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喫茶店の三人
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本日カルマは喫茶店にいた、すると横から話し声が聞こえた。
「ねぇ、暗黒騎士のあの話知ってる?村を滅ぼした話。」
「うんうん、聞いたことあるよー。」
隣に座っているのは二人組の女の子だった、十六、七歳位の子達である。
「なんか村の食料すべて奪って村の女の人皆攫って行った挙句村を焼き払っちゃったんだってねー。」
「ホントやる事すごいよねー流石魔王軍?って感じー。」
(んんん?)
妙な疑問がカルマの頭に生じた。そんな事までしたっけ?と。
「ちょっと君たち?」
「え、あ!カルマさんですか!?」
「え?ほんとだ!カルマさんだ!」
今のカルマは王都内では有名人だ、こうなる事は分かっていたがその話がとても気になる。
「あの、今の話僕にも聞かせてくれないかな?」
「あ、はい!勿論!」
女の子は快く話し始めた。
ある村は、小さかったが活気溢れ村人達は皆仲が良くとてもいい村だったそうだ、だがそんなある日。
『おい貴様ら!食料を寄越せ!さもなくば村全てを焼き払』
「ちょっと待って。」
「はい?」
女の子の話を中断し、聞いた。
「ほ、本当にその話であってる?」
「はい、学校の先生に聞いたので間違い無いですよ?」
女の子はそう言った、がカルマは額を抑えてその日を思い返した。
(確かに村に行ったけどそんな事言ってないぞ?確かあの時はまだ暗黒騎士なりたてで丸かったから。)
『すみませんが少し食料を分けて頂けませんか?勿論お礼はしますので』
(みたいな言い方だったはずなんだけど!確かにソフトな言い方したのに村人さん凄い怯えてたけどさ!どんだけ怯えてんだ!歴史が変わってんじゃねーか!)
たかだか十年程前の話がここまで変わるとは。
「あの、続けますか?」
「あぁうん、ごめん続けて。」
女の子は続きを話し始めた。
『しょ、食料はお渡ししますのでい、命だけはお助けください!』
『ふん!貴様らの態度にもよるがな、ほらさっさと持ってこい!』
『は、はい!』
この時村人達は顔の色が真っ青だったそうだ。
『こ、これでありったけでございます暗黒騎士様。』
『たったのこれだけか?』
『は、はい。』
『我の下僕よ立て!この村全ての家を隅々まで掃除して食料をある分だけ取ってこい!』
そう言って暗黒騎士は二十人以上の騎士を立ち上がらせ全ての家に突撃させた。
ガン!
カルマは頭をテーブルに叩きつけた。
「か、カルマさん!?」
テーブルに額をつけたまま頭の中で叫んだ。
(んな事してねぇよぉぉぉ!何だそれ歴史改変もいい所だなおい!誰もそんな事言ってねぇよぉぉ!確かあの時は。)
『こんなに頂いて宜しいのですか?』
『は、はい。』
『では、お礼に・・・そうだ!我が下僕よ!この村の家を隅々まで掃除しろ!』
(そうじゃねぇよ!下僕も村人も掃除の意味履き違えてるよ!家の掃除だよ!誰も村人一掃しろって命令したんじゃねぇよ!道理で掃除してる筈なのに悲鳴が聞こえると思ったよ!一般常識考えろよ掃除で人殺すとか有り得ねぇだろが!あ、魔王軍はそっちが常識なのか、やっぱ魔王軍頭おかしいな!)
自分が元魔王軍だった事を忘れているカルマくん。
「え、えっと大丈夫ですか?」
カルマは頭を上げ答えた。
「あ、ごめん大丈夫、大丈夫だから。」
「えっと続き聞きますか?」
(まだ何かやったっけ?)
