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【金野つばきの学級-一】
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「ねえ君……落としたよ」
金色のお団子頭をした少女、金野つばきは、心が読めるエスパーである。
だから、その少年──紫園太陽がつばきを拾った時、月子のことを好いていると、すぐにわかった。
新宿にある高校の文化祭の日。
体育館が会場のライブでの事だった。
アンプから響く爆音の演奏。
響く月子の歌声。
この日の為、中島美嘉のあの曲を小平にある自宅で必死に練習してきた月子の歌声は、まるで本物のロックシンガーだった。
体育館の最前列には、ファンクラブの女子達が陣取っていて、一般客は近づけない。
でも、体育館の舞台脇、いちばん月子が格好よく見える所に、月子の親友たちはそっと置かれた。
赤毛のぼたん。
オーロラの瞳のアキ。
ハートの目の愛らしいサクラ。
金髪の異国の少女──つばき。
「おつかれー、月子ちゃん! かっこよかったよ!」
舞台脇で音響を担当していた女子生徒が、声をかける。
「……ありがとう」
クールな月子は、そう言うと、こっそり置いた姉妹達を新宿のマルイの袋に詰めた。
……はずだったが、出待ちの女子生徒達に揉みくちゃにされているうちに、末っ子が落ちた。
月子ちゃん!
叫んだけれど、人形の声は届かない。
むぎゅ。
何人かに踏まれて、上履きの跡がついた。
さっ。
細い手が、つばきを拾った。
こっそり後ろを見る。
黒い短髪に、この高校の学ラン。
細身で背は月子より高い。
握る手はなぜか人形みたいに冷たい。
イケメンさんだ。
つばきは思った。
心を読んでみる。
──すごい。やっぱりかっこいいや……練習、頑張ってたもんなあ……綺麗なひとだなあ……
この子、月子ちゃんに惚れてる……
つばきは、その少年に興味を持った。
「……なに?」
月子が振り返った。
取り巻きのファンクラブの女子達も振り返る。
でも、その男の子は、物怖じしなかった。
「ほら、このお人形。君のかと……」
ばっ。
月子はつばきを勢いよく取った。
「……ありがと」
短くそう言うと、後ろを向いた。
待っていましたとばかりにファンクラブの子達がまた、話しかけ始める。
「あの」
それでも、男の子は諦めなかった。
ファンクラブの子達はまた、ウザったそうに少年をじろりと睨む。
「僕、一年D組の、紫園。紫園太陽。……君、なんていうの?」
「ちょっとっ! この人は午後の部の練習があって忙しいの。後にして──」
「灰島」
月子は後ろを向いたまま、ファンクラブの子達の声を上書きした。
「灰島月子」
「あのさ、うちのクラス、屋台やってて……その……来てくれると」
紫園くんが言い終わる前に、月子は歩き出した。
つばきは袋から顔を出して、伸ばしていた紫園くんの手を、見えなくなるまで見ていた。
──五年後。
「おはようございます」
月子先生が教室に入ってきた。
四周目が始まったのだ。
机は四つ並んでいるけれど、座っているのは、つばきだけ。
そう。サクラお姉ちゃんも、逝ったの。
「出席取ります。赤城さん」
「……」
「蒼井さん」
「……」
「桃原さん」
「……」
「金野さん」
「……はい」
ぱたん。
月子先生は名簿を閉じた。
目をつぶって、ふう、と息を吐いた。
……疲れている。
つばきに心が伝わった。
まあ、そうか。
三十回近く、殺されてるんだもの。
身体は無事だけど、心が、疲弊しつくしている。
つばきはエスパーだ。
心を読むだけではなく、状態も診察できる。
疲弊度……八十九。
……たいへん。立ってるだけでもやっとな数値だ。
でも。
お姉ちゃん達が目指した、人形学級。
