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第1章 売却少女
第11話 好敵手
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廃都を駆け抜け、リヒター殿のいる城前へと向かう。その最中に体に軽減のエメラルドを張り巡らせておく。これまでの俺とリヒター殿の戦績は49戦12勝12敗25分けだ。力が拮抗しているため、同点なのだ。
そもそも、リヒター殿の魔法がどれほど作用するかによって、勝敗は大きく分かれる。なぜなら、リヒター殿の魔法は王道と名付けられているかなり規格外の魔法だからだ。
恐らくあの魔法を最もうまく使えるのは、リヒター殿だろう。その効果は、王道を歩めば歩むほど、自身の能力が上がる、という効果なのだが、何が厄介と言えば、この魔法は事実上の制限がない。王道と呼ばれる行いを重ねれば重ねるほど、リヒター殿は強くなる。
さて、今既に、一騎打ちを仕掛けるという王道的な行いが既になされているので、リヒター殿は強化されている。そしておそらく、リヒター殿もこちらに向かっているだろう。
詰まる所、そろそろご対面というわけである。いきなり、目の前の建物が倒壊する。
「また派手なことしますね、リヒター殿。」
「はっはっは、許せ!つい気分が高揚してしまってな!」
リヒター殿は、普段武器として槍を扱う。もちろん今もそれを携えている。しかしまぁ、槍で建物を倒壊させるわけだから、どうなってんだよって話である。
「さて、では早速始めようではないか。」
「そうですね、今日で俺の勝ち越しになりますし。」
「はっはっは、トラン間違えているぞ。貴殿の負け越しだ。」
「はは、冗談がうまいですね。」
軽口をかわし、構える。ここから先は全く油断ができない。なんと言っても、リヒター殿は正々堂々と戦えば、間違いなくディーナよりも強い。俺の全力を尽くし、それでようやく勝てるかどうかという相手。もちろんそれはリヒター殿も同じである。
「では、俺から行くぞ。」
静かに告げられたその言葉とは裏腹に、5メートルほどあった距離を瞬時に詰めて、リヒター殿はその手の槍を突き出してくる。俺はその槍を右手に塗った妨害の赤でいなしながら、
そのまま体を回転させて、回し蹴りを仕掛ける。
しかし、リヒター殿は槍を持たない左手でそれを防ぐ。一瞬浮いた俺の体をリヒター殿は足を掴んで放り投げる。俺は体を捻じ曲げ、着地する。その間、俺とリヒター殿の間に遅延の黄を塗っておく。
すると、予想通りリヒター殿は俺の着地点を狙おうと走って来ていたが、その道中には黄色がある。その上に立てばもちろんリヒター殿の動きは遅くなり、そしてそれは俺にとっての的になる。しかし、
「それは何度も見たぞ、トラン!」
リヒター殿は、地面に横一文字に槍で切り込みを入れ、それをひっくり返す。
「ーーなぁ!?」
まさか地面に塗った黄色が邪魔だからって、地面ごとぶっ壊すとか、どういう発想だよ。とにかく今は、これを避ける必要があるのだが。普通に避ければもちろんその隙を突かれるに決まってる。となるとどうするか。もちろん常套手段を使えばいい。
とりあえず俺は青色で地面盛り上げて、赤色塗って周りに展開。それで土砂が俺に落ちてくるのを防ぐ。
「そこだ!!」
するともちろんリヒター殿が攻撃を仕掛けてくる。今現在馬鹿力のリヒター殿の攻撃には、おそらく耐えれて5発程度。急いで、俺は後ろ側の壁に穴を開け、抜け出す。すると、リヒター殿は追撃して・・・来ない。
計画通りいったので、リヒター殿の横に回り、その横腹に全力の蹴りをぶちかます、予定だったのだが。