心当たりが無いのが怖い。
「た、頼みます。」
女の子は続きを話し始めた。
『ふむ、肉が足らんな。』
『そ、そんな!この村では肉はあまり無いのです!村には本当にこれだけしかありません!』
『あるではないか』
『え?』
『ほれ、こちらに歩いて来ている女だ。』
『そ、そんな!』
『人間の女で構わん残らず連れてこい、それで足りる。』
流石に怒ったのか村長さんは言い返そうとした、が。
『ッッッ!それは流石に無理で』
『我の言うことが聞けんのか?』
暗黒騎士は黒いオーラを纏った剣を静かに持ち上げた。
『ッ!・・・少・・・々・・お待・・ち・・くだ・・さい。』
『ふむ、最初からそう言えば良いのだ。』
『こ、これで全員です。』
『お父さん!嫌だ!嫌だよ!』
『くッ!やっぱり返せ!返してくれ!俺のたった一人の娘を!家族を奪わないでくれ!』
『待って!その人は僕の婚約者なんだ!僕が代わりになる!だから、だから彼女だけは!』
『喧しいぞ!』
『ぐッ・・・・・・はァッ・・・』
『そん・・・・・・な・・・』
暗黒騎士は反抗した村人を全ての殺してしまった。
ガガン!
カルマは割れんばかりの勢いで頭をテーブルに叩きつけた、そして頭の中で叫んだ。
(言ってねぇしやってねぇよぉぉぉ!)
「か、カルマさん!?」
女の子の声がもはや聞こえていない。
(確かにあの時なんか肉が足りないなぁとは思ったよ!思ったけどさ!)
『これだけですか?』
(って出来るだけ優しく問いかけたじゃん!なんなら今の所人生で一番優しい問いかけだったわ!しかもさ!)
『もし足りないなら、村の人間を幾人か連れて参りましょうか?』
(あれ村長の提案じゃん!何で俺が悪い事になってんの!?しかもさ!)
『私、暗黒騎士様に付いて行きますわ!』
『わたしも!』
『私もです!』
『えぇ!?』
(あの女の人たちが付いて来たの自ら進んでじゃん!だから何で俺が悪いことになってんの!?俺一つも悪いことしてねぇよぉぉぉ!後さぁ!)
『お前が行ってしまったら俺はどうすればいいんだ!』
『お父さん最近再婚しようと思ってて私の事邪魔だと思ってたでしょ。』
『ッッッ!』
『娘のこと考えずに自分の事しか考えてないクソ親父なんてこっちから願い下げだよ!』
『あぁそうかよ!勝手にしろ!二度と帰ってくんな!』
『言われなくても二度と来るか!』
『待って下さい!ようやく結婚が決まったんです!どうか彼女だけは!』
『貴方結婚詐欺師でしょ。』
『ッッッ!!』
『前々から怪しかったんだけどこの前貴方と貴方の友達が話してる所、聞いちゃったの。』
『それはッ!』
『何がいい金づるだ、よ!何がヤる事ヤったしもういいや、よ!何が正直あの顔はないw、よぉぉ!あんた人の事馬鹿にすんのも大概にしなさいよぉぉぉぉ!』
『ッ!前二つはともかく正直顔はないわ!お前一度でも鏡見たことあんのかこの顔面底なし沼がぁ!』
『あんたバレたからって面と向かって失礼無礼言いまくってんじゃ無いわよ!顔面底なし沼って何が言いたいのよ!どんな顔よ言ってみなさいよぉ!』
『言ってやらァ!泥色で異臭がして顔の毛穴からワニとかカバ出てきそうな顔だよ!』
『意味わかんないのよ!』
『るせぇ!もう用はねぇんだよ!さっさと消えろやァ!お前を視界に入れてたら目が痛くて涙が止まんねぇわ!』
『消えてやるわよ!えぇ今すぐ消えてやるわよ!二度とその面見せんじゃないわよこのクソ野郎がァ!』
(全部思い出したけど俺蚊帳の外じゃん!俺何も関係ないじゃん!村人が勝手に喧嘩して女の人が俺の方に来ただけじゃん!)