世界で一番優しくて世界で一番平和な、人形学級。
その先生には、どんな困難にも負けない強い覚悟と意思が必要だ。
月子先生は、教育実習生。
これから、その先生になる。
つばきも、試練を与えないといけない。
課題は簡単。
どんなに死んでも、また教壇に立ってもらう。
授業を最後まで続けて貰う。
それだけだ。
お姉ちゃん達みたいに、難しい課題じゃない。
……大丈夫だよ、月子ちゃん。
あなたなら、達成、出来るはず。
わたしには見えるよ。
月子ちゃんが頑張ってきた姿が。
──六年前。一月四日。
こんこん。
深夜二時。
開いている問題集は数学。
三平方の定理が、この時期になっても正答率が上がらない。
証明が上手くできない。
模試は、いつもここで引っかかっている。
希望の新宿の都立高校は、偏差値的に余裕が無い。
でも、どうしてもそこに通いたい。
大学進学において教育学部への進学率が高いからだ。
それに──この小平という土地から、離れたかった。
だから十二月三十日から元旦までの塾が休みの日は、朝から晩まで参考書を開いて、一昨日から始まった冬期講習の特訓コースで朝九時から夜の十時まで缶詰になった。
そして帰宅して、また問題集を開く。
がむしゃらに、頑張った。
「あんまり根詰めると、続かないよ」
お母さんがミルクティーを入れて持ってきてくれた。
「……ありがと」
お母さんの入れてくれるミルクティーは美味しい。
でも、お母さんは、あんまりお話を聞いてくれる人じゃない。
だから、自分のことは、自分で解決しなければならない。
そうやって、十五歳まで生きてきた。
そうやって、生きてきた。
六年経った。
今、人形学級の教壇に立っている。
そう、自分で、試練を果たさなくてはならない。
一時間目は、算数だ。
いつの間にか、机が六列、三十人、学級にいる。
つばき以外は、皆のっぺらぼう。
「はい、じゃあ、教科書三十二ページ開いてください」
月子先生が言う。
心を読む。
どうやら月子には、あの九月一日のクラスメイトが並んでいるように見えるようだ。
「田中くん、一問目、答えはなんですか?」
月子先生に向かって左から二列目、前から三番目の人形に、問いかける。
「……」
「田中くん?」
「おしっこ!」
「田中くん」は、唐突に席を立ち、月子が何か言う前に廊下に走り出した。
「おい田中、トイレくらい行っとけよー!」
「あはは、田中くんうけるー!」
「あははは」
クラスがどよめく。
「はいはい、静かに、静かに!」
月子は声を大きくする。
が、ちっともおさまらない。
そのうち、誰かが消しゴムを投げて、前の生徒に当たった。
「おい、誰だよ!」
喧嘩が始まった。
「みんな、静かに! 授業中ですよ、お口にチャックでーす!」
でも、もうどうにもならない。
小平の小学校では、いつもこうだった。
黒木先生が、どんなに叫んでも、どんなに呼びかけても、子供たちは騒いではしゃいで。
学級崩壊。
その言葉がぴったりだった。
はあ。
月子は教卓に顔を突っ伏した。
「……諦める?」
つばきは席を立って、月子を覗き込んだ。
「……みんな、お口にチャックだよ……」
つばきは心を読む。
……あーあ。折れちゃってる。
しかたない、か。
がし。
月子が気がつくと、のっぺらぼう達に囲まれている。
え。
自分が腕を後ろ手に羽交い締めにされている。
「い、いた、いたい!」
びりっ。
つばきはガムテープを伸ばした。
「諦める?」
そして月子に近づいて。
「……まだ、諦めないよね?」
口に貼った。
びりっ。
もう一枚剥がした。
「月子先生は……人形学級の先生だもんね……?」
鼻に貼った。
「んー! んー!」
息ができない月子先生は、顔を振って苦しんだ。
「……待ってる。もう一度、ね」
その抵抗も短い時間だけだった。
