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第三章
作戦会議
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グリモア魔帝国は魔族だけの国で魔族の数は多くはない、しかし魔物や魔獣を従える「上位魔族」は一人で数万の兵に匹敵すると言われている
作戦会議で調査された結果、「シニヨン鉱山」が目的の地だ、その地を治める魔族が「最上位魔族」の中でも武力に特化した魔族、「鬼族」である
しかも鬼族は獣人族や人族を「攫っていく」のだ
なぜ攫うのかは分かっていない、ただ攫われた者は二度と帰ってくることはないと言われている
それも踏まえて今回の作戦は「シニヨン鉱山の占領」と「鬼族による人的被害調査及び解決」に決まった
明日朝からの出発に備え、なぜか集まるいつもの面子はスカイの家にいる
「なんでいつも来るんだ?……別にいいけど」
「ハァ?別に会いたくて来てるわけじゃないわよ!バカじゃない!」
「まぁな~、テメ~は帰っていいぞ美々!」
「あっそう!じゃあサトエリも帰るわよ!」
「――えっ!今来たのに……帰るの?……」
「バッバカ!サトエリは別に……いてもいいぞ……」
「ハァ?なんであーしだけ帰らせるのよ!意味分かんない!嫌ならアンタが帰りなさいよ!グリム!」
「オレは!……スカイとマブダチ……だからよ~……」
「アンタ!いつの間にそんな事になってんの!キモ!」
「あぁ?キモいだと~!やんのか~!」
「やるわよ!押しつぶしてあげるわ!」
「串刺しにしてやんぜ!」
「あの~ここオレの家なんだけど~!」
「「あぁ?」」
「美々、グリムくん……仲良くして欲しい……わたしあと十日しかないから……う……うっ……」
相変わらずケンカをする美々とグリムを見てエリは泣きだしてしまった
「あ~あ、二人がエリを泣かした!オレのこと散々言ってたくせに!」
すかさずスカイは先日の仕返しをする
「……エリ……ごめんね、これはケンカじゃないの!」
「そっそうそう!あいさつしてんだよ!」
「……いや違うだろ」
「「スカイは余計なこと言うな!」」
「……う……う……明日から三人ともいなくなちゃうし……長い遠征だし?……うっ……う……わたし寂しい……」
「「「……」」」
今回の遠征は長くなる、一週間の予定だが下手したらエリは戻ってしまうかもしれない
そんなエリの気持ちを考えずケンカしていた二人はなんて声をかけたらいいのか分からなかった
そんな中スカイは泣いてるエリの頭に手を乗せて一言だけ、エリが一番欲しい言葉をくれる
「一緒に来るか?……エリのチカラを貸してくれ!」
「「――!」」
「――えっ?……一緒に?……いいの?」
「ああ!エリのチカラが必要なんだ!」
スカイは迷いなくそう言う
「なっ!アンタ!……いえ……そうね……サトエリのチカラ貸してよ!」
美々はスカイの思いを汲んだ、エリが寂しがってるから連れて行くんじゃない、エリのチカラが必要だから連れて行きたいんだと
「だな!みんなで行くかぁ!……まあサトエリはこっそりになるよなぁ~?客人だし……」
「……いや……堂々と連れて行く!オレが「エドル」に言うから!おそらく問題ない」
「何て言うつもりなのよ?」
「……エリの「傀儡」には特殊な「チカラ」が芽生えた、今後の「ラビストリップ」にも関わる重要なことだから身近に置いて調査する、追って報告する……そんなところかな」
「「「……」」」
「アンタ……よくそんな事思いつくわね!……だけどその後のエリは危険じゃないの?」
「そうだスカイ!大丈夫なのか?」
「……エリのことはオレが絶対守る!」
スカイはしっかりとエリの目を見て安心させる
「――!宗谷くん……」
エリは騎士を見るような目でスカイを見る
「アッアンタ!……な……なんかカッコいいじゃん!」