「えぇーとカルマさん?ほんとに大丈夫ですか?」
赤くなった額と頭を上げ答えた。
「え、えぇまぁ、ちなみに後どれ位あります?」
「もう終わりますよ?」
「ではお願いします。」
「は、はい。」
『帰るぞ下僕達よ、こんな村滅びてしまえば良いのだ。』
すると暗黒騎士は少し考える様にして思いついたようにこう言った。
『おい女ども!お前達の手であの村に火を付けてあの村を滅ぼして来い。』
『そ、そんな!故郷をそんな事には。』
『今ここで貴様を殺しても良いのだぞ?』
そう言って暗黒騎士は攫った女の人達に火を付けさせた。
「これで終わりですけど。」
ガァァァン!!
女の子が言い終わる前に額でテーブルに亀裂を作った。
「カルマさぁぁぁん!」
もう聞こえていない。
(最初っから最後まで真実がねぇぇぇぇ!違うよ!俺何も言ってないよ!でも勝手に付いて来た女の人達が話し始めたんじゃん!)
『ねぇ、あんな村あっても仕方ないし潰さない?』
『良いわね!』
『あんな村無い方がこの世の為よ!』
(とか言って自分で火付けたんじゃん!俺何も悪く無いよ!何なのこれ!俺の話じゃないじゃん!真実は暗黒騎士の恐ろしい話じゃなくてあの村の嘘みたいな本当の話じゃん!何この話!)
「カルマさん?」
呼ばれて木の破片が刺さり出血してる額と頭を上げ答えた
「大丈夫ですよ。」
「いやテーブルが。」
「だ、大丈夫です、そ、それよりその話は本当にあったんですよね?」
「はい勿論!全く許せませんね!」
真実を話したい、が言っても誰も信用しないし証拠もない、かと言って私暗黒騎士です、なんて名乗り出る訳にもいかない、
カルマは爽やかな笑顔で二人にこう言った。
「本当に許せませんね!でも大丈夫、暗黒騎士は私が必ず倒してみせましょう!」
二人からの期待と尊敬の視線がとても痛かった。
「ねぇ、暗黒騎士のあの話知ってる?村を滅ぼした話。」
「うんうん、聞いたことあるよー。」
隣に座っているのは二人組の女の子だった、十六、七歳位の子達である。
「なんか村の食料すべて奪って村の女の人皆攫って行った挙句村を焼き払っちゃったんだってねー。」
「ホントやる事すごいよねー流石魔王軍?って感じー。」
(んんん?)
妙な疑問がカルマの頭に生じた。そんな事までしたっけ?と。
「ちょっと君たち?」
「え、あ!カルマさんですか!?」
「え?ほんとだ!カルマさんだ!」
今のカルマは王都内では有名人だ、こうなる事は分かっていたがその話がとても気になる。
「あの、今の話僕にも聞かせてくれないかな?」
「あ、はい!勿論!」
女の子は快く話し始めた。
ある村は、小さかったが活気溢れ村人達は皆仲が良くとてもいい村だったそうだ、だがそんなある日。
『おい貴様ら!食料を寄越せ!さもなくば村全てを焼き払』
「ちょっと待って。」
「はい?」
女の子の話を中断し、聞いた。
「ほ、本当にその話であってる?」
「はい、学校の先生に聞いたので間違い無いですよ?」
女の子はそう言った、がカルマは額を抑えてその日を思い返した。
(確かに村に行ったけどそんな事言ってないぞ?確かあの時はまだ暗黒騎士なりたてで丸かったから。)
『すみませんが少し食料を分けて頂けませんか?勿論お礼はしますので』
(みたいな言い方だったはずなんだけど!確かにソフトな言い方したのに村人さん凄い怯えてたけどさ!どんだけ怯えてんだ!歴史が変わってんじゃねーか!)
