝息をたてている。
もしかしたら、イリアが運んでくれたのかもしれない。そう思いながら、窓を見ると、まだまだ暗かった。
(夜明け前ですわね)
一度起きてしまったら、ルーフェミアはなかなか眠る事は出来ない。だからと言って、起き続けると、授業中に眠ってしまうかもしれない。
結果、とりあえずベッドで横になっている事にした。これで寝られれば問題ない。目をつぶっていれば、いつか寝られるだろう。
そう思っていたが、感覚的に30分は経っただろうに、まだ眠れない。とりあえず水を飲もうとしたが、水差しの中に水が入っていなかったので、魔法で水を生み出して、それを飲んだ。
(寝つけませんわね……いっそのこと、起きていた方が良いのかも……?)
長い時間経って、目をつぶっていたのに、眠る事が出来なかった。それなら、起きている方が良いのかもしれない。だが、それだと午後は睡魔との戦いになる。
やっぱり寝ようと思って、再びベッドで横になる。目をつぶっていたが、寝つけず寝返りをうち、その時にふと目を開けると、カオルの寝顔が視界に入った。
(改めて見ると、お人形みたいにきれいなお顔ですわね……)
自分も、美男美女な夫婦の間に生まれたのだから、それなりに整っている事は自覚している。でも、カオルはそれ以上にきれいだと感じた。
(これで、貴族の血縁ではないと言われて、信じる方が無理な気がしますわ)
美しい顔の者は、貴族がやはり多い。美しい女は、見初められるからだ。
その結果、その娘や息子も美形で生まれてくるのだ。平民で美形を探す方が難しいだろう。
(こんな顔で微笑まれたら、世の中の男は一瞬で虜にされそうですわね。……いや、もしかしたら手遅れかも……?)
誰かに聞いてみようかと思ったが、同年代は、もうカオルの美形には慣れているだろうし、年下は、恋愛対象として見る者は少ないだろう。だとしたら上級生になるが、上級生で知り合いなのは、セレスティーナの姉であるフィリシアだけだった。
他に知り合いはいるだろうか。そう考えて思い至ったのは、ルドニークだった。
(あまりお話した事はありませんけど……他に思い当たる方もいらっしゃいませんしね……)
ルーフェミアが躊躇しているのは、やはり彼が魔憑きであったからだ。
授業をサボっている事が多いのも、魔憑きの悪い噂に拍車をかけた。
(お会いしたらお話してみると言いましたし……やってみましょうか)
どのように話すのかとか、そんな事はまったく考えずに、ルーフェミアは再び目をつぶる。今回は、再びぐっすりと眠る事が出来た。
いつの間に寝てしまっていたんだろう。そう思いながらも、ルーフェミアは体を起こした。
だが、そこは座っていたソファではなく、ベッドの上だった。隣では、カオルがすうすうと寝息をたてている。
もしかしたら、イリアが運んでくれたのかもしれない。そう思いながら、窓を見ると、まだまだ暗かった。
(夜明け前ですわね)
一度起きてしまったら、ルーフェミアはなかなか眠る事は出来ない。だからと言って、起き続けると、授業中に眠ってしまうかもしれない。
結果、とりあえずベッドで横になっている事にした。これで寝られれば問題ない。目をつぶっていれば、いつか寝られるだろう。
そう思っていたが、感覚的に30分は経っただろうに、まだ眠れない。とりあえず水を飲もうとしたが、水差しの中に水が入っていなかったので、魔法で水を生み出して、それを飲んだ。
(寝つけませんわね……いっそのこと、起きていた方が良いのかも……?)
長い時間経って、目をつぶっていたのに、眠る事が出来なかった。それなら、起きている方が良いのかもしれない。だが、それだと午後は睡魔との戦いになる。
やっぱり寝ようと思って、再びベッドで横になる。目をつぶっていたが、寝つけず寝返りをうち、その時にふと目を開けると、カオルの寝顔が視界に入った。
(改めて見ると、お人形みたいにきれいなお顔ですわね……)
自分も、美男美女な夫婦の間に生まれたのだから、それなりに整っている事は自覚している。でも、カオルはそれ以上にきれいだと感じた。
(これで、貴族の血縁ではないと言われて、信じる方が無理な気がしますわ)
美しい顔の者は、貴族がやはり多い。美しい女は、見初められるからだ。
その結果、その娘や息子も美形で生まれてくるのだ。平民で美形を探す方が難しいだろう。
(こんな顔で微笑まれたら、世の中の男は一瞬で虜にされそうですわね。……いや、もしかしたら手遅れかも……?)
誰かに聞いてみようかと思ったが、同年代は、もうカオルの美形には慣れているだろうし、年下は、恋愛対象として見る者は少ないだろう。だとしたら上級生になるが、上級生で知り合いなのは、セレスティーナの姉であるフィリシアだけだった。
他に知り合いはいるだろうか。そう考えて思い至ったのは、ルドニークだった。
(あまりお話した事はありませんけど……他に思い当たる方もいらっしゃいませんしね……)
ルーフェミアが躊躇しているのは、やはり彼が魔憑きであったからだ。
授業をサボっている事が多いのも、魔憑きの悪い噂に拍車をかけた。
(お会いしたらお話してみると言いましたし……やってみましょうか)
どのように話すのかとか、そんな事はまったく考えずに、ルーフェミアは再び目をつぶる。今回は、再びぐっすりと眠る事が出来た。
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