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前世からの趣味
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講堂を入って左にまっすぐ進むと、扉があり、その前には警備のお兄さんが立っている。
どうやらこの先が集合場所みたい。
そして、お兄さんやたら前髪が長いけれど、ちゃんと前が見えてるのかしら?
ん~、簾さんと名付けよう!
「おはようございます。新入生のアリス・リネンブルグと申します。」
「…。」
名前を告げると、扉を開いてくれた。
簾さん…無言だけど、進んで良いのかしら?
開けてくれてるし良いのよね?
「失礼致します。」
私は簾さんに一礼して前に進むと、中は螺旋状の緩やかなスロープになっていて、赤いじゅうたんが敷かれている。
どうやら下に降りるみたいね!
スロープを進むとまた扉があり、先程の警備の方とは違った執事風の叔父様が立ってにこやかに出迎えてくれた。
わぁ!素敵な叔父様だわ!
叔父様は…ナイスミドルさんと名付けよう!
先程から次々にアダ名を付けているが、実は前世の私は人にアダ名を付けるのが好きだった。
いつも頭の中だけで呼ぶアダ名だから、他の人に言った事はないんだけど、密かな楽しみだったのだ。
何と今世でもその趣味は続いていたりする。
ベニーは初対面坊主でつるっとして可愛いかったから、心の中でゆで卵ちゃんと呼んでいた。
うっかり本人に呼んでしまって、すっごく嫌がられて以来、ゆで卵ちゃんは封印したのよねぇ。
少し遠い目をしているとナイスミドルさんが声をかけてくれた。
「おはようございます。アリス・リネンブルグ様でございますね?どうぞ中でゆっくりお過ごし下さい。」
「おはようございます。ありがとうございます! 」
「元気があって良いですね。」
ナイスミドルさんが素敵な笑顔で扉を開いてくれた。
癒される~。
素敵な叔父様の笑顔は最高です!
しかも名乗っていないのに私が誰だか分かるなんて、すごく仕事が出来るのね!
一礼して中に入るとちゃんとした部屋の様な作りになっていて、お洒落なテーブルが中央にあり、ソファーがコの字型に並んでいる。
広すぎず、中々落ち着くお部屋だわ。
ソファーには男子生徒が1人座って本を読んでいた。
彼がもう一人の新入生代表の方かしら?
制服の胸元を見ると星のピンが1つ付いているので、新入生に間違いなさそうね。
この学園では胸元に付ける星のピンの数によって学年が分かる様になっている。
「おはようございます。はじめまして、私アリス・リネンブルグと申します。こちらに座っても宜しいでしょうか?」
「あっ!おはようございます。もちろんどうぞ!僕はポール・コーナーと申します。同じ新入生なんですね!これから宜しくお願いします。」
「こちらこそ宜しくお願い致します!コーナー様。」
わぁ~笑顔が子犬みたいに可愛い~!
思わずナデナデしてあげたくなっちゃうわ。
彼はチワワみたいな大きな瞳だから、チワちゃんと名付けよう!
そうそう、コーナーと言えば有力な侯爵家で、確か領地では織物などの産業が盛んなのよね。
コーナー領で作られた糸や生地はとても質が良くて、学園の制服もコーナー領で作られたものらしいの。
チワちゃんが着ている制服の刺繍糸は特注なのだろう。光沢は絶妙な色合いで、柔らかい雰囲気のチワちゃんにとても良く似合っていた。
「本を読んでいる途中に声を掛けてしまって、申し訳ありませんでした。何を読んでらっしゃるのですか?」
「これは人体の解剖図が載っている本ですね。
そこの本棚から借りたのですが、 暇潰しに読んでいたんですけど中々面白いですよ!良かったら読んでみますか?」
すんごくキラキラした笑顔で内蔵がリアルに書かれたページを差し出してきたわ!
えっ…読まなきゃダメ?
どうやらこの先が集合場所みたい。
そして、お兄さんやたら前髪が長いけれど、ちゃんと前が見えてるのかしら?
ん~、簾さんと名付けよう!
「おはようございます。新入生のアリス・リネンブルグと申します。」
「…。」
名前を告げると、扉を開いてくれた。
簾さん…無言だけど、進んで良いのかしら?
開けてくれてるし良いのよね?
「失礼致します。」
私は簾さんに一礼して前に進むと、中は螺旋状の緩やかなスロープになっていて、赤いじゅうたんが敷かれている。
どうやら下に降りるみたいね!
スロープを進むとまた扉があり、先程の警備の方とは違った執事風の叔父様が立ってにこやかに出迎えてくれた。
わぁ!素敵な叔父様だわ!
叔父様は…ナイスミドルさんと名付けよう!
先程から次々にアダ名を付けているが、実は前世の私は人にアダ名を付けるのが好きだった。
いつも頭の中だけで呼ぶアダ名だから、他の人に言った事はないんだけど、密かな楽しみだったのだ。
何と今世でもその趣味は続いていたりする。
ベニーは初対面坊主でつるっとして可愛いかったから、心の中でゆで卵ちゃんと呼んでいた。
うっかり本人に呼んでしまって、すっごく嫌がられて以来、ゆで卵ちゃんは封印したのよねぇ。
少し遠い目をしているとナイスミドルさんが声をかけてくれた。
「おはようございます。アリス・リネンブルグ様でございますね?どうぞ中でゆっくりお過ごし下さい。」
「おはようございます。ありがとうございます! 」
「元気があって良いですね。」
ナイスミドルさんが素敵な笑顔で扉を開いてくれた。
癒される~。
素敵な叔父様の笑顔は最高です!
しかも名乗っていないのに私が誰だか分かるなんて、すごく仕事が出来るのね!
一礼して中に入るとちゃんとした部屋の様な作りになっていて、お洒落なテーブルが中央にあり、ソファーがコの字型に並んでいる。
広すぎず、中々落ち着くお部屋だわ。
ソファーには男子生徒が1人座って本を読んでいた。
彼がもう一人の新入生代表の方かしら?
制服の胸元を見ると星のピンが1つ付いているので、新入生に間違いなさそうね。
この学園では胸元に付ける星のピンの数によって学年が分かる様になっている。
「おはようございます。はじめまして、私アリス・リネンブルグと申します。こちらに座っても宜しいでしょうか?」
「あっ!おはようございます。もちろんどうぞ!僕はポール・コーナーと申します。同じ新入生なんですね!これから宜しくお願いします。」
「こちらこそ宜しくお願い致します!コーナー様。」
わぁ~笑顔が子犬みたいに可愛い~!
思わずナデナデしてあげたくなっちゃうわ。
彼はチワワみたいな大きな瞳だから、チワちゃんと名付けよう!
そうそう、コーナーと言えば有力な侯爵家で、確か領地では織物などの産業が盛んなのよね。
コーナー領で作られた糸や生地はとても質が良くて、学園の制服もコーナー領で作られたものらしいの。
チワちゃんが着ている制服の刺繍糸は特注なのだろう。光沢は絶妙な色合いで、柔らかい雰囲気のチワちゃんにとても良く似合っていた。
「本を読んでいる途中に声を掛けてしまって、申し訳ありませんでした。何を読んでらっしゃるのですか?」
「これは人体の解剖図が載っている本ですね。
そこの本棚から借りたのですが、 暇潰しに読んでいたんですけど中々面白いですよ!良かったら読んでみますか?」
すんごくキラキラした笑顔で内蔵がリアルに書かれたページを差し出してきたわ!
えっ…読まなきゃダメ?
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