「ーーなるほど、してやられたな。」
リヒター殿があと1撃で壁を壊せる、というところで大きく距離をとる。そのせいで、俺の仕掛けていた視覚妨害の赤の効果範囲から出てしまう。
「はっはっは、危ない危ない。いつのまにか、貴殿の仕掛けた罠に引っかかっていたか。」
「いやいや、なんで気づいたんですか。」
「貴殿がこんな守りに徹するような男な訳ないだろう。何か企んでいるな、と思っていたら、貴殿の魔法の中に確か目を欺く魔法があったな、と思い出したわけだ。」
「無茶苦茶じゃないですか・・・。」
「貴殿に言われたくはないな。」
「ーー結局、いつも通りですね。」
そう、いつも通り。結局最後は、作戦なんてもののない、純粋な戦いとなる。身体中に青とエメラルドを張り巡らせる。いつものとは違い、解釈を変えた2色を。
「そうだな。互いに手の内を知ってしまっている俺たちの間に、小手先の技はやはり通用しんということだ。」
リヒター殿も槍を構える。
「はあ、またリヒター殿が有利になるじゃないですか。」
俺の張り巡らせたのは、能力推進の青と、負荷軽減のエメラルド。さぁ、始めるぞ。
「はっはっは、貴殿が強すぎるからな。これくらいのハンデは許せ。」
「リヒター殿の方が、よっぽど規格外ですよ。」
ため息をつき、構える。
「じゃあいつも通り。」
「やりあうとしようか!」
地を蹴る。俺とリヒター殿の蹴った土は大きく抉りとられる。リヒター殿の突き出した槍を顔を横にわずかにずらして避ける。そのまま、右手で繰り出したストレートをリヒター殿は頭突きで止める。さらに、リヒター殿はその勢いで横腹に蹴りを入れてくる。タイミング的に避けられないので、力を入れてなんとか耐える。
「っが、ぐ、う。」
痛みに嗚咽が漏れるが、それを無視してリヒター殿の足を左手で掴み、引っ張った勢いで右手でリヒター殿の腹に思いっきり殴打を加える。
「かはっ!」
俺と同様に嗚咽を漏らしたリヒター殿を、
「ふっ!」
そのまま回し蹴りで吹き飛ばす。その拍子にリヒター殿が槍を落とし、そのまま倒れる、ことはなく。無理やり空中で体制を立て直し、突っ込んで来たので俺は不意を突かれ、腹にもろに殴打を食らう。
吹き飛ばされた俺は立ち上がろうとするが、足がガクつき、膝をつく。これは、完全にもらってしまった。ぼやける視界の中、前を向けば。
「ぐぅ・・・。」
俺と同じように膝をつくリヒター殿の姿があった。なるほど、状況は同じか。すると、リヒター殿も顔を上げるので、目が合う。そして互いにニヤリと口を歪めて、無理やり立ち上がる。
「この、負けず嫌いめ、今ので、なぜ立っているのだ、全く。」
「はは、それを言ったら、リヒター殿も、でしょうに、人のこと、言えませんよ。」
互いに呼吸を大きく乱しながら、俺たちは最後の構えを取る。
「次で、終わりだな、トラン。」
「あぁ、終わりだ、リヒター。」
フラフラと、もう互いに走って近寄ることなどできはしない体を引きずるように、距離を詰める。そして、リヒターの目の前まで辿り着き。
「「あ、ああああぁぁぁぁぁぁ!!!」」
雄叫びを上げ、互いを殴る。ふらつきながら、何度も、何度もただの殴り合いを続ける。
ーーどれだけ経ったろうか。気付いた時には、俺の目の前ではリヒターが仰向けに倒れ、俺は死屍累々ながらも、立っていた。その様子に。
「・・・ほら、お、れが、かち、こしましたよ。」
そんなことを言って、俺は意識を失った。
#####
「はーい!お疲れ様ー!流石入学試験上位の2人でした!じゃあ次8回戦目の選手出て来てねー!」