三分経つ頃には動かなくなっていた。
のっぺらぼうが手を離す。
どさっ。
月子は絶命して学級の床に倒れた。
金色のお団子頭をした少女、金野つばきは、心が読めるエスパーである。
だから、その少年──紫園太陽がつばきを拾った時、月子のことを好いていると、すぐにわかった。
新宿にある高校の文化祭の日。
体育館が会場のライブでの事だった。
アンプから響く爆音の演奏。
響く月子の歌声。
この日の為、中島美嘉のあの曲を小平にある自宅で必死に練習してきた月子の歌声は、まるで本物のロックシンガーだった。
体育館の最前列には、ファンクラブの女子達が陣取っていて、一般客は近づけない。
でも、体育館の舞台脇、いちばん月子が格好よく見える所に、月子の親友たちはそっと置かれた。
赤毛のぼたん。
オーロラの瞳のアキ。
ハートの目の愛らしいサクラ。
金髪の異国の少女──つばき。
「おつかれー、月子ちゃん! かっこよかったよ!」
舞台脇で音響を担当していた女子生徒が、声をかける。
「……ありがとう」
クールな月子は、そう言うと、こっそり置いた姉妹達を新宿のマルイの袋に詰めた。
……はずだったが、出待ちの女子生徒達に揉みくちゃにされているうちに、末っ子が落ちた。
月子ちゃん!
叫んだけれど、人形の声は届かない。
むぎゅ。
何人かに踏まれて、上履きの跡がついた。
さっ。
細い手が、つばきを拾った。
こっそり後ろを見る。
黒い短髪に、この高校の学ラン。
細身で背は月子より高い。
握る手はなぜか人形みたいに冷たい。
イケメンさんだ。
つばきは思った。
心を読んでみる。
──すごい。やっぱりかっこいいや……練習、頑張ってたもんなあ……綺麗なひとだなあ……
この子、月子ちゃんに惚れてる……
つばきは、その少年に興味を持った。
「……なに?」
月子が振り返った。
取り巻きのファンクラブの女子達も振り返る。
でも、その男の子は、物怖じしなかった。
「ほら、このお人形。君のかと……」
ばっ。
月子はつばきを勢いよく取った。
「……ありがと」
短くそう言うと、後ろを向いた。
待っていましたとばかりにファンクラブの子達がまた、話しかけ始める。
「あの」
それでも、男の子は諦めなかった。
ファンクラブの子達はまた、ウザったそうに少年をじろりと睨む。
「僕、一年D組の、紫園。紫園太陽。……君、なんていうの?」
「ちょっとっ! この人は午後の部の練習があって忙しいの。後にして──」
「灰島」
月子は後ろを向いたまま、ファンクラブの子達の声を上書きした。
「灰島月子」
「あのさ、うちのクラス、屋台やってて……その……来てくれると」
紫園くんが言い終わる前に、月子は歩き出した。
つばきは袋から顔を出して、伸ばしていた紫園くんの手を、見えなくなるまで見ていた。
──五年後。
「おはようございます」
月子先生が教室に入ってきた。
四周目が始まったのだ。
机は四つ並んでいるけれど、座っているのは、つばきだけ。
そう。サクラお姉ちゃんも、逝ったの。
「出席取ります。赤城さん」
「……」
「蒼井さん」
「……」
「桃原さん」
「……」
「金野さん」
「……はい」
ぱたん。
月子先生は名簿を閉じた。
目をつぶって、ふう、と息を吐いた。
……疲れている。
つばきに心が伝わった。
まあ、そうか。
三十回近く、殺されてるんだもの。
身体は無事だけど、心が、疲弊しつくしている。
つばきはエスパーだ。
心を読むだけではなく、状態も診察できる。
疲弊度……八十九。
……たいへん。立ってるだけでもやっとな数値だ。
でも。
お姉ちゃん達が目指した、人形学級。
世界で一番優しくて世界で一番平和な、人形学級。
その先生には、どんな困難にも負けない強い覚悟と意思が必要だ。
月子先生は、教育実習生。
