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第三章
初デート
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その後スカイは血を吸われ過ぎて動けないブラウンを担いで上がりアンバーに看病を任せて魔石だけ回収しに戻った
数刻すると意識がはっきりしたブラウンはスカイに感謝して二十倍もの報酬をくれたのだ
「スカイ、すごい強いんだね!ブラウンさんもびっくりしてたよ!」
アンバーは大はしゃぎでスカイを絶賛する
「……いや、夢中で剣を振ったらそこに魔獣が居ただけだよ」
「ふふふ、スカイに守っても~らおっ!」
「アンバー……あまり期待されると……」
「スカイにはね~……わたしの騎士様になってもらおうかな!」
「――騎士!……なれるかな~?」
「なれるよ!スカイなら!」
アンバーは立ち止まって振り返ると自信満々の笑顔でそう言った
夕日を背中に浴びた彼女の姿はスカイにとって女神のようで、何も無い自分には「道しるべ」のようにも思えた
帝都へ行く約束の日、アンバーとスカイはあえて待ち合わせをした
これはアンバーからの要望でデートらしくするためらしい
待ち合わせ場所は帝都の街の入り口、先に到着したスカイはいつも通りの格好で来ていた
「スカイ~!お待たせ~!」
アンバーはいつもより少しおめかしした格好をしておりいつものポニーテールはツインテールになっていた
可愛いらしく小走りで駆け寄るアンバー
「ごめんね~!準備に時間かかっちゃって!」
「――!……ぜっ……全然待ってないよ……」
スカイはアンバーから目を逸らし俯く
「スカイ!どう?」
アンバーはその場でくるくると回りバレリーナのように挨拶をする
「……う……うん……いいと思う」
「ぶ~!何それ~可愛いとか綺麗とかないの~?」
「……アンバーが……眩しくて……」
「――!ちょっ、ちょっとスカイ!眩しいなんて……そんな……スカイの女ったらし!」
アンバーは顔を赤らめ照れ隠しでそう言う
「――えぇぇ?」
帝都に入るとアンバーは積極的にスカイと腕を組む、スカイは照れながらも受け入れる
アンバーとスカイはキョロキョロと目移りするように帝都を見て回り、目的地も特にない
「アンバー!御礼もかねてプレゼントしたいんだけど!」
「……御礼~?普通にプレゼントがいい!」
「――もちろん!じゃあ行こう」
二人が訪れたのはアクセサリーのお店、女性客も多くスカイにとっては居心地が悪い
「キレイ……」
アンバーは指輪に見惚れているようだ
「それにする?」
スカイは尋ねる
「――えっ?ダメだよ……これすごく高いし」
「いいよ!このあいだブラウンさんにいっぱい貰ったから買えるよ!」
「……う~ん……イイや!」
「え~?じゃあはめてみるだけしてみたら?」
スカイは指輪を買ってあげたいので強く勧める
「……じゃあ……はめるだけね」
アンバーは恥ずかしそうに店員に出してもらう
「……ピッタリ!」
指輪のサイズはアンバーにピッタリはまった
「よし!これにしよう!」
スカイはどうしても買ってあげたくて即座に購入しようとする
結局、指輪を買うことはしなかった
アンバーはそれよりも欲しいものがあると言って、あるお店にスカイを連れて行く
そこは治癒院が経営する「薬屋」で、アンバーはお父さんの病気に効く薬が欲しいから指輪の代わりに買ってほしいと言うのだ
薬は高級で貧民街の者にはなかなか手が届かない
アンバーの一番望むものを買ってあげたいスカイは「もちろん」と言って薬を買うことにした
アンバーの喜んでいる顔を見てこの笑顔を守りたい、そばで見ていたいと強く思うスカイだった
数刻すると意識がはっきりしたブラウンはスカイに感謝して二十倍もの報酬をくれたのだ
「スカイ、すごい強いんだね!ブラウンさんもびっくりしてたよ!」
アンバーは大はしゃぎでスカイを絶賛する
「……いや、夢中で剣を振ったらそこに魔獣が居ただけだよ」
「ふふふ、スカイに守っても~らおっ!」
「アンバー……あまり期待されると……」
「スカイにはね~……わたしの騎士様になってもらおうかな!」
「――騎士!……なれるかな~?」
「なれるよ!スカイなら!」
アンバーは立ち止まって振り返ると自信満々の笑顔でそう言った
夕日を背中に浴びた彼女の姿はスカイにとって女神のようで、何も無い自分には「道しるべ」のようにも思えた
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これはアンバーからの要望でデートらしくするためらしい
待ち合わせ場所は帝都の街の入り口、先に到着したスカイはいつも通りの格好で来ていた
「スカイ~!お待たせ~!」
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可愛いらしく小走りで駆け寄るアンバー
「ごめんね~!準備に時間かかっちゃって!」
「――!……ぜっ……全然待ってないよ……」
スカイはアンバーから目を逸らし俯く
「スカイ!どう?」
アンバーはその場でくるくると回りバレリーナのように挨拶をする
「……う……うん……いいと思う」
「ぶ~!何それ~可愛いとか綺麗とかないの~?」
「……アンバーが……眩しくて……」
「――!ちょっ、ちょっとスカイ!眩しいなんて……そんな……スカイの女ったらし!」
アンバーは顔を赤らめ照れ隠しでそう言う
「――えぇぇ?」
帝都に入るとアンバーは積極的にスカイと腕を組む、スカイは照れながらも受け入れる
アンバーとスカイはキョロキョロと目移りするように帝都を見て回り、目的地も特にない
「アンバー!御礼もかねてプレゼントしたいんだけど!」
「……御礼~?普通にプレゼントがいい!」
「――もちろん!じゃあ行こう」
二人が訪れたのはアクセサリーのお店、女性客も多くスカイにとっては居心地が悪い
「キレイ……」
アンバーは指輪に見惚れているようだ
「それにする?」
スカイは尋ねる
「――えっ?ダメだよ……これすごく高いし」
「いいよ!このあいだブラウンさんにいっぱい貰ったから買えるよ!」
「……う~ん……イイや!」
「え~?じゃあはめてみるだけしてみたら?」
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「……じゃあ……はめるだけね」
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「……ピッタリ!」
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そこは治癒院が経営する「薬屋」で、アンバーはお父さんの病気に効く薬が欲しいから指輪の代わりに買ってほしいと言うのだ
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