そう言えばこれ幻想でしたね。目の前にはピンピンしてるリヒター殿。そんでもって俺も無傷。なんとなく、その状況に少し笑ってしまう。とりあえずここに立っていると邪魔なので、少し離れた場所に移動する。
「むぅ、俺が負け越してしまったか。」
リヒター殿が呟く。
「毎回毎回、ギリッギリの勝利なのが悔しいですが。」
「そう簡単に差をつけられてたまるか。」
ちなみにいつもは現実でこんなことしてるので、やりあった後2日くらいは療養することになることが多い。
「さて、では他の奴らの試合でも見に行くとするか。一番近いのは誰だったか。」
「確かグウェントがすぐでしたね。一個空きだった気がします。あ、あれグウェントじゃないですか?」
「む?」
噂をすれば影がさすとはこの事で、ちょうどグウェントが歩いて来た。
「おう、2人ともお疲れ。試合見てたが、なかなか泥沼な試合だったな。」
「いつもああなるんだよ。」
「リヒターも随分強いんだな。俺とやった時より動きが早かった気がするんだが?」
「ああ、今回は魔法が発動していたからな。また今度貴殿にも教えてやる。」
「お、頼むぜ。」
ここで、校長先生の声が響く。
「ーーさて、そろそろ俺の番だし行ってくるわ。2人とも応援してくれよ?」
「はいはい、観客席で見てるよ。」
手を振り、グウェントが去って行く。
「じゃあ俺たちも行きましょう、リヒター殿。」
「うむ、そうだな。」
そして俺たちは観客席に向かい、空いている席に座って、グウェントの試合が始まる時を待つことになった。
「あ、トランさん、リヒターさん。お疲れ様です。」
「2人ともお疲れ。凄かったわね。」
座っている俺たちの横にアリスとティナが座る。どうやら、さっきの試合も見てたらしい。
「ありがとう2人とも。」
「貴殿らも頑張ることだ。油断はしないようにな。」
「当然です。」
「そうね、気をつけるわ。」
なんかみんなどんどんリヒター殿にフレンドリーな口調になって来てる気がする。俺って堅苦しいのか?
「はーい、じゃあそろそろ始めまーす!選手は準備してねー!」
お、そろそろ始まるらしい。さて、どんな試合になるだろうか。
そもそも、リヒター殿の魔法がどれほど作用するかによって、勝敗は大きく分かれる。なぜなら、リヒター殿の魔法は王道と名付けられているかなり規格外の魔法だからだ。
恐らくあの魔法を最もうまく使えるのは、リヒター殿だろう。その効果は、王道を歩めば歩むほど、自身の能力が上がる、という効果なのだが、何が厄介と言えば、この魔法は事実上の制限がない。王道と呼ばれる行いを重ねれば重ねるほど、リヒター殿は強くなる。
さて、今既に、一騎打ちを仕掛けるという王道的な行いが既になされているので、リヒター殿は強化されている。そしておそらく、リヒター殿もこちらに向かっているだろう。
詰まる所、そろそろご対面というわけである。いきなり、目の前の建物が倒壊する。
「また派手なことしますね、リヒター殿。」
「はっはっは、許せ!つい気分が高揚してしまってな!」
リヒター殿は、普段武器として槍を扱う。もちろん今もそれを携えている。しかしまぁ、槍で建物を倒壊させるわけだから、どうなってんだよって話である。
「さて、では早速始めようではないか。」
「そうですね、今日で俺の勝ち越しになりますし。」
「はっはっは、トラン間違えているぞ。貴殿の負け越しだ。」
「はは、冗談がうまいですね。」
軽口をかわし、構える。ここから先は全く油断ができない。なんと言っても、リヒター殿は正々堂々と戦えば、間違いなくディーナよりも強い。俺の全力を尽くし、それでようやく勝てるかどうかという相手。もちろんそれはリヒター殿も同じである。
「では、俺から行くぞ。」