これから、その先生になる。
つばきも、試練を与えないといけない。
課題は簡単。
どんなに死んでも、また教壇に立ってもらう。
授業を最後まで続けて貰う。
それだけだ。
お姉ちゃん達みたいに、難しい課題じゃない。
……大丈夫だよ、月子ちゃん。
あなたなら、達成、出来るはず。
わたしには見えるよ。
月子ちゃんが頑張ってきた姿が。
──六年前。一月四日。
こんこん。
深夜二時。
開いている問題集は数学。
三平方の定理が、この時期になっても正答率が上がらない。
証明が上手くできない。
模試は、いつもここで引っかかっている。
希望の新宿の都立高校は、偏差値的に余裕が無い。
でも、どうしてもそこに通いたい。
大学進学において教育学部への進学率が高いからだ。
それに──この小平という土地から、離れたかった。
だから十二月三十日から元旦までの塾が休みの日は、朝から晩まで参考書を開いて、一昨日から始まった冬期講習の特訓コースで朝九時から夜の十時まで缶詰になった。
そして帰宅して、また問題集を開く。
がむしゃらに、頑張った。
「あんまり根詰めると、続かないよ」
お母さんがミルクティーを入れて持ってきてくれた。
「……ありがと」
お母さんの入れてくれるミルクティーは美味しい。
でも、お母さんは、あんまりお話を聞いてくれる人じゃない。
だから、自分のことは、自分で解決しなければならない。
そうやって、十五歳まで生きてきた。
そうやって、生きてきた。
六年経った。
今、人形学級の教壇に立っている。
そう、自分で、試練を果たさなくてはならない。
一時間目は、算数だ。
いつの間にか、机が六列、三十人、学級にいる。
つばき以外は、皆のっぺらぼう。
「はい、じゃあ、教科書三十二ページ開いてください」
月子先生が言う。
心を読む。
どうやら月子には、あの九月一日のクラスメイトが並んでいるように見えるようだ。
「田中くん、一問目、答えはなんですか?」
月子先生に向かって左から二列目、前から三番目の人形に、問いかける。
「……」
「田中くん?」
「おしっこ!」
「田中くん」は、唐突に席を立ち、月子が何か言う前に廊下に走り出した。
「おい田中、トイレくらい行っとけよー!」
「あはは、田中くんうけるー!」
「あははは」
クラスがどよめく。
「はいはい、静かに、静かに!」
月子は声を大きくする。
が、ちっともおさまらない。
そのうち、誰かが消しゴムを投げて、前の生徒に当たった。
「おい、誰だよ!」
喧嘩が始まった。
「みんな、静かに! 授業中ですよ、お口にチャックでーす!」
でも、もうどうにもならない。
小平の小学校では、いつもこうだった。
黒木先生が、どんなに叫んでも、どんなに呼びかけても、子供たちは騒いではしゃいで。
学級崩壊。
その言葉がぴったりだった。
はあ。
月子は教卓に顔を突っ伏した。
「……諦める?」
つばきは席を立って、月子を覗き込んだ。
「……みんな、お口にチャックだよ……」
つばきは心を読む。
……あーあ。折れちゃってる。
しかたない、か。
がし。
月子が気がつくと、のっぺらぼう達に囲まれている。
え。
自分が腕を後ろ手に羽交い締めにされている。
「い、いた、いたい!」
びりっ。
つばきはガムテープを伸ばした。
「諦める?」
そして月子に近づいて。
「……まだ、諦めないよね?」
口に貼った。
びりっ。
もう一枚剥がした。
「月子先生は……人形学級の先生だもんね……?」
鼻に貼った。
「んー! んー!」
息ができない月子先生は、顔を振って苦しんだ。
「……待ってる。もう一度、ね」
その抵抗も短い時間だけだった。
三分経つ頃には動かなくなっていた。
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