なぜか美々も照れる
「オッオレもサトエリ守るぞ!」
グリムも慌てて名乗りをあげる
作戦会議で調査された結果、「シニヨン鉱山」が目的の地だ、その地を治める魔族が「最上位魔族」の中でも武力に特化した魔族、「鬼族」である
しかも鬼族は獣人族や人族を「攫っていく」のだ
なぜ攫うのかは分かっていない、ただ攫われた者は二度と帰ってくることはないと言われている
それも踏まえて今回の作戦は「シニヨン鉱山の占領」と「鬼族による人的被害調査及び解決」に決まった
明日朝からの出発に備え、なぜか集まるいつもの面子はスカイの家にいる
「なんでいつも来るんだ?……別にいいけど」
「ハァ?別に会いたくて来てるわけじゃないわよ!バカじゃない!」
「まぁな~、テメ~は帰っていいぞ美々!」
「あっそう!じゃあサトエリも帰るわよ!」
「――えっ!今来たのに……帰るの?……」
「バッバカ!サトエリは別に……いてもいいぞ……」
「ハァ?なんであーしだけ帰らせるのよ!意味分かんない!嫌ならアンタが帰りなさいよ!グリム!」
「オレは!……スカイとマブダチ……だからよ~……」
「アンタ!いつの間にそんな事になってんの!キモ!」
「あぁ?キモいだと~!やんのか~!」
「やるわよ!押しつぶしてあげるわ!」
「串刺しにしてやんぜ!」
「あの~ここオレの家なんだけど~!」
「「あぁ?」」
「美々、グリムくん……仲良くして欲しい……わたしあと十日しかないから……う……うっ……」
相変わらずケンカをする美々とグリムを見てエリは泣きだしてしまった
「あ~あ、二人がエリを泣かした!オレのこと散々言ってたくせに!」
すかさずスカイは先日の仕返しをする
「……エリ……ごめんね、これはケンカじゃないの!」
「そっそうそう!あいさつしてんだよ!」
「……いや違うだろ」
「「スカイは余計なこと言うな!」」
「……う……う……明日から三人ともいなくなちゃうし……長い遠征だし?……うっ……う……わたし寂しい……」
「「「……」」」
今回の遠征は長くなる、一週間の予定だが下手したらエリは戻ってしまうかもしれない
そんなエリの気持ちを考えずケンカしていた二人はなんて声をかけたらいいのか分からなかった
そんな中スカイは泣いてるエリの頭に手を乗せて一言だけ、エリが一番欲しい言葉をくれる
「一緒に来るか?……エリのチカラを貸してくれ!」
「「――!」」
「――えっ?……一緒に?……いいの?」
「ああ!エリのチカラが必要なんだ!」
スカイは迷いなくそう言う
「なっ!アンタ!……いえ……そうね……サトエリのチカラ貸してよ!」
美々はスカイの思いを汲んだ、エリが寂しがってるから連れて行くんじゃない、エリのチカラが必要だから連れて行きたいんだと
「だな!みんなで行くかぁ!……まあサトエリはこっそりになるよなぁ~?客人だし……」
「……いや……堂々と連れて行く!オレが「エドル」に言うから!おそらく問題ない」
「何て言うつもりなのよ?」
「……エリの「傀儡」には特殊な「チカラ」が芽生えた、今後の「ラビストリップ」にも関わる重要なことだから身近に置いて調査する、追って報告する……そんなところかな」
「「「……」」」
「アンタ……よくそんな事思いつくわね!……だけどその後のエリは危険じゃないの?」
「そうだスカイ!大丈夫なのか?」
「……エリのことはオレが絶対守る!」
スカイはしっかりとエリの目を見て安心させる
「――!宗谷くん……」
エリは騎士を見るような目でスカイを見る
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なぜか美々も照れる
「オッオレもサトエリ守るぞ!」
グリムも慌てて名乗りをあげる
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