静かに告げられたその言葉とは裏腹に、5メートルほどあった距離を瞬時に詰めて、リヒター殿はその手の槍を突き出してくる。俺はその槍を右手に塗った妨害の赤でいなしながら、
そのまま体を回転させて、回し蹴りを仕掛ける。
しかし、リヒター殿は槍を持たない左手でそれを防ぐ。一瞬浮いた俺の体をリヒター殿は足を掴んで放り投げる。俺は体を捻じ曲げ、着地する。その間、俺とリヒター殿の間に遅延の黄を塗っておく。
すると、予想通りリヒター殿は俺の着地点を狙おうと走って来ていたが、その道中には黄色がある。その上に立てばもちろんリヒター殿の動きは遅くなり、そしてそれは俺にとっての的になる。しかし、
「それは何度も見たぞ、トラン!」
リヒター殿は、地面に横一文字に槍で切り込みを入れ、それをひっくり返す。
「ーーなぁ!?」
まさか地面に塗った黄色が邪魔だからって、地面ごとぶっ壊すとか、どういう発想だよ。とにかく今は、これを避ける必要があるのだが。普通に避ければもちろんその隙を突かれるに決まってる。となるとどうするか。もちろん常套手段を使えばいい。
とりあえず俺は青色で地面盛り上げて、赤色塗って周りに展開。それで土砂が俺に落ちてくるのを防ぐ。
「そこだ!!」
するともちろんリヒター殿が攻撃を仕掛けてくる。今現在馬鹿力のリヒター殿の攻撃には、おそらく耐えれて5発程度。急いで、俺は後ろ側の壁に穴を開け、抜け出す。すると、リヒター殿は追撃して・・・来ない。
計画通りいったので、リヒター殿の横に回り、その横腹に全力の蹴りをぶちかます、予定だったのだが。
「ーーなるほど、してやられたな。」
リヒター殿があと1撃で壁を壊せる、というところで大きく距離をとる。そのせいで、俺の仕掛けていた視覚妨害の赤の効果範囲から出てしまう。
「はっはっは、危ない危ない。いつのまにか、貴殿の仕掛けた罠に引っかかっていたか。」
「いやいや、なんで気づいたんですか。」
「貴殿がこんな守りに徹するような男な訳ないだろう。何か企んでいるな、と思っていたら、貴殿の魔法の中に確か目を欺く魔法があったな、と思い出したわけだ。」
「無茶苦茶じゃないですか・・・。」
「貴殿に言われたくはないな。」
「ーー結局、いつも通りですね。」
そう、いつも通り。結局最後は、作戦なんてもののない、純粋な戦いとなる。身体中に青とエメラルドを張り巡らせる。いつものとは違い、解釈を変えた2色を。
「そうだな。互いに手の内を知ってしまっている俺たちの間に、小手先の技はやはり通用しんということだ。」
リヒター殿も槍を構える。
「はあ、またリヒター殿が有利になるじゃないですか。」
俺の張り巡らせたのは、能力推進の青と、負荷軽減のエメラルド。さぁ、始めるぞ。
「はっはっは、貴殿が強すぎるからな。これくらいのハンデは許せ。」
「リヒター殿の方が、よっぽど規格外ですよ。」
ため息をつき、構える。
「じゃあいつも通り。」
「やりあうとしようか!」
地を蹴る。俺とリヒター殿の蹴った土は大きく抉りとられる。リヒター殿の突き出した槍を顔を横にわずかにずらして避ける。そのまま、右手で繰り出したストレートをリヒター殿は頭突きで止める。さらに、リヒター殿はその勢いで横腹に蹴りを入れてくる。タイミング的に避けられないので、力を入れてなんとか耐える。
「っが、ぐ、う。」
痛みに嗚咽が漏れるが、それを無視してリヒター殿の足を左手で掴み、引っ張った勢いで右手でリヒター殿の腹に思いっきり殴打を加える。
「かはっ!」
俺と同様に嗚咽を漏らしたリヒター殿を、
「ふっ!」
そのまま回し蹴りで吹き飛ばす。その拍子にリヒター殿が槍を落とし、そのまま倒れる、ことはなく。無理やり空中で体制を立て直し、突っ込んで来たので俺は不意を突かれ、腹にもろに殴打を食らう。