たかだか十年程前の話がここまで変わるとは。
「あの、続けますか?」
「あぁうん、ごめん続けて。」
女の子は続きを話し始めた。
『しょ、食料はお渡ししますのでい、命だけはお助けください!』
『ふん!貴様らの態度にもよるがな、ほらさっさと持ってこい!』
『は、はい!』
この時村人達は顔の色が真っ青だったそうだ。
『こ、これでありったけでございます暗黒騎士様。』
『たったのこれだけか?』
『は、はい。』
『我の下僕よ立て!この村全ての家を隅々まで掃除して食料をある分だけ取ってこい!』
そう言って暗黒騎士は二十人以上の騎士を立ち上がらせ全ての家に突撃させた。
ガン!
カルマは頭をテーブルに叩きつけた。
「か、カルマさん!?」
テーブルに額をつけたまま頭の中で叫んだ。
(んな事してねぇよぉぉぉ!何だそれ歴史改変もいい所だなおい!誰もそんな事言ってねぇよぉぉ!確かあの時は。)
『こんなに頂いて宜しいのですか?』
『は、はい。』
『では、お礼に・・・そうだ!我が下僕よ!この村の家を隅々まで掃除しろ!』
(そうじゃねぇよ!下僕も村人も掃除の意味履き違えてるよ!家の掃除だよ!誰も村人一掃しろって命令したんじゃねぇよ!道理で掃除してる筈なのに悲鳴が聞こえると思ったよ!一般常識考えろよ掃除で人殺すとか有り得ねぇだろが!あ、魔王軍はそっちが常識なのか、やっぱ魔王軍頭おかしいな!)
自分が元魔王軍だった事を忘れているカルマくん。
「え、えっと大丈夫ですか?」
カルマは頭を上げ答えた。
「あ、ごめん大丈夫、大丈夫だから。」
「えっと続き聞きますか?」
(まだ何かやったっけ?)
心当たりが無いのが怖い。
「た、頼みます。」
女の子は続きを話し始めた。
『ふむ、肉が足らんな。』
『そ、そんな!この村では肉はあまり無いのです!村には本当にこれだけしかありません!』
『あるではないか』
『え?』
『ほれ、こちらに歩いて来ている女だ。』
『そ、そんな!』
『人間の女で構わん残らず連れてこい、それで足りる。』
流石に怒ったのか村長さんは言い返そうとした、が。
『ッッッ!それは流石に無理で』
『我の言うことが聞けんのか?』
暗黒騎士は黒いオーラを纏った剣を静かに持ち上げた。
『ッ!・・・少・・・々・・お待・・ち・・くだ・・さい。』
『ふむ、最初からそう言えば良いのだ。』
『こ、これで全員です。』
『お父さん!嫌だ!嫌だよ!』
『くッ!やっぱり返せ!返してくれ!俺のたった一人の娘を!家族を奪わないでくれ!』
『待って!その人は僕の婚約者なんだ!僕が代わりになる!だから、だから彼女だけは!』
『喧しいぞ!』
『ぐッ・・・・・・はァッ・・・』
『そん・・・・・・な・・・』
暗黒騎士は反抗した村人を全ての殺してしまった。
ガガン!
カルマは割れんばかりの勢いで頭をテーブルに叩きつけた、そして頭の中で叫んだ。
(言ってねぇしやってねぇよぉぉぉ!)
「か、カルマさん!?」
女の子の声がもはや聞こえていない。
(確かにあの時なんか肉が足りないなぁとは思ったよ!思ったけどさ!)
『これだけですか?』
(って出来るだけ優しく問いかけたじゃん!なんなら今の所人生で一番優しい問いかけだったわ!しかもさ!)
『もし足りないなら、村の人間を幾人か連れて参りましょうか?』
(あれ村長の提案じゃん!何で俺が悪い事になってんの!?しかもさ!)
