王子さまの首いただきますっ! ~転生したらフェチがひどくなってるんですけど どうしたらよいでしょうか(泣)

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依存、ダメ、ゼッタイ!

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「あー、それは御愁傷様です。」


笑いを含んだ顔でベニーが私に手を合わせて頭を下げる。

他人事だと思って!
完全に面白がってるわね!


「ベニー様!ふざけている場合ではありませんわ!アリス様、時間はあまりありませんが3人いるのですから、みんなで考えましょう?」


「えっ!俺も!?」


「当たり前です!…まぁ、でも急なことですからお手伝いいただけなくても仕方ありませんわ。アリス様、リサさん程ではありませんが、私もアリスを支えたいのです。」

チラリとベニーを見ながらマチルダが言うと、はっ!としたベニーが何故か焦り出した。

「さっ、さっきのは冗談ですよ~ハハハ!もちろん、私も協力するよ。私達は幼なじみじゃないですか~
!ハハハ」


「「気持ち悪っ。」」


何なのその貴族口調は!
ベニーって何か焦ると貴族の口調になるんだよね。
何か隠し事でもあるのかしら?

怪しい…。

「何を言っているんだい?二人とも。さぁさぁ!新入生代表の挨拶を考えようじゃないか!」


「…そんなにリサさんに気に入られたいのね(ボソッ)」


何か呟いたような気がしてマチルダを見たけどスンとした顔をしている。
気のせいだった様だ。


はぁ~。
それにしても何てダメダメな子なのだろうか私は。
自分にがっかりする。


でもあんまり甘えすぎるのも良くないわ!
お兄様に考えて貰ったのを何とか思い出せれば大丈夫だと思うし!
うん。たぶん。


それに、このままだとマチルダ依存症になってしまう自分が容易に想像できる…。

それはいかん!


「ありがとう二人とも。でも、大丈夫!先程お兄様に馬車の中で考えていただいたのを思い出すわ!」


「そうでしたの!良かったですわ。アリス様のお兄様が考えてくださったのなら間違いないですものね!」



すると、何故かベニーが私の肩に手を乗せ鬼気迫る表情で言い募ってきた。



「それはダメだ!アリス、思い出せないんでしょう?うんうん、そうに違いない!私には分かりますよ!それなら私に任せてください!一緒に新しく考えま…ムグっ!」

「アリス様、講堂に着いたようですわ!私達はお邪魔しないように離れておりますので、どうぞゆっくり思い出してくださいませね?」

ベニーの口をハンカチで塞いだマチルダは言い募るベニーを私から引き離してくれた。

あー怖かった。
何が目がマジだった!


「あっ、ありがとうマチルダ!ベニー、あなた大丈夫?様子おかしいけど…」

「うふふっ。ベニー様は大丈夫ですわ。学園に来られて嬉しいのは分かりますけれど、そんなにはしゃがないで下さいませ。」

「そうだったの?もぅ~ベニーはまたまだ子供ね!」

あ~びっくりした!
遠足の日の子供みたいな感じだったのね!

ベニーは『違う!』とばかりに口を押さえられたまま首を左右に振っているけれど、そんなに恥ずかしがらなくてもいいのにね!

微笑ましいわぁ。

「それではアリス様、私達は席に向かいますわね。」

「ありがとう二人とも!また後でね!」

「ムグ…モゴモゴ…!」


そうしてマチルダはベニーを引きずるようにして席に向かっていった。


「さて、私も舞台袖に行きますか!」


そうして私は新入生代表の挨拶を思い出しながら
集合場所に向かうのであった。



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