吹き飛ばされた俺は立ち上がろうとするが、足がガクつき、膝をつく。これは、完全にもらってしまった。ぼやける視界の中、前を向けば。
「ぐぅ・・・。」
俺と同じように膝をつくリヒター殿の姿があった。なるほど、状況は同じか。すると、リヒター殿も顔を上げるので、目が合う。そして互いにニヤリと口を歪めて、無理やり立ち上がる。
「この、負けず嫌いめ、今ので、なぜ立っているのだ、全く。」
「はは、それを言ったら、リヒター殿も、でしょうに、人のこと、言えませんよ。」
互いに呼吸を大きく乱しながら、俺たちは最後の構えを取る。
「次で、終わりだな、トラン。」
「あぁ、終わりだ、リヒター。」
フラフラと、もう互いに走って近寄ることなどできはしない体を引きずるように、距離を詰める。そして、リヒターの目の前まで辿り着き。
「「あ、ああああぁぁぁぁぁぁ!!!」」
雄叫びを上げ、互いを殴る。ふらつきながら、何度も、何度もただの殴り合いを続ける。
ーーどれだけ経ったろうか。気付いた時には、俺の目の前ではリヒターが仰向けに倒れ、俺は死屍累々ながらも、立っていた。その様子に。
「・・・ほら、お、れが、かち、こしましたよ。」
そんなことを言って、俺は意識を失った。
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「はーい!お疲れ様ー!流石入学試験上位の2人でした!じゃあ次8回戦目の選手出て来てねー!」
そう言えばこれ幻想でしたね。目の前にはピンピンしてるリヒター殿。そんでもって俺も無傷。なんとなく、その状況に少し笑ってしまう。とりあえずここに立っていると邪魔なので、少し離れた場所に移動する。
「むぅ、俺が負け越してしまったか。」
リヒター殿が呟く。
「毎回毎回、ギリッギリの勝利なのが悔しいですが。」
「そう簡単に差をつけられてたまるか。」
ちなみにいつもは現実でこんなことしてるので、やりあった後2日くらいは療養することになることが多い。
「さて、では他の奴らの試合でも見に行くとするか。一番近いのは誰だったか。」
「確かグウェントがすぐでしたね。一個空きだった気がします。あ、あれグウェントじゃないですか?」
「む?」
噂をすれば影がさすとはこの事で、ちょうどグウェントが歩いて来た。
「おう、2人ともお疲れ。試合見てたが、なかなか泥沼な試合だったな。」
「いつもああなるんだよ。」
「リヒターも随分強いんだな。俺とやった時より動きが早かった気がするんだが?」
「ああ、今回は魔法が発動していたからな。また今度貴殿にも教えてやる。」
「お、頼むぜ。」
ここで、校長先生の声が響く。
「ーーさて、そろそろ俺の番だし行ってくるわ。2人とも応援してくれよ?」
「はいはい、観客席で見てるよ。」
手を振り、グウェントが去って行く。
「じゃあ俺たちも行きましょう、リヒター殿。」
「うむ、そうだな。」
そして俺たちは観客席に向かい、空いている席に座って、グウェントの試合が始まる時を待つことになった。
「あ、トランさん、リヒターさん。お疲れ様です。」
「2人ともお疲れ。凄かったわね。」
座っている俺たちの横にアリスとティナが座る。どうやら、さっきの試合も見てたらしい。
「ありがとう2人とも。」
「貴殿らも頑張ることだ。油断はしないようにな。」
「当然です。」
「そうね、気をつけるわ。」
なんかみんなどんどんリヒター殿にフレンドリーな口調になって来てる気がする。俺って堅苦しいのか?
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