『私、暗黒騎士様に付いて行きますわ!』
『わたしも!』
『私もです!』
『えぇ!?』
(あの女の人たちが付いて来たの自ら進んでじゃん!だから何で俺が悪いことになってんの!?俺一つも悪いことしてねぇよぉぉぉ!後さぁ!)
『お前が行ってしまったら俺はどうすればいいんだ!』
『お父さん最近再婚しようと思ってて私の事邪魔だと思ってたでしょ。』
『ッッッ!』
『娘のこと考えずに自分の事しか考えてないクソ親父なんてこっちから願い下げだよ!』
『あぁそうかよ!勝手にしろ!二度と帰ってくんな!』
『言われなくても二度と来るか!』
『待って下さい!ようやく結婚が決まったんです!どうか彼女だけは!』
『貴方結婚詐欺師でしょ。』
『ッッッ!!』
『前々から怪しかったんだけどこの前貴方と貴方の友達が話してる所、聞いちゃったの。』
『それはッ!』
『何がいい金づるだ、よ!何がヤる事ヤったしもういいや、よ!何が正直あの顔はないw、よぉぉ!あんた人の事馬鹿にすんのも大概にしなさいよぉぉぉぉ!』
『ッ!前二つはともかく正直顔はないわ!お前一度でも鏡見たことあんのかこの顔面底なし沼がぁ!』
『あんたバレたからって面と向かって失礼無礼言いまくってんじゃ無いわよ!顔面底なし沼って何が言いたいのよ!どんな顔よ言ってみなさいよぉ!』
『言ってやらァ!泥色で異臭がして顔の毛穴からワニとかカバ出てきそうな顔だよ!』
『意味わかんないのよ!』
『るせぇ!もう用はねぇんだよ!さっさと消えろやァ!お前を視界に入れてたら目が痛くて涙が止まんねぇわ!』
『消えてやるわよ!えぇ今すぐ消えてやるわよ!二度とその面見せんじゃないわよこのクソ野郎がァ!』
(全部思い出したけど俺蚊帳の外じゃん!俺何も関係ないじゃん!村人が勝手に喧嘩して女の人が俺の方に来ただけじゃん!)
「えぇーとカルマさん?ほんとに大丈夫ですか?」
赤くなった額と頭を上げ答えた。
「え、えぇまぁ、ちなみに後どれ位あります?」
「もう終わりますよ?」
「ではお願いします。」
「は、はい。」
『帰るぞ下僕達よ、こんな村滅びてしまえば良いのだ。』
すると暗黒騎士は少し考える様にして思いついたようにこう言った。
『おい女ども!お前達の手であの村に火を付けてあの村を滅ぼして来い。』
『そ、そんな!故郷をそんな事には。』
『今ここで貴様を殺しても良いのだぞ?』
そう言って暗黒騎士は攫った女の人達に火を付けさせた。
「これで終わりですけど。」
ガァァァン!!
女の子が言い終わる前に額でテーブルに亀裂を作った。
「カルマさぁぁぁん!」
もう聞こえていない。
(最初っから最後まで真実がねぇぇぇぇ!違うよ!俺何も言ってないよ!でも勝手に付いて来た女の人達が話し始めたんじゃん!)
『ねぇ、あんな村あっても仕方ないし潰さない?』
『良いわね!』
『あんな村無い方がこの世の為よ!』
(とか言って自分で火付けたんじゃん!俺何も悪く無いよ!何なのこれ!俺の話じゃないじゃん!真実は暗黒騎士の恐ろしい話じゃなくてあの村の嘘みたいな本当の話じゃん!何この話!)
「カルマさん?」
呼ばれて木の破片が刺さり出血してる額と頭を上げ答えた
「大丈夫ですよ。」
「いやテーブルが。」
「だ、大丈夫です、そ、それよりその話は本当にあったんですよね?」
「はい勿論!全く許せませんね!」
真実を話したい、が言っても誰も信用しないし証拠もない、かと言って私暗黒騎士です、なんて名乗り出る訳にもいかない、
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